JPH053210B2 - - Google Patents

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JPH053210B2
JPH053210B2 JP58169247A JP16924783A JPH053210B2 JP H053210 B2 JPH053210 B2 JP H053210B2 JP 58169247 A JP58169247 A JP 58169247A JP 16924783 A JP16924783 A JP 16924783A JP H053210 B2 JPH053210 B2 JP H053210B2
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JP
Japan
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output
inverter
circuit
phase
reference oscillator
Prior art date
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JP58169247A
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JPS6062830A (ja
Inventor
Yoshiaki Myazawa
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、複数台インバータの並列同期運転を
するための同期制御装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
インバータを用いる無停電電源では、システム
としての信頼性を向上させる目的で、複数台のイ
ンバータの並列運転システムとすることが多い。
このようなシステムにおいては、起動時あるいは
運転中のいずれの場合にも各インバータの出力位
相が一致していることが必要である。
第1図は従来の複数台並列運転インバータの同
期制御装置を示したものである。第1図で、1は
各インバータ共通の基準発振器である。基準発振
器1は、発振器11、基準発振器1の出力パルス
列に重畳させる広い幅の同期パルスを発生する同
期パルス発生回路12、オア回路13で構成され
る。次に10,20,…MOは図示しないインバ
ータ1号器、2号器、…M号器の各々のゲート制
御回路を示したもので、各ゲート制御回路の内部
構成は全て同じなので、1号器のゲート制御回路
10について説明する。101は基準発振器1の
出力パルス列に含まれる広い幅の同期パルスを検
出するパルス幅検出回路、102はパルス幅検出
回路101の出力に応動して起動時および運転中
の位相合せ信号を発生する合せ回路、103は位
相合せ回路102の出力をリセツト入力Rにリセ
ツト指令として加えられ、基準発振器1の出力を
クロツク入力としてインバータゲート信号を発生
するN進リングカウンタ(Nはインバータの方
式、相数によつて異なる)である。
第1図の位相合せ回路102は、例えば、第2
図に示されるように、パルス幅検出回路101の
出力と起動指令の論理積をとるアンド回路102
A、アンド回路102Aの出力をセツト入力、停
止指令をリセツト入力とするフリツプ・フロツプ
102B、パルス幅検出回路101の出力をノツ
ト回路102Cで反転した信号とフリツプ・フロ
ツプ102Bの出力との論理積をとるアンド回路
102D、フリツプ・フロツプ102Bの反転出
力とアンド回路102Dの出力との論理和をとる
オア回路102Eで構成される。第3図は、リン
グカウンタ103の段数Nが6の場合の第1図装
置の動作を示すタイムチヤートである。
第1図の装置の動作は実公昭56−11595で示さ
れているが、起動時においてはリングカウンタ1
03は基準発振器1の出力パルス列に含まれる同
期パルスの次のパルスから、基準パルスのカウン
トを開始し、運転中は毎サイクルあるいは数サイ
クル毎に同期パルスが発生するタイミングで、リ
ングカウンタ103をリセツトすることにより、
起動時あるいは運転中のインバータの出力位相が
同期パルスに対して常に決まつた位相になるよう
に制御している。したがつて、2号器以下他の各
号器についても全く同じであり、各インバータは
基準発振器1の出力パルス列に含まれる同期パル
スに同期して運転され、各インバータの出力位相
は一致する。
しかるに、第1図の如き同期制御装置において
は、基準発振器1の出力と各インバータのゲート
制御回路とを結ぶ制御ケーブル上にノズル等の誤
信号が印加された場合、ノイズの波形あるいはタ
イミングによつては第3図の破線に示すように、
広い幅の同期パルスとして検出されてしまう可能
性がある。特に並列運転台数が多くなると、基準
発振器と各インバータのゲート制御回路との距離
が増すので、制御ケーブル上へ重畳するノイズが
問題となる。このような誤信号が同期パルスとし
て検出された場合、リングカウンタ103は不整
なタイミングでリセツトされ、インバータの出力
電圧および位相は大幅に急変し、図示されない負
荷に悪影響を及ぼしたり、通常インバータの出力
に接続されるトランスあるいは波形改善用の交流
フイルタの直流偏磁あるいは過渡現象を引起した
り、インバータのゲート信号が不整なタイミング
で変化することにより、最悪インバータは転流失
敗によるトリツプ停止となる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は前述の点に鑑みなされたもの
で、共通の基準発振器の出力パルスを基準信号と
