JPH05322896A - 活性汚泥の管理方法及び管理用抗体 - Google Patents

活性汚泥の管理方法及び管理用抗体

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JPH05322896A
JPH05322896A JP4119614A JP11961492A JPH05322896A JP H05322896 A JPH05322896 A JP H05322896A JP 4119614 A JP4119614 A JP 4119614A JP 11961492 A JP11961492 A JP 11961492A JP H05322896 A JPH05322896 A JP H05322896A
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bacteria
activated sludge
bacterium
belonging
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JP4119614A
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Toshihiko Kurosawa
俊彦 黒澤
Hiroshi Yamashita
博史 山下
Hiroshi Omura
浩 大村
Kenichi Akagawa
健一 赤川
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Yakult Honsha Co Ltd
Tokyo Metropolitan Government
Original Assignee
Yakult Honsha Co Ltd
Tokyo Metropolitan Government
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 活性汚泥中の微生物群の菌種、菌量を迅速か
つ簡便に測定し、定量することにより活性汚泥の活性を
迅速かつ適正に管理する方法及びその管理用抗体を提供
する。 【構成】 活性汚泥中の微生物群の一種である、放線菌
に属する細菌に特異的な抗体、大腸菌群に属する細菌に
特異的な抗体、糸状性細菌に属する細菌に特異的な抗
体、亜硝酸菌に特異的な抗体又は硝酸菌に特異的な抗体
の1種もしくは複数種を使用し、当該抗体の特異的な反
応特性を利用して活性汚泥中の細菌群を迅速かつ簡便に
測定し、定量することにより活性汚泥の活性を迅速かつ
適正に管理する方法、及び前記細菌を抗原として作製し
た当該管理方法に使用する活性汚泥の管理用抗体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水処理、家庭排水処
理、工場排水処理の際に使用されるいわゆる活性汚泥の
使用中における処理能力の低下を迅速に検知する方法に
関するものであり、さらに詳しくは、活性汚泥中の微生
物群を構成する特定の細菌に特異的な抗体を使用して活
性汚泥中の細菌群を定量することを特徴とする活性汚泥
の管理方法及び当該管理方法で使用する活性汚泥の管理
用抗体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、下水、家庭排水、工場排水等の汚
水の浄化処理としては、塩素等による化学的処理方法、
瀘過、吸着等による物理的方法等の他、生物化学的処理
方法として活性汚泥法による浄化処理が行われている。
【0003】この活性汚泥法による浄化処理は、活性汚
泥中の微生物群の働きによって有機性の汚水成分を酸化
分解する浄化方法であるが、汚水処理の過程において、
しばしば、活性汚泥の処理能力の低下が問題となる。
【0004】すなわち、汚水中に有害物質が混入した
り、好気的条件の変化等の環境条件の変化にともない、
活性汚泥中の微生物群が死滅減少したり、逆に一部の微
生物が異常増殖したりして、活性汚泥の処理能力が低下
する。例えば、活性汚泥中の放線菌や糸状性細菌が異常
増殖すると、活性汚泥の浮上現象等が起こり、活性汚泥
の浄化機能が急速に低下する。
