JPH0532162B2 - - Google Patents

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JPH0532162B2
JPH0532162B2 JP21925887A JP21925887A JPH0532162B2 JP H0532162 B2 JPH0532162 B2 JP H0532162B2 JP 21925887 A JP21925887 A JP 21925887A JP 21925887 A JP21925887 A JP 21925887A JP H0532162 B2 JPH0532162 B2 JP H0532162B2
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storage container
jig
sheath tube
discharge port
sheath
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JP21925887A
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Hiroshi Tanabe
Masao Nemoto
Minoru Nemoto
Masao Oooka
Akira Sasaki
Yasuo Unemoto
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JFE Engineering Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ホツトタツプ工法にてフイツテイ
ング治具内の底に残留する切粉を接着剤にて固着
する際に使用される切粉固着用治具に関する。
〔従来の技術〕
配管工事における分岐工事等において、配管内
の圧力を降下せずにそのような工事ができるた
め、ホツトタツプ工法が汎用されるようになつ
た。
当該工法は第9図aに示すような上部フイツテ
イング111と下部フイツテイング112に分割
されたフイツテイング治具110が用いられ、そ
れらは同図bに示すように、本管100に隅肉溶
接117及び突合せ溶接118によつて接合され
る。そのうち、上部フイツテイング111は頂部
にフランジ114が設けられ、また内部にはシー
ルねじ113と称する雌ねじが加工されており、
また下部フイツテイング112には分岐取出部1
15が設けられている。
そして、分岐工事は、まず、本管100より分
岐管を取り出したい位置にフイツテイング治具1
10を溶接にて取付け、そのあと下部フイツテイ
ング112の分岐取出部115に分岐管(図示な
し)を溶接にて接続する。そして第9図cに示す
ように上部フイツテイング111のフランジ11
4上にゲートバルブ120、穿孔機121を設置
する。次にゲートバルブ120を開けて、穿孔機
121のカツタ122を外部動力により回転、降
下させて本管100を穿孔し、穿孔完了後は再び
カツタ122を穿孔機121内に納めゲートバル
ブ120を閉じる。
その後穿孔機121を取除き、代わりにプラグ
締め機(図示なし)を用いて同図dに示すように
プラグ124を上部フイツテイング111に結合
する。その係合はプラグ124に加工してある雄
ねじ116と、上部フイツテイング111のシー
ルねじ113の嵌合によるもので、両者のねじは
管用テーパねじ(JIS B 0203)で成つている。
このようにして本管100を穿孔機121にて
穿孔すれば本管内のガス流体は分岐管側へ流れて
分岐ラインを設けることができる。
以上の様な配管工事において問題となるのは、
本管100を穿孔する時に切粉が生じ、それが下
部フイツテイング112の底に残留切粉123と
なつて残ることである。この残留切粉123はこ
のままに報知しておくとガス流体の流れに沿つて
徐々に分岐管側に流れていき、途中に設けてある
フイルタが目づまりし易く、閉塞せしめてしまう
事もありうるので、この残留切粉123を接着剤
にて固めて移動を防ぐという手段が採られてい
る。
従来の接着剤にて固着する方法は第10図に示
す様な切粉固着用治具130が用いられていた。
