JPH0532413Y2 - - Google Patents

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JPH0532413Y2
JPH0532413Y2 JP5179188U JP5179188U JPH0532413Y2 JP H0532413 Y2 JPH0532413 Y2 JP H0532413Y2 JP 5179188 U JP5179188 U JP 5179188U JP 5179188 U JP5179188 U JP 5179188U JP H0532413 Y2 JPH0532413 Y2 JP H0532413Y2
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sterile
glove
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gloves
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、無菌ボツクスや無菌充填機等の無菌装
置におけるオペレーシヨングローブの無菌装着装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来の無菌雰囲気内において作業を行なう方法
として無菌ボツクスが知られている。
特開昭62−193781号公報のものはその一例で、
外部から内部の機器を操作するためにゴム手袋等
のような操作用手袋(以下オペレーシヨングロー
ブという)が取付けられ、内部の無菌化が保たれ
つつ操作ができるようになつている。
以上のような無菌ボツクスは、試験研究に幅広
く利用されている。
無菌ボツクスという考え方は、このような小規
模のものから機械装置全体の無菌化による無菌充
填機等にも応用され、外部からオペレーシヨング
ローブによる操作が無菌室内において行われてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 以上のような従来のものでは、オペレーシヨン
グローブを使用しない時は、無菌室内において放
置されるか、または逆さにして室外側へ出してお
く方法がとられている。 したがつて、無菌室内
の操作には有用であるが、オペレーシヨングロー
ブを使用しない時には邪魔物になる。
また、無菌室の無菌のために、クリーンエアー
や不活性ガスで気体置換をする場合は問題ない
が、無菌充填機のように無菌化のために無菌室内
が殺菌剤気体で満たされる場合は、オペレーシヨ
ングローブの変質や損傷が問題となる。
更に又、室内で機器が稼働している場合は、何
らかの原因によりオペレーシヨングローブが機器
に巻き込まれる恐れもある。
そして、オペレーシヨングローブが手形状であ
るため、指状部の凹凸部のすみずみまで無菌状態
を維持するには、指同志が粘着しないように工夫
する等の必要がある。
特に、無菌充填機の場合、充填時以外には無菌
状態を保つことはなく、室内が汚染される。
このため、機器始動時に改めて殺菌剤や殺菌気
体によつて無菌状態を作るのであるが、このとき
オペレーシヨングローブが室内にあると、オペレ
ーシヨングローブの付着による殺菌されない壁面
が生じることのないように配慮するとともに、オ
ペレーシヨングローブ自体もすみずみまで殺菌さ
れるように配慮する必要がる。
したがつて、本案は以上のような問題点を解消
し、オペレーシヨングローブを使用しない時は無
菌室外であつて、無菌的に配置できるオペレーシ
ヨングローブ無菌装着装置をうることを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 以上のような目的を達成するために、本案で
は、次のようなオペレーシヨングローブ無菌装着
装置を用いるものである。
すなわち、外套の一方端を取替自在で突き破る
ことが可能な薄膜で封止し、他方端には、オペレ
ーシヨングローブの挿入口を着脱自在に取付けた
ことを特徴とするオペレーシヨングローブ無菌装
着装置である。
そして、前記薄膜としては、金属箔が用いら
れ、また、前記装置は無菌ボツクス又は無菌装置
の外装面に着脱自在に取付られるものである。
(作用) 外套の一方端を薄膜で封止し、他方に、オペレ
ーシヨングローブを取付けた1つのユニツトは無
菌室内で無菌的に組み立てられたときは、そのま
ま無菌ボツクスまたは無菌装置の外装面に取付け
られ無菌室内の無菌化を行なつてから必要時に薄
膜を破つてグローブで作業する。
ユニツトがまた無菌室外で無菌的に組立てられ
ない時は、外套胴に滅菌剤送入口を設け、グロー
ブユニツト内を滅菌しても良い。
この時、通気孔には、除菌フイルターを取り付
けておくと、殺菌後、汚染されることが防止され
る。
そして、グローブユニツトは、無菌ボツクス又
は無菌装置の外装面における挿入口に装着してお
いて、前記無菌ボツクスや無菌装置内の無菌化を
行えば良い。
また、グローブユニツトを、無菌ボツクスまた
は無菌装置の無菌化後に装着する場合、予め無菌
ボツクス又は無菌装置の外装面における挿入口を
薄膜で封止しておき、薄膜の外面とグローブユニ
ツトの薄膜の外面とを滅菌したのち、グローブユ
ニツトを取付ければ良い。
この場合は、二枚の薄膜をやぶつて無菌室内を
操作することになる。
更に又、二枚の薄膜を使用するときは無菌室側
の薄膜はそのままとしてグローブユニツトを取り
