JPH05322986A - 電子装置の検査方法 - Google Patents

電子装置の検査方法

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JPH05322986A
JPH05322986A JP4170053A JP17005392A JPH05322986A JP H05322986 A JPH05322986 A JP H05322986A JP 4170053 A JP4170053 A JP 4170053A JP 17005392 A JP17005392 A JP 17005392A JP H05322986 A JPH05322986 A JP H05322986A
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JP
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data
integrated circuit
input
microcomputer
test
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JP4170053A
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Katsumi Matsuno
克巳 松野
Koji Okumoto
浩司 奥本
Toru Shiono
徹 塩野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バウンダリスキャン方式を用いて電子装置を
構成する集積回路を検査する際に、テストデータの書込
みに使用するマイコンのRAMを節約する。 【構成】 マイコンCOMは外部バスインタフェース3
を介して検査装置5から入力されたテストデータをRA
Mのデータエリアに格納する。そして、集積回路IC1
に対してデータエリアに格納したテストデータを送信
し、集積回路IC2からテストデータの送信に対応して
出力されたデータを受信してデータエリアに格納する。
検査装置5はデータエリアに格納したデータの中あらか
じめ定められたデータを検査する。検査装置5がマイコ
ンCOMに対して、集積回路IC2から受信したデータ
中のあらかじめ定められたデータ以外のデータをデータ
エリアに格納しないコマンドを送出することにより、R
AMを節約することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子装置を構成する複
数の集積回路の入出力端子の接続状態を検査する技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路には図14に示すように
データのパラレル入力端子PI及びパラレル出力端子P
Oが設けられており、さらにマイクロコンピュータ又は
他のICとの間でシリアル通信を行うためのシリアルイ
ンタフェースSIFが設けられている。このシリアルイ
ンタフェースSIFにおいては、データのシリアル入力
端子SI、データのシリアル出力端子SO、通信用のク
ロック端子SCK、及び通信相手の選択用としてのチッ
プセレクト端子CSが設けられている。なお、実際の集
積回路では、パラレル入力端子PI及びパラレル出力端
子POはこのように規則的に配列されているとは限らな
いし、集積回路によっては入出力を兼用する端子も存在
する。また、パラレル入力端子PIを有しない集積回路
もある。しかし、説明を簡単にするためこのように記載
した。
【0003】このような構成の集積回路を複数接続する
場合、図15に示すように第1の集積回路ICAのパラ
レル出力端子POを第2の集積回路ICBのパラレル入
力端子PIに接続すると共に、シリアルインタフェース
SIFのシリアル入力端子SI、シリアル出力端子SO
及びクロック端子SCKを各集積回路ICA及びICB
に対して共通に接続する。また、各集積回路ICA及び
ICBのチップセレクト端子CSは制御用のマイクロコ
ンピュータ(以下、マイコンという)COMからそれぞ
れ別々に接続され、通信する相手をチップセレクト端子
CSで選択することにより、時分割通信を行うように構
成されている。
【0004】ところで、この種の集積回路を接続してデ
ータの送受信を行う場合、各集積回路のパラレル入力端
子PI、パラレル出力端子POがそれぞれ確実に接続さ
れているか否かを検査する必要がある。特に、限られた
面積の基板上に多数の集積回路を高密度で配置する場
合、配線処理が複雑になることにより、配線の接続状態
を確実に検査することが一段と困難化するという問題点
があった。
【0005】この問題点を解決するための一つの方法と
して、いわゆるバウンダリスキャン(Boundary
−Scan:以下、B/Sという)と呼ばれる検査方法
が考えられている(IEEE Std 1149.1−
1990)。すなわち、図16に示すようにこの種の集
積回路IC11は、データのパラレル入力端子PI及び
パラレル出力端子POとシリアル通信を行うためのシリ
アルインタフェースSIFとを有する構成に加えてB/
