JPH05319722A - エレベータの速度制御装置 - Google Patents

エレベータの速度制御装置

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JPH05319722A
JPH05319722A JP13084592A JP13084592A JPH05319722A JP H05319722 A JPH05319722 A JP H05319722A JP 13084592 A JP13084592 A JP 13084592A JP 13084592 A JP13084592 A JP 13084592A JP H05319722 A JPH05319722 A JP H05319722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
position point
elevator
value
detecting means
Prior art date
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Pending
Application number
JP13084592A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Hirose
克則 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置検出手段が故障したとき、これを即時に
検出してかごを非常停止させることのできるエレベータ
の速度制御装置を得る。 【構成】 位置検出手段2からの位置信号が入力された
ときに計数手段9の計数値に基づいてプレート上の走行
距離を算出し、その走行距離が予め設定されている許容
範囲以外のとき位置検出手段2の異常と判断してかごを
非常停止させるかご非常停止手段11cを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの速度制御
に係わり、さらに詳しくは、その速度をマイクロコンピ
ュータで制御する速度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば特開昭62−215487
号公報に開示された従来のエレベータの速度制御装置の
全体構成図、図4は図3に示すマイクロコンピュータの
概略を示すブロック図、図5は速度指令値の算出を説明
するためのブロック図、図6は図3A−A線を拡大して
示す位置検出器及びプレートの平面図である。
【0003】これらの図において、1はエレベータのか
ご、2はかご1の上部に設けられた位置検出器で、例え
ば図6に示すように6個の位置点検出器21〜26から
なり、その配列は所定の間隙を有して一列に横設されて
いる。この位置点検出器21〜26はプレート3を検出
するまではHレベルの位置点信号31〜36をそれぞれ
出力しており、プレート3を検出したときは、そのプレ
ート3に対向した位置点検出器22,24,25がLレ
ベルの位置点信号32,34,35を出力するようにな
っている。プレート3は、各階床に対応して昇降路にそ
れぞれ3枚づつ設けられており、その並びは階床毎に異
なっている。
【0004】4は釣合錘、5はシーブ6に巻掛けられた
ロープで、このロープ5の垂下両端にはそれぞれかご1
及び釣合錘4が結合されている。7はシーブ6を駆動す
る電動機、8は電動機7の回転からかご1の移動距離に
比例したパルスを発生するパルス発生器、9はパルス発
生器8からのパルスを計数する計数回路である。
【0005】10は図4に示すようにCPU11,RO
M12,RAM13,入力ポート14及び出力ポート1
5からなるマイクロコンピュータで、そのうち、CPU
11は、図5に示すように計数回路9の計数値に基づい
て残距離値を算出する残距離演算回路11aと、算出し
た残距離値に近似の残距離値を残距離テーブル12aか
ら探し出すと共に、その位置に対応する速度指令値を速
度指令テーブル12bから探し出す探索ポインタ制御回
路11bの機能を備えている。また、Lレベルの位置点
信号が入力されたときは、算出した残距離値を補正する
ようになっている。ROM12には、前述したように、
予め算出した複数の残距離値が書き込まれてなる残距離
テーブル12a、及びそれぞれの残距離値に対応する速
度指令値が書き込まれてなる速度指令テーブル12bが
格納されている。
【0006】前記のように構成されたエレベータの速度
制御装置において、計数回路9がパルス発生器8のパル
スに基づいた計数値をマイクロコンピュータ10に出力
すると、マイクロコンピュータ10は、その計数値を基
に残距離値を算出すると共に、算出した残距離値の近似
の残距離値を設定してその値に対応する速度指令値を求
める。また、マイクロコンピュータ10が、計数値を基
にエレベータのかご1の速度を制御しているときに、図
6に示すように位置点検出器22,24,25からのL
レベルの位置点信号32,34,35が入力されたとき
は、設定した残距離値をその位置点信号32,34,3
5に基づいて補正する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のエ
レベータの速度制御装置では、マイクロコンピュータ1
0が計数回路9からの計数値に基づいて速度指令値を設
