JPH05317364A - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
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- JPH05317364A JPH05317364A JP4122122A JP12212292A JPH05317364A JP H05317364 A JPH05317364 A JP H05317364A JP 4122122 A JP4122122 A JP 4122122A JP 12212292 A JP12212292 A JP 12212292A JP H05317364 A JPH05317364 A JP H05317364A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- fastening
- target tape
- side portion
- disposable diaper
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- Pending
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 着用者の適用範囲が広く、良好な着用感を与
え且つおむつ止着時におむつの毀損を防止することがで
きる使い捨ておむつの提供。 【構成】 本発明の使い捨ておむつ１は、液透過性の表
面シート２と、液不透過性の防漏シート３と、これら両
シート間に配置された吸収体４とを有する本体５を備
え、該本体５には着用者の背側に位置する背側部６、股
下に位置する股下部７、腹側に位置する腹側部８とが形
成され、上記背側部６の両側部にはファスニングテープ
９、９が配置され、上記腹側部８には上記ファスニング
テープ９に止着するターゲットテープ１０が配置された
使い捨ておむつにおいて、上記腹側部８は上記背側部６
より幅狭（Ｗ1 ＞Ｗ2 ）であり、且つ、少なくとも上記
ターゲットテープ１０の外端部近傍において、上記ター
ゲットテープ１０の側縁から上記腹側部の側縁までの長
さＳが、上記ファスニングテープ９、９の止着領域９ａ
の長さＴよりも短く形成されている。。
え且つおむつ止着時におむつの毀損を防止することがで
きる使い捨ておむつの提供。 【構成】 本発明の使い捨ておむつ１は、液透過性の表
面シート２と、液不透過性の防漏シート３と、これら両
シート間に配置された吸収体４とを有する本体５を備
え、該本体５には着用者の背側に位置する背側部６、股
下に位置する股下部７、腹側に位置する腹側部８とが形
成され、上記背側部６の両側部にはファスニングテープ
９、９が配置され、上記腹側部８には上記ファスニング
テープ９に止着するターゲットテープ１０が配置された
使い捨ておむつにおいて、上記腹側部８は上記背側部６
より幅狭（Ｗ1 ＞Ｗ2 ）であり、且つ、少なくとも上記
ターゲットテープ１０の外端部近傍において、上記ター
ゲットテープ１０の側縁から上記腹側部の側縁までの長
さＳが、上記ファスニングテープ９、９の止着領域９ａ
の長さＴよりも短く形成されている。。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、操作性に優れた使い捨
ておむつ、特に子供用または大人用の使い捨ておむつに
関する。
ておむつ、特に子供用または大人用の使い捨ておむつに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の使い捨ておむつは、図５に示すよ
うに、液透過性の表面シート２と、液不透過性の防漏シ
ート３と、これら両シート間に配置された吸収体４とを
有する本体５を備え、該本体５は着用者の背側に位置す
る背側部６、股下部に位置する股下部７、腹側に位置す
るとともに上記背側部より幅狭である腹側部８とが形成
されている。更に、上記背側部の両側部には、ファスニ
ングテープ９、９が配置され、上記腹側部には上記ファ
スニングテープに止着するターゲットテープ１０が配置
された構成となっている。
うに、液透過性の表面シート２と、液不透過性の防漏シ
ート３と、これら両シート間に配置された吸収体４とを
有する本体５を備え、該本体５は着用者の背側に位置す
る背側部６、股下部に位置する股下部７、腹側に位置す
るとともに上記背側部より幅狭である腹側部８とが形成
されている。更に、上記背側部の両側部には、ファスニ
ングテープ９、９が配置され、上記腹側部には上記ファ
スニングテープに止着するターゲットテープ１０が配置
された構成となっている。
【０００３】そして、着用時には、背側部６と腹側部８
とを各々着用者の背側と腹側にあてた後、着用者のウエ
ストにおいて各々のサイドフラップを重ね合わせ、背側
部に設けられたファスニングテープ９を腹側部に設けら
れたターゲットテープ１０に止着している。
とを各々着用者の背側と腹側にあてた後、着用者のウエ
ストにおいて各々のサイドフラップを重ね合わせ、背側
部に設けられたファスニングテープ９を腹側部に設けら
れたターゲットテープ１０に止着している。
