JPH05316478A - 時間軸を圧縮した信号によるテレビ放送の方法 - Google Patents

時間軸を圧縮した信号によるテレビ放送の方法

Info

Publication number
JPH05316478A
JPH05316478A JP4113649A JP11364992A JPH05316478A JP H05316478 A JPH05316478 A JP H05316478A JP 4113649 A JP4113649 A JP 4113649A JP 11364992 A JP11364992 A JP 11364992A JP H05316478 A JPH05316478 A JP H05316478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
compressed
time
picture
broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4113649A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Mochizuki
眞澄 望月
Hiroshi Takahashi
博 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP4113649A priority Critical patent/JPH05316478A/ja
Publication of JPH05316478A publication Critical patent/JPH05316478A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常のテレビ放送と比べて1日に24時間以
上の番組放送を実現できる時間軸を圧縮した信号による
テレビ放送の方法を提供する。 【構成】 テレビ放送の送出側において、時間的に圧縮
したテレビ信号を放送するとともに、テレビ放送の受信
側において、受信した前記時間軸を圧縮したテレビ信号
を記録し、その後再生時に記録したテレビ信号を読みだ
し、読みだしたテレビ信号の時間軸を伸張してテレビ画
面に映し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ放送の方法に関
し、特に衛星テレビ放送に好適に用いることができるテ
レビ放送の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の全ての地上のテレビ放送および衛
星テレビ放送は、全て実時間で放送されている。すなわ
ち、放送されている内容の時間進行の速さは、現実の時
間の進行速度と一致している。言い換えると、通常のテ
レビ放送における1/30秒毎に生成されるフレーム画
像は1/30秒毎にサンプリングされた静止画像であ
り、1秒間に30枚のフレーム画像が1秒間分の動画を
形成する形で放送されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、通常のテレ
ビ放送では、どのように放送時間を延長しても1日24
時間以上の番組を放送することはできない問題があっ
た。この状況は衛星を用いたハイビジョン放送において
も全く同じであり、1日に24時間より長時間の番組を
放送するには、複数のチャンネルを用いなければならな
い問題があった。
【0004】一方で、情報化社会を迎え、放送を受け取
る方はより多くの番組を望んでいるが、むやみにチャン
ネル数を増やすことは、同時刻に放送される複数の番組
を視聴したい場合には複数の受信機を用意しなければな
らないことを意味し、しかも実際に視聴する番組以外は
録画しておかねば意味がない等の不便さがある問題があ
った。
【0005】本発明の目的は上述した課題を解決して、
通常のテレビ放送と比べて1日に24時間以上の番組放
送を実現できる時間軸を圧縮した信号によるテレビ放送
の方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の時間軸を圧縮し
たテレビ放送の方法は、テレビ放送の送出側において、
時間的に圧縮したテレビ信号を放送するとともに、テレ
ビ放送の受信側において、受信した前記時間軸を圧縮し
たテレビ信号を記録し、その後再生時に記録したテレビ
信号を読みだし、読みだしたテレビ信号の時間軸を伸張
してテレビ画面に映し出すことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】上述した構成において、通常のテレビ信号を時
間的に圧縮したテレビ信号を放送し、受信するようにし
たため、1チャンネルで、実際の放送時間より長時間の
番組を視聴者に放送することができる。図1に基づい
て、本発明における時間軸を圧縮するための基本的な考
え方を説明する。すなわち、本発明では、通常1/60
秒毎のフィールド画像Aを1/60秒より短い時間間隔
で放送しようとする。図1に示すように、通常1秒間に
60枚のフィールド画像Aを放送しているとき、1秒間
に120枚のフィールド画像Bを放送すれば、1秒間に
2秒分の動画像が放送できることになる。受信側でこれ
を直接視聴したのでは、ビデオテープの早送りと同様
で、テレビ放送を観賞することはできない。そこで、こ
の信号を記録手段により一度記録しておき、視聴時には
1/2のスピードで再生することで、通常の視聴を可能
としている。
【0008】直接、放送を視聴できないことについて
は、即時性を要求されるニュース等を避けることを前提
とすれば、現在ビデオテープレコーダが普及し、多くの
番組が録画され、別の時間帯で視聴されていることを考
えれば、違和感はさほどないものと考えられる。また、
本発明によるテレビ放送を例えば深夜の時間帯に限るこ
と、任意の番組を前もって選択して記録できる機能を完
備することなどで、より違和感を減少させることが可能
である。さらに、地上設備を用いたテレビ放送では既に
電波割り当てが限度に達し、チャンネルの増加も帯域幅
の増加も不可能に近い。しかし、衛星を用いた衛星テレ
ビ放送はまだ始まったばかりであり、応用も様々なもの
が考えられる。本発明は、衛星テレビ放送における1チ