【0005】このような場合、汚水の浄化能力が低下
し、十分に浄化が行われない処理水となってしまうの
で、活性汚泥法による浄化処理においては、随時、活性
汚泥の活性を定量することが不可欠であり、活性汚泥中
の有用微生物群の減少や悪影響を与える微生物群の異常
増加といった傾向が見られたら、早急に対応策を講じる
ことが必要になる。
【0006】このような、活性汚泥の活性の定量方法と
しては、活性汚泥中の微生物群の菌種、菌数について同
定、定量することが必要となるが、従来は、サンプリン
グした活性汚泥について、種々の条件で培養試験を行
い、微生物群の菌種、菌数の同定、定量を行い、それに
よって、例えば、大腸菌群に属する細菌や、亜硝酸菌、
硝酸菌等の細菌が減少してきたり、放線菌群や糸状性細
菌群に属する細菌が増殖してきたりする傾向を検知して
いた。
【0007】しかしながら、前記したような培養試験に
より、微生物群の菌種、菌数を同定、定量する方法で
は、測定の対象とする菌種によって、培養条件を種々変
更する必要があり、また、菌種によっては、同定、定量
に長期間を要するものがある等培養試験の実施に多大の
手間がかかる等の問題があった。
【0008】すなわち、放線菌に属する細菌群では、培
養に4〜7日を要し、かつ、菌種の同定に関しては不明
な点も多く、完全な同定は不可能に近いのが現状であ
る。また、亜硝酸菌、硝酸菌に属する細菌は、培養増殖
に1か月以上を要し、かつ、定量は菌を直接定量するの
でなく、亜硝酸や硝酸の産生量の測定による間接的なも
のであり、測定精度に問題があった。このようなことか
ら、従来の方法では、試験結果を見て直ちに迅速な対応
策を講じることは実際には不可能であり、これらの細菌
群について、迅速かつ簡便に同定、定量し得る方法であ
って、活性汚泥の活性を迅速かつ適正に管理することが
可能な新しい技術の開発が強く望まれていた。
【0009】一方、近年、生物工学や、血清学の学問的
進歩と、周辺機器類の進歩に伴い、特定の微生物につい
て、特定の抗体を作製し、当該抗体を用いることによ
り、対応する微生物の存在の確認や定量を簡便に、迅速
に行うことが可能となってきた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような状況を踏ま
え、本発明者らは、活性汚泥中の微生物群を迅速かつ簡
便に同定し、定量し、活性汚泥の活性を迅速かつ適正に
管理するための新しい技術を確立することを目標として
鋭意研究を積み重ねた結果、活性汚泥中の微生物群の特
定の細菌に特異的な反応性を有する抗体を使用し、その
抗体の特異的な反応特性を直接指標とすることにより、
あるいは、当該反応特性と相関する発色反応を指標とす
ることにより、所期の目標を達成し得ることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0011】すなわち、本発明は、活性汚泥中の微生物
群に属する特定の細菌に特異的な抗体を使用し、活性汚
泥中の微生物群の菌種、菌量を迅速かつ簡便に同定し、
定量することにより、活性汚泥の活性を迅速かつ簡便に
管理する方法を提供すること目的とするものである。
【0012】また、本発明は、活性汚泥中の微生物群に
属する特定の細菌に特異的な抗体を使用し、当該抗体と
細菌との反応特性を直接指標として、あるいは、当該反
応特性と相関する発色反応を指標として、迅速かつ簡便
に、活性汚泥中の菌種、菌量を同定し、定量することに
より、活性汚泥の活性を迅速かつ簡便に管理する方法を
提供することを目的とするものである。
【0013】さらに、本発明は、活性汚泥中の微生物群
に属する特定の細菌に特異的な抗体を使用し、当該抗体
と細菌との反応特性を直接指標として、あるいは、当該
反応特性と相関する発色反応を指標として、迅速かつ簡
便に、活性汚泥中の菌種、菌量を同定し、定量すること
により、活性汚泥の活性を迅速かつ簡便に管理する方法
を提供することを目的とするものである。さらにまた、
本発明は、このような活性汚泥の活性を迅速かつ簡便に
管理する方法で用いる活性汚泥中の微生物群に属する特
定の細菌に特異的な抗体からなる活性汚泥の管理用抗体