【０００４】このような従来の使い捨ておむつは、通
常、着用者の適用範囲を広くするため、腹囲を広くとれ
るように、背側部６の幅Ｗ1 と腹側部８の幅Ｗ2 を大き
くし、重ね合せる部分、特にサイドフラップの延出部分
を広く形成している。しかも、実際に市販されているか
かるタイプの使い捨ておむつは、工業的に容易に製造で
きるという理由から、背側部の幅Ｗ1 と腹側部のＷ2 と
は同じ幅にしている。また、ファスニングテープは、通
常、背側部の左右両側端に設けられ、そのファスニング
テープには粘着剤が設けられている（粘着領域）。ま
た、腹側部には、ファスニングテープが何回でも付け直
しのできるターゲット領域が設けられており、おむつの
位置決め及び固定がしやすいようになっている。
常、着用者の適用範囲を広くするため、腹囲を広くとれ
るように、背側部６の幅Ｗ1 と腹側部８の幅Ｗ2 を大き
くし、重ね合せる部分、特にサイドフラップの延出部分
を広く形成している。しかも、実際に市販されているか
かるタイプの使い捨ておむつは、工業的に容易に製造で
きるという理由から、背側部の幅Ｗ1 と腹側部のＷ2 と
は同じ幅にしている。また、ファスニングテープは、通
常、背側部の左右両側端に設けられ、そのファスニング
テープには粘着剤が設けられている（粘着領域）。ま
た、腹側部には、ファスニングテープが何回でも付け直
しのできるターゲット領域が設けられており、おむつの
位置決め及び固定がしやすいようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
使い捨ておむつは、腹側部に比較してターゲットテープ
の大きさが小さいという問題点があった。即ち、ファス
ニングテープ９がターゲットテープ１０から外れて止着
しないようターゲットテープ１０を十分大きな面積を有
することが望ましいが、ターゲットテープの面積を大き
くしすぎると、ターゲットテープは硬質材料で構成され
ていわゆるゴワゴワ状態になっていることから、そのよ
うなゴワゴワした部分が多くなり、着用者に対するウエ
スト近傍のフィット性、着用感が低下するという不都合
がある。
使い捨ておむつは、腹側部に比較してターゲットテープ
の大きさが小さいという問題点があった。即ち、ファス
ニングテープ９がターゲットテープ１０から外れて止着
しないようターゲットテープ１０を十分大きな面積を有
することが望ましいが、ターゲットテープの面積を大き
くしすぎると、ターゲットテープは硬質材料で構成され
ていわゆるゴワゴワ状態になっていることから、そのよ
うなゴワゴワした部分が多くなり、着用者に対するウエ
スト近傍のフィット性、着用感が低下するという不都合
がある。
【０００６】また、ターゲットテープ１０は通常非透湿
性であるため、その貼着面積を不必要に増大すると、む
れの原因になるという欠点がある。このように、ターゲ
ットテープ１０の面積が限られていることから、大柄な
体格の着用者の場合にはファスニングテープ９がターゲ
ットテープ１０に貼りにくいという欠点を有する。
性であるため、その貼着面積を不必要に増大すると、む
れの原因になるという欠点がある。このように、ターゲ
ットテープ１０の面積が限られていることから、大柄な
体格の着用者の場合にはファスニングテープ９がターゲ
ットテープ１０に貼りにくいという欠点を有する。
【０００７】更に、標準的な体格の着用者の場合には、
ターゲットテープの大きさがちょうど良いとしても、腹
側部においてはターゲットテープで被覆されていない部
分の寸法Ｓが、ファスニングテープ９の貼着領域の寸法
Ｔより相対的に広いため、即ちＴ＜Ｓであるため、誤っ
てファスニングテープが、ターデットテープから外れて
裏面シート部分のみに付いてしまうという不都合があ
る。このように、ファスニングテープが、裏面シートに
直接ついてしまうと、ファスニングテープに力が加わっ
た際に、裏面材が伸びたり破れたりして、おむつを毀損
してしまうという欠点があった。
ターゲットテープの大きさがちょうど良いとしても、腹
側部においてはターゲットテープで被覆されていない部
分の寸法Ｓが、ファスニングテープ９の貼着領域の寸法
Ｔより相対的に広いため、即ちＴ＜Ｓであるため、誤っ
てファスニングテープが、ターデットテープから外れて
裏面シート部分のみに付いてしまうという不都合があ
る。このように、ファスニングテープが、裏面シートに
直接ついてしまうと、ファスニングテープに力が加わっ
た際に、裏面材が伸びたり破れたりして、おむつを毀損
してしまうという欠点があった。
【０００８】従って、本発明の目的は、着用者の適用範
囲が広く、良好な着用感を与え且つおむつ止着時におむ
つの毀損を防止することができる使い捨ておむつを提供
することである。
囲が広く、良好な着用感を与え且つおむつ止着時におむ
つの毀損を防止することができる使い捨ておむつを提供
することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表
面シートと、液不透過性の防漏シートと、これら両シー
ト間に配置された吸収体とを有する本体を備え、該本体
には着用者の背側に位置する背側部、股下部に位置する
