JPH05317934A - 共通のカリバー開口を形成する三つのロール或いは案内ローラを調整するための方法および装置 - Google Patents

共通のカリバー開口を形成する三つのロール或いは案内ローラを調整するための方法および装置

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JPH05317934A
JPH05317934A JP4295346A JP29534692A JPH05317934A JP H05317934 A JPH05317934 A JP H05317934A JP 4295346 A JP4295346 A JP 4295346A JP 29534692 A JP29534692 A JP 29534692A JP H05317934 A JPH05317934 A JP H05317934A
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roll
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カリバー中央である被圧延材の走過軸線を中
心にして星形に位置ずれしていて、凹状の作業面を備え
ていてかつ共通のカリバー開口を形成しているロール或
いは案内ローラを調整するための方法および装置に関す
る。 【構成】 先ずロール或いは案内ローラ3の各々におい
てそれらに共通の回転軸線面6内でそれらの回転軸線に
対するカリバー底部内の最深位置23を通って延在して
いる平行線を、次いで三つの平行線を形成する三角形と
この三角形の内接円中心点29を検出し、引続きロール
或いは案内ローラを軸方向で移動させることによりそれ
らの最深位置23と回転軸線に対して直角に延在してい
る切断面27とを、これらが三角形の内接円中心点29
を通るように調節し、次いで必要な場合ロール或いは案
内ローラ3を半径方向で移動させることによりカリバー
開口7の内径を所望の寸法に相応して変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カリバー中心としての
被圧延材の走過軸線を中心にして位置ずれして星形に配
設されていて、凹状の作業面を備えておりかつ共通のカ
リバー開口を形成する三つのロール或いは案内ローラを
調整するための方法および装置に関する。しかし、この
本発明による方法および装置は、実際にそうあり得るこ
とではないが、カリバー開口を形成する五つ或いはそれ
以上のロール或いは案内ローラを調節するのにも使用可
能である。
【0002】
【従来の技術】線材、棒材或いは管材を圧延するロール
スタンドにあっては、被圧延材の必要とする狭い公差お
よび所望の高い形状精度を達するためロール或いは案内
ローラによって形成されるカリバー開口は寸法も正確に
および形状も正確に製造されなければならない。このこ
とは特に圧延ラインの一つ或いは多数の最後のカリバー
開口に言えることである。この精度を三つのロール或い
は案内ローラによって形成されるカリバー開口において
達するには、被圧延材と接触するロール或いは案内ロー
ラの作業面が先ず作業準備状態が整った後ロールスタン
ド或いは案内ハウジング内に内蔵したままで加工され
る。しかしこの方法は極めて手間を要する。更に必ずし
も所望の精度が得られるとは限らない。このことは特
に、カリバー開口自体内において切削作業を行うことが
不可能な場合に言えることである。これに比してロール
或いは案内ローラの外輪郭は精密な作業を行う工作機械
により解体した状態で何の苦労も要せずに正確に加工す
ることが可能である。その際作業面と縁部面並びにこれ
らの間の遷移半径とから形成されている正確な輪郭でロ
ールが形成されはするが、しかしこれだけでは正確なカ
リバー開口は未だ保証されない。このよう正確なカリバ
ー開口を得るために付加的に、ロール或いは案内ローラ
を互いに正確に調節する必要がある。何故なら当接面、
固定支承等によっては、各々のロール或いは案内ローラ
がそれらの製造後解体された状態でおよび再組立てした
後正確に所定の位置を占めることが、保証されないから
である。従って各々のロール或いは案内ローラはその組
込みの後、特に軸方向で、即ちロール回転軸線の方向
で、しかもまた半径方向でも調節されなければならな
い。この支承は上記のような調節を可能にする。
【0003】この様式の公知の方法にあっては、カリバ
ー開口の一方の側に光源が設けられており、他方の側に
はカリバー開口の周辺のシルエットを写像し、その輪郭
の認知を可能にする装置、例えば焦点ガラスが設けられ
ている。一般には更にこれらの装置間に拡大作用を行う
光学部材が設けられ、これにより可能な限り鮮明なシル
エットが得られるようにしている。この光学部材によ
り、カリバー開口の境界が例えばロールの作業面並びに
狭いロール間隙を通して認められる。このカリバー開口
の境界はそれぞれ隣接しているロールの互いに向き合っ
た傾斜している縁部面間で開いた状態にある。作業面と
縁部面間の遷移半径も認められる。このシルエットを示
す焦点ガラスには線画スクリーンが取付けられが、この
線画スクリーンは三ロールカリバーのロールを調節する
ため三つの、一点から見て、半径方向で星形に離間して
いる放射線で描かれていおり、これらの放射線は三ロー
ルカリバーのロールの120°の通常の配設に相応して
互いに120°だけ位置ずれしている。この線画スクリ
ーンは公知の方法にあっては、三つの放射線の各々がシ
ルエットの三つのロール間隙の一つの中央に存在するよ
うに焦点ガラスに取付けられている。その際、放射線の
頂点はカリバー開口の中央を示している。引続きこのカ
リバー中央からカリバー開口の輪郭の加工もしくは調整
が可能となり、ロール或いは案内ローラは半径方向で調
節される。
【0004】しかしこの公知の方法は、−しばしば起こ
ることであるが−シルエット上に描かれるロール間隙が
異なった幅を有している際、不正確であり、またこの方
法を行うことが極めて困難である。このようなことの原
因は、ロールが異なる直径を有していることにある。そ
の上、しばしばロールは軸方向で位置ずれして内蔵され
ている。更に、縁部面が必ずしも作業面と共に加工され
ないので、ロール間隙を形成するロールの傾斜した縁部
面と凹状の作業面との間に位置ずれが生じることも原因
である。このしばしば生じるケースにあって、線画スク
リーンを上記の方法で正確に整向して、カリバー開口の
中心位置を得ることは、不可能でないにしても、極めて
困難なことである。この中心に位置が欠如している場