この切粉固着用治具130は、回転、首振り及び
出入れが自由に行なえるシール部分を有する操作
棒131と、内部が視察可能な覗き窓132とを
有している。また各部分にはOリング137乃至
139によつてシール性が保たれている。更に操
作棒131の一端には接着剤133を入れるカツ
プ134が保持されている。
この様な切粉固着用治具130の使用方法は第
11図aに示す様に穿孔完了後、穿孔機121を
除去したあとに切粉固着用治具130をアダプタ
135を介してゲートバルブ120上にボルト締
めにて結合する。このときまでにカツプ134の
中には接着剤133が入つている。
そのあと同図bに示す様にゲートバルブ120
を開けて、本管内の圧力によつて操作棒131が
外部へ飛び出そうとする力に抗して片手で操作棒
131を保持し、他方の手で懐中電燈136を持
つて、覗き窓132を通してその明りで残留切粉
123を照らし、同時に覗き窓132より内部を
見る。
そして、内圧にて外へ飛び出そうとする操作棒
131を片手で徐々に内部へ押し込み、カツプ1
34が、下部フイツテイング112の内面に接し
たら、その接点を支点として操作棒131を押し
込むことによりカツプ134は傾き、内部の接着
剤133は残留切粉123の上に流れ出しその上
を覆うことになる。
但し、一回の操作では接着剤133が残留切粉
123の上を均一に覆うことができず、残留切粉
123の表面には必ず切粉自体が露出する。従つ
て上記に示した様な接着剤の投入操作を現在では
4回位行なつている。
すなわち、接着剤133を投入したあと操作棒
131を引き抜き、カツプ134をアダプタ13
5内に納める。そして第11図cに示すようにゲ
ートバルブ120を閉じ、アダプタ135と切粉
固着治具130の間のボルトをはずして再びカツ
プ134内に接着剤133を入れる。その後前回
と全く同一の操作にて接着剤133の入つたカツ
プ134を残留切粉123を近づけ同図dに示す
ように、残留切粉123の表面上にて接着剤13
3で覆われていない場所を捜してその上に接着剤
133を投入する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上述べた様な治具130を用いて切粉を接着
剤により固着する手段では、次の様な問題が生じ
ていた。
上述した操作により所定の位置に接着剤13
3を投入するには、かなりの熟練を要すること
になる。
又、内圧が高い場合には操作棒131が外部
へ押し出されるのでその力に抗して操作棒13
1を挿入及び位置決めし、カツプ134を転倒
せしめる必要があり、より作業が困難となつて
いた。
1回の接着剤133の投入にて、残留切粉1
23の全表面を覆う事が望まれるが、カツプ1
34を大きくして接着剤133の量を多く投入
しようとすると、上記に示した様にカツプ1
34の転倒の点で操作が難しく、カツプ134
の大きさを大きくするのは困難となつている。
すなわちカツプ134が大きく、その内に入れ
る接着剤133の量が多いと、その重量のため
に、カツプ134の底を下部フイツテイング1
12の内面に接触させてカツプ134を回転・
転倒させるための操作棒131の操作が難しく
なる。
また、カツプ134の底を残留切粉123に
接触させる事によつて接着剤133を残留切粉
123の上に放散させてもよいが、接着剤13
3が粘性を有するためにカツプ134を残留切
粉123上に傾けて、接着剤133を放散して
いる間に切粉がカツプ134に付着してしま
い、カツプ134を引き上げるときに切粉が連
なつてカツプ134にくつついてきてゲートバ
ルブ120の弁を閉じるときに連なつた切粉を
噛み込んでしまうため、ゲートバルブ120に
よるシールが不良となつてしまう危険があつ
た。そこでカツプ134は下部フイツテイング
112の内面に接触させてカツプ134を回転
せしめねばならない。
切粉固着用治具130において操作棒131
を用いたときにそこのシール部分から微少漏れ
が生じ、そのために内部ガス流体が可熱性、有
毒等の性質を有するときには、送風機、吸引ダ
クト、防爆警報器、酸欠警報器等の付帯設備を
用意する必要があつた。
その微少漏洩の生じるのは切粉固着用治具1