を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明の構成は、以下の(1)〜(6)から成
る。 (1)放線菌に属する細菌に特異的な抗体、大腸菌群に
属する細菌に特異的な抗体、糸状性細菌に属する細菌に
特異的な抗体、亜硝酸菌に特異的な抗体又は硝酸菌に特
異的な抗体の1種もしくは複数種を使用し、当該抗体の
特異的な反応特性を直接指標として活性汚泥中の細菌群
を定量することを特徴とする活性汚泥の管理方法。 (2)放線菌に属する細菌に特異的な抗体、大腸菌群に
属する細菌に特異的な抗体、糸状性細菌に属する細菌に
特異的な抗体、亜硝酸菌に特異的な抗体又は硝酸菌に特
異的な抗体の1種もしくは複数種を使用し、当該抗体の
特異的な反応特性と相関する発色反応を指標として活性
汚泥中の細菌群を定量することを特徴とする活性汚泥の
管理方法。 (3)抗体の特異的な反応特性が、抗体の細菌に対する
凝集反応特性又は吸着反応特性である、前記(1)記載
の活性汚泥の管理方法。 (4)放線菌に属する細菌が、ロドコッカス属放線菌、
ノカルディア属放線菌又はツカムレラ属放線菌であり、
大腸菌群に属する細菌が、クレブシエラ属細菌、シトロ
バクター属細菌、エンテロバクター属細菌又はエシェリ
キア属細菌であり、糸状性細菌に属する細菌が、タイプ
021N(河野株)又はスフェロチルス属細菌である、
前記(1)又は(2)記載の活性汚泥の管理方法。 (5)活性汚泥中の微生物群の一種である、放線菌に属
する細菌、大腸菌群に属する細菌、糸状性細菌に属する
細菌、亜硝酸菌及び硝酸菌の各細菌に特異的な抗体から
なる前記(1)又は(2)記載の活性汚泥の管理方法で
使用する活性汚泥の管理用抗体。 (6)放線菌に属する細菌が、ロドコッカス属放線菌、
ノカルディア属放線菌又はツカムレラ属放線菌であり、
大腸菌群に属する細菌が、クレブシェラ属細菌、シトロ
バクター属細菌、エンテロバクター属細菌又はエシェリ
キア属細菌であり、糸状性細菌に属する細菌が、タイプ
021N(河野株)又はスフェロチルス属細菌である、
前記(5)記載の活性汚泥の管理用抗体。
【0015】続いて、本発明の構成について具体的に説
明する。本発明では、まず、一般の活性汚泥中の微生物
群において、その増殖が活性汚泥の分解活性に悪影響を
与える細菌群に属する細菌に特異的な抗体を作製する。
すなわち、活性汚泥中の微生物群のうち放線菌に属する
細菌、大腸菌群に属する細菌、糸状性細菌に属する細
菌、亜硝酸菌及び硝酸菌を選択し、これらの細菌に特異
的な抗体を、ウサギを用いる方法等により、作製する。
【0016】具体的には、活性汚泥中の微生物群の一種
である放線菌に属する細菌のロドコッカス属放線菌、ノ
カルディア属放線菌又はツカムレラ属放線菌、同じく大
腸菌群に属する細菌のクレブシエラ属細菌、シトロバク
ター属細菌、エンテロバクター属細菌又はエシェリキア
属細菌、同じく糸状性細菌に属する細菌のタイプ021
N(河野株)又はスフェロチルス属細菌、同じく亜硝酸
菌のニトロソモナス属細菌、同じく硝酸菌のニトロバク
ター属細菌について、それぞれ通常の培養条件により培
養して得られる菌体を抗原として、それらに特異的な抗
体を作成する。
【0017】次いで、例えば、日本白色種ウサギを免疫
動物とし、前記抗原を、10日おきに5回もしくは5回
以上静脈注射し、抗体価を経時的に測定し、十分な抗体
価まで高まった時点で、全血を採血し、遠心分離を行っ
て血清を採取し、56℃、非動化により、抗血清とす
る。
【0018】なお、必要な場合は適当な精製処理を施す
ことにより、目的とする抗体を作製する。それぞれの抗
体は対応する微生物に対して、十分な特異性を有してい
るものを使用する。それぞれの抗体サンプルは、サンプ
ルチューブに分注し、−35ないし−80℃で保存する
ことにより用時まで保管することができる。
【0019】次に、本抗体を用いた活性汚泥の管理方法
について説明する。まず、検査の対象となる使用中の活
性汚泥法による浄化装置中の活性汚泥を適当箇所から適
当量サンプリングする。続いて、前記のサンプリングし
たサンプルを、適当量の精製水に懸濁し、均一化処理を
行い、数段階の適当な希釈度で希釈し、抗体試験用サン