合、もしくは正確に確認できない場合、ロール或いは案
内ローラのカリバーの正確な調節は不可能である。
【0005】カリバー中央は三つのロール或いは案内ロ
ーラの作業面から形成されるカリバー開口の幾何学的な
中央である。このカリバー中央は必ずしもロールスタン
ドの中央と或いはロール回転軸線を形成している各々の
三角形の内接円の中央と一致しない。例えばカリバーを
形成する三つのロール或いは案内ローラの直径が磨耗に
より異なって来たり、或いは製造精度により異なって来
たりした場合、カリバー中央はロールスタンド中央とは
異なる何処かの場所に存在することとなる。即ち、カリ
バー中央を検出するにはロールスタンド中央或いは案内
ローラハウジングの中央を基準とすること、またこれら
の中央の何処か或る場所の測定面を基準とすることは不
可能である。何故ならロールの組込みおよび解体の際常
にずれが生じるからである。同じ理由から、ロール或い
は案内ローラの回転軸線もまたこれらのロール或いは案
内ローラの調節のための基準線として不適当である。ロ
ール或いは案内ローラの縁部面もこれらと作業面輪郭間
でずれの可能性があるので基準とすることができない。
ロール、案内ローラ、支承部、ロールスタンドおよび案
内ハウジングの製造精度が極端に高い場合でも、コスト
が極めて高い割りには求めている高い精度は達せられな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、特に三ロールカリバーのロール或いは案内ローラ
を軸方向および半径方向で従来の技術よりも迅速にかつ
正確に調節することが可能であり、従ってロール或いは
案内ローラの解体した状態での単独の加工作業が可能と
なる冒頭に記載した様式の方法および装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、先ずロール或いは案内ローラの各々においてそれら
に共通の回転軸線面内でそれらの回転軸線に対するカリ
バー底部内の最深位置を通って延在している平行線を、
次いで三つの平行線から形成され三角形とこの三角形の
内接円の中心点を検出し、引続きロール或いは案内ロー
ラを軸方向で移動させることによりそれらの最深位置を
通りかつ回転軸線に対して直角に延在している切断面と
を、これらが三角形の内接円中心点を通るように調節
し、次いで必要な場合ロール或いは案内ローラを半径方
向で移動させることによりカリバー開口の内径を所望の
寸法に相応して変えることによって解決される。
【0008】この構成により、ロール或いは案内ローラ
を調節するためにカリバー開口のみを形成するロール或
いは案内ローラの作業面の輪郭を専らの基礎とする方法
が見い出された。このようにして、すべてのしばしば不
正確な補助面を回避し、補助面の領域内の回避不可能な
製造公差、波形等の影響を回避することにより、極めて
高い測定精度が達せられる。各々のロール或いは案内ロ
ーラにあって、これらの作業面のカリバー輪郭を基礎と
し、それを基にして三つのロールに所属する三角形とこ
の三角形の−カリバー中心と等しい−内接円の中心点が
検出される。三角形にあってこの内接円の中心点は、公
知のようにこの点内で交切する角二等分により決定され
る。この点、即ちカリバー中心を得たら、次いでロール
或いは案内ローラを軸方向および半径方向に移動させる
ことによりこのカリバー中心に迅速にかつ正確に調節す
ることが可能である。次に、ロール或いは案内ローラを
有利な方法によりハウジング外で、しかも通常の正確に
働く研削盤或いは旋盤で仕上げ加工をすることが可能で
あり、従って特別な加工機械をもはや必要としない。通
常の高価な工作機械は作業面の加工を可能にするのみな
らず、ロールおよび案内ローラの縁部面と移行部との一
作業工程による加工をも可能にする。この加工にあって
高い精度が達せられる傍ら時間とロール材料の節約が可
能となる。作業面と縁部面のどんな位置ずれも回避され
る。位置ずれがあったとしても一定の限界内にとどまり
作業を妨げることがない。ロール或いは案内ローラは、
スタンド或いは案内ハウジングを使用することなく加工
することができ、従ってスタンド或いは案内ハウジング
の必要とする数も僅かとなる。ロールスタンドおよび案
内ハウジングはもはや切削作業により汚されることがな
い。このような利点は本発明による正確な調節方法によ
って始めて達せられる。
【0009】内接円中心点の位置を検出するためにロー
ル或いは案内ローラのすべての作業面輪郭のシルエット
が、すべての回転軸線の角度位置を備えた辺から描かれ
る少なくとも一つの三角形と多数の三角形の場合共通の
内接円中心点とでもって、線画スクリーン上に投影さ
れ、次いでそれらの三角形の一つの三角形のすべての辺
が投影されたシルエットの回転軸線に対して平行になる
ように、かつ所属するカリバー底内の最深位置を通るか
或いは同じ間隔をもってこれらのカリバー底部の傍らを
通って延在するように、上記線画スクリーンが旋回かつ
摺動される。ロール或いは案内ローラの回転軸線の上記
の角度位置は公知である。と言うのはロール或いは案内
ローラの支承孔がこの角度位置の下に造られているから
である。三つのロールから形成されたカリバーの場合、
回転軸線は一般にそれぞれ120°だけ互いに位置ずれ
しており、従って三角形は線画スクリーン上では辺の等
しい三角形となる。例外的に他の角度位置を優先した場
合、この角度位置も公知であり、線画スクリーン上には
相応して異なる三角形が描かれる。全ての回転軸線の角
度位置は支承孔を仕上げる場合現代の工作機械により、
著しい不正確さが生じないように正確に維持することが
可能であり、従って線画スクリーン上に描かれる三角形
はすべての回転軸線の実際の角度位置に極めて正確に一
致する。線画スクリーン上に大きさの異なる、しかしそ
の辺の角度位置が同じでありかつそれらの内接円中心点
のすべてが互いに重なり合うようにしなければならない
多数の三角形を描くのが有利である。
【0010】次いでこの方法により準備した線画スクリ
ーンは投影されたシルエットに対して整向されかつ其処
に固定されなければならない。本発明により、線画スク
リーンのすべての三角形の辺をシルエットの回転軸線に
対して平行に整向するため少なくとも一つのロール或い
は案内ローラが軸方向で移動され、線画スクリーンは回
転されて以下のような位置、即ちこのロール或いは案内
ローラが軸方向に移動された際しそれらの作業面と線画
スクリーンの所属している三角形の辺間に常に一定した
鎌形の間隙が形成される位置にもたらされ、その後誤っ
て旋回しないようにこの位置で固定される。他の方法に
