JPH05322054A - ケ―ジ弁 - Google Patents
ケ―ジ弁Info
- Publication number
- JPH05322054A JPH05322054A JP11088691A JP11088691A JPH05322054A JP H05322054 A JPH05322054 A JP H05322054A JP 11088691 A JP11088691 A JP 11088691A JP 11088691 A JP11088691 A JP 11088691A JP H05322054 A JPH05322054 A JP H05322054A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- valve
- flow rate
- fluid passage
- valve plug
- Prior art date
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Abstract
ジ弁を得る。 【構成】 ケ―ジ11を回転自在に配置し、ケ―ジ11
に異なる流量特性の得られる形状に開けた流体通過窓1
2,13を形成する。ケ―ジ11の回転位置によって、
流体通過窓12あるいは13が出口6に連通する。
Description
流通及び遮断を行うと共に、主として流量の制御を目的
として用いる調節弁の一機種であるケ―ジ弁に関する。
−18470号公報に示されたものがある。これは、弁
室内に円筒状の周壁からなるケ―ジを配置し、周壁に流
体を通過するための窓を設けると共に、この窓の下に下
弁座を設け、ケ―ジ内に弁プラグを配置し、この弁プラ
グの外周面に上記下弁座に対応した下着座部を設たもの
である。弁プラグを自動制御装置による駆動部の作動も
しくは摺動操作によって上下に変位せしめ、流体通過窓
の開口面積を変化させて流量を制御する。
イコ―ルパ―セントやリニア等の流量曲線や最大流量を
決定する流量係数Cv等の弁の流量特性を変更すること
ができなかった。これは、弁の流量特性はケ―ジに形成
した流体通過窓の形状で決まるが、流体通過窓を一種類
しか設けていないためである。
特性に切り替えて使用できるようにすることである。
するために講じた本発明の技術的手段は、弁ケ―シング
で入口と弁室と出口を形成し、弁室内に円筒状のケ―ジ
を回転自在に配置し、ケ―ジの回転位置に応じて出口に
連通する複数の流体通過窓を形成し、それぞれの流体通
過窓を所望の流量特性の得られる形状に形成し、流体通
過窓の下に下弁座を設け、ケ―ジ内に上下に変位自在に
弁プラグを配置し、弁プラグの外周面に上記下弁座に対
応した下着座部を設けたものである。
所望の流量特性の得られる複数の流体通過窓をケ―ジに
形成し、ケ―ジを回転自在に配置したので、ケ―ジの回
転位置によって、それぞれの流体通過窓を順次出口に連
通することができる。弁プラグを自動制御装置による駆
動部の作動もしくは手動操作によって上下に変位せし
め、流体通過窓の開口面積を変化させて流量を制御す
る。従って、出口に連通した流体通過窓の形状によっ
て、異なる流量特性の弁を得ることができる。
明する(図1参照)。本体1とボンネット2をボルト3
で結合して弁ケ―シングを形成する。本体1に入口4と
弁室5と出口6を形成する。弁室5内に出口6への連通
口7を開けた円筒状の仕切筒8を収容する。仕切筒8と
本体1及びボンネット2との間の気密をガスケット9,
10で保つ。仕切筒8内に円筒状のケ―ジ11を収容す
る。
2,13を形成する。流体通過窓12,13は共に上部
程幅が広く下部程幅の狭い略逆三角形で、イコ―ルパ―
セント流量特性が得れる形状であり、右側の流体通過窓
12の流量係数Cvは大きく(点線Aで示す)、左側の
流体通過窓13の流量係数は小さく(点線Bで示す)形
成している。ケ―ジ11と仕切筒8の間の気密をガスケ
ット14で保つ。
し、回転軸15の下端とケ―ジ11の上端を噛み合わせ
て、ケ―ジ11を回転操作できるようにする。回転軸1
5は皿バネ16で下方に付勢し、シ―ルリング17でボ
ンネット2との間の気密を保つ。参照番号18は回転軸
15を回転操作するハンドルであり、19はナットであ
る。
に下弁座20を、上方に上弁座21を形成する。ケ―ジ
11内に弁プラグ22を収容する。弁プラグ22の外周
面に下弁座20に離着座する下着座部23と上弁座21
に離着座する上着座部24を形成する。弁プラグ22に
上下を貫通する貫通孔25を形成する。弁プラグ22の
上部には外部から上下に操作するための操作軸26を一
体に形成する。操作軸26と回転軸15との間の気密を
パッキング27で保つ。
きな流体通過窓12が仕切筒8の連通口7を介して出口
6に連通し、弁プラグ22の下着座部23及び上着座部
24がケ―ジ11の下弁座20及び上弁座21に着座し
た、閉弁状態を示している。この状態から操作軸26を