プルとする。当該試験用サンプルについて、前記の各種
微生物に対する抗体を使用し、抗体の特異的な反応特性
を利用して各微生物の定性、定量試験を行う。当該抗体
の特異的な反応特性を利用した微生物の定性、定量試験
とは、抗体を活性汚泥中の微生物と反応させた場合にみ
られる凝集反応特性等の特異的な反応特性を直接指標と
して、あるいは、当該反応特性と相関する発色反応を指
標として、迅速かつ簡便に測定することを意味するもの
であり、放射ラベル、螢光ラベル等の特別の標識等を用
いる等の複雑な方法を意味するものではない。
【0020】前記反応特性を測定するための測定手段自
体は、通常の測定方法を用いることが可能であり、例え
ば、具体的にはELISA法やドットプロット法等の酵
素抗体測定法、凝集法及びラテックス担体法等を応用し
て、前記反応特性を測定する。これらのうち菌種に応じ
て好適なものを用いて、凝集反応特性等の反応特性、あ
るいは、当該反応特性と相関する発色反応を指標として
測定を行う。
【0021】具体的には、放線菌族微生物については、
ELISA法を、糸状性細菌については、ラテックス担
体法を、大腸菌群については、凝集法を、硝酸菌、亜硝
酸菌については、ドットプロット法を、それぞれ応用し
た方法が好適に使用されるが、いずれの場合も、前記凝
集反応等の反応の変化を直接測定する方法、あるいは、
それと相関する発色反応を利用して迅速かつ簡便に測定
する方法が使用される。
【0022】定性試験を目的として実施する場合は、単
に前記の凝集反応、発色反応がみられるか否か等をチェ
ックすればよく、また、定量試験を行う場合は、測定デ
ータを、単に、基準となる対照群について同様の操作を
行って予め作成した検量線と比較して定量を行えばよ
い。
【0023】さらに、前記の測定試験を行った結果、活
性汚泥中の被検査微生物の存在が確認され、定量された
ら、その菌種や存在量に応じ、活性汚泥を交換したり、
pH調整剤を添加する等の種々の活性汚泥の活性化のた
めの対応策をとることにより、活性汚泥による汚水処理
の能率の低下を迅速かつ簡便に防止することができる。
【0024】以下に、各種細菌に対する抗体の特異性に
関する試験結果を示す。
【0025】試験例 1.種々の抗原用菌体溶液の製造 (1)放線菌属細菌の抗原溶液の製造 活性汚泥中の微生物群に属する下記のそれぞれの放線菌
属細菌について、下記のそれぞれの培養条件(培地10
0ml)で振盪培養を行った。次いで、等量の0.6%
ホルマリン溶液を加えて、超音波処理を行い(5秒×5
回)、37℃で一昼夜放置した。遠心分離で集菌し、生
理食塩水で2回洗浄し、100mlの滅菌生理食塩水に
懸濁し、滅菌試験管に分注し、抗原溶液とした。
【0026】 菌株名 培地 培養時間(28℃) ──────────────────────────────────── ロドコッカス エリスロポリス JCM3132 A 24h ノカルディア アマラエ JCM3171 A 48h ロドコッカス ブロンキアリス JCM3198 A 96h ロドコッカス ルブロパーティンクタス A 48h JCM3204 ツカムレラ パウロメタボラム JCM3226 B 72h ロドコッカス テラエ JCM3206 A 72h ノカルディア アステロイデス JCM3384 C 72h ロドコッカス ブロンキアリス RB−Y A 72h ────────────────────────────────────
【0027】なお、培地Aは、イーストクラインスキー
培地で、組成は、ぶどう糖10g、L−アスパラギン1
g、リン酸1水素2カリウム0.5g、イーストエキス
2gから成り、以上を蒸留水1リットルに溶解したもの
を使用した。培地Bは、ソートン(Sauton)の合
成培地で、組成は、L−アスパラギン4.5g、クエン
酸2g、リン酸1水素2カリウム0.5g、硫酸マグネ
シウム7水和物0.5g、クエン酸第2鉄アンモニウム
50mg、グリセロール60mgから成り、以上を蒸留
水1リットルに溶解したものを使用した。培地Cは、イ
ーストエキス−モルトエキス培地で、組成は、イースト
エキス4g、モルトエキス10g、デキストロース4g
から成り、以上を蒸留水1リットルに溶解しpHを7.