より、線画スクリーンのすべての三角形の辺をシルエッ
トのカリバー底部の最深位置に対して整向するため三角
形の一つの三角形の辺を線画スクリーンを平行に移動さ
せることによりすべての作業面の最深位置と重ねるか、
或いは最深位置からすべての位置で半径方向で等しい間
隔で調節し、次いで画スクリーンをこの位置に完全に固
定するのが有利である。線画スクリーンの三角形の辺を
シルエットに対して整向するためのこの二段階の方法に
あっても、作業面の輪郭のみが利用され、これにより冒
頭に記載した公知方法の線画スクリーンの整向の際の問
題点が高い精度の保証下に回避される。線画スクリーン
上に描かれる一つ或いは多数の三角形が、その互いに対
する角度位置が公知のすべての回転軸線の角度位置と互
いに一致している辺を備えているので、ただ一つの三角
形の辺に所属している回転軸線に対する平行な整向で十
分であり、他の三角形の辺は自動的に同様にそれらの三
角形の辺に対して平行に整向される。線画スクリーン上
の一つ或いは多数の三角形の内接円中心点は、その交点
が内接円の中心点である角の二等分の角をこの線画スク
リーン上に描くことにより割出すことができる。大きさ
の異なる多数の三角形が描かれている際は、これらの三
角形を同心的に整向しなければならない。即ち、それら
の内接円中心点が正確に重なり合う。線画スクリーンを
上記したような方法でロール或いは案内ローラのシルエ
ットに対して整向した場合、線画スクリーン上の内接円
中心点はカリバーの中心の位置を正確に表す。
【0011】本発明による方法により、線画スクリーン
の整向後、各々のロール或いは案内ローラを軸方向で調
節するためにそれぞれそれらのカリバー底部の最深位置
が内接円中心点を通りかつ所属している一つ或いは多数
の三角形の辺もしくは回転軸線に対して直角に延在して
いる断面に調節される。しかし、カリバー底部の最深位
置とロール或いは案内ローラの切断面をその都度のシル
エットにおいて特別な処理を行うことなく検出すること
は容易なことではなく、また所望の正確さで行うことは
殆ど不可能である。たとえ内接円中心点と切断面が−正
確に構成することができる−線画スクリーン上に描き出
されたとしても、これは僅かにしか利用できない。何故
なら、シルエットの最深位置と切断面が必要とする精度
で認めることが容易にできず、従ってこれらをロール或
いは案内ローラを移動させることによって線画スクリー
ン上の切断面画像と一致させることも不可能であるから
である。各々のロール或いは案内ローラの評価後に行わ
れる軸方向の調節は必然的に不正確とならざるを得な
い。この問題を解決するため、本発明により、ロール或
いは案内ローラの最深位置を切断面に対して軸線方向で
調節するため、各々の作業面のシルエットと線画スクリ
ーン上に切断面の両側で対称的に描かれる屋根形の或い
は環円弧状の基準線との間の大きさの等しい二つの鎌形
の間隙がロール或いは案内ローラを軸方向で移動させる
ことにより調節される。大きさの等しい二つの鎌形の間
隙を調節することによりロール或いは案内ローラの本来
の軸方向の調節工程が行われる。
【0012】線画スクリーンを整向する際と同様に、ロ
ール或いは案内ローラの作業面の輪郭のみが利用され、
どんな補助面も利用されない。線画スクリーン上に描か
れた基準線はそこで簡単な方法で正確に構図でき、この
目的には線画スクリーン上の内接円中心点が必要である
が、この内接円中心点は必ずしも仕上げられた線画スク
リーン上で認識可能である必要がない。何故なら、この
内接円中心点はロール或いは案内ローラの本来の調節に
は必要ではないからである。
【0013】本発明による方法の最後の工程にあって、
ロール或いは案内ローラを軸方向で調節した後、これら
のロール或いは案内ローラを半径方向でも調節するため
に線画スクリーン上に描かれた三角形の辺或いは基準線
を使用するのが有利である。この際、各々のロール或い
は案内ローラは個別に調節することが可能であり、しか
も適当な装置を例えばロールスタンド内に設けた場合半
径方向での同時の調節も可能である。線画スクリーン上
に描かれた多数の三角形の辺と基準線は、ロール或いは
案内ローラを軸方向で調節した後、容易に正確な半径方
向の調節も可能にし、この場合もまた専ら作業面の輪郭
が基準となり、選択された三角形或いは所属する基準線
から半径方向で等しい間隔に調節が行われる。
【0014】最適な調節手段による本発明の方法の上記
した様式により、試験により明らかになったところで
は、100分の1mmの調節精度が可能である。この方
法の前提とするところは、ロール或いは案内ローラの凹
状の作業面が対称的な形状を有していることである。し
かしこのことは実際にあっては一般的なことであるの
で、従来の調整に関する課題のために使用できる解決策
は存在している。
【0015】上記のようにして本発明による方法は光学
的な手段により行われる。しかし、他の方法で行うこと
も可能である。従って択一的な手段として本発明によ
り、内接円中心点の位置を検出するためすべてのロール
或いは案内ローラの凹状の作業面の輪郭が共通の回転軸
線面内で測定装置の測定部材で走査され、測定値が計算
機に与えられ、この計算機の計算プログラムが最深位
置、回転軸線に対するこの最深位置を通って延在してい
る平行線、この平行線或いは回転軸線によって形成され
る三角形およびその内接円中心点を検出する。このよう
な測定装置および計算機は公知であるが、本発明による
方法のようなカリバーの調節に使用することは知られて
いない。回転軸線が互いに正確に120°だけ位置ずれ
して配設された通常の三ロールロールスタンドにあって
は120°の配設は計算機の計算プログラムにより考慮
される。回転軸線の角度位置はあらゆる場合にあって公
知であり、かつロールスタンドもしくは案内ハウジング
の製造の際に正確に維持されるので、他の可能な角度位
置も容易にプログラム化可能である。しかし、測定装置
を調節方法を開始するにあたって正確に回転軸線に対し
て整向することは必要である。従って、測定装置を回転
軸線の角度位置に対して整向するため先ずロール或いは
案内ローラを軸方向で移動させ、両終端位置において最
深位置の位置およびそれらの結合線を検出し、これによ
りこの回転軸線の角度位置並びに残りの回転軸線の角度
位置を確定するのが有利である。計算機が回転軸線の角
度位置を認知したら、残りの回転軸線の角度位置も計算
機で知られる。何故なら、計算機の計算プログラムに回
転軸線間の角度のずれが入力されているからである。他
の角度位置以外にカリバー当たりのたの数のロール或い
