JPH053217Y2 - - Google Patents

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JPH053217Y2
JPH053217Y2 JP7792988U JP7792988U JPH053217Y2 JP H053217 Y2 JPH053217 Y2 JP H053217Y2 JP 7792988 U JP7792988 U JP 7792988U JP 7792988 U JP7792988 U JP 7792988U JP H053217 Y2 JPH053217 Y2 JP H053217Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、据付用実験台の組合せ構造に係り、
特に、実験室内にガスや水などのような各種の実
験用エネルギーを給排出するための各種配管との
関係で柔軟に対応させることができる据付用実験
台の組合せ構造に関する。
[従来の技術] 建造物における実験室内に設置される実験台等
の各種実験用設備には、電気やガス、水などのよ
うな実験用エネルギーを供給したり、使用後の廃
液等を室外に排出するための各種配管設備を必要
とする。
特に、実験用設備が実験台であるときには、実
験用エネルギーである電気やガス、水などを供給
し、もしくは使用後の汚水等を排出するための各
種配管設備が必ず必要となる。
このように各種配管との関わりが特に深い実験
台については、まず、実験室の床面における設置
位置を予め定め、この位置関係のもとで各種の実
験用エネルギーを供給し、排出するために配管さ
れる管の管端を天井から立ち下げたり、床面に立
ち上げたりすることで決定される。そして、この
ような配管作業は、通常、当該建築物の建設業者
により行なわれている。
一方、このような配管作業を含む建築工事を終
え、床面の仕上げ工事も終了した後、当該実験室
内に実験設備業者の手により実験台が搬入され、
かつ、この実験台に配設されている給水栓やコン
セント、ガス栓等と前記管端との接続作業を行な
うことでその設置作業が行なわれている。
このように、実験室内への実験台の搬入設置に
関しては、各種配管との位置関係が非常に重要と
なり、したがつて、実験台の設置予定位置と施工
後の各種配管の管端、あるいは電源コードの配線
などとの間の位置関係に齟齬を来さないように、
設計の時点から完成に至るまでの間、必要な都
度、建設業者と実験設備業者との間で綿密な打合
わせを繰り返し行なうことで遂行されなければな
らなかつた。
[考案の解決しようとする課題] しかし、従来の実験台構造によれば、その搬入
設置は、実験室の床面仕上げ工事を終えた後に行
なう必要があることから、例えば、建築工事が完
了した後、初めて実験台の据え付け工事に取りか
かることになり、結果的に全体工期の長期化を招
くという問題があり、コストの低減等を達成する
観点からの工期短縮化の要請が課題として残され
ていた。
また、実験台は、実験室の床面仕上げ工事を終
えた後に搬入設置されることから、これを据え付
ける際に床面等を汚損するのみならず、配管や配
線の位置が予定位置からずれているようなときに
は、改めて配管や配線のための工事をやり直す
か、設置すべき実験台の設計仕様をやむなく変更
するなどして、現場の状況に対応させる必要も生
じ、費用的に無駄であるばかりでなく、工期をさ
らに一層長期化させるなどの問題もあつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、従来技術にみられた上記課題が据え
付けられるべき実験台の構造自体からも招来され
ているものであることに鑑みてなされたものであ
り、その構成上の特徴は、床面に対し別体となつ
て設置可能に形成されたボツクス部と、このボツ
クス部の上側開口面に載置される天板部とを有し
てなる配管用ボツクス体と、この配管用ボツクス
体設置後の前記ボツクス部に対する隣接配置が可
能に形成された脚台部と、この脚台部上に載置さ
れる天板部とを有してなる実験作業用机体とで構
成し、これら配管用ボツクス体と実験作業用机体
とが隣り合つて相対向する面のうち、配管用ボツ
クス体におけるボツクス部の側には開口部を、実
験作業用机体における脚台部の側には着脱可能に
形成された隠蔽用板材をそれぞれ配設したことに
ある。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
本考案に係る設置用実験台は、実験室の床面P
に対し別体となつて個別に設置することが可能に
形成されているボツクス部2と、このボツクス部
2の上側開口面6に載置される天板部3とを有し
てなる配管用ボツクス体1のほか、この配管用ボ
ツクス体1を設置した後の前記ボツクス部2の一
側もしくは両側に対して隣接させて配置すること
を可能に形成されている脚台部22と、この脚台
部22上に載置される天板部23とを有してなる
実験作業用机体21とをその基本的な構成として
いる。
第1図は、前記配管用ボツクス体1の長さ方向
での両側に実験作業用机体21が配置され、その
際におけるそれぞれの天板部3,23がその面高
を同一にして載置されている場合の実施例を示す
ものである。
すなわち、前記配管用ボツクス体1は、上側と
床面Pへの載置面である下側とを除く側面に側板
4を配置することで形成され、接続が予定されて
いる各種配管の立上り部15を隠蔽し、かつ、こ
の立上り部15と実験用器具の栓であるコンセト
16やガス栓17あるいは圧搾空気や水素等の各
種気体のための特殊バルブ18などとの間を接続
するための接続管を前記側板4の内側面に固定設
置するためなどに用いられるボツクス部2と、こ
のボツクス部2の上側開口面6を覆い、必要に応
じてコンセント16やガス栓17、特殊バルブ1
8等の各種の開閉栓などが多数配設されてなる天
板部3とを有して形成されており、前記ボツクス
部2の下側開口面7を介して実験室の床面Pが表
出可能に形成されている。また、前記ボツクス部
2において脚台部22が隣接配置される側の一側