S用のテストインタフェースTIFを備えている。
【0006】このテストインタフェースTIFは外部か
らテストデータをシリアルで入力するテストシリアル入
力端子TSIと、入力されたテストデータをシリアルで
出力するテストシリアル出力端子TSOと、テストデー
タ処理用のクロックを入力するテストクロック入力端子
TCKと、集積回路IC11をテストモードに設定する
指令を入力するためのテストモードセレクト端子TMS
とを有する。
【0007】この集積回路IC11の内部は図17に示
すように、パラレル入力端子PI及び所定のデータ処理
を実行するファンクションロジック(FLG)の間に、
パラレル入力端子PIの各入力端子PI1〜PI4に対
応してB/SセルBC1〜BC4が設けられている。ま
た、パラレル出力端子PO及び所定のデータ処理を実行
するファンクションロジック(FLG)の間に、パラレ
ル出力端子POの各出力端子PO5〜PO8に対応して
B/SセルBC5〜BC8が設けられている。なお、テ
ストクロック入力端子TCK及びテストモードセレクト
端子TMSは省略した。
【0008】図18はB/Sセルの構成の1例を示すブ
ロック図で、(a)は図17のB/SセルBC1〜BC
4に相当する入力セル、(b)は図17のB/SセルB
C5〜BC8に相当する出力セルである。図18(a)
において、入力端子PIi(図17ではiは1から4ま
での整数)から入力されたデータはファンクションロジ
ック(FLG)とマルチプレクサMUXの第1入力に送
出される。マルチプレクサMUXの第2入力には前段の
出力データ(このB/SセルがBC1に相当する場合は
テストシリアル入力端子TSIへの入力データ、BC2
〜BC4に相当する場合はそれぞれBC1〜BC3の出
力データ)が入力されている。そして、マルチプレクサ
MUXはテストモードに設定された時に入力端子PIi
からのデータを取り込んでDフリップフロップD−FF
に出力し、さらに「SHIFT DR」が入力された場
合には前段からのデータをDフリップフロップD−FF
に出力する。そして、この状態でDフリップフロップD
−FFにクロック信号CLOCK DRを送出すると、
DフリップフロップD−FFの出力が次段のB/Sセル
に転送される。
【0009】次に、図18(b)において、ファンクシ
ョンロジック(FLG)から入力されたデータはマルチ
プレクサMUXの第1入力に入力される。また、前段の
B/Sセルから入力されたデータはDフリップフロップ
D−FFを介してマルチプレクサMUXの第2入力に入
力される。マルチプレクサMUXはテストモードに設定
された時にDフリップフロップD−FFの出力を出力端
子POj(図17ではjは5から8までの整数)に送出
し、通常モードではファンクションロジック(FLG)
から入力されたデータを出力端子POjに送出する。D
フリップフロップD−FFの出力は次段(このB/Sセ
ルがBC8に相当する場合はテストシリアル出力端子T
SO、BC5〜BC7に相当する場合はB/SセルBC
6〜BC8)にも出力される。
【0010】なお、図示されていないが、図17の集積
回路IC11には「SHIFT DR」やクロック信号
CLOCK DRを発生して各B/Sセルに送出する回
路及び通常モード時にシリアルインタフェースSIFか
ら入力されたデータを処理してファンクションロジック
FLGのモード設定、パラメータ設定等を行う通常信号
処理回路が設けられている。
【0011】以上のように構成された集積回路IC11
はテストモード時に以下の各動作を行う。 (1)テストシリアル入力端子TSIから入力された4
ビットのシリアルデータをB/SセルBC1〜BC4に
一旦格納した後、クロック信号CLOCK DRに基づ
いてB/SセルBC5〜BC8に転送し、さらにテスト
シリアル出力端子TSOから出力する。 (2)入力端子PI1〜PI4をからパラレルに入力さ
れた4ビットのデータをB/SセルBC1〜BC4に一
旦格納した後、クロック信号CLOCK DRに基づい
てB/SセルBC5〜BC8に転送し、テストシリアル
出力端子TSOを介してシリアルデータとして出力す
る。 (3)テストシリアル入力端子TSIから入力された4
ビットのシリアルデータをB/SセルBC1〜BC4に
一旦格納した後、クロック信号CLOCK DRに基づ
いてB/SセルBC5〜BC8に転送し、さらにそれぞ
れ対応した出力端子PO5〜PO8からパラレルデータ
として出力する。
【0012】このように、テストインタフェースTIF
及びB/SセルBC1〜BC8を有する集積回路IC1
1と同様な構成の集積回路IC12〜IC14をそれぞ
れ図19に示すように接続し、第1の集積回路IC11
のテストシリアル入力端子TSIにテスト用の4ビット
のシリアルデータであるテストデータTDを入力する。
このテストデータTDは、図17に示されている集積回
路IC11のパラレル出力端子PO側に設けられたB/
SセルBC5〜BC8に格納され、さらにパラレル出力
端子POからそれぞれ続く第2の集積回路IC12の入
力端子PIに出力される。
【0013】第2の集積回路IC12のパラレル入力端