ャンネルを有効に利用する方法として好適である。
【0009】
【実施例】図2は本発明のテレビ放送の方法の一例を説
明するためのブロック図であり、本実施例では1チャン
ネル当たりの帯域幅を増やし、通常1フレームの信号を
送出する間に複数のフレーム信号を送出する例を示して
いる。図2において、テレビ放送送出側において必要な
装置は、通常の放送に用いられる信号源1、時間軸圧縮
装置2、高帯域用放送送出装置3である。テレビ受信側
において必要な装置は、高帯域受信装置4、記録装置
5、信号伸張装置6、表示装置7である。
【0010】各装置の機能を詳しく説明すると、時間圧
縮装置2は信号源1から送られる放送しようとする画像
信号及び音声信号を周波数変換し、一時記録する装置で
ある。本発明における放送送出時間は、実時間より短い
ため、いわゆる生放送は不可能である。全ての送出用信
号はこの時間軸圧縮装置2内の記録装置に記録され、高
帯域用放送送出装置3によって送出時間が制御される。
【0011】一般にテレビ信号として変調された映像信
号と音声信号は6MHzの帯域幅を必要とし、1/60
秒毎のフィールド画面2枚で1画面(1フレーム)を構
成している。時間圧縮装置2はこの変調信号をそのまま
2倍の周波数に変換し、記録する装置である。変換の方
法は種々あるが、例えば12MHz以上の周波数特性を
持つ再生装置によって、通常に録画された信号を倍速で
再生することで容易に変換することができる。この信号
は、送出装置3から12MHzの帯域幅を持つ放送チャ
ンネルによて放送される。
【0012】一方、受信側では高帯域受信装置4内のチ
ューナーによって復調された後の圧縮画像信号・音声信
号がそのまま記録装置5によって記録される。記録装置
5としては、高帯域ビデオレコーダ等が使用される。こ
の記録装置5は、再生時に1/2の速度で再生すること
により伸張装置6としても機能するため、記録装置5と
伸張装置6とをあわせて一つの装置8とみなすことも可
能である。1/2の速度で再生することにより圧縮され
ていた信号が1/2に周波数変換され再度通常の時間軸
に戻されて表示装置7に送られ、通常の画像として視聴
される。
【0013】このようにして、本実施例では、通常より
2倍の量の番組を放送することが可能となるが、周波数
変換を3倍、4倍とすることでさらに放送量を増やせる
ことは明かであり、帯域幅は増加するものの1つのチャ
ンネルで連続して多数の番組を放送できるという大きな
メリットを得ることができる。また、記録用の高帯域記
録装置5を購入しなければ本放送を受信することができ
ず、購入者から容易に視聴者登録を行うことができ、有
料放送などで有利である。
【0014】図3は直接視聴できない本発明の機能を補
助するための手段を説明するための図である。本実施例
では、図3に示すように、上述した実施例の時間軸圧縮
装置2において、各放送番組9、11‥‥の始めに番組
特有のコード10、12‥‥が付加され、このコードが
付加された信号を送出装置3から送出している。
【0015】一方、受信者は予め配布されるコード付き
番組表により、自分の視聴したい番組のコードを記録装
置5に登録しておく。この記録装置5はコードを検出
し、登録されているコードと一致するかをチェックす
る。もし、視聴者が番組を記録するように設定していれ
ば、このコードが検出されたときに記録を開始する。こ
れにより、希望する番組だけが録画されることになる。
例えば、ショッピングガイド等では視聴者は全ての商品
案内を見る必要はないが、自分のほしい分野の商品は出
来るだけ多く見たいと思うであろう。このような場合を
含め、本実施例は不必要な番組を記録することがないの
で記録媒体を節約することができる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、通常のテレビ信号を時間的に圧縮したテレビ
信号を放送し、受信するようにしたため、実際の放送時
間より長時間の番組を視聴者に送り届けることが可能と
なり、チャンネル数を増やすことなく放送番組を増加す
ることができる。特に衛星を用いたテレビ放送はまだ始
まったばかりなので、本発明を好適に応用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における時間軸を圧縮するための基本的
な考え方を説明するための図である。
【図2】本発明のテレビ放送の方法の一例を説明するた
めのブロック図である。
【図3】本発明の機能を補助するための手段を説明する
図である。
【符号の説明】
1 信号源 2 時間軸圧縮装置 3 高帯域用放送送出装置 4 高帯域受信装置 5 記録装置 6 信号伸張装置 7 表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ放送の送出側において、時間的に
    圧縮したテレビ信号を放送するとともに、テレビ放送の
    受信側において、受信した前記時間軸を圧縮したテレビ
    信号を記録し、その後再生時に記録したテレビ信号を読
    みだし、読みだしたテレビ信号の時間軸を伸張してテレ
    ビ画面に映し出すことを特徴とする時間軸を圧縮した信
    号によるテレビ放送の方法。
JP4113649A 1992-05-06 1992-05-06 時間軸を圧縮した信号によるテレビ放送の方法 Withdrawn JPH05316478A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4113649A JPH05316478A (ja) 1992-05-06 1992-05-06 時間軸を圧縮した信号によるテレビ放送の方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4113649A JPH05316478A (ja) 1992-05-06 1992-05-06 時間軸を圧縮した信号によるテレビ放送の方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05316478A true JPH05316478A (ja) 1993-11-26