3に調整したものを使用した。
【0028】(2)大腸菌属細菌の抗原用溶液の製造 活性汚泥中の微生物群に属する下記のそれぞれの大腸菌
群細菌について、普通寒天培地に菌を接種し、35℃で
24〜48時間培養した。コロニーをかきとり、滅菌生
理食塩水に浮遊させ、等量の0.6%ホルマリン溶液を
加えて、37℃で1昼夜放置した。遠心分離で集菌し、
生理食塩水で2回洗浄し、50mlの滅菌生理食塩水に
懸濁し、抗原溶液とした。
【0029】菌株名 ──────────────────────── クレブシエラ オキシトカ JCM1665 シトロバクター フロインディ IFO12681 エンテロバクター クロアッセ IFO3320 エシェリキア コリ IFO3301 クレブシエラ ニューモニア IFO3317 ────────────────────────
【0030】(3)糸状性細菌の抗原溶液の製造 活性汚泥中の微生物群に属する下記のそれぞれの放線菌
属細菌について、下記のそれぞれの培地の菌を接種し、
28℃で48時間培養した。培養後、菌体をかきとり、
生理食塩水で3、4回洗浄し、等量の0.6%ホルマリ
ン溶液を加えて、37℃で24時間放置し、殺菌した。
超音波処理ののち、ガーゼで濾過し、注射針に詰まらな
い程度の大きさに細断し、さらに生理食塩水で3、4回
洗浄後、生理食塩水に浮遊させ、抗原溶液とした。
【0031】 菌株名 培地 ─────────────────────────────── スファエロチルス ナタンス IFO13543 D 糸状性細菌021N(河野株) KR−A(カタラーゼ+) E 糸状性細菌021N(河野株) T1−4(カタラーゼ−) E ───────────────────────────────
【0032】なお、培地Dの組成は、イーストエキス2
g、トリプトン(Difco社)1g、酢酸ナトリウム
1g、ソイルエキス(農土400gに水1lを加え、1
21℃、30分間滅菌後、その濾液を用いる)50m
l、寒天末15gから成り、以上を蒸留水950mlに
溶解し、pHを7.4に調整後、121℃で15分間滅
菌したものを使用した。
【0033】培地Eは、EGG培地であり、組成は、ぶ
どう糖0.3g、酢酸ナトリウム0.3g、硫酸アンモ
ニウム0.1g、塩化カリウム0.05g、硫酸マグネ
シウム7水和物0.05g、炭酸カルシウム0.02
g、塩化第2鉄6水和物0.5mg、リン酸1水素2ナ
トリウム12水和物0.312g、リン酸1水素2ナト
リウム2水和物0.02g、全ビタミン混合物(パント
テン酸カルシウム10-4g/l、ナイアシン10-4g/
l、D−ビオチン5×10-6g/l、シアノコバラミン
5×10-5g/l、葉酸5×10-6g/l、塩酸ピリド
キシン10-4g/l、パラアミノ安息香酸10-4g/
l、コカルボキシラーゼ10-4g/l、イノシット10
-4g/l、塩酸チアミン10-4g/l、リボフラビン1
-4g/l、アデニン10-5g/l、ウラシル10-5
/l、グアニン10-5g/l、チミン10-5g/l)を
添加し、蒸留水1lに溶解したものを使用した。
【0034】(4)亜硝酸菌の抗原溶液の製造 亜硝酸菌、ニトロソモナス ユウロピエ(IFO142
98)について、坂口フラスコ(2l)を用い、振盪培
養(培地400ml、培地組成は、硫酸アンモニウム
0.5g、塩化ナトリウム0.3g、リン酸1水素2カ
リウム1g、硫酸マグネシウム7水和物0.3g、硫酸
第1鉄7水和物0.03g、炭酸カルシウム7.5g、
以上を蒸留水1lに溶解)を行った。Griess-Ilosvay試
薬を用い、亜硝酸の定性を経時的に行い、菌の増殖が最
大になったと考えられる時点で培養を停止し、クエン酸
粉末を加えて、pH3.5に調整し、未溶解の炭酸カル
シウムを溶解し、遠心分離により濃縮したのち、等量の
0.6%ホルマリン溶液を加えて殺菌し、洗浄後、抗原
溶液とした。
【0035】(5)硝酸菌の抗原溶液の製造 硝酸菌、ニトロバクター アギリス(IFO1429
7)について、1lジャーファーメンターを用い、水酸
化ナトリウムでpHを7.5にコントロールし、亜硝酸
を経時的に定量し、逐次亜硝酸ナトリウムを加えながら