子PIに入力されたテストデータTDは、第2の集積回
路IC12のパラレル入力端子PIに対応して設けられ
たB/Sセル(図17のB/SセルBC1〜BC4と同
様)に格納され、さらに集積回路IC12のパラレル出
力端子POに対応したB/Sセル(図17のB/Sセル
BC5〜BC8と同様)に転送され、テストシリアル出
力端子TSOから出力される。以下、同様にして集積回
路IC13及びIC14においても、それぞれのテスト
シリアル入力端子TSI及びテストシリアル出力端子T
SOを介して入出力される。
【0014】このようにして集積回路IC11のパラレ
ル入力端子PI及び集積回路IC12のパラレル出力端
子PO間のパラレル信号線を介してテストデータTDが
出力されることにより、例えばテストデータTDとして
「1111」が入力された場合、集積回路IC11のパ
ラレル出力端子PO及び集積回路IC12のパラレル入
力端子PI間のパラレル信号線に断線又は接続不良等が
あれば、第2の集積回路IC12のテストシリアル出力
端子TSOから出力されるシリアルデータは、不良箇所
に対応したデータだけが「0」となり、例えば「101
1」等のようなデータとなって出力される。
【0015】したがって、この出力データに基づいて第
1の集積回路IC11及び第2の集積回路IC12の接
続状態を検査することができる。なお、実際の集積回路
では、例えば、IC11とIC13も接続されていた
り、IC12の出力がIC11に入力されている場合も
あるが、ここでは説明を簡単にするために、規則的に接
続されている場合を示した。
【0016】図20は従来の電子装置検査システムの構
成を示すブロック図である。ここで、図19及び図17
との対応部分に同一の符号を付してある。カメラ一体型
VTR等の電子装置20は1つの基板上に2つの集積回
路IC21及びIC22が設けられており、集積回路I
C21のパラレル出力端子PO及び集積回路IC22の
パラレル入力端子PIがそれぞれ接続され、2個の集積
回路IC21及びIC22間でデータを送受するように
構成されている。また、集積回路IC21及びIC22
のそれぞれのシリアルインタフェースSIFはセレクタ
23、内部通信バス24を介してマイコンCOMに接続
されており、マイコンCOMと集積回路IC21、IC
22間でシリアル通信を行うように構成されている。
【0017】以上のように構成された電子装置20にお
いて、セレクタ23には外部端子部25が接続されてお
り、そのセレクト端子SELが「H」レベルに制御され
たとき、セレクタ23は図13に破線で示すようにマイ
コンCOMから外部端子部25側に切り替わるように構
成されている。また、外部端子部25には第1の双方向
通信バス26を介して検査装置27が接続されており、
検査装置27が外部端子部25に対して各種制御データ
の送信を行い、かつ、外部端子部25を介して電子装置
20の内部通信バス24に対して直接テストデータの送
受信を行うように構成されている。
【0018】さらに、マイコンCOMには外部バスイン
タフェース28が接続されており、外部バスインタフェ
ース28には外部通信バス(第2の双方向通信バス)2
9を介して検査装置27が接続されている。外部通信バ
ス29は、従来、電子装置20のリモコン制御、集積回
路IC21及びIC22のモード設定、パラメータ設定
等に用いるデータの送受信に用いられていたもので、こ
こでは検査装置27がマイコンCOMにテストを行うこ
とを知らせるために用いている。この外部バスインタフ
ェース28及び外部通信バス29としては、例えば、本
出願人の提案したLANC(Local Applic
ation Control BusSystem:登
録商標)と呼ばれるものがある。LANCの詳細につい
ては、例えば、特開昭61−147687号公報に記載
されているので、ここでは説明しない。
【0019】図20において、検査装置27により外部
端子部25のセレクト端子SELが「H」レベルに制御
されたとき、セレクタ23は破線で示すようにマイコン
COMから外部端子部25側に切り替わる。この状態に
おいては、外部端子部25のテストシリアル出力端子T
SO、テストシリアル入力端子TSI及びテストクロッ
ク端子TCKが集積回路IC21及びIC22のそれぞ
れのシリアルインタフェースSIFのシリアル入力端子
SI、シリアル出力端子SO及びクロック入力端子SC
Kに接続される。
【0020】また、この時、外部端子部25のチップセ
レクト端子CSAは集積回路IC21のチップセレクト
端子CSに接続され、さらに外部端子部25のチップセ
レクト端子CSBは集積回路IC22のチップセレクト
端子CSに接続される。これら2つのチップセレクト端
子CSA及びCSBを用いて集積回路IC21及びIC
22を別々に動作させることにより、シリアルインタフ
ェースに接続される内部通信バス24において、集積回
路IC21及びIC22のそれぞれのシリアル出力端子
SOからのデータが同時に出力されないように構成され
ている。
【0021】ここで、外部端子部25のテストモードセ
レクト端子TMSは集積回路IC21及びIC22のテ