股下部、腹側に位置する腹側部とが形成され、上記背側
部の両側部にはファスニングテープが配置され、上記腹
側部には上記ファスニングテープが止着されるターゲッ
トテープが配置された使い捨ておむつにおいて、上記腹
側部は上記背側部より幅狭であり、且つ、少なくとも上
記ターゲットテープの外端部近傍において、上記ターゲ
ットテープの側縁から上記腹側部の側縁までの長さが、
上記ファスニングテープの止着領域の長さよりも短いこ
とを特徴とする使い捨ておむつを提供することにより、
上記目的を達成したものである。
面シートと、液不透過性の防漏シートと、これら両シー
ト間に配置された吸収体とを有する本体を備え、該本体
には着用者の背側に位置する背側部、股下部に位置する
股下部、腹側に位置する腹側部とが形成され、上記背側
部の両側部にはファスニングテープが配置され、上記腹
側部には上記ファスニングテープが止着されるターゲッ
トテープが配置された使い捨ておむつにおいて、上記腹
側部は上記背側部より幅狭であり、且つ、少なくとも上
記ターゲットテープの外端部近傍において、上記ターゲ
ットテープの側縁から上記腹側部の側縁までの長さが、
上記ファスニングテープの止着領域の長さよりも短いこ
とを特徴とする使い捨ておむつを提供することにより、
上記目的を達成したものである。
【００１０】
【作用】本発明の使い捨ておむつは、着用時には、着用
者の股下に股下部を、腹側に腹側部を、背側に背側部を
あて、着用者のウエスト側部において、腹側部と背側部
の一部を重ね合わせた後、背側部の両側部に配置された
ファスニングテープをターゲットテープに貼着して、位
置決め或いは止着する。このような装着操作において、
腹側部が背側部より幅狭に形成されており、余分な部分
がなく、着用時における操作性が良いとともに、良好な
装着感が得られる。
者の股下に股下部を、腹側に腹側部を、背側に背側部を
あて、着用者のウエスト側部において、腹側部と背側部
の一部を重ね合わせた後、背側部の両側部に配置された
ファスニングテープをターゲットテープに貼着して、位
置決め或いは止着する。このような装着操作において、
腹側部が背側部より幅狭に形成されており、余分な部分
がなく、着用時における操作性が良いとともに、良好な
装着感が得られる。
【００１１】また、ウエスト周囲長さが長い着用者に装
着する場合に、少なくとも上記ターゲットテープの外端
部近傍において、ターゲットテープの側縁から上記腹側
部の側縁までの長さが、上記ファスニングテープの止着
領域の長さよりも短いため、ファスニングテープの止着
領域が、ターゲットテープの側縁部に位置する場合で
も、ファスニングテープはターゲットテープに確実に止
着され、腹側部のターゲットテープ以外の防漏シート部
分のみに止着されるということがほとんどない。更に、
ターゲットテープの面積を実質的に小さくしても、広い
範囲の着用者に対して確実に止着することができ、ター
ゲットテープの面積を小さくとれるからターゲットテー
プのゴワゴワ感を小さくでき、良好な装着感を得ること
ができる。
着する場合に、少なくとも上記ターゲットテープの外端
部近傍において、ターゲットテープの側縁から上記腹側
部の側縁までの長さが、上記ファスニングテープの止着
領域の長さよりも短いため、ファスニングテープの止着
領域が、ターゲットテープの側縁部に位置する場合で
も、ファスニングテープはターゲットテープに確実に止
着され、腹側部のターゲットテープ以外の防漏シート部
分のみに止着されるということがほとんどない。更に、
ターゲットテープの面積を実質的に小さくしても、広い
範囲の着用者に対して確実に止着することができ、ター
ゲットテープの面積を小さくとれるからターゲットテー
プのゴワゴワ感を小さくでき、良好な装着感を得ること
ができる。
【００１２】
【実施例】以下に、添付図面を参照し乍ら、本発明の好
ましい実施例を詳細に説明する。図１は本発明の第１の
実施例の使い捨ておむつの一部を切り欠いて示す平面
図、図２は本発明の第２の実施例の使い捨ておむつの平
面図、図３は本発明の第３の実施例の使い捨ておむつの
平面図、図４は本発明の第４の実施例の使い捨ておむつ
の平面図である。
ましい実施例を詳細に説明する。図１は本発明の第１の
実施例の使い捨ておむつの一部を切り欠いて示す平面
図、図２は本発明の第２の実施例の使い捨ておむつの平
面図、図３は本発明の第３の実施例の使い捨ておむつの
平面図、図４は本発明の第４の実施例の使い捨ておむつ
の平面図である。
【００１３】最初に、図１を参照して本発明の第１の実
施例について説明する。図１に示すように、本発明の使
い捨ておむつ１は、液透過性の表面シート２と、液不透
過性の防漏シート３と、これら両シート間に配置された
吸収体４とを有する本体５を備え、該本体５には着用者
の背側に位置する背側部６、股下に位置する股下部７、
腹側に位置する腹側部８とが形成され、上記背側部６の
両側部にはファスニングテープ９、９が配置され、上記
腹側部８には上記ファスニングテープ９に止着するター
ゲットテープ１０が配置されている使い捨ておむつにお