培養(培地組成は、亜硝酸ナトリウム1g、塩化ナトリ
ウム0.3g、リン酸1水素2カリウム0.5g、硫酸
マグネシウム7水和物0.5g、硫酸マンガン水和物
0.002g、硫酸第2鉄0.005gから成り、以上
を蒸留水1lに溶解して使用した)を行った。この菌液
を遠心分離で濃縮し、等量の0.6%ホルマリンを加え
て殺菌し、洗浄後、抗原溶液とした。
【0036】2.対応する抗ウサギ血清の製造 (1)放線菌の抗体の製造 KBL:Jw(日本白色種)ウサギ2羽を用い、抗原濃
度を濁度で調整(OD660 ≒0.5)した各放線菌の抗
原溶液を1羽、1回当たり0.5ml静脈に注射した。
7〜10日ごとに4、5回注射し、3回目以降は、随時
酵素抗体法で抗体価の測定を行い、抗体価の上昇が認め
られないときに、全採血を行った。この血液を遠心分離
により血清を採取し、56℃で非動化を行い、それぞれ
の放線菌に対応する抗血清とした。
【0037】(2)大腸菌の抗体の製造 各大腸菌の抗原溶液を用いて前記放線菌の場合と同様の
操作を行い、それぞれの大腸菌に対応する抗血清とし
た。
【0038】(3)糸状性細菌の抗体の製造 KBL:Jw(日本白色種)ウサギ2羽を用い、抗原濃
度を濁度で調整(OD660 ≒0.5)した各放線菌の抗
原溶液を1羽、1回当たり0.5ml静脈に注射した。
7〜10日ごとに4〜8回注射し、3回目以降は、随時
酵素抗体法で抗体価の測定を行い、抗体価の上昇が認め
られないときに、心臓より全採血を行った。この血液を
遠心分離して血清を採取し、56℃で非動化を行い、そ
れぞれの糸状性細菌に対応する抗血清とした。
【0039】(4)亜硝酸菌及び硝酸菌の抗体の製造 亜硝酸菌及び硝酸菌の抗原溶液を用いて前記糸状性菌の
場合と同様の操作を行い、亜硝酸菌及び硝酸菌に対応す
る抗血清とした。
【0040】3.各抗血清の特異性に関する試験 (1)放線菌の各抗血清の特異性に関する試験 製造した8種の放線菌に対する抗血清の、抗原に対する
特異性について後記の実施例1と同様の方法(ELIS
A法)による発色反応によって比較した。ある抗原と、
対応する抗血清とのELISA法を応用した呈色反応に
よる吸光度(OD492 )≒0.5を示す希釈倍率の逆数
の指数を100で示し、その他の抗原に対する特異性を
指数で比較した。結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】(2)大腸菌の各抗血清の特異性に関する
試験 製造した5種の大腸菌に対する抗血清の、抗原に対する
特異性について、凝集反応による抗体価で比較した。
【0043】クレブシェラ オキシトカ(Klebsi
ella oxytoca JCMNo.1665)に
対する抗血清の、各種大腸菌に対する特異性について試
験した結果を表2に示す。表2から明らかなとおり、エ
シェリキア コリの他は、高い特異的な凝集反応を示す
ことが分った。
【0044】
【表2】
【0045】シトロバクター フロインディ(Cito
robacter frenndiIFO No.12
681)に対する抗血清の、各種大腸菌に対する特異性
について試験した結果を表3に示す。表3から明らかな
とおり、エシェリキア コリの他は、高い特異的な凝集
反応を示すことが分った。
【0046】
【表3】
【0047】エンテロバクター クロアッセ (Ent
erobacter cloacaIFO No.33
20)に対する抗血清の、各種大腸菌に対する特異性に
ついて試験した結果を表4に示す。表4から明らかなと
おり、エシェリキア コリの他は、高い特異的な凝集反
応を示すことが分った。
【0048】
【表4】
【0049】エシェリキア コリ(Escherich
ia coli IFO No.3301)に対する抗
血清の、各種大腸菌に対する特異性について試験した結
果を表5に示す。表5から明らかなとおり、エシェリキ
ア コリの抗血清は、高い特異的な凝集反応を示すこと
が分った。
【0050】
【表5】
【0051】クレブシェラ ニューモニア(Klebs
iella pneumoniaeIFO No.33
17)に対する抗血清の、各種大腸菌に対する特異性に