30のOリングのうち操作棒131を直接シー
ルしているOリング138であり、ここのOリ
ング138は他のOリング137,139と異
なり、増締め等の機構がないため内部圧力が高
く操作棒131を外部へ引く時に洩れを生じ
る。更に、Oリング138は他のOリング13
7及び139と異なり、操作棒131の出入
れ、回転の両操作に関連してシールを行なつて
いるため傷み易く、又操作棒131のほぼ全長
に亘る出入れ操作における動的シールを行なつ
ているため、漏れ易いという欠点を有してい
る。
本発明は従来技術の以上の様な問題点を解決す
るため創案されたもので、操作が簡単且つ短時間
ででき、操作中に内部流体等の漏洩のない切粉固
着用治具を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため本発明の治具は、第1図aに示すよう
に、前記フイツテイング治具110のフランジ1
14にゲートバルブ120を介して取付けられる
ハウジング1と、該ハウジング1に設けられた貫
通孔1aに気密状態で抜き差しできるように挿通
された鞘管2と、該鞘管2の一端側に周設され、
その底面部のうち鞘管2管軸方向にある部分に放
出口3aが穿設された収納容器3と、前記鞘管2
内に気密な状態で挿入され、収納容器3側の鞘管
2から突出した端部で収納容器3の放出口3aを
閉塞せしめる操作棒4と、前記収納容器3底面部
外側に取付けられ、放出口3a下方にある部分を
中心にそこから放散状に下方傾斜する面5aが設
けられ且つその傾斜面5aに多数の放散孔5bが
穿設された放散容器5とを有することを特徴とし
ている。
又、異径分岐配管工事等で本音穿孔方向が水平
方向になる場合、鞘管2及び操作棒4の移動は水
平方向にしなければならないが、接着剤の流出は
フイツテイング治具等の底に溜つた残留切粉に向
かつて行なわねばならないので、以下に示す構成
を更に創案した。
即ち、第2発明の治具は、第1図bに示すよう
に、第1発明の構成とほぼ同様な構成を有する
(同一構成には同一番号が付されている)と共に、
そのような構成を前提として、更にハウジング1
より収納容器3側にある鞘管2の途中にエルボ管
6を設け、又鞘管2内に挿入された操作棒4のう
ち該エルボ管6内に挿通せしめられる部分を屈曲
容易な(伸縮しない)フレキシブル棒状体7で構
成したことを特徴としている。
〔作用〕
収納容器3の放出口3aが操作棒4に閉塞され
た状態で該収納容器3内に接着剤133を入れ、
その後ハウジング1をフイツテイング治具110
のフランジ114にゲートバルブ120を介して
取付ける。そしてゲートバルブ120を開けて鞘
管2を内方に押し込み、放散容器5下面が残留切
粉より適当な高さに位置するようになつた時、操
作棒4を引き、前記放出口3aを開放する。する
と、収納容器3内に溜つていた接着剤133が放
出口3aから放散容器5内に放出される。放出さ
れた接着剤133は放散容器5内の傾斜面5aに
沿つて流れ、その傾斜面5a途中に穿設された多
数の放散孔5bから下方に均一に流出する。
尚第2発明の治具の場合、操作棒4の出し入れ
に伴なつてその途中に設けられているフレキシブ
ル棒状体7はエルボ管6内で次々にかしめられな
がら移動することになり、その結果下方に向けら
れている収容容器3の放出口3aは同じく操作棒
4の端部で閉塞及び開放されて接着剤133の放
出をコントロールすることができる。
〔実施例〕
以下本発明の具体的実施例を添付図面に基づい
て説明する。
第2図は本発明の切粉固着用治具の一実施例を
示す縦断面図である。
本発明の治具はハウジング10と、その貫通孔
11を挿通する鞘管20と、該鞘管20の一端側
に取付けられ、放出口31を有する収納容器30
と、鞘管20内に挿入されてその一端部で放出口
31を閉塞せしめる操作棒40と、前記収納容器
30下方に取付けられ、多数の放散孔52を有す
る放散容器50とを有している。
前記ハウジング10は、外縁部にフランジ12
を有する円筒蓋形に形成されたものからなり、そ
のフランジ12の部分にホツトタツプ工法に用い
るゲートバルブと結合できるようにするためボル
ト孔13が設けられている。又ハウジング10中