いて、上記腹側部８は上記背側部６より幅狭であり、且
つ、少なくとも上記ターゲットテープ１０の外端部近傍
において、上記ターゲットテープ１０の側縁から上記腹
側部の側縁までの長さＳが、上記ファスニングテープ
９、９の止着領域９ａの長さＴよりも短く形成されてい
る。
施例について説明する。図１に示すように、本発明の使
い捨ておむつ１は、液透過性の表面シート２と、液不透
過性の防漏シート３と、これら両シート間に配置された
吸収体４とを有する本体５を備え、該本体５には着用者
の背側に位置する背側部６、股下に位置する股下部７、
腹側に位置する腹側部８とが形成され、上記背側部６の
両側部にはファスニングテープ９、９が配置され、上記
腹側部８には上記ファスニングテープ９に止着するター
ゲットテープ１０が配置されている使い捨ておむつにお
いて、上記腹側部８は上記背側部６より幅狭であり、且
つ、少なくとも上記ターゲットテープ１０の外端部近傍
において、上記ターゲットテープ１０の側縁から上記腹
側部の側縁までの長さＳが、上記ファスニングテープ
９、９の止着領域９ａの長さＴよりも短く形成されてい
る。
【００１４】上記表面シート２は、排泄物を吸収体４へ
透過させる液透過性シートで肌着に近い感触を有したも
のが好ましく、このような液透過性シートとしては、例
えば、織布、不織布、多孔性フィルム等が好ましい。ま
た、表面シート２の周縁部にシリコン系油剤、パラフィ
ンワックス等の疎水性化合物を塗布する方法や、予めア
ルキルリン酸エステルのような親水性化合物を塗布し、
周縁を温水で洗浄する方法により撥水処理を施し、周縁
部における尿等の滲みによる漏れを防止することができ
る。
透過させる液透過性シートで肌着に近い感触を有したも
のが好ましく、このような液透過性シートとしては、例
えば、織布、不織布、多孔性フィルム等が好ましい。ま
た、表面シート２の周縁部にシリコン系油剤、パラフィ
ンワックス等の疎水性化合物を塗布する方法や、予めア
ルキルリン酸エステルのような親水性化合物を塗布し、
周縁を温水で洗浄する方法により撥水処理を施し、周縁
部における尿等の滲みによる漏れを防止することができ
る。
【００１５】防漏シート３は、熱可塑性樹脂にフィラー
を加えて延伸した蒸気を透過させる透湿性のある液不透
過性シートや、肌着に近い感触を有したもの、例えば、
フィルムと不織布との複合材、あるいはフィルムと織布
との複合材料等が用いられる。
を加えて延伸した蒸気を透過させる透湿性のある液不透
過性シートや、肌着に近い感触を有したもの、例えば、
フィルムと不織布との複合材、あるいはフィルムと織布
との複合材料等が用いられる。
【００１６】吸収体４としては、解繊パルプを主材と
し、高分子吸水ポリマーを併用したものが好ましく、そ
のほか、熱可塑性樹脂、セルロース繊維、高分子吸水ポ
リマーの混合物に熱処理したものなどが好ましい。高分
子吸水ポリマーの存在位置は、上層、中層、下層のいず
れであってもよく、パルプと混合したものであってもよ
い。該高分子吸水ポリマーは、自重の２０倍以上の液体
を吸収して保持し得る保持性能を有し、ゲル化する性質
を有する粒子状のものが好ましく、このような高分子吸
水ポリマーとしては、デンプン−アクリル酸（塩）グラ
フト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体の
ケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架
橋物、アクリル酸（塩）重合体などが好ましい。形状と
しては、着用者の体型に併せた砂時計の形状が好ましい
が、矩形であってもよい。
し、高分子吸水ポリマーを併用したものが好ましく、そ
のほか、熱可塑性樹脂、セルロース繊維、高分子吸水ポ
リマーの混合物に熱処理したものなどが好ましい。高分
子吸水ポリマーの存在位置は、上層、中層、下層のいず
れであってもよく、パルプと混合したものであってもよ
い。該高分子吸水ポリマーは、自重の２０倍以上の液体
を吸収して保持し得る保持性能を有し、ゲル化する性質
を有する粒子状のものが好ましく、このような高分子吸
水ポリマーとしては、デンプン−アクリル酸（塩）グラ
フト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体の
ケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架
橋物、アクリル酸（塩）重合体などが好ましい。形状と
しては、着用者の体型に併せた砂時計の形状が好ましい
が、矩形であってもよい。
【００１７】本体５は、長手方向（図中、上下方向）中
央がくびれた砂時計型に形成されており、くびれた部分
に股下部７が形成されている。砂時計型の幅広部には、
着用者の背側に位置する背側部６が形成され、他方の幅
広部には着用者の腹側に位置する腹側部８が形成されて
いる。背側部６及び腹側部８には、夫々本体５の長手方
向の両端部に、吸収体４から外方に延出するウエストフ
ラップ１１、１１が形成されており、吸収体４の幅方向
外方には左右一対のサイドフラップが形成されている。
該サイドフラップは、背側部にある背側サイドフラップ
