JPH05316585A - 送受波器 - Google Patents
送受波器Info
- Publication number
- JPH05316585A JPH05316585A JP11557892A JP11557892A JPH05316585A JP H05316585 A JPH05316585 A JP H05316585A JP 11557892 A JP11557892 A JP 11557892A JP 11557892 A JP11557892 A JP 11557892A JP H05316585 A JPH05316585 A JP H05316585A
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- JP
- Japan
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- oscillator
- bolted langevin
- langevin
- receiver
- composite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
解能の用途別に1オクターブ以上離れた周波数を使う場
合、高低2つの周波数を1つの送受波器で送受波するこ
とを可能とする。 【構成】低周波用の第二のボルト締めランジュバン振動
子1aは、音響放射面の一部が削り取られて切欠部12
となっており、そこに高周波用の第二のボルト締めラン
ジュバン振動子2を組み込み、複合振動子4aとして1
オクターブ以上離れた高低2つの周波数を送受波を可能
とする。第三のボルト締めランジュバン振動子2は、全
体としてその質量と音速とが切欠部12に等しくとって
おり、これにより、低周波送受波特性を阻害することな
く高周波送受波特性が確保できる。実際の送受波器は、
このような複合振動子と、切欠部を設けない低周波用の
第一のボルト締めランジュバン振動子とを合成指向性に
対応して適宜組合せて構成する。
Description
中で音波の送受波を行なう送受波器に関する。
を中心とした運用周波数帯域で運用される。1オクター
ブ以上も離れた2周波数を利用する送受波器は、2周波
数それぞれの周波数での共振を持つ2種類の振動子を、
互いに独立的にそれぞれ周波数のもとで形成すべき合成
指向性に対応した配列で配置した構成となってる。
は、1オクターブ以上も離隔した2つの周波数を利用す
る場合には、2つの周波数それぞれに対応して指向性合
成のために振動子を配列する広い面積が必要であった。
このため、音響放射面積の限られた送受波器では、2つ
の周波数の振動子を配列して所望の指向性を得ることが
困難であるという問題点があった。
動子を配列するとき、不要な横方向の感度を抑圧するた
めに、使用周波数の半波長間隔で配列すること、および
感度を良好にするため、振動子を共振周波数で運用して
送受波しているので、1オクターブ以上も周波数が離れ
ると感度が著しく低下してしまい、1つの振動子で1オ
クターブ以上離れた周波数での2周波共用は不可能であ
るという事実にもとづく。
1つで高低2周波数の共用可能な送受波器を提供するこ
とにある。
なくとも1オクターブ離れた高低2周波数の低周波数を
共振周波数とする第一のボルト締めランジュバン振動子
の音響放射面の一部を切り欠いた切欠部を有する第二の
ボルト締めランジュバン振動子の前記切欠部に、前記高
低2周波数の高周波数を共振周波数とする少なくとも1
つの第三のボルト締めランジュバン振動子を併設して前
記高低2周波数共用可能とした複合振動子を、合成すべ
き指向性に対応して前記第一のボルト締めランジュバン
振動子との併用配列もしくは単独配列とした構成を有す
る。
併設する前記第三のボルト締めランジュバン振動子は、
前記第二のボルト締めランジュバン振動子と音響放射方
向が同一,かつ前記切欠部と同一質量および同一音速を
有するものとした構成を有する。
ルト締めランジュバン振動子の配列を妨げることなく前
記第三のボルト締めランジュバン振動子を対称配列する
ことを可能とする複数種類の前記複合振動子を配列した
構成を有する。
る。
斜視図である。図1は、本発明による複合振動子の一例
を示し、低周波用の第一のボルト締めランジュバン振動
子に切欠部を設けて成る第二のランジュバン振動子10
と、この第二のボルト締めランジュバン振動子1aの音
響放射面11を形成するフロントマスの一部を切り欠い
た切欠部12に組み込んだ第三のボルト締めランジュバ
ン振動子2とを複合させた構成の複合振動子4aを示
す。
切欠部12に設ける3個の第三のボルト締めランジュバ
ン振動子2とは、質量が等価で、かつ音速も等価となる
ように設計する。このことにより、複合振動子4aは、
低周波数で駆動するときも従来のボルト締めランジュバ
ン振動子の性能を損なうことなく使用できる。
は、第二のボルト締めランジュバン振動子1aが振動系
に付加質量として働き、1/4波長で固定端をもつ共振
系として効率よく駆動することができる。
子配列の一実施例を示す平面図である。
ト締めランジュバン振動子1aの切欠部12を設けない
原型のボルト締めランジュバン振動子1のほか、図1に
示す複合振動子4aと、さらに2つの第三のボルト締め
ランジュバン振動子を追加配設した複合振動子4bの2
種類の複合振動子を利用し、これらを組合せ配列して、
X軸方向とY軸方向の複合振動子の配列をそれぞれ同一
の軸対称としている。
心とする紙面に垂直方向の空間に直交する一対のファン
ビーム,いわゆるクロスファンビーム(cross f
an−beam)を形成する場合を例とし、この配列構
成により、低周波数用の振動子の配列を妨げることな
く、高低2周波数によるクロスファンビームの運用が可
能となる。
素としているが、これらはあくまで1つの配列例を示す
に過ぎず、1種類の複合振動子のみの配列でも、また2
種類もしくはそれ以上の種類の複合振動子の配列とする
ことも可能で、このような振動子の組み合せをどうする
かは、合成指向性パターン,すなわち運用目的に対応し
た任意に設定できる。
ターブ以上離隔した2つの周波数による運用が可能とな
る。
ト締めランジュバン振動子の音響放射面の一部を切り欠
いて高周波用のボルト締めランジュバン振動子を配設し
た複合振動子の配列利用により、1つの送受波器で1オ
クターブ以上離れた2つの周波数での使用が可能となる
効果がある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも1オクターブ離れた高低2周
波数の低周波数を共振周波数とする第一のボルト締めラ
ンジュバン振動子の音響放射面の一部を切り欠いた切欠
部を有する第二のボルト締めランジュバン振動子の前記
切欠部に、前記高低2周波数の高周波数を共振周波数と
する少なくとも1つの第三のボルト締めランジュバン振
動子を併設して前記高低2周波数共用可能とした複合振
動子を、合成すべき指向性に対応して前記第一のボルト
締めランジュバン振動子との併用配列もしくは単独配列
で構成したことを特徴とする送受波器。 - 【請求項2】 前記切欠部に併設する前記第三のボルト
締めランジュバン振動子は、前記第二のボルト締めラン
ジュバン振動子と音響放射方向が同一,かつ前記切欠部
と同一質量および同一音速を有するものとして構成した
ことを特徴とする請求項1記載の送受波器。 - 【請求項3】 前記第一のボルト締めランジュバン振動
子の配列を妨げることなく前記第三のボルト締めランジ
ュバン振動子を対称配列することを可能とする複数種類
の前記複合振動子を配列して成ることを特徴とする請求
項1記載の送受波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11557892A JP2836368B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 送受波器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11557892A JP2836368B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 送受波器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316585A true JPH05316585A (ja) | 1993-11-26 |
JP2836368B2 JP2836368B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=14666055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11557892A Expired - Fee Related JP2836368B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 送受波器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2836368B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011055111A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nec Corp | 水中音響送受波器 |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP11557892A patent/JP2836368B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011055111A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nec Corp | 水中音響送受波器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2836368B2 (ja) | 1998-12-14 |
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