定しているとき、位置検出器2が故障していた場合に
は、残距離値を誤って補正するという可能性があった。
このよう事態が発生したときには、誤った残距離値を基
に速度指令値を設定するため、かご1の速度に異常変化
が発生するという問題があった。
【0008】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、位置検出器が故障したとき、これを即時
に検出してかごを非常停止させることのできるエレベー
タの速度制御装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のエレベータの速
度制御装置は、かごの移動距離に比例したパルスを発生
するパルス発生手段と、該パルス発生手段からのパルス
を計数する計数手段と、かごに設置され、各階床に対応
して昇降路にそれぞれ配設されたプレートに対向したと
きに位置信号を出力する位置検出手段とを有し、前記位
置信号が入力されたときに前記計数手段の計数値に基づ
いて前記位置検出手段がプレートに対向して移動したと
きの走行距離を算出し、その走行距離が予め設定されて
いる許容範囲以外のとき前記位置検出手段の異常と判断
してかごを非常停止させるかご非常停止手段を備えたも
のである。
【0010】
【作用】本発明においては、エレベータのかごの移動に
より、位置検出手段がプレートを検出して位置信号をか
ご非常停止手段に出力すると、そのかご非常停止手段
は、計数手段の計数値に基づいて位置検出手段がプレー
トに対向して移動したときの走行距離を算出して、予め
設定されている許容範囲以外かどうかを判定する。算出
した走行距離が許容範囲以内のときは位置検出手段が正
常に動作していると判断し、その距離が許容範囲以外の
ときは位置検出手段に異常があると判断してエレベータ
のかごを非常停止させる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図、
図2はその動作を説明するためのフローチャートであ
る。なお、図3乃至図6で説明した従来例と同一又は相
当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
【0012】図において、111は従来の残距離演算回
路11a及び探索ポインタ制御回路11bの機能を備え
ているほかに、本発明のかご非常停止手段11cの機能
を備えたCPUで、位置点検出器21〜26のそれぞれ
の位置点信号31〜36を順次に読み込んでLレベルの
位置点信号の有無を判定しており、その信号を確認した
ときは、計数回路9からの計数値S1を基に検出中のプ
レート3の走行距離Sを算出して予め設定されている例
えば所定距離Smaxを越えているかどうかを判定す
る。その時の走行距離Sが所定距離Smaxを越えてい
るときは6個の位置点検出器21〜26のうちいずれか
が異常であると判断してエレベータの運転を非常停止さ
せ、前記走行距離Sが所定距離Smax以内のときは位
置点検出器21〜26が正常であると判断する。なお、
前述した所定距離Smaxは、プレート3の最大長に計
数回路9の検出誤差マージンを含めた長さとする。
【0013】次に、図6に示すように昇降路に配設され
た3枚のプレート3を位置点検出器22,24,25が
検出しているときの動作を図2のフローチャートに基づ
いて説明する。かご1の移動中、CPU111は、位置
点検出器21〜26が出力した位置点信号31〜36及
び計数回路9からの計数値に基づいてかご1の速度を制
御すると共に、位置点検出器21〜26からの位置点信
号31〜36を順次に読み込み、それぞれの位置点検出
器21〜26が正常かどうかを判定している。まず、最
初の位置点信号31を読み込むためにnを1に設定し
(S1)、その値に該当する位置点信号31を読み込ん
でその信号31のレベルを判定する(S1,S2)。こ
のときは、図6からも判るように位置点信号31を出力
している位置点検出器21は、プレート3を検出してい
ないので、その信号31のレベルはHレベルとなってい
る。そのため、CPU111は、ステップ6に進んでn
を2に設定し、予め設定されている設定値6と比較する
(S7)。nの値が設定値を越えた場合は、ステップ8
に進んで位置点信号31〜36のレベルが全てHレベル
であったかどうかを判定するが、この時点においては、
nの値が2であるため、ステップ2に戻ってnの値に該
当する位置点信号32を読み込み、その信号32のレベ
ルを判定する(S3)。この場合、その位置点検出器2
2はプレート3を検出してLレベルの位置点信号32を
出力しているため、ステップ4を選択して計数回路9か
らの計数値S1を基にプレート3上の走行距離Sの算出
を開示する。この時点では、走行距離Sは所定距離Sm
axを越えることがないので、ステップ6においてnの
値を3に設定して設定値と比較する(S7)。
【0014】このように、残りの位置点信号33〜36
も順次に読み込んで、前記と同様に信号のレベルに応じ
た動作を繰り返す(S2〜S7)。そして、最後の位置
点信号36のレベルを確認した後は、ステップ6におい
てnを7に設定し、設定値と比較する(S7)。この場
合、nの値が設定値を越えるので、ステップ8に進んで
位置点信号31〜36のレベルが全てHレベルであった
かどうかを判定する(S8)。位置点信号31〜36の
レベルが全てHレベルのときは、算出した走行距離Sを