６Ａ、６Ａと、腹側に位置する腹側サイドフラップ８
Ａ、８Ａと股下側サイドフラップとに区分されている。
央がくびれた砂時計型に形成されており、くびれた部分
に股下部７が形成されている。砂時計型の幅広部には、
着用者の背側に位置する背側部６が形成され、他方の幅
広部には着用者の腹側に位置する腹側部８が形成されて
いる。背側部６及び腹側部８には、夫々本体５の長手方
向の両端部に、吸収体４から外方に延出するウエストフ
ラップ１１、１１が形成されており、吸収体４の幅方向
外方には左右一対のサイドフラップが形成されている。
該サイドフラップは、背側部にある背側サイドフラップ
６Ａ、６Ａと、腹側に位置する腹側サイドフラップ８
Ａ、８Ａと股下側サイドフラップとに区分されている。
【００１８】腹側部８の寸法Ｗ2 は、背側部６の寸法Ｗ
1 より小さな寸法に形成されている。腹側部８の寸法Ｗ
2 は、背側部の寸法Ｗ1 に対してＷ2 ／Ｗ1 が０．４〜
０．８の範囲が好ましく、特に好ましくは０．６〜０．
８の範囲である。また、具体的寸法は、本実施例では腹
側部８の寸法Ｗ2 が３５０〜６００mm、背側部６の寸法
Ｗ1 が４５０〜１０００mmである。
1 より小さな寸法に形成されている。腹側部８の寸法Ｗ
2 は、背側部の寸法Ｗ1 に対してＷ2 ／Ｗ1 が０．４〜
０．８の範囲が好ましく、特に好ましくは０．６〜０．
８の範囲である。また、具体的寸法は、本実施例では腹
側部８の寸法Ｗ2 が３５０〜６００mm、背側部６の寸法
Ｗ1 が４５０〜１０００mmである。
【００１９】背側部６に形成された左右一対の背側サイ
ドフラップ６Ａ、６Ａの夫々には、吸収体４の幅方向外
方に一対のファスニングテープ９、９が並設されてお
り、着用時に一対のファスニングテープ９、９が腹側部
８に設けられたターゲットテープ１０に止着するように
なっている。各ファスニングテープ９、９は、その先端
部及び基端部除く部分に貼着剤が添付された止着領域９
ａが形成されている。尚、ファスニングテープ９、９は
非使用時には、図１において符号９ｃで示すように、剥
離シート９ｂに剥離自在に貼着されている。
ドフラップ６Ａ、６Ａの夫々には、吸収体４の幅方向外
方に一対のファスニングテープ９、９が並設されてお
り、着用時に一対のファスニングテープ９、９が腹側部
８に設けられたターゲットテープ１０に止着するように
なっている。各ファスニングテープ９、９は、その先端
部及び基端部除く部分に貼着剤が添付された止着領域９
ａが形成されている。尚、ファスニングテープ９、９は
非使用時には、図１において符号９ｃで示すように、剥
離シート９ｂに剥離自在に貼着されている。
【００２０】上記ターゲットテープ１０は、その表面に
ファスニングテープ９の貼着材が剥離自在な材料で形成
されており、例えば、従来から使用されているポリオレ
フィン等が用いられる。該ターゲットテープ１０は、腹
側部８の防漏シート３に貼着されており、その側縁から
上記腹側部の側縁までの領域（非貼着領域）１２の幅Ｓ
が、上記ファスニングテープの止着領域９ａの長さＴよ
りも短い寸法になるように配置されている。即ち、Ｓ＜
Ｔの関係を有する寸法に設定されている。非貼着領域１
２の幅Ｓに対する止着領域９ｃの長さＴの比は、Ｔ／Ｓ
が０．４〜０．９が好ましく、特に好ましくは０．５〜
０．８である。具体的に、止着領域９ａの長さＴは２５
〜７０mm、非貼着領域１２の幅Ｓは１０〜６０mmであ
る。
ファスニングテープ９の貼着材が剥離自在な材料で形成
されており、例えば、従来から使用されているポリオレ
フィン等が用いられる。該ターゲットテープ１０は、腹
側部８の防漏シート３に貼着されており、その側縁から
上記腹側部の側縁までの領域（非貼着領域）１２の幅Ｓ
が、上記ファスニングテープの止着領域９ａの長さＴよ
りも短い寸法になるように配置されている。即ち、Ｓ＜
Ｔの関係を有する寸法に設定されている。非貼着領域１
２の幅Ｓに対する止着領域９ｃの長さＴの比は、Ｔ／Ｓ
が０．４〜０．９が好ましく、特に好ましくは０．５〜
０．８である。具体的に、止着領域９ａの長さＴは２５
〜７０mm、非貼着領域１２の幅Ｓは１０〜６０mmであ
る。
【００２１】このように、非貼着領域１２の幅Ｓを止着
領域９ｃの長さＴより短い寸法にすることにより、ファ
スニングテープ９をターゲットテープ１０に貼着する際
には、ファスニングテープ９はターゲットテープ１０に
確実に貼着できる。即ち、腹側サイドフラップ８Ａ、８
Ａにおけるターゲットテープ１０の非貼着領域１２、１
２のみにファスニングテープ９の止着領域９ｃが止着さ
れることがなく、非貼着部分１２、１２に止着された場
合には、必ずターゲットテープ１０に貼着される。従っ
て、ファスニングテープ９を誤って非貼着部分１２、１
２に貼着した場合であっても、腹側領域８を破損するこ
とがない。
領域９ｃの長さＴより短い寸法にすることにより、ファ
スニングテープ９をターゲットテープ１０に貼着する際
には、ファスニングテープ９はターゲットテープ１０に
確実に貼着できる。即ち、腹側サイドフラップ８Ａ、８
Ａにおけるターゲットテープ１０の非貼着領域１２、１