して動作する複数台並列運転インバータの同期制
御装置において、基準発振器と各インバータの制
御装置とを結ぶ制御ケーブルに重畳するノイズ等
の影響を受けて、インバータの出力に大幅な急変
を引起したり、インバータがトリツプ停止したり
することのない安定でかつ信頼性の高い複数台並
列運転インバータの同期制御装置を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
本発明はこの目的を達成するために、基準発振
器の出力パルスには各インバータの出力位相を合
せるための同期パルスは重畳させず、各インバー
タの出力を結合している共通母線の電圧位相に基
づいて、各インバータの起動および運転中の位相
合せ信号を発生するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第4図を参照して説明
する。第4図において、41は共通発振器である
が、その構成は第1図の基準発振器1のような、
出力パルス列に広い幅の同期パルスを重畳させる
回路は含まず、所謂単なる発振器である。14,
24,…M4はインバータ、15,25,…M5
各インバータ出力を正弦波に整形するための交流
フイルタ、16,26,…M6は各インバータの
並列運転の投入、解列を行なうためのしや断器、
42は各インバータの出力を結合する共通母線で
ある。なお、各インバータのゲート制御回路1
0,20,M0の内部構成は全て同じであり、1
41は共通母線42の電圧位相を検出する位相検
出回路、142は位相検出回路141の出力信号
に応動して各インバータの起動時および運転中の
位相合せ回路を発生する位相合せ回路、143は
位相合せ回路142の出力で初期化(リセツト)
され、基準発振器41の出力をクロツクパルスと
してインバータゲート信号を発生するN進リング
カウンタ(第1図の103と同等の機能である
が、クロツクパルスの立下りで動作)である。
前記位相合せ回路142の具体列は第5図に示
される。すなわち、位相検出回路141の出力を
リセツト入力として基準発振器41の出力パルス
をカウントするカウンタ142A、カウンタ14
2AのP番目の出力をトリガ入力とする単安定マ
ルチバイブレータ142B、単安定マルチバイブ
レータ142Bの出力と起動指令との論理積をと
るアンド回路142C、アンド回路142Cの出
力をセツト入力、停止指令をリセツト入力とする
フリツプ・フロツプ142D、単安定マルチバイ
ブレータ142Bの出力とフリツプ・フロツプ1
42Dの出力との論理積をとるアンド回路142
E、アンド回路142Eの出力とフリツプ・フロ
ツプ142Dの反転出力との論理和をとるオア回
路142Fで構成される。なお、カウンタ142
Aにおいて、P=N/2となるように構成されて
いる。
次に前述の如く構成された同期制御装置の動作
を説明する。第6図は第4図の同期制御装置の動
作を示すタイムチヤート(リングカウンタ143
の段数Nが6の場合について示している)であ
る。先ず起動時の動作について説明する。最初に
起動する装置はM号器とすると、M号器は任意の
タイミングで起動される(起動前は共通母線42
には電圧が現われていないので、位相検出回路
M41は動作せず、フリツプ・フロツプM42Dは任
意のタイミングでセツトされることになる)。そ
の後、M号器のしや断器M6を投入すると、共通
母線42には、交流フイルタM5により整形され
た正弦波電圧が現われる(第6図B)。この共通
母線42に現われる電圧の位相は、基準発振器4
1の出力をクロツクパルスとして動作するM号器
のN進リングカウンタM43によつて決まるので、
第6図のように基準発振器41の出力に同期した
波形となる。この状態で1号器を起動する場合の
動作を説明すると、位相検出回路141は共通母
線42の電圧が正から負に変化するタイミングt1
で検出信号を発生し(第6図C)、位相合せ回路
142は、位相検出回路141の出力に応動し、
共通発振器1の出力パルスをP回(N=6とする
と、P=3)カウント(立よりで動作)した時点
t2でN進リングカウンタ143のリセツト指令を
解除し(第6図D)、N進リングカウンタ143
は時刻t3より動作を開始し(第6図E)、1号器
は起動される。時刻t3は、基準発振器41の出力
パルスの立下りのタイミングと一致しており、1
号器のインバータ14は、共通母線42の電圧と
同じ位相となるように起動されることになる。そ
の後、しや断器16を投入すれば、M号器と1号
器は並列運転となる。
次に、運転中の位相合せ動作について説明する
と、位相検出回路141は、毎サイクル共通母線
42の電圧が正から負に変化するタイミングで検
出信号を発生し、この検出信号に応動し、位相合
せ回路142は共通発振器の出力パルスをP回カ
ウント(立上りで動作)した時点で、位相合せパ
ルスをN進リングカウンタ143に与える(第6
図D′)。N進リングカウンタ143はこの位相合
せパルスにより初期化(リセツト)されるが、前
述の起動の場合と同様に基準発振器41の出力パ
ルスの立上りのタイミング(時刻t2)でリセツト
され、立下りのタイミング(時刻t3)で次のカウ
ント動作をする(第6図E′)。すなわち、万一、
N進リングカウンタ143が、ノイズ等の誤信号
によりミスカウントした場合でも、上記動作によ
り、インバータ14の出力位相が共通母線42の
電圧位相に一致するように補正されることにな
る。
なお、共通母線42に負荷が接続された場合、
交流フイルタの動作により、各インバータと共通
母線41の電圧位相はずれることになり、例え
ば、先に起動したM号器が既に負荷運転をした場
合、第6図Bの破線の如く共通母線42の電圧位
相は遅れる。この場合、位相検出回路141は第