ついて試験した結果を表6に示す。表6から明らかなと
おり、エシェリキア コリの他は、高い特異的な凝集反
応を示すことが分った。
【0052】
【表6】
【0053】以上の結果から明らかなとおり、エシェリ
キア コリに対しては、各抗血清とも非特異的な凝集反
応を示したが、その他の抗原と抗血清の間には高い特異
性がみられた。
【0054】(3)糸状性菌の各抗血清の特異性に関す
る試験 製造した3種の糸状性菌に対する抗血清の、抗原に対す
る特異性について、ELISA法を応用した発色反応に
よる抗体価で比較した。結果を表7に示す。
【0055】
【表7】
【0056】(4)亜硝酸菌及び硝酸菌の各抗血清の特
異性に関する試験 製造した亜硝酸菌及び硝酸菌に対する抗血清の、抗原に
対する特異性について、凝集反応による抗体価で比較し
た。結果を表8に示す。
【0057】
【表8】
【0058】その結果、亜硝酸菌及び硝酸菌の抗血清間
に非特異的な凝集反応はみられず、いずれも高い特異性
を示した。
【0059】前記のように各抗血清の特異性に関する試
験を行った結果、前記表1〜表8から明らかな如く、放
線菌、大腸菌、糸状性菌、亜硝酸菌、硝酸菌の各細菌に
対する前記各抗血清は、ほとんどの場合、高い特異性を
有すること、そして、これらの高い特異性を有する各抗
血清は、当該抗体の各細菌に対する凝集反応等の反応特
性を直接指標として、あるいは当該反応特性に相関する
発色反応を指標として、活性汚泥中に存在する対応する
各細菌を、迅速かつ簡便に測定するのに有用なものであ
ることが判明した。
【0060】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明する。
【0061】実施例1 ロドコッカス属放線菌を含む検査用溶液(炭酸・重炭酸
緩衝溶液)をマイクロタイタープレートに分注(100
μl/ウェル)し、5℃で16時間放置して吸着させ
た。0.05%トリトンX−100を含む加リン酸緩衝
液(緩衝液A)で洗浄し、次いで、前記試験例で調製し
た抗血清(0.05%トリトンX−100及び1%BS
Aを含む加リン酸緩衝液(緩衝液B)溶液)を90μl
/ウェル添加し、5℃で16時間放置した。緩衝液Aで
洗浄し、次いで、酵素標識抗体としてのペルオキシダー
ゼ標識抗ウサギ1gヤギ血清(緩衝液B溶液)を100
μl/ウェル添加し、遮光して37℃で1.5時間放置
した。緩衝液Aで洗浄し、次いで、基質として、過酸化
水素を含むO−フェニレンジアミンの加クエン酸緩衝液
溶液を100μl/ウェル添加し、遮光して37℃で1
0分間放置し、発色させた。2.5M硫酸を50μl/
ウェル添加し、反応を停止し、492nmで吸光度を測
定し、これを指標として活性汚泥中の放線菌を検出し、
定量した。
【0062】実施例2 亜硝酸菌を含む検査溶液(炭酸・重炭酸緩衝溶液)を、
ニトロセルロースメンブランフィルターを通し、抗原の
細菌を、フィルター上に固定した。緩衝液Aで洗浄し、
次いで、前記試験例で調製した抗血清(緩衝液B溶液)
を添加し、5℃で16〜24時間放置した。緩衝液Aで
洗浄し、次いで、酵素標識抗体としてのペルオキシダー
ゼ標識抗ウサギ1gヤギ血清(緩衝液B溶液)を添加
し、遮光して37℃で1.5時間放置した。緩衝液Aで
洗浄し、次いで、基質として、過酸化水素を含むO−フ
ェニレンジアミンの加クエン酸緩衝液溶液を100μl
/ウェル添加し、遮光して37℃で10分間放置し、発
色反応を観察し、これを指標として、活性汚泥中の亜硝
酸菌を検出した。
【0063】実施例3 凝集反応測定管中で、大腸菌を含む検査用溶液と前記試
験例で調製した大腸菌に対する抗血清溶液を混合し、3
7℃で1時間、次いで、5℃で1夜放置し、凝集反応を
肉眼で観察し、活性汚泥中の大腸菌を検出した。
【0064】実施例4 糸状性菌に対する抗血清の0.1Mグリシン緩衝液(p
H8.2)溶液とラテックス粒子(Difco社製、
0.81μm、1.5×1010粒子/ml)を4:1で
混合し、室温で放置して感作させた。次いで、1%BS
A添加グリシン緩衝液を加え、感作を停止した。0.0
5%tween80添加グリシン緩衝液で粒子を遠心洗