２のみにファスニングテープ９の止着領域９ｃが止着さ
れることがなく、非貼着部分１２、１２に止着された場
合には、必ずターゲットテープ１０に貼着される。従っ
て、ファスニングテープ９を誤って非貼着部分１２、１
２に貼着した場合であっても、腹側領域８を破損するこ
とがない。
【００２２】腹側部８に貼着されるターゲットテープ１
０の貼着面積は、上記股下部中央より、上記腹側部端縁
に亘る部分の面積の３０％を被覆していることが好まし
く、特に好ましくは４０％〜７０％である。４０％より
少ないと、位置決め時等における貼着操作がしにくくな
り、７０％より多いとターゲットテープ１０のゴワゴワ
感が増大して、良好な装着感が得られないからである。
また、ターゲットテープ１０を本体の防漏シート３に貼
付する場合、粘着剤を間欠に塗工すれば、ターゲットテ
ープ全裏面に粘着剤が塗工されているのに比べ腹側部の
風合が良い。また、透湿性裏面材を使用した場合に、タ
ーゲットテープ貼付部分の透湿性の低下の程度が小さい
という利点を有する。
０の貼着面積は、上記股下部中央より、上記腹側部端縁
に亘る部分の面積の３０％を被覆していることが好まし
く、特に好ましくは４０％〜７０％である。４０％より
少ないと、位置決め時等における貼着操作がしにくくな
り、７０％より多いとターゲットテープ１０のゴワゴワ
感が増大して、良好な装着感が得られないからである。
また、ターゲットテープ１０を本体の防漏シート３に貼
付する場合、粘着剤を間欠に塗工すれば、ターゲットテ
ープ全裏面に粘着剤が塗工されているのに比べ腹側部の
風合が良い。また、透湿性裏面材を使用した場合に、タ
ーゲットテープ貼付部分の透湿性の低下の程度が小さい
という利点を有する。
【００２３】次に、本実施例の使い捨ておむつの着用態
様及び着用時の作用について説明する。使い捨ておむつ
１の着用時には、着用者の股下に股下部６をあて、背側
サイドフラップを腹側に延出させる。次に、着用者のウ
エスト側部において腹側部８の腹側サイドフラップ８Ａ
に背側サイドフラップ６Ｃを重ね、各ファスニングテー
プ９、９を腹側ターゲットテープ１０の任意の位置で貼
着する。このファスニングテープ９、９を止着する場
合、腹側部のサイドフラップ８Ａ、８Ａにおけるターゲ
ットテープ１０のみにファスニングテープ９の止着領域
９ａが止着されることがなく、ターゲットテープ１０の
非貼着領域１２、１２に止着された場合には、必ずター
ゲットテープ１０に貼着される。従って、ファスニング
テープ９を誤って非貼着領域１２、１２の防漏シート３
のみに貼着した場合であっても、該防漏シート３のみに
力が加わわって、これを破損することがない。
様及び着用時の作用について説明する。使い捨ておむつ
１の着用時には、着用者の股下に股下部６をあて、背側
サイドフラップを腹側に延出させる。次に、着用者のウ
エスト側部において腹側部８の腹側サイドフラップ８Ａ
に背側サイドフラップ６Ｃを重ね、各ファスニングテー
プ９、９を腹側ターゲットテープ１０の任意の位置で貼
着する。このファスニングテープ９、９を止着する場
合、腹側部のサイドフラップ８Ａ、８Ａにおけるターゲ
ットテープ１０のみにファスニングテープ９の止着領域
９ａが止着されることがなく、ターゲットテープ１０の
非貼着領域１２、１２に止着された場合には、必ずター
ゲットテープ１０に貼着される。従って、ファスニング
テープ９を誤って非貼着領域１２、１２の防漏シート３
のみに貼着した場合であっても、該防漏シート３のみに
力が加わわって、これを破損することがない。
【００２４】また、腹側部８が背側部６より狭小の寸法
に形成されているから、全体的にコンパクトに形成され
ており、装着操作が容易になり、位置ずれも生じにく
い。しかも、重ね合わせ部の面積が比較的少ないことか
ら、この部分における嵩張りが少なく、着用者に対する
フィット性が向上するとともに外観も良い。
に形成されているから、全体的にコンパクトに形成され
ており、装着操作が容易になり、位置ずれも生じにく
い。しかも、重ね合わせ部の面積が比較的少ないことか
ら、この部分における嵩張りが少なく、着用者に対する
フィット性が向上するとともに外観も良い。
【００２５】次に、図２〜図４を参照して、本発明の他
の実施例について説明するが、上述の実施例と同一の部
分には同一の符号を付すことにより、その部分の詳細な
説明を省略する。
の実施例について説明するが、上述の実施例と同一の部
分には同一の符号を付すことにより、その部分の詳細な
説明を省略する。
【００２６】第２の実施例による使い捨ておむつ２１
は、図２に示すように、腹側部８の全体に亘って幅が一
定でなく、おむつ本体５の長手方向先端に向かって漸次
小さくなるように形成されている。即ち、腹側部の略中
央における最大幅部Ｗ2 とし、腹側部先端における幅を
Ｗ3 とすると、Ｗ2 ＞Ｗ3 の関係にある。この場合に
は、第１の実施例による使い捨ておむつより、更に重ね
合わせ部分を少なくすることができ、操作性が向上する
とともに、良好な装着感を得ることができる。また、こ
のような腹側部８の形状は、装着者における装着するべ