ストモードセレクト端子TMSに接続されており、テス
トモードセレクト端子TMSの論理レベルに応じて集積
回路IC21及びIC22をテストモードに設定するよ
うに構成されている。このテストモードにおいては、集
積回路IC21のシリアル入力端子SIに入力されたテ
ストデータはB/SセルBBC1〜BC4(図示せず)
からB/SセルBC5〜BC8に転送されパラレル出力
端子POから集積回路IC22のパラレル入力端子PI
に送出される。そして、集積回路IC22のパラレル入
力端子PIに入力されたテストデータはB/SセルBC
1〜BC4からB/SセルBC5〜BC8に(図示せ
ず)に転送され、シリアル出力端子SOから出力するよ
うに構成されている。
【0022】この検査システムでは、集積回路IC21
及びIC22にテストインタフェースTIFを設けず、
シリアルインタフェースSIFからテストデータを入力
する。そのため、通常モード時にシリアルインタフェー
スSIFから入力されたデータを通常信号処理回路に送
出し、テストモード時にシリアルインタフェースSIF
から入力されたデータをB/Sセルに送出するためのス
イッチング回路が必要であるが、テストインタフェース
TIFが省略されているので、集積回路の構成が簡略化
されている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電子装置検査システムでは、外部の検査装置が検査
の対象である電子装置の内部通信バスに対して第1の双
方向通信バスにより直接テストデータの送受信を行うの
で、専用の外部端子部が必要であり、かつ、内部通信バ
スのプロトコルでデータの送受信を行わなければならな
い。また、電子装置が複数ある場合は、内部通信バスの
切替装置が必要となる。
【0024】さらに、外部の検査装置は外部通信バスに
よりマイコンに対してテストを行うことを通知し、マイ
コンが検査中に誤動作しないようにする必要があるの
で、外部通信バスのプロトコルでの送受信も行わなけれ
ばならない。本発明は、前記問題点を解決して、専用の
外部端子部及び通信バスの切替装置が不要であり、か
つ、内部通信バスのプロトコルによるデータの送受信が
不要な電子装置の検査方法を提供することを目的とす
る。
【0025】また、本発明はテストデータの書込みに使
用するマイコンのRAMの節約が可能な電子装置の検査
方法を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、マイコンと、マイコンと内部通信バス
を介してデータの送受信を行う複数の集積回路と、マイ
コンの外部バスインタフェースとを備えた電子装置にお
ける複数の集積回路の入出力端子の接続状態をB/S方
式を用いて検査する方法において、マイコンが外部バス
インタフェースを介して検査装置から入力されたテスト
データをRAMのデータエリアに格納するステップと、
マイコンがあらかじめ定められた集積回路に対してデー
タエリアに格納したテストデータを送信するステップ
と、マイコンがあらかじめ定められた集積回路に接続さ
れた集積回路からテストデータの送信に対応して出力さ
れたデータを受信してデータエリアに格納するステップ
と、該集積回路から受信してデータエリアに格納したテ
ストデータ中のあらかじめ定められたデータを検査する
ステップとを有するように構成した。
【0027】また、本発明は、前記発明においてさらに
検査装置がマイコンに対して、集積回路から受信したデ
ータ中のあらかじめ定められたデータ以外のデータをデ
ータエリアに格納しないコマンドを送出するものであ
る。
【0028】
【作用】本発明によれば、以上のように電子装置の検査
方法を構成したので、テストデータは外部接続端子部か
らマイコンに入力され、RAMのデータエリアに格納さ
れる。データエリアに格納されたテストデータはあらか
じめ定められた集積回路(例えば、図1のICI)に送
信される。その集積回路に接続された集積回路(例え
ば、図1のIC2)からテストデータの送信に対応して
出力されたデータはデータエリアに格納され、その中の
あらかじめ定められたデータが検査される。これによ
り、データエリアから送信されたテストデータを受信し
た集積回路の出力端子とそれに接続された集積回路の入
力端子間の接続状態の検査が行われる。
【0029】また、本発明によれば、データエリアから
送信されたテストデータを受信した集積回路に接続され
た集積回路からテストデータの送信に対応して出力され
たデータ中のあらかじめ定められたデータ以外のデータ
(例えば、図7(b)の「****11」)はデータエ
リアに格納されないので、マイコンから送出されたテス
トデータが集積回路から出力されたあらかじめ定められ
たデータ以外のデータにより消去されなくなる。そのた
め、検査装置からマイコンに対してテストデータを送出
する回数が減少する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
電子装置検査システムの構成を示すブロック図である。
カメラ一体型VTR等の電子装置1は1つの基板上に複
数の集積回路が設けられており、ここではIC1及びI