外すことができる。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
外套が円筒形のものについて以下説明するが円
筒形以外の筒状のものでよい。
従来のグローブボツクスは、第4図に示すよう
なもので、ボツクス本体1の蓋2から資料を入
れ、ガス入口3から不活性ガスを導入し、オペレ
ーシヨングローブ4で例えば顕微鏡5を操作し
て、作業をするものである。
また、無菌充填機は、第3図に示す如く、容器
が供給装置6から無菌室12内に供給され、殺菌
剤気体あるいはミスト入口7からの殺菌剤で容器
は殺菌されながらコンベアで運ばれ、乾燥空気、
供給装置8からの乾燥空気で乾燥されて、充填装
置9で内溶液が充填され、次の蓋供給部10から
蓋が容器に供給され、シール部11でシールされ
て、外部に排出されるようになつている。
本案は、以上のようなグローブボツクスの外装
面に形成された挿入口13や無菌充填機における
無菌室12の外装面に形成された挿入口14,1
4に、本案のグローブユニツトを取付けることが
できるようにしたものである。
外套の一方を薄膜で封止し、他方にオペレーシ
ヨングローブを取付けた1つのユニツトが、その
まま無菌ボツクスまたは無菌装置の外装面に取付
けられるもので、第1図はこれを示す。
図中、13,14はグローブボツクスまたは無
菌充填機の外装面に設けられた挿入口で、その挿
入口に形成された接手鍔15に円筒16の接手鍔
15をクランプする。
グローブユニツトは円筒16の無菌室側に10〜
30μmのアルミ箔の金属箔18が取付けられてお
り、他方にオペレーシヨングローブ19の挿入口
が取付けられている。
図示の薄膜18は、鍔15,17間にパツキン
を挟んで接手20でクランプされており、オペレ
ーシヨングローブ19は、円筒16の接手鍔21
と外側円筒24の接手鍔22との間にパツキンを
介在させて接手23でクランプしている。
使用時には、グローブに手を差し込み薄膜18
を破つて無菌室内の作業をする。
また、グローブユニツトが取付し可能とされる
ときは、予め無菌ボツクスまたは無菌装置の外装
面の挿入口13,14を、第2図の如く薄膜25
で封止しておく。
封止するには、接手鍔27と内側円筒26の接
手鍔28とでパツキンを挟んで接手29でクラン
プしておく。
この他に、薄膜をフランジ面と接着剤によつて
接着させておいても良い。
そして、第1図に示すようなグローブユニツト
を取付けるが、取付けるに当たつては、薄膜25
の外面とユニツトの薄膜18の外面とを滅菌した
のち、グローブユニツトを取付ける。
この場合も、内側円筒26の接手鍔30と中円
筒16の接手鍔17との間に薄膜18を挟んで接
手20でクランプする。
そして、2枚の薄膜18,25を破つて無菌室
内を操作する。
しかして、無菌室内の無菌状態が保たれている
場合であつて、薄膜25が破られていなければ、
グローブユニツトを取付けず、他のグローブユニ
ツトと取り替えて取付けることができる。
なお、ユニツトを無菌的に組立てられない時
は、除菌フイルター31をもつ通気孔32から滅
菌剤をグローブユニツト内に送入してグローブ1
9を滅菌する。
また、予めグローブユニツトの円筒内が滅菌さ
れている場合は、通気孔32は省略しても良い。
以上のようなグローブユニツトを用いれば、無
菌室内を微生物的に汚染することなく作業をする
ことができる。
(考案の効果) 本案のものによれば、オペレーシヨングローブ
を別に無菌化できるため、無菌室内における殺菌
剤気体等により変質、劣化、損傷等を防止でき
る。
また、無菌室内に柔軟性の突起物がなくなり、
オペレーシヨングローブの挿入口も薄膜で隔離さ
れているので無菌状態をうるのに簡単である。
更に又、オペレーシヨングローブを必要としな
いときは、無菌室外にあるので、室内機器の作動
に影響を与えることはない。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本案装置を示す断面図、第3図は
無菌充填機の正面図、第4図は無菌ボツクスの説
明図。 13,14……挿入口、18……薄膜、19…
…オペレーシヨングローブ、25……薄膜、31
……除菌フイルター、32……通気孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外套の一方端を、取替自在で突き破ることが
    可能な薄膜で封止し、他方端には、オペレーシ
    ヨングローブの挿入口を着脱自在に取付けたこ
    とを特徴とするオペレーシヨングローブ無菌装
    着装置。 (2) 前記薄膜が金属箔である請求項(1)記載のオペ
    レーシヨングローブ無菌装着装置。 (3) 無菌ボツクス又は無菌装置の外装面に設けた
    挿入口に、オペレーシヨングローブを着脱自在
    に取付可能となる請求項(1)、(2)の何れかに記載
    のオペレーシヨングローブ無菌装着装置。
JP5179188U 1988-04-18 1988-04-18 Expired - Lifetime JPH0532413Y2 (ja)

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JPH01154109U JPH01154109U (ja) 1989-10-24
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