は案内ローラの使用も可能である。
【0016】内接円中心点を検出した後、各々のロール
或いは案内ローラを軸方向で調節するためそれらの最深
位置の実際位置と内接円中心点を通りかつ回転軸線に対
して直角に延在している切断面に対する位置ずれが測定
装置とその計算機により確認され、次いでロール或いは
案内ローラがこのずれの分だけ移動される。
【0017】次いでロール或いは案内ローラの軸方向の
調節が終了した後、最後にこれらのロール或いは案内ロ
ーラの半径方向の調節を行うため、内接円中心点もしく
はカリバー中心点からのすべての最深位置の実際の間隔
が測定装置とその計算機により確認され、これらの間隔
と所望のカリバー半径間の差が算出され、ロール或いは
案内ローラがその差の分だけ半径方向で移動される。こ
の場合もロール或いは案内ローラの調節は、ロールスタ
ンドもしくは案内ハウジングの構成に応じて単独でおよ
び一緒に行うことが可能である。調節が終了した後、測
定装置とその計算機を使用して最終的にもう一度調節が
行われる。
【0018】更に本発明は、本発明による方法を実施す
るための装置にも関しており、この装置にあってはロー
ル或いは案内ローラの片側に光源が、他方の側にはカリ
バー輪郭のシルエットを捉える回転可能な、手動可能な
かつ固定可能な線画スクリーンを備えている装置を有し
ている。この装置の特徴とするところは、線画スクリー
ンがカリバーのロール或いは案内ローラ数に相当する少
なくとも一つの多角形を有していて、この多角形の辺が
互いにロール或いは案内ローラの回転軸線と同じ角度位
置で延在しており、多角形が大きさの異なる多数の多角
形である場合それらの内接円中心点が互いに重なり合う
ように構成されていることである。
【0019】ロール或いは案内ローラの数に相当する一
つ或いは多数の多角形以外に二倍の角数を有する一つ或
いは多数の付加的な多角形が線画スクリーン上に描か
れ、これらの多角形の各々第二番目の角が最初の述べた
多角形と共に共通の半径方向の直線上に、それらの内接
円中心点が最初の述べた多角形の内接円中心点上に存在
するように構成されているのが有利である。その際屋根
形の基準線が得られるが、この基準線はロール或いは案
内ローラの軸方向の正確な調節を可能にする。しかもこ
れに対してロール或いは案内ローラの数に相当する一つ
或いは多数の多角形以外に一つ或いは多数の同心状の環
状円弧が線画スクリーン上に描かれ、これらの環状円弧
の中心点がそれぞれ内接円中心点を通りかつ多角形の辺
に対して直角に延在している切断面上に存在するように
構成することも可能である。この際、環状円弧の半径が
カリバー開口の半径よりも幾分大きい寸法に或いは小さ
い寸法に設定されているのが有利である。このようにし
てロール或いは案内ローラの調節にとって必要な明白な
鎌形の間隙が形成される。
【0020】以下に添付した図面に図示した実施例につ
き本発明を詳しく説明する。
【0021】
【実施例】図1〜図3は調節装置1を示しており、この
調節装置上にはロールスタンド2が横置きに支承されて
おり、またこの装置内には三つのロール3が作業準備完
了の状態で組込まれている。保持部4はロールスタンド
2の上方で光源5を備えており、この光源の光線はロー
ル3によって形成されていてかつ回転軸線面6内に存在
しているカリバー開口7を透過して傾斜して設けられて
いる鏡8上に入射する。中間に設けられた光学部材9
は、カリバー開口7の輪郭鮮明な拡大されて像を鏡8に
反射させて焦点ガラス板10上に描く働きを行う。この
焦点ガラス板10上には透明な線画スクリーン11が取
付けられており、この線画スクリーンは焦点ガラス板1
0に対して相対的にあらゆる方向に摺動かつ回転可能で
あるように設けられており、しかも保持体12により確
実に固定可能である。図3には焦点ガラス板10上に取
付けられた線画スクリーン11が保持体12と共に拡大
図で示されている。
【0022】図4には焦点ガラス板10の領域が−図1
と図3には図面を簡略化するために省略した−平行四辺
形体13と共に拡大図で示されている。この平行四辺形
体13の構造は製図板を備えた製図機で公知である。し
かしこの平行四辺形体は定規の代わりに線画スクリーン
保持体14を備えており、この保持体内に線画スクリー
ン11が交換可能に張架固定されている。この張架固定
を行う前に、線画スクリーン11は保持体12をゆるめ
て三つのロール3のシルエット15に対して目視寸法で
大雑把に、即ち線画スクリーン11上に描かれる三角形
の辺16がそれぞれロール3の回転軸線に対してほぼ平
行に走るように整向される。その後線画スクリーン11
の回転方向での微調節が調節ねじ17で行われる。
【0023】図5は図4に示したと同じ原理図である
が、この図では異なる案内体13が設けられており、こ
の案内体は横スライダ18と縦スライダ19から形成さ
れており、これらのスライダは調節ねじ20,21で調
節可能であり、またこれらのスライダにより線画スクリ
ーン11が焦点ガラス板10および線画スクリーンのシ
ルエット15に対して調節可能である。この場合もまた
調節ねじ17が回転方向での微調節に役立つ。
【0024】図6には、焦点ガラス板10に線画スクリ
ーン11が取付けられている状態が拡大図で示されてい
る。この図において、シルエット15としてロール3が
部分的に認めることができ、これらのロールは軸方向で
も、半径方向でも正確に調節されていない。線画スクリ
ーン11も任意に焦点ガラス板10上に設けられてい
る。このことはロール3に対して移動されかつ旋回され
る三角形の辺16で認められる。図示した実施例にあっ
ては、もちろんロール3は周面が等しく分割されてい
る。即ち、ロールは120°の角度で互いに位置ずれし
て設けられている。これは一般の場合である。しかし他
の分割角度を適用することも可能である。その際もちろ
ん図示した線画スクリーン11と異なる線画スクリーン
が必要である。図6において三角形の辺16並びにロー
ル3は互いに120°の角度位置を有しており、これに
より辺の等しい三角形を形成している。カリバー開口7
は例えば五つのロールで形成される場合には回転軸線の
異なる角度位置に相応して三角形の辺16の代わりに五
角形辺が形成される。この構成と同様なことはそのまま
カリバー当たりのロール数が異なった場合にも言えるこ
とである。
【0025】図6による任意な状況を基として、120
°位置ずれして設けられているロール3の調節工程を、
同様に120°の角度位置を有する三角形の辺16を先
ず焦点ガラス板10のシルエット15を目視して旋回か