き腹部の形状に沿うものであり、かかる凹凸の複雑な腹
部の形態に適合して隙間なく且つ無駄なく被覆すること
ができる。
は、図２に示すように、腹側部８の全体に亘って幅が一
定でなく、おむつ本体５の長手方向先端に向かって漸次
小さくなるように形成されている。即ち、腹側部の略中
央における最大幅部Ｗ2 とし、腹側部先端における幅を
Ｗ3 とすると、Ｗ2 ＞Ｗ3 の関係にある。この場合に
は、第１の実施例による使い捨ておむつより、更に重ね
合わせ部分を少なくすることができ、操作性が向上する
とともに、良好な装着感を得ることができる。また、こ
のような腹側部８の形状は、装着者における装着するべ
き腹部の形状に沿うものであり、かかる凹凸の複雑な腹
部の形態に適合して隙間なく且つ無駄なく被覆すること
ができる。
【００２７】第３の実施例による使い捨ておむつ３１
は、図３に示すように、腹側部８の両側のフラップ８Ａ
をカットせずに、従来のおむつを折り合わせて、該腹側
部８を幅狭に形成したものである。かかる折り合わせ部
はホットメルト接着剤等により接着されて、折った部分
が戻らないようになっている。この実施例によれば、カ
ットによる無駄な廃棄物を生じないという利点がある。
は、図３に示すように、腹側部８の両側のフラップ８Ａ
をカットせずに、従来のおむつを折り合わせて、該腹側
部８を幅狭に形成したものである。かかる折り合わせ部
はホットメルト接着剤等により接着されて、折った部分
が戻らないようになっている。この実施例によれば、カ
ットによる無駄な廃棄物を生じないという利点がある。
【００２８】第４の実施例による使い捨ておむつ４１
は、図４に示すように、上述の実施例３と同様に、腹側
部両側のフラップをカットせずに、従来のおむつを折り
合わせて、幅狭に形成したものであるが、上述の実施例
２と同様に、腹側部８の全体に亘って幅が一定でなく、
おむつ本体５の長手方向先端に向かって漸次小さくなる
ように形成されている。即ち、腹側部の最大幅部Ｗ2 と
腹側部先端における幅Ｗ 3 とは、Ｗ2 ＞Ｗ3 の関係にあ
る。
は、図４に示すように、上述の実施例３と同様に、腹側
部両側のフラップをカットせずに、従来のおむつを折り
合わせて、幅狭に形成したものであるが、上述の実施例
２と同様に、腹側部８の全体に亘って幅が一定でなく、
おむつ本体５の長手方向先端に向かって漸次小さくなる
ように形成されている。即ち、腹側部の最大幅部Ｗ2 と
腹側部先端における幅Ｗ 3 とは、Ｗ2 ＞Ｗ3 の関係にあ
る。
【００２９】本発明は上述した実施例に限定されるもの
でなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。例えば、ターゲットテープは、矩形形状に形成
することに限らず、対象者の体型に応じて最適な形に形
成することも可能であり、且つターゲットテープ自体を
分割して配置するものであってもよい。
でなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
である。例えば、ターゲットテープは、矩形形状に形成
することに限らず、対象者の体型に応じて最適な形に形
成することも可能であり、且つターゲットテープ自体を
分割して配置するものであってもよい。
【００３０】
【発明の効果】本発明の使い捨ておむつは、着用者の適
用範囲が広く、良好な着用感を与え且つおむつ止着時に
おけるおむつの毀損を防止できる。
用範囲が広く、良好な着用感を与え且つおむつ止着時に
おけるおむつの毀損を防止できる。
【図１】本発明の第１の実施例の使い捨ておむつの一部
を切り欠いて示す平面図である。
を切り欠いて示す平面図である。
【図２】本発明の第２の実施例の使い捨ておむつの平面
図である。
図である。
【図３】本発明の第３の実施例の使い捨ておむつの平面
図である。
図である。
【図４】本発明の第４の実施例の使い捨ておむつの平面
図である。
図である。
【図５】従来の例の使い捨ておむつの平面図である。
１、２１、３１、４１ 使い捨ておむつ ２ 表面シート ３ 防漏シート ４ 吸収体 ６ 背側部 ７ 股下部 ８ 腹側部 ９ ファスニングテープ １０ ターゲットテープ Ｓ ターゲットテープの側縁から腹側部の側縁までの長
さ Ｔ 上記ファスニングテープの止着領域の長さ Ｗ1 背側部の幅寸法 Ｗ2 腹側部の幅寸法
さ Ｔ 上記ファスニングテープの止着領域の長さ Ｗ1 背側部の幅寸法 Ｗ2 腹側部の幅寸法
Claims (2)
- 【請求項１】 液透過性の表面シートと、液不透過性の
防漏シートと、これら両シート間に配置された吸収体と
を有する本体を備え、該本体には着用者の背側に位置す
る背側部、股下部に位置する股下部、腹側に位置する腹
側部とが形成され、上記背側部の両側部にはファスニン
グテープが配置され、上記腹側部には上記ファスニング
テープが止着されるターゲットテープが配置された使い
捨ておむつにおいて、 上記腹側部は上記背側部より幅狭であり、且つ、少なく
とも上記ターゲットテープの外端部近傍において、上記
ターゲットテープの側縁から上記腹側部の側縁までの長
さが、上記ファスニングテープの止着領域の長さよりも