C2のみ示してある。集積回路IC1のパラレル出力端
子POと集積回路IC2のパラレル入力端子PIが接続
され、集積回路IC2のパラレル出力端子PO及び集積
回路IC1のパラレル入力端子PIが接続されており、
これらのIC1、IC2間でデータを送受信するように
構成されている。また、集積回路IC2のパラレル出力
端子POの1つが集積回路IC2のパラレル入力端子P
Iの1つに接続され、ループを形成している。
【0031】さらに、集積回路IC1、IC2のそれぞ
れのシリアルインタフェースは内部通信バス2を介して
マイコンCOMに接続されており、マイコンCOMと集
積回路IC1、IC2間でシリアル通信を行うように構
成されている。また、マイコンCOMは外部バスインタ
フェース3及び外部通信バス4を介して検査装置5に接
続されている。外部バスインタフェース3及び双方向通
信バス4は従来例において説明したLANC等、電子装
置1のリモコン制御、集積回路IC1、IC2のモード
設定、パラメータ設定等に用いられているもので、ここ
では検査装置5がマイコンCOMにテストデータの送受
信、コマンドの送信等を行う。
【0032】図2は本発明の第1実施例において検査装
置がマイコンCOMに送出するデータの構成図であり、
B/Sデータを書込む集積回路を指定するIC指定コマ
ンド、集積回路のB/Sセルに書込むB/Sデータのデ
ータ長、B/Sデータ、及びB/Sデータモード設定コ
マンドから構成されている。図3は本発明の実施例にお
けるマイコンのRAMの構成図であり、図2に示したB
/Sモード設定コマンド、B/Sデータ長、IC指定コ
マンドを格納するコマンドエリアCAと検査装置から入
力され、集積回路へ出力するB/Sデータ及び集積回路
から入力されたB/Sデータを格納する入出力データエ
リアDAを有する。
【0033】図4及び図5は本発明の第1実施例におけ
る検査手順のフロー図、図6〜図12は図4及び各ステ
ップにおける集積回路及びデータエリアの状態を示す説
明図である。以下、図1〜図12を参照しながら、集積
回路IC1のパラレル出力端子POと集積回路IC2の
パラレル入力端子PIの接続状態、集積回路IC2のパ
ラレル出力端子POと集積回路IC1のパラレル入力端
子PIの接続状態を順次検査する場合の手順について説
明する。
【0034】まず、検査装置5は外部通信バス4及び外
部バスインタフェース3を介してマイコンCOMをB/
Sモードにする。マイコンCOMはB/Sモードになる
と、通常動作を停止する。また、テストモードセレクト
端子TMSを「H」にして集積回路IC1〜IC3をテ
ストモードに設定する。そして、B/Sモード設定コマ
ンド待機状態となる。
【0035】次に、検査装置5はマイコンCOMに図2
に示したデータを送出する。マイコンCOMはデータを
受信すると、IC指定コマンド、B/Sデータ長及びB
/Sモード設定コマンドをRAMのコマンドエリアCA
に格納し、B/Sデータを入出力データエリアDAに格
納する(図4のステップS1、図6(a))。ここで
は、B/Sデータは集積回路IC1のパラレル出力端子
POにテストデータ「11」を設定するためのデータP
11 =「1100」であり、IC指定コマンドは集積回
路IC1を指定するコマンドであり、B/Sモード設定
コマンドは入出力データエリアDAに格納されたB/S
データを集積回路に送出し、集積回路から読出されたデ
ータを入出力データエリアDAに格納することを指令す
るコマンドである。この時、集積回路IC1、IC2に
は通常のモードにおいて格納されたデータが残っている
(図6(a)の*印)。
【0036】次に、マイコンCOMはコマンドエリアC
Aに格納したIC指定コマンドを読み、チップセレクト
端子CSAを「H」レベルとすることにより、集積回路
IC1を選択する。そして、RAMの入出力データエリ
アDAからデータ「1100」を読出し、クロック端子
SCKに入力されたクロック信号に基づいて集積回路I
C1のシリアル入力端子SIに送出する。この時、集積
回路IC1のシリアル出力端子SOからデータ「***
*」が読み出され、マイコンCOMの入出力データエリ
アDAに格納される(図4のステップS2、図6
(b))。入力されたデータ「1100」は図6(b)
に示すように、前半の2ビットであるテストデータ「1
1」が集積回路IC1のパラレル出力端子POに接続さ
れたB/SセルBC3、BC4に格納されるので、パラ
レル出力端子POにテストデータ「11」が現れる。後
半の2ビットのデータ「00」はテストに使用しないの
で、これ以外の任意のパターンでよい。シリアル入力端
子SIへの送出が終わると、チップセレクト端子CSA
を「L」レベルにする。チップセレクト端子CSAを
「L」レベルとすることによって集積回路IC1をホー
ルドモードに制御する。このモードでは集積回路IC1
の状態は変化せず、パラレル出力端子POのデータはテ
ストデータ「11」を保持する。
【0037】次に、検査装置5はマイコンCOMに図2
に示したデータを送出する。マイコンCOMはデータを
受信すると、ステップS1と同様に各データをコマンド
エリアCA及び入出力データエリアDAに格納する(図