つ移動させて、この三角形の辺16がロール3の回転軸
線に対してほぼ平行に延在し、かつ三角形の共通の内接
円中心点がカリバー開口7のほぼ中央に存在するように
調節して開始する。この場合調節外に置かれた不正確さ
は考慮外に置く。この位置において、線画スクリーン1
1を焦点ガラス板10に張架して固定する。これが済ん
だら直ちに、ロール3の一つを軸方向に移動させる。こ
れは図7において右下方に設けられている、実線と鎖線
で示したロール3により示されている。その際三角形の
辺16は偶然ロール3の回転軸線に対して正確に平行に
延在した場合、軸方向で移動されたロール3の作業面3
aのシルエット15と三角形の辺16の一つ間の鎌形間
隙22が、ロール3がどのような軸方向の位置を占めよ
うが関係なく常に等しい大きさにとどまる。しかしこの
際鎌形間隙22が変わった場合−大抵の場合そうである
が−、調節ねじ17により線画スクリーンを、鎌形間隙
22がロール3が軸方向で移動された際に等しくなるま
で、旋回させなければならない。その際、三角形の辺1
6のどの辺を使用するかは関係ない。しかし鎌形間隙が
可能な限り小さく、しかもなお良好に認めることが可能
であるような三角形の辺を選択するのが有利である。何
故ならその際鎌形間隙を最も良く判断することが可能と
なるからである。この目的のためロール3或いは線画ス
クリーン11を更に半径方向に移動させることができ
る。
【0026】ロール3の一つを移動させても鎌形間隙2
2が一定にとどまる線画スクリーン11の位置が決定し
たら、調節ねじを固定する。これにより線画スクリーン
11はもはや旋回不可能である。図7はこの状態を示し
ている。この図においてはまた、ロール3が未だその正
しい相互の位置を占めていなことも明瞭に認められる。
【0027】次に、三角形の辺16が−図8では中央−
すべての作業面3aの最深位置23と重なり合うまで、
或いは−図8に示したように−最深位置23からどの半
径位置でも等しい間隔で調節されるまで、平行四辺形体
13による線画スクリーン11の平行移動が行われる。
この最深位置23はロール3のその回転軸線の最も近く
に存在する凹状に成形された作業面3aの位置である。
その際鎌形間隙22はすべてのロール3にあって等しい
大きさである。線画スクリーン11は、この状態が達せ
られるまで、平行に移動される。しかもこの移動は問題
なく行われる。この図8に示した位置において線画スク
リーン11は保持体12と完全に焦点ガラス板10に固
定され、もはやここから移動されない。
【0028】上記のようにして線画スクリーン11を焦
点ガラス板10のシルエット15に対して整向しかつ固
定した後、ロール3の本来の調整を行う。この方法段階
は図6〜図9に示したようなロール3の修正されていな
い軸方向の位置から開始される。図9は、基準線24か
ら成る付加的な同心状の六角形が図示されている点で図
8の構成と異なるが、この六角形の内接円中心点は互い
に重なり合っているばかりでなく、三角形の辺16から
成る三角形の内接円中心点上にも存在している。内接円
のこの互いに重なり合っている中心点29はカリバーの
中心点をも示している。すべての基準線24は、第二の
角の各々が三角形の辺16の中央垂線上に存在してお
り、かつその間に存在している六角形が三角形の辺と同
じ半径方向の線上に存在するような角度位置を有してい
る。基準線24並びに三角形の辺16が同じ線画スクリ
ーン11上に描かれるのが有利であり、従ってこの意味
でこれは既に図4〜図8にあっても示されていなければ
ならないはずであるが、これらの図面にあっては線画ス
クリーン11の焦点ガラス板10上のシルエット15に
対する整向のための行程を明瞭に図示するために省略し
た。即ち、これらの目的には基準線24は必要としな
い。
【0029】図9において明白に認められるように、ロ
ール3はこの図面にあっては未だ図6〜図8に示したよ
うに軸方向の位置を占めている。この位置は偶然の結果
である。この様子は特に、ロール3の傾斜している縁部
面26から形成されているロール間隙25の幅が異なる
ことによって明白に認められる。ロール3の可能な限り
正確な軸方向の調節を達するため、調節行程の際縁部面
26は整向に利用されない。何故ならこれらの縁部面と
カリバー開口7を形成する作業面3aとの間に時として
位置ずれが生じることがあるからである。線画スクリー
ン11を焦点ガラス板10のシルエット15に対して整
向を行う際と同様に、ロール3の軸方向の調節も専ら作
業面3aの輪郭に従って行われる。その際ロール3の各
々は、各々の作業面3aのシルエット15とその六角形
の二つの隣接している基準線24との間に大きさの等し
い二つの鎌形間隙22が形成されるように、軸方向で移
動可能である。図9においてはすべてのロール3が未だ
誤った軸方向の位置を占めているので、ロール3の各々
には一つのみの或いは二つの大きさの等しい鎌形間隙2
2が認められる。このようにして例えば図9に示した上
ロール3は右下方向に傾斜して軸方向に移動されて、第
二の鎌形間隙22が同じ六角形において形成されるよう
にしなければならない。下方のロールは右上方に軸方向
で、そして左の中央のロールは同じ理由から上方向で移
動される。
【0030】設定したロール3の軸方向の正確な調節の
目的をより良く明瞭にするために、図10において一つ
のロール3のみのシルエット15が更に拡大されて同じ
六角形の二つの隣接している基準線と共に示されてい
る。図10はロール3が正確に軸方向で調節された後の
このロール3のシルエット15を示している。二つの同
じ大きさの鎌形間隙22が切断面27の両側で対称的に
明白に認められ、この切断面は作業面3aの輪郭の最深
位置23を通りかつロール3の回転軸線に対して直角に
延在している。更に、鎌形間隙22が同じ大きさであ
り、切断面27の両側においてこの切断面から等しい距
離に形成されていることが認められる。これは鎌形間隙
22が小さい場合に最もよく判断することが可能であ
る。その際ロール3それぞれの軸方向のずれは鎌形間隙
22の相違によって明白に際立たせられ、極めて正確に
修正することが可能である。大多数の平行な基準線24
もしくはこれらの基準線により形成される六角形はこの
目的にのみ役立つ。即ち、六角形が多数な場合最も小さ
な、しかし明白に認めることができる鎌形間隙22が形
成されるような一つ或いは多数の六角形と基準線24を
選択することが常に可能である。場合によってロール3
も半径方向で移動され、これによりロール3のシルエッ
ト15を、軸方向のロール調節のために使用することが
できる鎌形間隙22が形成されるより好都合な半径方向