6図Cの破線の如き検出信号を発生するが、通
常、基準発振器41の出力パルスの周期に比べ電
圧位相のずれは短い(第4図の実施例では、N=
6で基準発振器41の出力パルスの周期は電気角
で60゜相当)ので、前述の動作と同様の動作によ
り、起動時および運転中の位相合せが行なわれ
る。
このようにして、各インバータのゲート制御回
路内のN進リングカウンタの動作タイミングを共
通母線の電圧位相に合せるようにすることによ
り、従来のように基準発振器の出力に同期パルス
を重畳させなくても、各インバータを同期制御す
ることができる。共通母線に重畳するノイズのレ
ベルとしては、主回路のレベルに対しては低いの
で、所謂S/N比は高い。したがつて、従来の制
御装置のように基準発振器と各インバータのゲー
ト制御回路とを結ぶ制御ケーブル上に重畳するノ
イズ等により、インバータが誤動作してトリツプ
停止するというようなことは極めて起りにくくな
る。
また、基準発振器の構成としては、その出力に
同期パルスを重畳させる必要はないので、単なる
パルス列を発生するための簡単な回路構成とな
り、基準発振器の信頼性は、もとより並列運転シ
ステム全体の信頼性が向上する。
以上、本発明の実施例を述べたが、上記実施例
では、位相合せ回路142は、位相合せ信号を毎
サイクルN進リングカウンタへ与えているが、数
サイクル毎あるいは一定時間毎に与えるようにし
てもよい。
また、上記実施例の説明においては、基準発振
器41は各インバータの制御回路に含まれず単独
で設置するような構成としているが、各インバー
タの制御回路内への発振器を設置して、そのうち
任意の1台を選択して動作させる待機冗長システ
ムで構成してもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明のように、本発明によれば、共通の
基準発振器の出力パルスを基準信号として各イン
バータの出力位相を制御する複数台並列運転イン
バータの同期制御装置において、基準発振器の出
力パルス列に重量するノイズ等の影響を受けない
とともに基準発振器としては簡単な構成とした安
定でかつ信頼性の高い複数台並列運転インバータ
の同期制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の複数台並列運転インバータの同
期制御装置の一例を示すブロツク図、第2図は第
1図装置の位相合せ回路の具体的構成例を示す回
路図、第3図は第1図装置の動作を示すタイムチ
ヤート、第4図は、複数台並列運転インバータの
主回路構成および本発明による同期制御装置の一
実施例を示すブロツク図、第5図は第4図の実施
例における位相合せ回路の具体的構成例を示す回
路図、第6図は第4図実施例の動作を示すタイム
チヤートである。 41……基準発振器、14,24〜M4……イ
ンバータ、141……位相検出回路、142……
位相合せ回路、143……N進リングカウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 共通の基準発振器の出力パルスを基準信号と
    して、各インバータの出力位相を制御する複数台
    並列運転インバータの同期制御装置において、各
    インバータの出力を結合する共通母線の電圧が印
    加され該電圧の極性が一方から他方に変化するタ
    イミングに同期した信号を発生する位相検出回路
    と、該位相検出回路の出力信号により前記共通の
    基準発振器の出力パルスのカウントを開始するN
    進カウンタと、該カウンタのP番目(P=N/
    2)のカウント出力をセツト入力、停止指令をリ
    セツト入力とするフリツプ・フロツプで構成した
    位相合せ回路と、該位相合せ回路の出力信号で初
    期化され前記基準発振器の出力パルスをクロツク
    パルスとして動作するN進リングカウンタで構成
    される複数台並列運転インバータの同期制御装
    置。
JP58169247A 1983-09-16 1983-09-16 複数台並列運転インバ−タの同期制御装置 Granted JPS6062830A (ja)

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JPS6062830A JPS6062830A (ja) 1985-04-11
JPH053210B2 true JPH053210B2 (ja) 1993-01-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6165600B2 (ja) * 2013-11-19 2017-07-19 株式会社東芝 位相推定装置、信号生成装置、同期システム及び信号処理装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5383019A (en) * 1976-12-28 1978-07-22 Meidensha Electric Mfg Co Ltd Load selector circuit for plurality of inverters
JPS555023A (en) * 1978-06-23 1980-01-14 Fuji Electric Co Ltd Synchronous operation control circuit

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JPS6062830A (ja) 1985-04-11

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