4のステップS3)。ここでは、B/Sデータは集積回
路IC2のパラレル出力端子POにテストデータ「11
1」を設定するためのデータP12=「111000」
であり、IC指定コマンドは集積回路IC2を指定する
コマンドである。この時、データP12はステップS2
で入出力データエリアDAに格納したデータ「***
*」に上書きされる(図4のステップS3、図6
(c))。
【0038】次に、マイコンCOMはIC指定コマンド
を読み、チップセレクト端子CSBを「H」レベルとす
ることにより、集積回路IC2を選択する。そして、集
積回路IC2のパラレル入力端子PIにおいて、集積回
路IC1のパラレル出力端子POのテストデータ「1
1」を捕捉する。この時、同時に集積回路IC2のB/
SセルBC4に格納されたデータがパラレル出力端子P
Oからパラレル入力端子PIを通ってB/SセルBC3
に格納される。(図4のステップS4、図7(a))。
【0039】そして、集積回路IC2のシリアル入力端
子SIにデータ「111000」を入力する。この時、
集積回路IC2のシリアル出力端子SOからデータ「*
***11」を読み出し、マイコンCOMの入出力デー
タエリアDAに格納する(図4のステップS5、図7
(b))。次に、検査装置5及びマイコンCOMはステ
ップS3と同じ動作を繰り返す(図4のステップS6、
図7(c))。これは、ステップS3で入出力データエ
リアDAに格納したデータP12が、ステップS5で集
積回路IC2シリアル出力端子SOから読出したデータ
「****11」により消去されたためである。
【0040】次に、ステップS4と同様に集積回路IC
2のパラレル入力端子PIにおいて、集積回路IC1の
パラレル出力端子POのテストデータ「11」を捕捉す
る。この時、同時に集積回路IC2のB/SセルBC4
に格納されたデータ「1」が、パラレル出力端子POか
らパラレル入力端子PIを通ってB/SセルBC3に格
納される。(図4のステップS7、図8(a))。
【0041】そして、集積回路IC2のシリアル入力端
子SIにデータ「111000」を入力する。この時、
集積回路IC2シリアル出力端子SOからデータ「11
1111」を読み出し、マイコンCOMの入出力データ
エリアDAに格納する(図4のステップS8、図8
(b))。すなわち、このステップでは集積回路IC1
のパラレル出力端子POと集積回路IC2のパラレル入
力端子PIの接続状態を検査するデータP11の読出し
と集積回路IC2のパラレル出力端子POと集積回路I
C1のパラレル入力端子PIの接続状態を検査するデー
タP12の書込みが同時に行われる。
【0042】マイコンCOMの入出力データエリアDA
に格納されたデータ「111111」の前半の3ビット
が「1」かどうかを確認することにより、集積回路IC
1のパラレル出力端子POと集積回路IC2のパラレル
入力端子PIの接続状態及び集積回路IC2のループの
接続状態を検査する(図4のステップS9)。この比較
はマイコンCOMが行っても検査装置5が行ってもよい
が、マイコンCOMで行うように構成すると集積回路の
構成を変更した場合にマイコンCOMのプログラムを変
更しなければならないのに対し、本実施例のように検査
装置5で行うように構成すれば、検査装置5のプログラ
ムを変更するだけで対応することができる。
【0043】次に、検査装置5はマイコンCOMに図2
に示したデータを送出する。マイコンCOMはデータを
受信すると、各データをコマンドエリアCA及び入出力
データエリアDAに格納する(図4のステップS10、
図8(c))。ここでは、B/Sデータは集積回路IC
1のパラレル出力端子POにテストデータ「00」を設
定するためのデータP21=「0011」であり、IC
指定コマンドは集積回路IC1を指定するコマンドであ
る。
【0044】この状態において、チップセレクト端子C
SBを「L」レベルとすることによって集積回路IC2
をホールドモードに制御する。このモードでは集積回路
IC2の状態は変化せず、パラレル出力端子POのデー
タはテストデータ「111」を保持する。さらに、マイ
コンCOMはIC指定コマンドを読み、チップセレクト
端子CSAを「H」レベルとすることにより集積回路I
C1を選択する。そして、テストモードとなった集積回
路IC1のパラレル入力端子PIにおいて、集積回路I
C2のパラレル出力端子POのテストデータ「11」を
捕捉する(図4のステップS11。以下、集積回路とデ
ータエリアの状態説明図省略)。
【0045】そして、集積回路IC1のシリアル入力端
子SIにデータ「0011」を入力する。この時、集積
回路IC1シリアル出力端子SOからデータ「111
1」を読み出し、マイコンCOMの入出力データエリア
DAに格納する(図4のステップS12)。すなわち、
このステップでは集積回路IC2のパラレル出力端子P
Oと集積回路IC1のパラレル入力端子PIの接続状態
を検査するテストデータP12の読出しと集積回路IC
1のパラレル出力端子POと集積回路IC2のパラレル
入力端子PIの接続状態を検査するテストデータP21
の書込みが同時に行われる。