の間隔内に、置くことが可能となる。
【0031】図11と図12は、基準線24が必ずしも
多角形の一部分ではなく、従って図9と図10に示した
ように屋根形を形成している必要はなく、むしろ環円弧
状の形状を有しており、その中心点が切断面27上にあ
り、図9に示した六角形の代わりに線画スクリーン11
上に描かれることが示されている。この際特に、シルエ
ット15上のカリバー開口7の直径に等しくない円弧の
直径を選択するのが有利でありかつ合目的である。その
際にのみ、ロール3の問題のない軸方向の調節を可能に
する鎌形間隙22が得られる。図11にあっては、基準
線24として比較的大きな直径の円弧が利用され、これ
によってももちろんただ一つの鎌形間隙22が形成され
る。ロール3の正確な調節は、鎌形間隙22が切断面2
7もしくは最深位置23の両側において長さが等しい場
合に可能となる。ロール3のほんの僅かな軸方向の移動
だけで両側において反対方向の鎌形間隙22の長さが変
わる。これは図11に示したように鎌形間隙を狭く形成
した際に明瞭に認められる。ロール3は極めて正確に軸
方向で調節可能である。図12による実施例の場合基準
線24としてシルエット15のカリバー開口7の直径よ
りも直径が小さい円弧が利用される。この場合もまた傾
斜した縁部面26と作業面3aと基準線24間の移行部
28の右側および左側近傍において鎌形間隙22が形成
される。ロール3はこの鎌形間隙22が両側で長さが等
しい場合に正確に調節される。
【0032】すべてのロール3が上記した方法により軸
方向で、例えば屋根形の基準線24により修正調節され
た際、切断面27の両側で同じ二つの鎌形間隙22を備
えた図13から認められる像が形成される。調節を容易
にするためにこの切断面を内接円中心点もしくはカリバ
ー中心29と同様に線画スクリーン11上に描かくこと
が可能である。この描写は必ずしも必要としないが、調
節を容易にする。
【0033】一般にロール3は軸方向での調節後、特に
すべてのロール3の半径方向の移動がロールスタンド2
内において一緒に行われかつ適当な装置が設けられてい
る場合、図13に示すようにその位置修正のため半径方
向でも調節される。この装置を再調節するため、および
半径方向でロール3の個々に移動させる場合のために、
ロール3を軸方向で調節した後更に半径方向での調節も
行われる。この半径方向での調節の目的にも、カリバー
中央29に対してすべて同心状に設けられている基準線
24或いは三角形の辺16を使用するのが有利である。
鎌形間隙22はこの場合も作業面3aにおいて決定的な
役割を演じる。ロール3の半径方向での調節の後、鎌形
間隙はすべて三つのロール3において同じ大きさでなけ
ればならない。この場合、三つの鎌形間隙22aが各々
のロール3の切断面27の領域内において互いに同じで
あるかどうか、或いはこの目的のためそれぞれ切断面2
7の左側および右側において存在している全部で六つの
鎌形間隙22を使用するかどうかは無関係である。
【0034】図14は調節装置1と同様な様式で構成さ
れた測定装置30を示している。しかし、光源5、鏡
8、光学部材9並びに焦点ガラス板10および線画スク
リーン11は設けられていない。その代わり保持部4が
測定走査部材31を担持しており、この測定走査部材は
あちゆる方向に移動可能である。測定走査部材31は球
体測定部材33を備えている測定ピン32を有してい
る。球体測定部材33の全移動運動は図示していない計
算機に告知される。計算機の傍らのこのような測定装置
は公知であり、色々な測定目的に使用される。
【0035】図15は、測定走査部材31がどのように
して測定ピン32と共にロールスタンド2のカリバー開
口7内に降下されるかを示しており、その際測定走査部
材31は先ず正確にロール3の作業面3aに沿って垂直
に案内され、球体測定部材33が半径方向で最も遠く転
向した位置に存在している回転軸線面6の位置が検出さ
れる。この回転軸線面に調節されて先ず、同じロール3
の作業面3aの最深位置23が検出されることになる。
この行程は図16に示されている。球体測定部材33に
より回転軸線面6内で作業面3aの輪郭が走査される。
最深位置23は球体測定部材33が半径方向で極めて僅
かに転向した位置に存在している。即ち最深位置23は
回転軸線から極めて僅かな間隔を有している。作業面3
aの輪郭の走査を行う際、残りの測定結果も計算機に与
えられ、従ってこの計算機は最深位置23を認知するの
みならず、作業面3aの輪郭の形状および位置も認知す
る。この測定値からこの計算機に入力されている計算プ
ログラムに基づいて、この計算機により最深位置23を
通って延在している回転軸線に対する平行線が算出され
る。これに伴い、計算機により三角形の辺16の一つの
辺が知られる。同様な方法行程は他のロールに関して繰
返される。ロール3の相互の角度位置、例えば120
°、が予め知られており、かつ一般に計算機に入力され
ているので、計算機は三角形の辺16から成る図16に
示した残りの三角形を算出することが可能である。ロー
ル3の半径方向の調節は一般的であり、これらのロール
の直径は概して等しく、図16に示した行程はこのこと
を基礎としている。この場合、他の二つのロール3の残
りの最深位置23は同様に三角形の辺16上に存在して
いるが、しかし明白に認められるように軸方向でずれて
いる。何故なら、ロール3が軸方向で誤った位置を占め
ているからである。
【0036】図17は、当該ロール3を軸方向で移動さ
せるために、どのようにして測定装置30により各ロー
ルにおていロール位置ずれが確認されるかが示されてい
る。図16に関連して述べたように、計算機は三角形の
辺16によって形成されて三角形を算出し、その際半分
の角度位置およびその交点の位置も算出する。即ち、内
接円中心点とカリバー中央29が算出される。ロール3
を調節するため球体測定部材33は回転軸線に対しても
しくは所属している三角形の辺16に対して平行に移動
され、このようにして球体測定部材33の接触点が有す
るカリバー中央29からの不等な間隔aとbとが測定さ
れる。両間隔aとbを2で割った差から寸法xが得ら
れ、このx分だけ当該ロール3が軸方向に移動されなけ
ればならない。これによりロール3はその修正位置を占
める。即ち、上方において切断面27として示されてい
て、最深位置23を通りかつ回転軸線に対して垂直に延
在しているロール中心はカリバー中心29と三角形の内
接円中心点を交切する。同様なことはカリバーのすべて
のロール3において行われる。最後に、図16と関連し
