JPH05317810A - 空カプセル排除装置 - Google Patents
空カプセル排除装置Info
- Publication number
- JPH05317810A JPH05317810A JP15269692A JP15269692A JPH05317810A JP H05317810 A JPH05317810 A JP H05317810A JP 15269692 A JP15269692 A JP 15269692A JP 15269692 A JP15269692 A JP 15269692A JP H05317810 A JPH05317810 A JP H05317810A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capsules
- capsule
- empty
- trough
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 医薬品カプセルの製剤工程において顆粒を充
填したカプセル中に含まれる空カプセルを確実に排除・
回収し、併せて混入する顆粒を分離・除去する空カプセ
ル排除装置を提供する。 【構成】 カプセル充填機と重量チェッカーとの間に設
けられ、カプセル搬送面を形成する金網を張設した広幅
のトラフと、前記トラフの下面に着設され前記カプセル
を所定速度で直進させる振動手段と、前記金網上方に高
さ調整可能な吸引口を有する吸引フードと、前記吸引フ
ードに連設された吸引手段とから構成される空カプセル
排除装置によって上記目的は達成される。
填したカプセル中に含まれる空カプセルを確実に排除・
回収し、併せて混入する顆粒を分離・除去する空カプセ
ル排除装置を提供する。 【構成】 カプセル充填機と重量チェッカーとの間に設
けられ、カプセル搬送面を形成する金網を張設した広幅
のトラフと、前記トラフの下面に着設され前記カプセル
を所定速度で直進させる振動手段と、前記金網上方に高
さ調整可能な吸引口を有する吸引フードと、前記吸引フ
ードに連設された吸引手段とから構成される空カプセル
排除装置によって上記目的は達成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品カプセルの製剤
工程において、カプセルに顆粒を充填した後、充填され
なかった空カプセルを分別して除去する空カプセル排除
装置に関する。
工程において、カプセルに顆粒を充填した後、充填され
なかった空カプセルを分別して除去する空カプセル排除
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、医薬品カプセルの製剤工程におい
ては、カプセル充填機で硬カプセルに内容物を充填され
たカプセルは、重量チェッカー又は選別機を経て次の包
装工程へ送られる。この時、カプセル充填機で充填され
なかった空カプセルが混入したまま重量チェッカー等に
入った場合には機械トラブルを起し、不良カプセルが発
生すると共に、製造を停止しなければならない。そのた
め、カプセル充填機又は選別機の一部にブロワを設け、
カプセル搬送面の下側から空気圧で空カプセルを吹き飛
ばして除くことが行なわれていた。
ては、カプセル充填機で硬カプセルに内容物を充填され
たカプセルは、重量チェッカー又は選別機を経て次の包
装工程へ送られる。この時、カプセル充填機で充填され
なかった空カプセルが混入したまま重量チェッカー等に
入った場合には機械トラブルを起し、不良カプセルが発
生すると共に、製造を停止しなければならない。そのた
め、カプセル充填機又は選別機の一部にブロワを設け、
カプセル搬送面の下側から空気圧で空カプセルを吹き飛
ばして除くことが行なわれていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、ブロワの
空気圧を用いて除去する方法では空カプセルやこぼれた
顆粒の吹き飛ばされる方向が一定せず、所定の容器内に
回収できずに落下して良品に混入したり周囲に飛散した
りする。特に、カプセルの通過速度が速い時は空カプセ
ルの排除が完全でなく、目視検査を必要としていた。
空気圧を用いて除去する方法では空カプセルやこぼれた
顆粒の吹き飛ばされる方向が一定せず、所定の容器内に
回収できずに落下して良品に混入したり周囲に飛散した
りする。特に、カプセルの通過速度が速い時は空カプセ
ルの排除が完全でなく、目視検査を必要としていた。
【０００４】本発明は上述の事情により成されたもので
あり、本発明の目的は、空カプセルを確実に排除・回収
でき、併せてこぼれた顆粒を飛散させずに捕捉し得る空
カプセル排除装置を提供することにある。
あり、本発明の目的は、空カプセルを確実に排除・回収
でき、併せてこぼれた顆粒を飛散させずに捕捉し得る空
カプセル排除装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は医薬品カプセル
の製剤工程における空カプセル排除装置に関するもの
で、本発明の上記目的は、カプセル充填機と重量チェッ
カーとの間に設けられ、カプセル搬送面を形成する金網
を張設した広幅のトラフと、前記トラフの下面に着設さ
れ前記カプセルを所定速度で直進させる振動手段と、前
記金網上方に吸引口を有し高さ調整可能な吸引フード
と、前記吸引フードに連設された吸引手段とから構成さ
れ、前記カプセル充填機から排出されたカプセルを、前
記金網上に所定速度で搬送させながら所定高さの前記吸