0にするが、位置点検出器21〜26のうち3個の位置
点検出器22,24,25がそれぞれのプレート3を検
出してLレベルの位置点信号32,34,35を出力し
ているため、ステップ9を介することなくステップ1に
戻って再び位置点信号31から読み込んで前述した一連
の動作を繰り返す(S1〜S8)。
【0015】一連の動作を繰り返していくうち、走行距
離Sが所定距離Smaxを越えることなく位置点信号3
1〜36のレベルが全てHレベルになったときは、この
時点においては位置点検出器21〜26が正常に動作し
ていると判断し、また、位置点信号31〜36のレベル
が全てHレベルになることなく走行距離Sが所定距離S
maxを越えたときは、6個の位置点検出器21〜26
のうちいずれかに異常があると判断してエレベータのか
ご1を非常停止させる(S10)。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、かご非常
停止手段が、位置信号が入力される毎にそのときのプレ
ートの走行距離を算出して、その距離から位置検出手段
に異常があるかどうかを判定し、異常のときのみかごを
非常停止させるようにしたので、従来と比べかごの速度
制御を安全に行えるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】特開昭62−215487号公報に開示された
従来のエレベータの速度制御装置の全体構成図である。
【図4】図3に示すマイクロコンピュータの概略を示す
ブロック図である。
【図5】速度指令値の算出を説明するためのブロック図
である。
【図6】図3A−A線を拡大して示す位置検出器及びプ
レートの平面図である。
【符号の説明】
2 位置検出器 9 計数回路 12 ROM 111 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごの移動距離に比例したパルスを発生
    するパルス発生手段と、該パルス発生手段からのパルス
    を計数する計数手段と、かごに設置され、各階床に対応
    して昇降路にそれぞれ配設されたプレートに対向したと
    きに位置信号を出力する位置検出手段とを有するエレベ
    ータの速度制御装置において、 前記位置信号が入力されたときに前記計数手段の計数値
    に基づいて前記位置検出手段がプレートに対向して移動
    したときの走行距離を算出し、その走行距離が予め設定
    されている許容範囲以外のとき前記位置検出手段の異常
    と判断してかごを非常停止させるかご非常停止手段を備
    えたことを特徴とするエレベータの速度制御装置。
JP13084592A 1992-05-22 1992-05-22 エレベータの速度制御装置 Pending JPH05319722A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13084592A JPH05319722A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 エレベータの速度制御装置

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JP13084592A JPH05319722A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 エレベータの速度制御装置

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JPH05319722A true JPH05319722A (ja) 1993-12-03

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ID=15044044

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JP13084592A Pending JPH05319722A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 エレベータの速度制御装置

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JP (1) JPH05319722A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009161332A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Panasonic Home Elevator Co Ltd エレベータの安全装置
EP3438033A4 (en) * 2016-03-30 2019-12-18 Hitachi, Ltd. LIFT SYSTEM

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009161332A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Panasonic Home Elevator Co Ltd エレベータの安全装置
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