央には開口部が設けられていて、Oリング14に
よつてその間のシールがなされ且つボルト15で
そこに固定されたシール板16が設けられてい
る。このシール板16は円板状の形状をしてお
り、中心には鞘管20の外径よりもわずかに大き
い内径を有する前記貫通孔11が設けられてい
る。そして固定蝶ボルト17の入るタツプがシー
ル板16に加工されており、その固定蝶ボルト1
7を回動させることにより、鞘管20はシール板
16にしつかりと固定されたり、緩やかに移動せ
しめることができる。更にシール板16の貫通孔
11内面と鞘管20外周面との間にはパツキン1
8が介装されておりこれによつてその間のシール
性が確保され、シール不良時の増締めはパツキン
押え19を回転して調整できるようにしている。
前記鞘管20は内径が操作棒40の外径よりわ
ずかに大きい中空シヤフトで構成され、その両端
に雄ねじが加工されていて、これらの雄ねじに押
え具21と、ボルト固定具25が夫々螺合せしめ
られている。又鞘管20のボルト固定具25側の
途中には、ねじ結合によつてソケツト61が介装
されている。
押え具21は概略円筒状の形状であり、その開
放端部内周面には雌ねじが設けられていて、この
ねじが鞘管20端部の雄ねじと螺合することによ
り該鞘管20と結合している。又他端閉塞端面側
には、後述する操作棒40を貫通せしめる孔22
が穿設されている。更に押え具21の外表面の2
箇所には周方向に溝23,24が設けられてい
る。
前記ボルト固定具25は円筒リング状の形状を
しており、その内面に雌ねじが設けられていて、
このねじが鞘管20端部の雄ねじと螺合すること
により該鞘管20端部に結合している。又その外
周面には径方向にタツプ加工して複数の雌ねじ2
6が設けられていて、その雌ねじ26の部分に後
述する容器固定ボルト32が螺入することにな
る。
前記収納容器30は第3図に示すように、略漏
斗状をしており、その上部周面に容器固定ボルト
32の入る孔33が複数設けられていて、そこか
ら当該ボルト32先端部をボルト固定具25の雌
ねじ26に螺着せしめることにより、該収納容器
30はボルト固定具32を介して鞘管20端部に
周設せしめられる。又該収容器30底面中心の最
縮径部には、テーパ状に穿孔された接着剤放出用
の放出口31が設けられている。
又操作棒40は丸棒等の剛体で構成され、両端
に雄ねじが設けられていて、その一端は鞘管20
から突出した所でプラグ栓41の雌ねじに螺入
し、該プラグ栓41と結合されている(管用テー
パねじでしつかりと固定されている)。そしてプ
ラグ栓41は、前記収納容器30の放出口31に
嵌合した時にそのテーパ面に密着できるテーパ面
が形成されている。又このプラグ栓41の近傍に
あつて前記鞘管20のソケツト61に包囲される
操作棒40の途中は、フレキシブルチユーブ70
で構成されている。このフレキシブルチユーブ7
0は、第4図に示すように、薄鋼板71が互いに
折り込まれており、操作棒40軸方向への伸縮は
生じないが、該軸方向から逸れるように曲がるこ
とができるようになつている。又反対側の雄ねじ
42近くでは、径がその部分だけ大きくなつてば
ね止め43が形成されている。更に操作棒40の
該ばね止め43より上の部分は前記押え具21の
孔22から貫通せしめられており、その貫通部分
の途中にシール用のOリング44が介装されてい
て、操作棒40が昇降する時に該孔22から内部
ガスが噴出しないようそこをシールしている。加
えて該孔22の開放している押え具21内底面2
1aとばね止め43との間には、操作棒40の周
りを囲むようにして押えばね45が介装せしめら
れている。
本実施例では、略円筒キヤツプ状をしたハンド
ル46が、その閉塞端面の雌ねじの形成された孔
47に操作棒40後端の雄ねじ42を螺入・突出
せしめるようにして、前記押え具21を覆つてい
る。図中48で示したものは固定ナツトであり、
孔47の雌ねじと共にダブルナツトとして作用さ
せ、ハンドル46を操作棒40の端部に結合せし
めている。そしてハンドル46周面には孔が穿孔
されていてその径方向に蝶ねじ49を螺入せしめ
ることで、この蝶ねじ49の鋭く加工された先端
が押え具21の溝23又は24に食い込めるよう