自動制御装置による駆動部の作動もしくは手動操作によ
って上昇させると、弁プラグ22が一体に上昇して流体
通過窓12の開口面積を変化させる。これによって、入
口4から出口6に流れる流量が制御される。そして、ハ
ンドル18を操作して回転軸15を回転操作させると、
ケ―ジ11が回転し、流量係数の小さな流体通過窓13
が連通口7を介して出口6に連通する。
記のように本発明によれば、所望の流量特性の得られる
複数の流体通過窓をケ―ジに形成することにより、ケ―
ジの回転位置によって、流量特性を切り替えて使用でき
る。
流通及び遮断を行うと共に、主として流量の制御を目的
として用いる調節弁の一機種であるケージ弁に関する。
−18470号公報に示されたものがある。これは、弁
室内に円筒状の周壁からなるケージを配置し、周壁に流
体を通過するための窓を設けると共に、この窓の下に下
弁座を設け、ケージ内に弁プラグを配置し、この弁プラ
グの外周面に上記下弁座に対応した下着座部を設たもの
である。弁プラグを自動制御装置による駆動部の作動も
しくは摺動操作によって上下に変位せしめ、流体通過窓
の開口面積を変化させて流量を制御する。
イコールパーセントやリニア等の流量曲線や最大流量を
決定する流量係数Cv等の弁の流量特性を変更すること
ができなかった。これは、弁の流量特性はケージに形成
した流体通過窓の形状で決まるが、流体通過窓を一種類
しか設けていないためである。
特性に切り替えて使用できるようにすることである。
するために講じた本発明の技術的手段は、弁ケーシング
で入口と弁室と出口を形成し、弁室内に円筒状のケージ
を回転自在に配置し、ケージの回転位置に応じて出口に
連通する複数の流体通過窓を形成し、それぞれの流体通
過窓を所望の流量特性の得られる形状に形成し、流体通
過窓の下に下弁座を設け、ケージ内に上下に変位自在に
弁プラグを配置し、弁プラグの外周面に上記下弁座に対
応した下着座部を設けたものである。
所望の流量特性の得られる複数の流体通過窓をケージに
形成し、ケージを回転自在に配置したので、ケージの回
転位置によって、それぞれの流体通過窓を順次出口に連
通することができる。弁プラグを自動制御装置による駆
動部の作動もしくは手動操作によって上下に変位せし
め、流体通過窓の開口面積を変化させて流量を制御す
る。従って、出口に連通した流体通過窓の形状によっ
て、異なる流量特性の弁を得ることができる。
明する(図1参照)。本体1とボンネット2をボルト3
で結合して弁ケーシングを形成する。本体1に入口4と
弁室5と出口6を形成する。弁室5内に出口6への連通
口7を開けた円筒状の仕切筒8を収容する。仕切筒8と
本体1及びボンネット2との間の気密をガスケット9,
10で保つ。仕切筒8内に円筒状のケージ11を収容す
る。
2,13を形成する。流体通過窓12,13は共に上部
程幅が広く下部程幅の狭い略逆三角形で、イコールパー
セント流量特性が得れる形状であり、右側の流体通過窓
12の流量係数Cvは大きく(点線Aで示す)、左側の
流体通過窓13の流量係数は小さく(点線Bで示す)形
成している。ケージ11と仕切筒8の間の気密をガスケ
ット14で保つ。
し、回転軸15の下端とケージ111の上端を噛み合わ
せて、ケージ11を回転操作できるようにする。回転軸
15は皿バネ16で下方に付勢し、シールリング17で
ボンネット2との間の気密を保つ。参照番号18は回転
軸15を回転操作するハンドルであり、19はナットで
ある。
に下弁座20を、上方に上弁座21を形成する。ケージ
11内に弁プラグ22を収容する。弁プラグ22の外周
面に下弁座20に離着座する下着座部23と上弁座21
に離着座する上着座部24を形成する。弁プラグ22に
上下を貫通する貫通孔25を形成する。弁プラグ22の
上部には外部から上下に操作するための操作軸26を一
体に形成する。操作軸26と回転軸15との間の気密を
パッキング27で保つ。
きな流体通過窓12が仕切筒8の連通口7を介して出口
6に連通し、弁プラグ22の下着座部23及び上着座部
24がケージ11の下弁座20及び上弁座21に着座し
た、閉弁状態を示している。この状態から操作軸26を
自動制御装置による駆動部の作動もしくは手動操作によ
って上昇させると、弁プラグ22が一体に上昇して流体
通過窓12の開口面積を変化させる。これによって、入
口4から出口6に流れる流量が制御される。そして、ハ
ンドル18を操作して回転軸15を回転操作させると、
ケージ11が回転し、流量係数の小さな流体通過窓13
が連通口7を介して出口6に連通する。
記のように本発明によれば、所望の流量特性の得られる
複数の流体通過窓をケージに形成することにより、ケー
ジの回転位置によって、流量特性を切り替えて使用でき
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 弁ケ―シングで入口と弁室と出口を形成
し、弁室内に円筒状のケ―ジを回転自在に配置し、ケ―