【0046】マイコンCOMの入出力データエリアDA
に格納されたデータ「1111」の後半の2ビットが
「1」かどうか確認することにより、集積回路IC2の
パラレル出力端子POと集積回路IC1のパラレル入力
端子PIの接続状態を検査する(図5のステップS1
3)。次に、検査装置5はマイコンCOMに集積回路I
C2のパラレル出力端子POにテストデータ「000」
を設定するためのデータP22=「000111」等を
送出する。マイコンCOMはデータを受信すると、各デ
ータをコマンドエリアCA及び入出力データエリアDA
に格納する(図4のステップS14)。
【0047】以後のステップS15〜S23は前記ステ
ップS3〜S14と同様なので、説明を省略する。以上
のステップS1〜S23を簡単にまとめると、ステップ
S1〜S5が集積回路IC1、IC2に対するデータP
11、P12の設定、ステップS6〜S13がB/Sの
実行によるテストデータの読出しになる。そして、ステ
ップS10〜S16が集積回路IC1、IC2に対する
データP21、P22の設定、ステップS17〜S23
がB/Sの実行によるテストデータの読出しになる。
【0048】本実施例によれば、専用の外部端子部及び
通信バスの切替装置が不要になるので、検査装置の簡素
化及び電子装置の部品点数の削減ができる。また、検査
装置から電子装置を見た場合、データのやり取りはマイ
コンの仮想空間上のデータエア(RAM)に対して行う
ことになるので、電子装置内部の構造を意識する必要が
なくなる。さらに、検査装置は外部通信のプロトコルの
みをサポートすればよい。また、集積回路へ出力するB
/Sデータ及び集積回路から入力されたB/Sデータを
格納するデータエリアを共用したのでRAMを節約する
ことができる。
【0049】しかしながら、図4のステップS4及び図
5のステップS16で集積回路から読出したデータによ
り入出力データエリアDAのテストデータを消去してし
まうため、ステップS6及びステップS17で再度検査
装置5からマイコンCOMにテストデータを送出しなけ
ればならない。検査装置5とマイコンCOMとの間は内
部通信バス2よりも低速の外部通信バス4により接続さ
れているため、処理に時間がかかってしまう。そこで、
以下に説明する第2実施例では、検査装置5からマイコ
ンCOMに送出するコマンドを工夫することにより、検
査装置5とマイコンCOMとの通信回数を低減させてい
る。
【0050】図9は本発明の第2実施例において検査装
置がマイコンCOMに送出するデータの構成図であり、
B/Sデータを書込む集積回路を指定するIC指定コマ
ンド、集積回路のB/Sセルに書込むB/Sデータのデ
ータ長、B/Sデータ、及びB/Sモード設定コマンド
として集積回路から読出したデータをRAMの入出力デ
ータエリアに格納しないことを指令する出力専用コマン
ドを備えている。
【0051】図10及び図11は本発明の第2実施例に
おける検査手順のフロー図、図12〜図13は図4及び
の各ステップにおける集積回路及びデータエリアの状態
を示す説明図である。以下、図1、図3、図9〜図13
を参照しながら、本実施例の検査手順を説明するが、第
1実施例と同一の処理については説明を省略する。ステ
ップS21〜S23までは第1実施例のステップS1〜
S3と基本的には同じである。異なる点は、検査装置5
が送出するコマンドに出力専用コマンドが付加されてい
る点である。
【0052】次のステップS24では、ステップS23
でRAMの入出力データエリアDAに格納したデータP
12=「111000」を集積回路IC2のシリアル入
力端子SIに送出し、集積回路IC2のシリアル出力端
子SOからデータ「******」を読出す。ただし、
出力専用コマンドがあるためこのデータ「*****
*」はデータエリアDAに格納しない(図12
(a))。
【0053】次のステップS25〜S31は第1実施例
のステップS7〜S13に対応する。すなわち、本実施
例ではデータエリアDAにデータP12=「11100
0」が残っているため、第1実施例のステップS6のよ
うに検査装置5からマイコンCOMに対して再度データ
P12を送出する必要がない。ステップS25〜S31
における集積回路及びデータエリアの状態を図12
(b)〜図13(c)に示す。
【0054】同様に、ステップS32で集積回路IC2
のシリアル出力端子SOから読出したデータをデータエ
リアDAに格納しないように制御して、第1実施例のス
テップS17のように検査装置5からマイコンCOMに
対して再度データP22を送出する必要がないように構
成している。以上のステップS21〜S38を簡単にま
とめると、ステップS21〜S25が集積回路IC1、
IC2に対するデータP11、P12の設定、ステップ
S26〜S31がB/Sの実行によるテストデータの読
出しになる。そして、ステップS28〜S33が集積回
路IC1、IC2に対するデータP21、P22の設
定、ステップS34〜S38がB/Sの実行によるテス
トデータの読出しになる。
【0055】本実施例では、内部通信バス2に比較して
低速の外部通信バス4を介して検査装置5からマイコン
COMに対してデータを送出する回数が第1実施例より