て説明したようにして、最深位置23の位置がもう一度
検出される。次いでこの最深位置23の全部は被圧延材
の直径によって定まる内接円中心点もしくはカリバー中
心29から所望の半径方向の等しい間隔を有していなけ
ればならない。そのようでなかった場合は、この条件が
満たされるまで同様に当該ロール3を半径方向で同じよ
うにして再調節しなければならない。
【0037】
【発明の効果】本発明による上記の方法および装置によ
り、三ロールカリバーのロール或いは案内ローラを軸方
向および半径方向で従来の技術よりも迅速にかつ正確に
調整可能となり、またロール或いは案内ローラの解体し
た状態での単独の加工作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】調節装置の側面図である。
【図2】図1のAで示した部分の詳細図である。
【図3】図1の調節装置の正面図である。
【図4】図1の矢印Bで示した方向で見た図である。
【図5】他の構造様式の図4に相当する図である。
【図6】調節開始時における線画スクリーン像である。
【図7】回転方向で線画スクリーンを整向した後の線画
スクリーン像である。
【図8】半径方向で線画スクリーンを整向した後の線画
スクリーン像である。
【図9】屋根形の基準線を有する線画スクリーン像の図
である。
【図10】屋根形の基準線を備えたロールのシルエット
である。
【図11】基準線として大きな環円弧を備えたロールの
シルエットである。
【図12】基準線として小さな環円弧を備えたロールの
シルエットである。
【図13】ロールを軸方向および半径方向で調節した後
の線画スクリーン像である。
【図14】測定装置の側面図である。
【図15】測定走査部材と共に示したカリバー開口の断
面図である。
【図16】測定装置による最深位置の探査行程を示す図
である。
【図17】測定装置による軸方向の位置ずれの探査行程
を示す図である。
【符号の説明】
1 調節装置 2 ロールスタンド 3 ロール 3a 作業面 4 保持部 5 光源 6 回転軸線面 7 カリバー開口 8 鏡 9 光学部材 10 焦点ガラス板 11 線画スクリーン 12 保持体 13 平行四辺形機構 14 線画スクリーン保持体 15 シルエット 16 三角形の辺 17 調節ねじ 18 横スライダ 19 縦スライダ 20,21 調節ねじ 22 鎌形間隙 23 最深位置 24 基準線 25 ロール間隙 26 縁部面 27 切断面 28 移行部 29 内接円中心点 30 測定装置 31 測定走査部材 33 球体測定部材 a,b 測定間隔 x ロール移動距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート・ホルトホフ ドイツ連邦共和国、デュッセルドルフ 11、ヴァルター−ヘンゼル−シュトラー セ、50

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カリバー中心としての被圧延材の走過軸
    線を中心にして位置ずれして星形に配設されていて、凹
    状の作業面を備えておりかつ共通のカリバー開口を形成
    する三つのロール或いは案内ローラを調整するための方
    法において、先ずロール或いは案内ローラ(3)の各々
    においてそれらに共通の回転軸線面(6)内でそれらの
    回転軸線に対するカリバー底部内の最深位置(23)を
    通って延在している平行線を、次いで三つの平行線から
    形成される三角形とこの三角形の内接円の中心点(2
    9)を検出し、引続きロール或いは案内ローラ(3)を
    軸方向で移動させることによりそれらの最深位置(2
    3)を通りかつ回転軸線に対して直角に延在している切
    断面(27)とを、これらが三角形の内接円中心点(2
    9)を通るように調節し、次いで必要な場合ロール或い
    は案内ローラ(3)を半径方向で移動させることにより
    カリバー開口(7)の内径を所望の寸法に相応して変え
    ることを特徴とする共通のカリバー開口を形成する三つ
    のロール或いは案内ローラを調整するための方法。
  2. 【請求項2】 内接円中心点(29)の位置を検出する
    ためにロール或いは案内ローラ(3)のすべての作業面
    輪郭のシルエット(15)を線画スクリーン(11)上
    に、すべての回転軸線の角度位置と多数の三角形に共通
    な一つの内接円中心点(29)とを有する三角形の辺
    (16)から形成された少なくとも一つの写像される三
    角形の形で投影し、次いで上記のそれらの三角形の一つ
    の三角形のすべての辺(16)が投影されたシルエット
    (15)の回転軸線に対して平行にかつ所属するカリバ
    ー開口底部内の最深位置(23)を通って或いは同じ間
    隔でこれらの最深位置の傍らを通過して延在するよう
    に、線画スクリーン(11)を旋回しかつ移動させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 線画スクリーン(11)のすべての三角
    形の辺(16)をシルエット(15)の回転軸線に対し
    て平行に整向するため少なくとも一つのロール或いは案
    内ローラ(3)を軸方向で移動させること、および線画
    スクリーン(11)を回転させて、これらのロール或い
    は案内ローラ(3)を軸方向で移動させた際にそれらの
    作業面(3a)のシルエット(15)と線画スクリーン
    (11)の所属する三角形の辺(16)間に常に一定し
    た大きさの鎌形間隙(22)が形成されるような位置に
    移動させ、その後線画スクリーン(11)を誤って旋回
    しないようにこの位置に固定することを特徴とする請求
    項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 シルエット(15)のカリバー開口底部
    の最深位置(23)に対して線画スクリーン(11)の
    すべての三角形の辺(16)を整向するため三角形の一
    つの三角形の辺(16)を線画スクリーン(11)を平
    行に移動させることによってのみすべての作業面(3
    a)の最深位置(23)と一致させるか、或いはこの最
    深位置(23)からすべての半径方向で等しい間隔に調
    節し、次いで線画スクリーン(11)をこの位置に完全
    に固定することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 各々のロール或いは案内ローラ(3)を