浄し、未吸着の抗体を除き、抗体感作ラテックスとし
た。テフロンコーティングスライドグラス上で抗体感作
ラテックスと糸状性細菌溶液とを混合し、暫く放置した
のち、光学顕微鏡で、感作ラテックスと細菌との吸着反
応を観察した。1個の細菌に複数のラテックス粒子が吸
着したものを、陽性とし、これを指標として、活性汚泥
中の糸状性細菌を検出した。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明は、放線菌に属す
る細菌に特異的な抗体、大腸菌群に属する細菌に特異的
な抗体、糸状性細菌に属する細菌に特異的な抗体、亜硝
酸菌に特異的な抗体又は硝酸菌に特異的な抗体をそれぞ
れ作製し、これらの1種もしくは任意の複数種を用いる
ことにより、活性汚泥中の細菌群を迅速かつ簡便に、そ
の菌種により検出、定量できる特徴を有する。
【0066】また、本発明方法は、活性汚泥の定期的な
測定により、活性汚泥中の細菌群の異常な変化を迅速か
つ簡便に検知、定量することを可能とするものであり、
従来、煩雑で、かつ長時間を要していた、活性汚泥を用
いる汚水処理における活性汚泥の管理を容易かつ簡便な
ものとし、トラブル発生時の迅速な対応を可能とする等
の優れた効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 浩 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内 (72)発明者 赤川 健一 東京都港区東新橋1丁目1番19号 株式会 社ヤクルト本社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放線菌に属する細菌に特異的な抗体、大
    腸菌群に属する細菌に特異的な抗体、糸状性細菌に属す
    る細菌に特異的な抗体、亜硝酸菌に特異的な抗体又は硝
    酸菌に特異的な抗体の1種もしくは複数種を使用し、当
    該抗体の特異的な反応特性を直接指標として活性汚泥中
    の細菌群を定量することを特徴とする活性汚泥の管理方
    法。
  2. 【請求項2】 放線菌に属する細菌に特異的な抗体、大
    腸菌群に属する細菌に特異的な抗体、糸状性細菌に属す
    る細菌に特異的な抗体、亜硝酸菌に特異的な抗体又は硝
    酸菌に特異的な抗体の1種もしくは複数種を使用し、当
    該抗体の特異的な反応特性と相関する発色反応を指標と
    して活性汚泥中の細菌群を定量することを特徴とする活
    性汚泥の管理方法。
  3. 【請求項3】 抗体の特異的な反応特性が、抗体の細菌
    に対する凝集反応特性又は吸着反応特性である、前記請
    求項1記載の活性汚泥の管理方法。
  4. 【請求項4】 放線菌に属する細菌が、ロドコッカス属
    放線菌、ノカルディア属放線菌又はツカムレラ属放線菌
    であり、大腸菌群に属する細菌が、クレブシエラ属細
    菌、シトロバクター属細菌、エンテロバクター属細菌又
    はエシェリキア属細菌であり、糸状性細菌に属する細菌
    が、タイプ021N(河野株)又はスフェロチルス属細
    菌である、前記請求項1又は2記載の活性汚泥の管理方
    法。
  5. 【請求項5】 活性汚泥中の微生物群の一種である、放
    線菌に属する細菌、大腸菌群に属する細菌、糸状性細菌
    に属する細菌、亜硝酸菌及び硝酸菌の各細菌に特異的な
    抗体からなる前記請求項1又は2記載の活性汚泥の管理
    方法で使用する活性汚泥の管理用抗体。
  6. 【請求項6】 放線菌に属する細菌が、ロドコッカス属
    放線菌、ノカルディア属放線菌又はツカムレラ属放線菌
    であり、大腸菌群に属する細菌が、クレブシェラ属細
    菌、シトロバクター属細菌、エンテロバクター属細菌又
    はエシェリキア属細菌であり、糸状性細菌に属する細菌
    が、タイプ021N(河野株)又はスフェロチルス属細
    菌である、前記請求項5記載の活性汚泥の管理用抗体。
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