JPH053203Y2 - - Google Patents

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JPH053203Y2
JPH053203Y2 JP10716885U JP10716885U JPH053203Y2 JP H053203 Y2 JPH053203 Y2 JP H053203Y2 JP 10716885 U JP10716885 U JP 10716885U JP 10716885 U JP10716885 U JP 10716885U JP H053203 Y2 JPH053203 Y2 JP H053203Y2
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は蒸気中に含まれている復水を分離した
り、圧縮空気中に混入している水滴を分離したり
するときに用いる気水分離器に関し、特に、旋回
羽根を用いて気体を旋回せしめ、遠心力の作用で
質量の大きい水滴を外側に振りだして分離する気
水分離器の改良に係わる。
従来の技術 本出願人はこの様な旋回羽根方式の気水分離器
を備えた減圧弁を、特願昭59−26527号として提
案した。そこで用いた気水分離器は、弁口の周囲
に円筒形状の隔壁を設け、隔壁の外周囲に旋回羽
根を配置し、入口を隔壁の外側の上部に開口せし
めたものである。流体は入口から隔壁の外側に入
り、旋回羽根で旋回せしめられて旋回しながら下
方に下だり、隔壁の中央開口を上昇して、その上
方に位置する弁口を通つて出口に流出する。気体
中に含まれている水滴は、質量が大きいので旋回
運動中に外側に振りだされて気体から分離され、
ケーシングの内壁に沿つて流れ落ち、排水弁で外
部に排除される。
本考案が解決しようとする問題点 この場合、円筒形状の隔壁の中央開口を上昇す
る気体は慣性の作用で旋回が止まらないために、
弁口を通過する量が少なくなる問題がある。
問題点を解決するための手段 本考案はこの様な不都合を解消せんとするもの
で、そのために講じた本考案の技術的手段は、 イ 出口を囲んで出口の下方に円筒形状の隔壁を
設け、隔壁の外周囲に旋回羽根を配置し、入口
を隔壁の外側の上部に開口せしめ、 ロ 円筒形状の隔壁の内周囲に、隔壁の軸方向に
沿つて整流板を配置し、 ハ 整流板の下端部を旋回羽根と反対方向に傾斜
せしめた、 ものである。
上記手段の作用を説明すると、水滴を含んだ気
体は入口から円筒形状の隔壁の外周囲の上部に入
り、旋回羽根で旋回せしめられる。即ち、隔壁の
外周囲を螺旋状に、旋回しながら下方に下だる。
この旋回運動で質量の大きい水滴は外側に振りだ
され、軽い気体は中心部に集まる。水滴は重力の
作用で下方に落ち、排水弁を通して外部に排除さ
れる。
気体は円筒形状の隔壁の中央開口を上昇して出
口に向かう。このとき隔壁の軸方向に配置された
整流板の作用で旋回が妨げられ、隔壁の軸方向に
整流され、出口に垂直に向かう流れとなる。
考案の特有の効果 従つて、気体は出口に向かつて直進するので出
口を通過する量が、出口に向かつて旋回してくる
場合よりも多くなる。
この出口を前記従来技術として引用した減圧弁
の様に、弁口として用いる場合には、流体が整流
されて旋回していないので、弁口を開閉する弁体
が振動せしめられることがない。
実施例 本考案の技術的手段の具体例を示す実施例を図
面(第1図ないし第3図)を参照して説明する。
本実施例は減圧弁に適用したものである。減圧
弁はパイロツト式のもので、圧力設定ばね部10
とパイロツト弁部12を有する。圧力設定ばねは
調節ねじ14で操作する。これらは従来のものと
同じであるので外形を表示するに止どめる。
その他のケーシングは部材40,42,44で
形成する。入口18と出口20は弁口22を通し
て連通する。弁口22はケーシング部材40の水
平の隔壁に弁座部材を取り付けて形成する。弁口
22を開閉する弁体24を弁口22の下方に配置
し、ばねで弁座部材に付勢する。また、弁体14
にはピストン16に取り付けた弁棒を当接せしめ
る。弁体24はピストン16が下方に変位せしめ
られると押し下げられ、上方に変位せしめられる
とばねで押し上げられる。
弁座部材を取り付けた水平の隔壁に、弁口22
を囲んでその下方に円筒形状の隔壁26を取り付
ける。隔壁26の下端部27は外側に拡げる。入
口18は隔壁26の外周囲の上部に連通する。
円筒形状の隔壁26の外周壁に複数の旋回羽根
28を設ける。旋回羽根28の下端部29は一方
向(第2図の隔壁26の平面図では反時計回り方
向)に曲げる。隔壁26の内周壁に複数の整流板
30を設ける。整流板30は隔壁の軸方向に沿つ
て中心方向に突出した形状で、その下端部31は
旋回羽根28の下端部29とは反対の方向(第2
図では時計回り方向)に曲げる。
従つて、入口18の流体は旋回羽根28で一方
向に旋回せしめられながら螺旋状に下方に下だ
る。この旋回中に水滴は外側に気体は内側に分離
する。分離された水滴はケーシング部材40,4
2の円筒形状の内壁に沿つて流れ落ちる。内側の
気体は円筒形状の隔壁26の中央開口に入り、整
流板30の下部湾曲部31で水平旋回から上昇直
線運動に滑かに方向を変えられ、湾曲部31の上
部に続く垂直部で整流されながら弁口22に向か
う。
気水分離室38の底部に排水弁、即ちフロート
弁を配置する。球形フロート36で排水口32に
連通する排水口を自動的に開閉するようにしたも
のである。フロート36の上方をフロートカバー
34で覆い、フロート36が旋回流体の影響を受
けて誤作動することを防ぐ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の気水分離器を適用し
た減圧弁の部分断面図、第2図は第1図の円筒形
状隔壁の平面図、第3図は同じく正面図である。 18……入口、20……出口、22……弁口
(気水分離器の出口)、24……弁体、26……円
筒形状隔壁、28……旋回羽根、30……整流
板、31……湾曲部、36……フロート、32…
…排水口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出口を囲んで出口の下方に円筒形状の隔壁を設
    け、隔壁の外周囲に旋回羽根を配置し、入口を隔
    壁の外側の上部に開口せしめ、円筒形状の隔壁の
    内周囲に、隔壁の軸方向に沿つて整流板を配置
    し、整流板の下端部を旋回羽根と反対方向に傾斜
    せしめた気水分離器。
JP10716885U 1985-07-12 1985-07-12 Expired - Lifetime JPH053203Y2 (ja)

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JP10716885U JPH053203Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JPS6217314U JPS6217314U (ja) 1987-02-02
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JP5128304B2 (ja) * 2008-02-12 2013-01-23 大阪瓦斯株式会社 圧力制御装置
JP2015051438A (ja) * 2014-12-10 2015-03-19 株式会社コガネイ 旋回流発生器

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JPS6217314U (ja) 1987-02-02

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