JPH05322183A - 電子レンジのキャビティ構造 - Google Patents

電子レンジのキャビティ構造

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JPH05322183A
JPH05322183A JP16033792A JP16033792A JPH05322183A JP H05322183 A JPH05322183 A JP H05322183A JP 16033792 A JP16033792 A JP 16033792A JP 16033792 A JP16033792 A JP 16033792A JP H05322183 A JPH05322183 A JP H05322183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
plate
microwave oven
parts
magnetron
Prior art date
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Pending
Application number
JP16033792A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Matsuzaki
崎 義 昭 松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Publication of JPH05322183A publication Critical patent/JPH05322183A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャビティ構造において、溶接等の二次加工
の低減と密封性の向上による電波漏れや蒸気漏れ等の低
減を図ること。 【構成】 マグネトロンからのマイクロ波照射により食
物の加熱調理並びに解凍処理などを行う電子レンジのキ
ャビティにおいて、キャビティ三周板及びキャビティト
ップを一枚板で折り曲げ一体形成し、端部の合せ部を結
合することを特徴とする電子レンジのキャビティ構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レンジのキャビテ
ィ構造に関し、特に、組立構造を簡略化したキャビティ
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マグネトロンからのマイクロ波照
射により食物の加熱調理並びに解凍処理などを行う電子
レンジのキャビティは、図5に示すようにキャビティト
ップ17、三周板18、キャビティフロント19及びキ
ャビティバック20の4つの部品から成り立っており、
この4つのキャビティ部品をそれぞれ組立てた後、4つ
のキャビティ部品をスポット溶接やカシメ等の固定手段
で互に固着しているのが一般である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のようにキャビティが、キャビティトップ17、三周
板18、キャビティフロント19及びキャビティバック
20の4つの部品から成り立っていると、部品数が多い
ため、スポット溶接及びカシメ等により互に接続する箇
所が多くなるから、その組立・接続作業に手数がかかる
し、接続箇所が多いとそれだけ溶接部が剥れる等の故障
の原因を多く含むことになる。また、接続部が多いと、
それだけ電波漏れが発生する可能性のある部分が多くな
る。さらには、組立て時にあまり組立て加工が多いため
に寸法ズレが発生する等の多くの問題がある。本発明
は、このような点に鑑み、前記問題を解決すべくパーツ
点数の減少を図ることによって接続部(溶接部)を少な
くし、スポット溶接等の二次加工の低減を図ることを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、マグネトロンからのマイクロ波照射により
食物の加熱調理並びに解凍処理などを行う電子レンジの
キャビティにおいて、キャビティ三周板及びキャビティ
トップを一枚板で折り曲げ一体形成し、端部の合せ部を
結合することを特徴とする。
【0005】また、本発明は、前記キャビティのキャビ
ティトップ部分を、キャビティ範囲より延出して形成す
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】キャビティ三周板及びキャビティトップを一枚
板で折り曲げ形成して一体化してあるため、キャビティ
部品が減少し接合部が少なく組立・接続作業が容易とな
る。キャビティのキャビティトップ部分を、キャビティ
範囲より延出して形成すると、該延出部を電子レンジに
必要な部品の取付け部とすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は電子レンジの外観斜視図、図2は電
子レンジの一部切欠き正面図であり、1は四角箱形の本
機キャビティであって、全面側にドア2が開閉自在に取
付けられ、ドア2を開放した内部は調理室3に形成さ
れ、その調理室3の底部には、被加熱食物4を載せる調
理台5が設けられている。この調理台5は、回転及び上
下動され、被加熱食物4の加熱ムラが防止されるように
なっている。前記調理台5の回転及び上下動は、例え
ば、実開昭52−152445号及び実開昭52−13
2433号等に開示されている従来公知の手段が採用さ
れる。また、調理室3内には、調理台5に向けて熱線を
放射させるオーブンヒータ6を設けてもよい。
【0008】また、マイクロ波を発生するマグネトロン
7と、天板8の多孔9を介してマグネトロン7からのマ
イクロ波を調理室3内部に分散させて照射するスタラー
10と、前記マグネトロン7を冷却する冷却ファン11
及びモータ12とが、キャビティ1内部に配設され、マ