もしくは両側の側板4の適宜の位置、図示例によ
れば、前側に位置している側板4の中央部には、
その長さ方向に沿わせて設けられた開口部5を有
して形成されている。
一方、前記配管用ボツクス体1の一側もしくは
両側に隣接配置される実験作業用机体21は、そ
の上端の高さが前記ボツクス部2の上端の高さと
一致するようにして形成されている脚台部22
と、この脚台部22の上側開口面27を覆う天板
部23とを有して形成されている。このうち、脚
台部22は、少なくとも4本、図示例によれば2
本を1対として等間隔で配列された計6本の円柱
状の支脚24と、これら支脚24において隣り合
つて位置している支脚24相互間の上下、必要に
より上部もしくは下部に架設される横桟24とで
形成されている。なお、図示例においては、前側
に位置している支脚24相互間に架設される前記
横桟25が上側にのみ架設されたものが示されて
いるが、この場合、実験作業用机体21に形成さ
れる空間部28内へのキヤスター付き収納庫等の
出し入れを円滑に行なうことができる。
また、このようにして形成される脚台部22に
は、これをボツクス部2における前記開口部5を
有する側に隣接配置させた際、この開口部5に対
応合致する形状を呈して形成されている隠蔽用板
材26が前記支脚24のうち、後側に位置して隣
り合つている支脚24相互間に取着した適宜構造
の取付け具を介することで着脱可能に配設されて
いる。
第2図は、前記配管用ボツクス体1の長さ方向
での両側に実験作業用机体21が配置され、その
際、前記ボツクス部2の天板部3の面高が脚台部
22の天板部23の面高よりも高くなるようにし
て載置されている場合の実施例を示すものであ
り、他の構成は第1図と同様にして形成されてい
る。
なお、本考案においては、実験に必要な各種の
付設装置、例えば配管用ボツクス体1の天板部3
上には試薬棚等の棚材などを配設し、しかも、こ
のような棚材に排気用のダクトを前記ボツクス部
2内の排気管と連通させたり、あるいは、流しを
その給水管と排水管とを前記ボツクス部2内の配
管と連通させて配設するなど、適宜の組み合わせ
のもとで床面Pに据え付けることができる。
また、図中の符号29は、実験作業用机体21
の高さを調節するための高さ調節具を示す。
本考案は、このようにして構成されているの
で、実験室内へのこれの搬入設置は、配管用ボツ
クス体1におけるボツクス部2のみを別個に床面
Pに対して据え付けることでまず行なうことがで
きる。このため、例えば床の仕上げ工事が未だ行
なわれていない完工前であつても、床面Pに別体
としてのボツクス部2を配置することができ、施
工作業と並行させながら各種配管との間の正確な
位置決め作業が可能となる。このようにしてボツ
クス部2を床面Pに配置した後は、床面Pの仕上
げ作業と並行させて、もしくはその完了を待つ
て、直ちに実験作業用机体21における脚台部2
2のボツクス部2に対する隣接配置作業を行なう
ことができ、しかる後、ボツクス部2の上側開口
面6には天板部3が、脚台部22の上側開口面2
7には天板部23がそれぞれ載置固定され、その
全体が組み合わされる。
かくして、天井の側に配管された各種の管の管
端との関係で、配管用ボツクス体1の側へと見栄
えよく垂直に連結管を導くことができるのみなら
ず、床面Pに設けている立上り部15との関係で
も設計通りの正しい位置関係のもとでこれを据え
付けることができる。
また、上記据え付けを終えた後であつても、脚
台部22に配設されている隠蔽用板材26を取り
外すことにより、ボツクス部2の開口部5を表出
させることができ、この開口部5を介して事後的
な各種保守作業を容易に行なうことができる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、各種施工作
業と並行させて設置用実験台を据え付けることが
できるので全体工期の短縮を図ることができるの
みならず、据付時における配管作業に伴う天板部
等の汚損を防止することができ、かつ、実験に必
要な各種エネルギーを供給するための配管作業を
設計仕様に従つた正確な位置関係のもとで行なう
ことができ、見栄えよく床面にその全体を設置す
ることができ、しかも、ボツクス部の開口部を介
することで、保守作業等、ボツクス部内における
必要な作業を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す全体斜視図、
第2図は、本考案の実施例におけるボツクス部の
開口部と脚台部の隠蔽用板材との間の位置関係を
示す断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す
全体斜視図である。 1……配管用ボツクス体、2……ボツクス部、
3……天板部、4……側板、5……開口部、6…
…上側開口面、7……下側開口面、15……立上
り部、16……コンセント、17……ガス栓、1
8……特殊バルブ、21……実験作業用机体、2
2……脚台部、23……天板部、24……支脚、
25……横桟、26……隠蔽用板材、27……上
側開口面、28……空間部、29……高さ調節
具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面に対し別体となつて設置可能に形成された
    ボツクス部と、このボツクス部の上側開口面に載
    置される天板部とを有してなる配管用ボツクス体
    と、この配管用ボツクス体設置後の前記ボツクス
    部に対する隣接配置が可能に形成された脚台部
    と、この脚台部上に載置される天板部とを有して
    なる実験作業用机体とで構成し、これら配管用ボ
    ツクス体と実験作業用机体とが隣り合つて相対向
    する面のうち、配管用ボツクス体におけるボツク
    ス部の側には開口部を、実験作業用机体における
    脚台部の側には着脱可能に形成された隠蔽用板材
    をそれぞれ配設したことを特徴とする据付用実験
    台の組合せ構造。
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