も2回少ないので、全体の処理時間が20%程度短縮さ
れる。なお、本発明は前記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、
それらを本発明の範囲から排除するものではない。例え
ば、3個以上の集積回路のパラレル出力端子とパラレル
入力端子の接続状態を順次検査するように構成してもよ
い。
【0056】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば以下に記載した効果を奏する。 (1)専用の外部接続端子部及び通信バスの切替装置が
不要になるので、検査装置の簡素化及び電子装置の部品
点数の削減ができる。 (2)検査装置から電子装置を見た場合、データのやり
取りはマイコンの仮想上のデータエリア(RAM)に対
して行うことになるので、電子装置内部の構造を意識す
る必要がなくなる。 (3)検査装置は外部通信のプロトコルのみをサポート
すればよい。 (4)集積回路に出力するデータと集積回路から出力さ
れたデータとを共通のデータエリアに書込むので検査に
使用するRAMを節約することができる。 (5)集積回路の出力をデータエリアに書込まないコマ
ンドを追加するによって、RAMの兼用によるメリット
を享受したままで、検査手順を工夫して時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における電子装置検査システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例において検査装置がマイコ
ンCOMに送出するデータの構成図である。
【図3】本発明の実施例におけるマイコンのRAMの構
成図である。
【図4】本発明の第1実施例における検査手順のフロー
図である。
【図5】本発明の第1実施例における検査手順のフロー
図である。
【図6】図4の各ステップにおける集積回路及びデータ
エリアの状態を示す説明図である。
【図7】図4の各ステップにおける集積回路及びデータ
エリアの状態を示す説明図である。
【図8】図4の各ステップにおける集積回路及びデータ
エリアの状態を示す説明図である。
【図9】本発明の第2実施例において検査装置がマイコ
ンCOMに送出するデータの構成図である。
【図10】本発明の第2実施例における検査手順のフロ
ー図である。
【図11】本発明の第2実施例における検査手順のフロ
ー図である。
【図12】図10の各ステップにおける集積回路及びデ
ータエリアの状態を示す説明図である。
【図13】図10の各ステップにおける集積回路及びデ
ータエリアの状態を示す説明図である。
【図14】集積回路の構成を示す説明図である。
【図15】複数の集積回路及びマイコンの接続状態を示
す接続図である。
【図16】従来のB/S用集積回路の構成を示す説明図
である。
【図17】従来のB/S用集積回路の内部構成を示す説
明図である。
【図18】従来のB/Sセルの構成を示すブロック図で
ある。
【図19】複数の集積回路に対してB/Sを行う場合の
説明図である。
【図20】従来の電子装置検査システムの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 電子装置 2 内部通信バス 3 外部バスインタフェース 4 外部通信バス 5 検査装置 COM マイコン IC1〜IC2 集積回路 DA 入出力データエリア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータと、該マイクロコ
    ンピュータと内部通信バスを介してデータの送受信を行
    う複数の集積回路と、該マイクロコンピュータの外部バ
    スインタフェースとを備えた電子装置における前記複数
    の集積回路の入出力端子の接続状態をバウンダリスキャ
    ン方式を用いて検査する方法において、(a)前記マイ
    クロコンピュータが前記外部バスインタフェースを介し
    て検査装置から入力されたテストデータをRAMのデー
    タエリアに格納するステップと、(b)前記マイクロコ
    ンピュータがあらかじめ定められた集積回路に対して前
    記データエリアに格納したテストデータを送信するステ
    ップと、(c)前記マイクロコンピュータが該あらかじ
    め定められた集積回路に接続された集積回路から前記テ
    ストデータの送信に対応して出力されたデータを受信し
    て前記データエリアに格納するステップと、(d)前記
    集積回路から受信して前記データエリアに格納したデー
    タ中のあらかじめ定められたデータを検査するステップ
    とを有することを特徴とする電子装置の検査方法。
  2. 【請求項2】 検査装置がマイクロコンピュータに対し
    て、集積回路から受信したデータ中のあらかじめ定めら
    れたデータ以外をデータエリアに格納しないコマンドを
    送出することを特徴とする請求項1記載の電子装置の検
    査方法。
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