引口から空カプセルを吸引して排除すると共に、カプセ
ルに混じった顆粒を前記金網を通して篩分し、前記トラ
フの底部から回収するようにした空カプセル排除装置に
よって達成できる。
の製剤工程における空カプセル排除装置に関するもの
で、本発明の上記目的は、カプセル充填機と重量チェッ
カーとの間に設けられ、カプセル搬送面を形成する金網
を張設した広幅のトラフと、前記トラフの下面に着設さ
れ前記カプセルを所定速度で直進させる振動手段と、前
記金網上方に吸引口を有し高さ調整可能な吸引フード
と、前記吸引フードに連設された吸引手段とから構成さ
れ、前記カプセル充填機から排出されたカプセルを、前
記金網上に所定速度で搬送させながら所定高さの前記吸
引口から空カプセルを吸引して排除すると共に、カプセ
ルに混じった顆粒を前記金網を通して篩分し、前記トラ
フの底部から回収するようにした空カプセル排除装置に
よって達成できる。
【０００６】
【作用】トラフに張設された金網上に供給されたカプセ
ルは、振動手段の振動運動の調整によって一定速度で金
網上を搬送され、吸引口の下を通過する時、空カプセル
のみが吸引されて捕捉される。また、カプセルに混じっ
た顆粒は金網を通過してトラフの底部を直進し、トラフ
に設けた排出口から回収される。
ルは、振動手段の振動運動の調整によって一定速度で金
網上を搬送され、吸引口の下を通過する時、空カプセル
のみが吸引されて捕捉される。また、カプセルに混じっ
た顆粒は金網を通過してトラフの底部を直進し、トラフ
に設けた排出口から回収される。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面によって詳細に
説明する。図１は本発明の概要構造を示す搬送方向断面
図、図２は図１の吸引フード位置における横断面図であ
る。図１において、カプセル充填機１から排出されたカ
プセル２は広幅のトラフ３に張設された金網４の上に供
給される。トラフ３は振動手段５に着設され、所定の振
動を与えられることにより金網４上のカプセル２を図中
矢印の方向に定速で進行させる。振動手段５は通常直進
フィーダ等振動搬送機に使用されているものを用いるこ
とができ、振動運動を調整することによりカプセル２の
送り速度を調整することができる。
説明する。図１は本発明の概要構造を示す搬送方向断面
図、図２は図１の吸引フード位置における横断面図であ
る。図１において、カプセル充填機１から排出されたカ
プセル２は広幅のトラフ３に張設された金網４の上に供
給される。トラフ３は振動手段５に着設され、所定の振
動を与えられることにより金網４上のカプセル２を図中
矢印の方向に定速で進行させる。振動手段５は通常直進
フィーダ等振動搬送機に使用されているものを用いるこ
とができ、振動運動を調整することによりカプセル２の
送り速度を調整することができる。
【０００８】一方、吸引フード６は支柱７に支持されて
設置され、吸引フード６に付設したラック８と支柱７側
に具備したピニオン９とによって吸引口１０の高さを調
整される。吸引フード６の上端はチューブ１１により空
カプセルのトラップ１２を介して真空ポンプ１３に接続
されている。吸引フード６の吸引力は吸引口１０と金網
上のカプセルとの距離、すなわち吸引フード６の高さに
よって調整され、カプセル通過速度と相まって空カプセ
ル１４のみを確実に排除できるようにする。
設置され、吸引フード６に付設したラック８と支柱７側
に具備したピニオン９とによって吸引口１０の高さを調
整される。吸引フード６の上端はチューブ１１により空
カプセルのトラップ１２を介して真空ポンプ１３に接続
されている。吸引フード６の吸引力は吸引口１０と金網
上のカプセルとの距離、すなわち吸引フード６の高さに
よって調整され、カプセル通過速度と相まって空カプセ
ル１４のみを確実に排除できるようにする。
【０００９】このようにして、カプセル２は進行方向を
長手方向とし多列となって進行し、吸引口１０の下部を
通過して空カプセル１４を除かれ、トラフ端部のシュー
タ１５から排出される。吸引口１０から吸引された空カ
プセル１４は吸引フード６の上部からチューブ１１を通
り、トラップ１２に捕捉されて回収される。また、供給
されるカプセル２に混入する顆粒１６は金網４の振動に
より効果的に篩分され、トラフ３の底部を進行してトラ
フ底部に設けた排出口１７から回収される。
長手方向とし多列となって進行し、吸引口１０の下部を
通過して空カプセル１４を除かれ、トラフ端部のシュー
タ１５から排出される。吸引口１０から吸引された空カ
プセル１４は吸引フード６の上部からチューブ１１を通
り、トラップ１２に捕捉されて回収される。また、供給
されるカプセル２に混入する顆粒１６は金網４の振動に
より効果的に篩分され、トラフ３の底部を進行してトラ
フ底部に設けた排出口１７から回収される。
【００１０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の空カプセル
排除装置によれば、エアーブローの代りに吸引方式を採
用したため、周囲への飛散がなく環境を汚すことがな
い。また、空カプセルの選別は、カプセルの送り速度と
吸引フードの高さの調整により容易に行なうことがで
き、空カプセルの確実な排除ができた。更に、混入され
た顆粒も振動篩の作用によって完全に分離することがで
きた。以上の結果として後段の重量チェッカや選別機で
の機械トラブルがなくなり、従ってラインの停止もな
く、検査、保全要員の省力ともなし得た。
排除装置によれば、エアーブローの代りに吸引方式を採