にしている。
前記放散容器50は、第5図a及びそのA−A
断面を示す同図bに示すように有底円筒状をして
おり、その上部開口側の内周面には雌ねじ53が
形成され、収納容器30外表面に設けられた雄ね
じ34に螺合することで、該収納容器30下方に
結合している。又収納容器30底面は同図bに示
すように、その中心が内方に向かつて盛り上がつ
た傾斜面51が形成されており、その傾斜面51
には同図aに示すように長さの異なる2種の放射
溝54が交互に設けられ、各放射溝54の端には
夫々大きさの異なる2種の放散孔52が穿設され
ている。
以下本実施例の治具の使用方法につき説明す
る。
第6図a乃至dは本実施例治具を用いた場合の
接着剤133を残留切粉123の上に放散する状
態を示す断面図である。
治具の調整 まず、蝶ねじ49の先端を押え具21の溝2
3に固定して該押え具21とハンドル46の両
者を固定させ、次に操作棒40の雄ねじ42の
端末が上方に移動するようにこれを回転せしめ
て押えばね45に圧縮の力が作用するようにす
る。その後、プラグ栓41を操作棒40の他端
にしつかりと取付け、次に鞘管20に取付けて
あるボルト固定具25に容器固定ボルト32に
よつて収納容器30を結合する。そして該収納
容器30を回転させ、ボルト固定具25を鞘管
20の雄ねじに沿つて移動させると、収納容器
30の放出口31はプラグ栓41に近づき、両
者が接触すれば、調整完了であとは、放散容器
50を収容器30に接合する。
治具のセツト(第6図a) 収納容器30内に接着剤133を入れ、鞘管
20を引き上げて収納容器30をハウジング1
0側に寄せた後、固定蝶ボルト17を用いて鞘
管20をシール板16に固定する。そして第6
図aに示すようにハウジング10をゲートバル
ブ120上に置き、そのフランジ12の部分を
ゲートバルブ120にボルト締めする。
鞘管の押し込み 第6図bに示すように上記ゲートバルブ12
0を開き、固定蝶ボルト17を緩めて鞘管20
を押し込み、放散容器50を残留切粉123に
近づける。
接着剤の放出 蝶ねじ49を回して押え具21とハンドル4
6の間を緩めると共に、一方の手で鞘管20を
保持し、他方の手でハンドル46を上方側に引
き上げ蝶ねじ49の先端を溝24に入れる。こ
の操作によつてプラグ栓41は収納容器30の
放出口31から離れて接着剤133は放出口3
1より落下し、放散容器50に入る。そしてそ
の傾斜面51上を流れるが、そのうち主に放射
溝54に沿つて流れるため、第6図cに示すよ
うに放散孔52より残留切粉123上に均等に
放散される。
後作業(第6図d) あとは、先に示した手順と逆にすれば、接着
剤133による切粉123固定作業は完了す
る。
尚、本実施例治具は上述したホツトタツプ工法
による同径分岐工事のみならず、異径分岐工事に
も適用できる。即ち、第7図に示すように、前記
ソケツト61のところにエルボ管60(形状は
JIS B 2301ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手)を用
いればよく、その場合該エルボ管60内にフレキ
シブルチユーブ70が内挿されることになるた
め、ハンドル46の移動操作によつて操作棒40
の動きはエルボ管60の部分でフレキシブルチユ
ーブ70を屈曲させ、プラグ栓41の移動となり
うる、又ハウジング10は中心よりずれた位置に
シール板16が設置されるようにしており、これ
によつて第8図に示すように本実施例治具を水平
方向に開口せしめたゲートバルブ120に設置す
ることが可能となる。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明の切粉固着用治具によれ
ば、次のような効果が得られる。
上述した操作手順から明らかなように、本発
明の治具は取扱いが容易であり、熟練を要する
ことはない。
従来の治具では、接着剤を切粉の上に均一に
放出するため煩雑な接着剤放出作業を最低4回
行なう必要があり、約30〜40分の作業時間を要
していたが、本発明の治具では1回限りの操作
で完了し、しかも約10分程度の短い時間で可能
となる。ホツトタツプ工法を都市ガス配管に適