Family

ID=14617619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4113649A Withdrawn JPH05316478A (ja) 1992-05-06 1992-05-06 時間軸を圧縮した信号によるテレビ放送の方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05316478A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6977691B1 (en) System for nonlinear viewing of television show segments
GB2320637A (en) Recording and reproducing digital video signals
KR20030062706A (ko) 저장 매체에 저장된 서비스의 중지 시점부터 서비스를제공하는 방법 및 장치
US20020056099A1 (en) Information processing apparatus, information processing method as well as broadcasting system and broadcasting method
JP3125457B2 (ja) 放送受信記録再生装置および放送受信記録再生方法
JPH07250305A (ja) タイムシフトテレビジョン装置
US7188068B1 (en) Method and apparatus for data reception
JP3365161B2 (ja) 送信装置及び方法、受信装置及び方法、及び送受信システム
JP3555457B2 (ja) テレビジョン信号の符号化装置および復号化装置
JPH05316478A (ja) 時間軸を圧縮した信号によるテレビ放送の方法
JP2975003B2 (ja) 長時間再生ラジオ映像カセットレコーダーシステムとその操作方法
JP3111822B2 (ja) 情報記録装置および情報記録再生装置
JPH08125993A (ja) 画像表示制御装置および録画再生装置並びに画像表示制御方法
KR0155757B1 (ko) 멀티채널 오디오 신호 기록장치
JPH0946648A (ja) Isdb用送信装置およびその受信装置
JPH05292471A (ja) テレビジョン信号記録再生装置
KR100267227B1 (ko) 디지탈방송의이번조녹화장치
JPH07264562A (ja) テレビジョン信号記録再生装置
JPH0993562A (ja) Isdb用送信装置およびその受信装置
JP3496635B2 (ja) テレビジョン信号受信装置
JPH0646366A (ja) 放送受信記録再生装置
JPH089330A (ja) 画像伝送システムにおけるディジタル信号処理装置
JPH02231887A (ja) Catv用端末装置
JPH07264541A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0630387A (ja) 放送受信システム、放送装置及び放送受信記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706