用したため、周囲への飛散がなく環境を汚すことがな
い。また、空カプセルの選別は、カプセルの送り速度と
吸引フードの高さの調整により容易に行なうことがで
き、空カプセルの確実な排除ができた。更に、混入され
た顆粒も振動篩の作用によって完全に分離することがで
きた。以上の結果として後段の重量チェッカや選別機で
の機械トラブルがなくなり、従ってラインの停止もな
く、検査、保全要員の省力ともなし得た。
【図１】本発明の概要構造を示す搬送方向断面図であ
る。
る。
【図２】図１の吸引フード位置における横断面図であ
る。
る。
１ カプセル充填機 ２ カプセル ３ トラフ ４ 金網 ５ 振動手段 ６ 吸引フード ７ 支柱 ８ ラック ９ ピニオン １０ 吸引口 １１ チューブ １２ トラップ １３ 真空ポンプ １４ 空カプセル １５ シュータ １６ 顆粒 １７ 排出口
Claims (1)
- 【請求項１】 医薬品カプセルの製剤設備において、カ
プセル充填機と重量チェッカーとの間に設けられ、カプ
セル搬送面を形成する金網を張設した広幅のトラフと、
前記トラフの下面に着設され前記カプセルを所定速度で
直進させる振動手段と、前記金網上方に吸引口を有し高
さ調整可能な吸引フードと、前記吸引フードに連設され
た吸引手段とから構成され、前記カプセル充填機から排
出されたカプセルを、前記金網上に所定速度で搬送させ
ながら所定高さの前記吸引口から空カプセルを吸引して
排除すると共に、カプセルに混じった顆粒を前記金網を
通して篩分し、前記トラフの底部から回収するようにし
たことを特徴とする空カプセル排除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15269692A JPH05317810A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 空カプセル排除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15269692A JPH05317810A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 空カプセル排除装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05317810A true JPH05317810A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15546145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15269692A Pending JPH05317810A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 空カプセル排除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05317810A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2730649A1 (fr) * | 1995-02-16 | 1996-08-23 | Macofar Spa | Trieur de gelules mal remplies |
| KR100405638B1 (ko) * | 2001-07-16 | 2003-11-14 | 임종진 | 에어부양식 공캅셀 이송장치 |
| JP2005162484A (ja) * | 2003-11-10 | 2005-06-23 | Kentaro Sato | 充填カプセル選別装置 |
| CN108144857A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-06-12 | 潘苏枫 | 一种胶囊筛选烘干一体机 |
| CN108273750A (zh) * | 2018-01-22 | 2018-07-13 | 安徽黄山胶囊股份有限公司 | 一种空心胶囊剔废机构、生产设备及剔废方法 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP15269692A patent/JPH05317810A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2730649A1 (fr) * | 1995-02-16 | 1996-08-23 | Macofar Spa | Trieur de gelules mal remplies |
| KR100405638B1 (ko) * | 2001-07-16 | 2003-11-14 | 임종진 | 에어부양식 공캅셀 이송장치 |
| JP2005162484A (ja) * | 2003-11-10 | 2005-06-23 | Kentaro Sato | 充填カプセル選別装置 |
| CN108144857A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-06-12 | 潘苏枫 | 一种胶囊筛选烘干一体机 |
| CN108273750A (zh) * | 2018-01-22 | 2018-07-13 | 安徽黄山胶囊股份有限公司 | 一种空心胶囊剔废机构、生产设备及剔废方法 |
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