用した場合に、埋設配管は道路や歩道の下にあ
るので夜間夜業しかできず、上述した作業時間
の短縮化は大きなメリツトとなり得る。
従来の治具では、その操作棒を引くときに、
内部のガス流体の微少漏洩を生じていたが、本
発明の治具では可動部分のシールの増締めが可
能なためにシール性が向上し漏洩が生じること
はない。
本発明の治具では、放散容器中の傾斜面がそ
の中央部を中心にスカート状に設けられると共
に、放散口がその傾斜面上に分散して設けてあ
るので、接着剤が切粉上に均一に放出されるこ
とになる。
第2発明によれば、異径分岐配管工事等で本
管穿孔方向が水平となり、操作棒等が水平方向
に移動するよう操作しなければならない場合に
もフイツテイング治具の底に溜つた残留切粉に
接着剤を放出せしめることができることにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは第1発明の構成を示す断面図、同図
bは第2発明の構成を示す断面図、第2図は本発
明の一実施例に係る治具の断面図、第3図は鞘管
と収納容接の接合状態を示す斜視図、第4図はフ
レキシブルチユーブの説明図、第5図aは放散容
器の平面図、同図bは同図aのA−A断面を示す
断面図、第6図a,b,c,dは本実施例の治具
の使用方法を示す説明図、第7図は本実施例の治
具の他の使用例を示す断面図、第8図はその使用
方法を示す説明図、第9図a,b,c,dはフイ
ツテイング治具を用いたホツトタツプ工法の説明
図、第10図は当該工法で使用される従来の切粉
固着用治具の断面図、第11図a,b,c,dは
当該治具の使用方法を示す説明図である。 図中、1,10はハウジング、1a,11は貫
通孔、2,20は鞘管、3,30は収納容器、3
a,31は放出口、4,40は操作棒、5,50
は放散容器、5a,51は傾斜面、5b,52は
放散孔、6,60はエルボ管、7はフレキシブル
棒状体、70はフレキシブルチユーブ、100は
本管、110はフイツテイング治具、111は上
部フイツテイング、112は下部フイツテイン
グ、120はゲートバルブを各示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分岐配管工事用フイツテイング治具のフラン
    ジにゲートバルブを介して取付けられるハウジン
    グと、該ハウジングに設けられた貫通孔に気密状
    態で抜き差しできるように挿通された鞘管と、該
    鞘管の一端側に周設され、その底面部のうち鞘管
    管軸方向にある部分に放出口が穿設された収納容
    器と、前記鞘管内に気密な状態で挿入され、収納
    容器側の鞘管から突出した端部で収納容器の放出
    口を閉塞せしめる操作棒と、前記収納容器底面部
    外側に取付けられ、放出口下方にある部分を中心
    にそこから放散状に下方傾斜する面が設けられ且
    つその傾斜面に多数の放散孔が穿設された放散容
    器とを有することを特徴とする切粉固着用治具。 2 分岐配管工事用フイツテイング治具のフラン
    ジにゲートバルブを介して取付けられるハウジン
    グと、該ハウジングに設けられた貫通孔に気密状
    態で抜き差しできるように挿通された鞘管と、該
    鞘管の一端側に周設され、その底面部のうち鞘管
    管軸方向にある部分に放出口が穿設された収納容
    器と、前記鞘管内に気密な状態で挿入され、収納
    容器側の鞘管から突出した端部で収納容器の放出
    口を閉塞せしめる操作棒と、前記収納容器底面部
    外側に取付けられ、放出口下方にある部分を中心
    にそこから放散状に下方傾斜する面が設けられ且
    つその傾斜面に多数の放散孔が穿設された放散容
    器とを有する切粉固着用治具において、ハウジン
    グより収納容器側にある鞘管の途中にエルボ管を
    設けると共に、鞘管内に挿入された操作棒のうち
    該エルボ管内に挿通せしめられる部分を屈曲容易
    なフレキシブル棒状体で構成したことを特徴とす
    る切粉固着用治具。
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