短いことを特徴とする使い捨ておむつ。 - 【請求項２】 上記ターゲットテープは、上記股下部中
央より、上記腹側部端縁に亘る部分の面積の３０％以上
を被覆していることを特徴とする請求項１記載の使い捨
ておむつ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122122A JPH05317364A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122122A JPH05317364A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 使い捨ておむつ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05317364A true JPH05317364A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14828168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4122122A Pending JPH05317364A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05317364A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR980000382A (ko) * | 1996-06-11 | 1998-03-30 | 성재갑 | 의류용 허리다아트 구조를 갖는 일회용 기저귀 |
| US10398608B2 (en) | 2015-06-30 | 2019-09-03 | The Procter & Gamble Company | Chassis design for absorbent article |
| US10406040B2 (en) | 2015-06-30 | 2019-09-10 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with elasticized waist region |
| US10561542B2 (en) | 2015-06-30 | 2020-02-18 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with elasticized region |
| US11771601B2 (en) | 2015-06-30 | 2023-10-03 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with elasticized region |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP4122122A patent/JPH05317364A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR980000382A (ko) * | 1996-06-11 | 1998-03-30 | 성재갑 | 의류용 허리다아트 구조를 갖는 일회용 기저귀 |
| US10398608B2 (en) | 2015-06-30 | 2019-09-03 | The Procter & Gamble Company | Chassis design for absorbent article |
| US10406040B2 (en) | 2015-06-30 | 2019-09-10 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with elasticized waist region |
| US10561542B2 (en) | 2015-06-30 | 2020-02-18 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with elasticized region |
| US11413196B2 (en) | 2015-06-30 | 2022-08-16 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with elasticized waist region |
| US11771601B2 (en) | 2015-06-30 | 2023-10-03 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with elasticized region |
| US11857400B2 (en) | 2015-06-30 | 2024-01-02 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with elasticized waist region |
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