    軸方向で調節するために線画スクリーン(11)を整向
    した後それぞれそれらのカリバー開口底部の最深位置
    (23)を内接円中心点(29)を通り三角形の一つ或
    いは多数の所属する三角形の辺(16)に対して或いは
    回転軸線に対して直角に延在している切断面(27)に
    調整することを特徴とする請求項2から4までのいずれ
    か一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 ロール或いは案内ローラ(3)の最深位
    置(23)を軸方向で切断面(27)に対して調節する
    ため各々の作業面(3a)のシルエット(15)と線画
    スクリーン(11)上で切断面(27)に対して両側で
    対称的に記された屋根形或いは環円弧状の基準線(2
    4)間の大きさが等しい二つの鎌形間隙(22)をロー
    ル或いは案内ローラ(3)を軸方向で移動させることに
    より調節することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ロール或いは案内ローラ(3)を軸方向
    で調節した後ロール或いは案内ローラを半径方向でも調
    節するため線画スクリーン(11)上に写出された三角
    形の辺(16)或いは基準線(24)を使用することを
    特徴とする請求項2から6までのいずれか一つに記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 内接円中心点(29)の位置を検出する
    ため共通の回転軸線面(6)内のすべてのロール或いは
    案内ローラ(3)の凹状の作業面(3a)の輪郭を測定
    装置の測定走査機構で走査し、測定値を計算機に導入
    し、この計算機のプログラムにより最深位置(23)の
    位置、回転軸線に対するこの最深位置の位置を経て延在
    している平行線、この平行線或いは回転軸線から形成さ
    れる三角形およびこの三角形の内接円中心点(29)を
    検出することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 回転軸線の角度位置に対して測定装置を
    整向するため先ずロール或いは案内ローラ(3)を軸方
    向で摺動させ、両終端位置において最深位置(23)の
    位置とそれらの結合線を検出し、これによりこの回転軸
    線の角度位置並びに残りの回転軸線の角度位置を確定す
    ることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 内接円中心点(29)を検出した後各
    々のロール或いは案内ローラ(3)を軸方向で調節する
    ためこれらのロール或いは案内ローラの最深位置(2
    3)の実際の位置と内接円中心点(29)を通ってかつ
    回転軸線に対して直角に延在している所属している切断
    面(27)に対するロール或いは案内ローラの位置ずれ
    を測定装置と計算機で確認し、ロール或いは案内ローラ
    (3)をこの位置ずれ分だけ軸方向に移動させることを
    特徴とする請求項8或いは9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 ロール或いは案内ローラ(3)を軸方
    向で調節した後これらのロール或いは案内ローラを半径
    方向で調節するためすべての最深位置(23)の内接円
    中心点もしくはカリバー中心点(29)に対する実際の
    間隔を測定装置および計算機で確認し、間隔と所望のカ
    リバー半径間の差を算出し、ロール或いは案内ローラ
    (3)をこの差分だけ半径方向に移動させることを特徴
    とする請求項8から10までのいずれか一つに記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 ロール或いは案内ローラの一方の側に
    光源が、他方の側にカリバー輪郭のシルエットを捉える
    装置が設けられており、この装置が回転、摺動および固
    定可能な線画スクリーンを備えている、カリバー中心と
    しての被圧延材の走過軸線を中心にして位置ずれして星
    形に配設されていて、凹状の作業面を備えておりかつ共
    通のカリバー開口を形成する三つのロール或いは案内ロ
    ーラを調整するための装置において、線画スクリーン
    (11)がカリバーのロール或いは案内ローラ数に相当
    する少なくとも一つの多角形を有していて、この多角形
    の辺が互いにロール或いは案内ローラ(3)の回転軸線
    と同じ角度位置で延在しており、多角形が大きさの異な
    る多数の多角形である場合それらの内接円中心点(2
    9)が互いに重なり合うように構成されていることを特
    徴とする共通のカリバー開口を形成する三つのロール或
    いは案内ローラを調整するための装置。
  13. 【請求項13】 線画スクリーン(11)上にロール或
    いは案内ローラの一つ或いは多数に相当する多角形以外
    に二重の角数の一つ或いは多数の付加的な多角形が描か
    れるように構成されており、これらの多角形のうち各々
    第二番目の角が共通の半径方向の直線上で先に述べた多
    角形の角と一致して存在しており、上記多角形の内接円
    中心点(29)が先に述べた多角形の内接円中心点(2
    9)と一致して存在するように構成されていることを特
    徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 線画スクリーン(11)上にロール或
    いは案内ローラの一つ或いは多数に相当する多角形以外
    に一つ或いは多数の同心的な円弧が描かれるように構成
    されておりこれらの円弧の中心点がそれぞれ内接円中心
    点(29)を通りかつ多角形の辺に対して直角に延在し
    ている切断面(27)上に存在するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  15. 【請求項15】 環状円弧の半径がカリバー開口(7)
    の半径よりも幾分大きいか或いは小さく設定されている
    ことを特徴とする請求項14に記載の装置。
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