イクロ波案内通路13を介してマグネトロン7からのマ
イクロ波とファン11の冷却風とをスタラー10に供給
し、スタラー10に反射させたマイクロ波を調理台5に
照射させるように構成されている。
【0009】また、キャビティ1の前面一側には、マグ
ネトロン7のマイクロ波照射時間を設定するタイマダイ
ヤル14と、ドア2開放用のドアボタン15と、加熱動
作を開始させるスタートボタン16とが、配設されてい
る。
【0010】図3は、本発明の実施例を示す分解斜視図
であって、前記キャビティ1は、キャビティ本体21、
キャビティフロント19及びキャビティバック20より
形成される。前記キャビティ本体21は、キャビティ三
周板21aとキャビティトップ21bとを、一枚板で一
体成形、例えばステンレス鋼板を用いて一体成形したも
ので、端部の接合部は溶接等で接合固着される。例え
ば、図3に示すようにキャビティトップ21b部分の中
央部22ないし角部23にて、巻き締めやスポット溶接
などを使用して固定される。
【0011】しかして、キャビティ部品は、キャビティ
本体21、キャビティフロント19及びキャビティバッ
ク20の3点となり、キャビティ1の組み立ては、キャ
ビティ本体21の前面にキャビティフロント19を、背
面にキャビティバック20を接合して組み立てる。
【0012】更に、図4は本発明の他の実施例を示す分
解斜視図であって、本例は、キャビティ材料に長いもの
を使用して、キャビティ本体21を、一枚板でキャビテ
ィ三周板21aとキャビティトップ21bとを一体成形
すると共にキャビティトップ21b部分を側方に延出し
たものである。このようにすると、延出部24を部品パ
ーツの取付け部とすることができる利点がある。
【0013】このような本発明によれば、キャビティ部
品は、キャビティ本体21、キャビティフロント19及
びキャビティバック20の3点であるので、キャビティ
本体21の前後面にキャビティフロント19及びキャビ
ティバック20を接合し、溶着する等によって組み立て
ることができ、組立・接続作業が容易である。
【0014】また、キャビティパーツ点数の削減によっ
て、各キャビティパーツ間の接合部分が減少するため密
封性が向上することになる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明はキャビティ
パーツ点数の削減によって、スポット溶接等の二次加工
の低減を図ることができると共に、密封性の向上による
電波漏れの低減並びに蒸気漏れ等の低減を図ることがで
きる等の顕著な効果を奏するものである。また、キャビ
ティトップ部分に側方への延出部があると、部品の取付
け部とすることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子レンジの外観斜視図である。
【図2】電子レンジの一部切欠正面図である。
【図3】本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図5】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 キャビティ 2 ドア 3 調理室 4 被加熱食物 5 調理台 6 オープンヒータ 7 マグネトロン 8 天板 9 多孔 10 スタラー 11 冷却ファン 12 モーター 13 マイクロ波案内通路 14 タイマダイヤル 15 ドアボタン 16 スタートボタン 17 キャビティトップ 18 三周板 19 キャビティフロント 20 キャビティバック 21 キャビティ本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネトロンからのマイクロ波照射によ
    り食物の加熱調理並びに解凍処理などを行う電子レンジ
    のキャビティにおいて、キャビティ三周板及びキャビテ
    ィトップを一枚板で折り曲げ一体形成し、端部の合せ部
    を結合することを特徴とする電子レンジのキャビティ構
    造。
  2. 【請求項2】 前記キャビティのキャビティトップ部分
    を、キャビティ範囲より延出して形成することを特徴と
    する電子レンジのキャビティ構造。
JP16033792A 1992-05-26 1992-05-26 電子レンジのキャビティ構造 Pending JPH05322183A (ja)

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JP16033792A JPH05322183A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 電子レンジのキャビティ構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16033792A JPH05322183A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 電子レンジのキャビティ構造

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JPH05322183A true JPH05322183A (ja) 1993-12-07

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ID=15712799

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JP16033792A Pending JPH05322183A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 電子レンジのキャビティ構造

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