ジの回転位置に応じて出口に連通する複数の流体通過窓
を形成し、それぞれの流体通過窓を所望の流量特性の得
られる形状に形成し、流体通過窓の下に下弁座を設け、
ケ―ジ内に上下に変位自在に弁プラグを配置し、弁プラ
グの外周面に上記下弁座に対応した下着座部を設けたケ
―ジ弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3110886A JP2711598B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | ケ―ジ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3110886A JP2711598B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | ケ―ジ弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05322054A true JPH05322054A (ja) | 1993-12-07 |
JP2711598B2 JP2711598B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=14547189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3110886A Expired - Fee Related JP2711598B2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | ケ―ジ弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2711598B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011194329A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Nec Corp | 塗工システム |
JP2011530046A (ja) * | 2008-08-01 | 2011-12-15 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | 流体レギュレータバイパス弁の流体流量特性を制御する装置 |
CN104048051A (zh) * | 2013-03-14 | 2014-09-17 | 费希尔控制国际公司 | 阀座组件 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59144867A (ja) * | 1983-02-07 | 1984-08-20 | Yamatake Honeywell Co Ltd | ケ−ジ弁 |
JPH01154371U (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-24 |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP3110886A patent/JP2711598B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59144867A (ja) * | 1983-02-07 | 1984-08-20 | Yamatake Honeywell Co Ltd | ケ−ジ弁 |
JPH01154371U (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-24 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011530046A (ja) * | 2008-08-01 | 2011-12-15 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | 流体レギュレータバイパス弁の流体流量特性を制御する装置 |
JP2011194329A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Nec Corp | 塗工システム |
CN104048051A (zh) * | 2013-03-14 | 2014-09-17 | 费希尔控制国际公司 | 阀座组件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2711598B2 (ja) | 1998-02-10 |
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Legal Events
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