JPH0531404Y2 - - Google Patents

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JPH0531404Y2
JPH0531404Y2 JP1325488U JP1325488U JPH0531404Y2 JP H0531404 Y2 JPH0531404 Y2 JP H0531404Y2 JP 1325488 U JP1325488 U JP 1325488U JP 1325488 U JP1325488 U JP 1325488U JP H0531404 Y2 JPH0531404 Y2 JP H0531404Y2
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heat exchange
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクロスフロー形クーリングタワーに関
する。
〔従来の技術〕
上記クロスフロー形クーリングタワーにおい
て、厳寒期の白煙発生を防止するために排気相対
湿度を下げる手段が試みられている。その一例を
第5図に示す。クーリングタワー50には上下に
乾式熱交換部51と湿式熱交換部52とを配し、
乾式熱交換部51の空気通路には風量規制用ダン
パ53を設ける。54は吸引フアン、55は気水
分離用エリミネータ、又56,57はそれぞれの
熱交換部51,52の空気取入口に設けたルーバ
である。
冷却すべき温水は温水供給管58から乾式熱交
換部51に供給され、冷却された水は温水槽59
に受け入れられ、該槽59により湿式熱交換部5
2全面に均一に散布され、再度冷却されて貯水槽
60に落下し、排水管61を介して送り出され
る。
この場合、熱交換効率は湿式熱交換部が優れて
おり、夏期では吸引フアン54による吸引力を湿
式熱交換部側に集中させるためダンパ53を閉じ
る。また冬期にあつては湿式熱交換部の排気側は
湿度が高く、水分は凝固して白煙となるおそれが
ある。このためダンパ53を開き、外気の一部を
乾式熱交換部51を通過させ、熱交換により温度
が上昇した排気をタワー室内に導き、上記湿式熱
交換部からの排気と混合し、温度を上昇し白煙発
生を防止するようにしたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記ダンパ53は通常手動式の構造が採られて
いるが、クーリングタワーは一般に屋上等に設置
され、かつダンパはかなりの重量を有し、しかも
冬期には氷結することがあり、操作に手数を要し
耐久性にも問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はかかる点に鑑み、乾式熱交換部への流
入空気量の調節を簡易に行なうことを目的とする
もので、その特徴とするところは乾式熱交換部と
湿式熱交換部とを組み合わせたクロスフロー形ク
ーリングタワーにおいて、乾式熱交換部の空気流
通路適所に供給水による膨張収縮可能な多数のチ
ユーブを間隔を存して並列して設け、該チユーブ
の膨張収縮により空気通路を拡縮し流通空気量を
調節することにある。
〔作用〕
給水によるチユーブの膨張により空気流通路は
縮小し乾式熱交換部への流入空気量は減少し供給
水の排出によりチユーブは収縮し、上記流入空気
量は増加する。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は第1実施例を示す。クーリ
ングタワー1は前述のクーリングタワー50と同
様に上下に位置してそれぞれ乾式熱交換部2、湿
式熱交換部3とを備える。乾式熱交換部2は例え
ば温水供給管4に接続する冷却管を螺旋状に巻回
または蛇行配備してなるもので、下端は温水槽5
に開口する。湿式熱交換部3は多孔質または波状
模様及び凹凸形状を備えた充填材を以て構成し、
温水槽5の底板には多数の散水孔(図示省略)を
穿孔し、上記乾式熱交換部2から受け入れた水を
湿式熱交換部3の全面に均一に散布する。6は吸
引フアン、7は気水分離用エリミネータ、8,9
はそれぞれの熱交換部2,3の空気取入口に設け
たルーバ、10は貯水槽、11は排出管である。
本考案は乾式熱交換部2の流通空気量を規制す
る調節部材20を設けてなるもので、この調節部
材20は膨張収縮可能材料、例えば薄肉のゴム管
を以てする多数のチユーブ21を間隔を存して並
列配置し、それぞれのチユーブ21の上下はヘツ
ダ22,23は接続し、上部ヘツダ22は開閉弁
34を介して温水供給管4に、また下部ヘツダ2
3は開閉弁24を介して温水槽5に接続される。
なお図中30は必要により湿式熱交換部3の空
気通路に設けた調節部材であり、上記調節部材2
0同一構造であり説明を省略する。ただし上部は
上部開閉弁31を介して温水供給管4に接続さ
れ、下方は下部開閉弁32を介して貯水槽10に
開口している。また25は調節部材20の枠体、
12はクーリングタワー側壁である。
上記構成において温水供給管4から供給される
温水は前述の周知構造と同様に乾式熱交換部2及
び湿式熱交換部3を経て貯水槽10に排出され
る。なお調節部材30に対する上部開閉弁31は
冬期には閉塞されている。
しかして夏期においては乾式熱交換部2に対す
る調節部材20の開閉弁24を閉じる。これによ
り各チユーブ21には温水が充満し、各チユーブ
21は第2図及び第3図に鎖線で示す如く膨張
し、空気通路を狭め、フアン6による吸引風量を
湿式熱交換部3側に集中させ、該湿式熱交換部に
おける熱交換を主体として温水を冷却する。
次に冬期においては上記開閉弁24を開放し、
もしくは半開とし、チユーブ21に供給される温
水を下方に流出する。これにより各チユーブ21
は第2図及び第3図に実線で示す如く収縮し、乾
式熱交換部2に対する空気通路を拡開する。これ
により乾式熱交換部2においても熱交換が行なわ
れ、流入空気は温風となつてクーリングタワーの
室内に流入する。一方湿式熱交換部3においても
熱交換が行なわれ、湿気を含む空気が吸い込ま
れ、室内において上記温風と混合する。従つて全
体として湿度が低下すると共に、温度が上昇し含
有水分は凝固することがなく放出され、白煙を生
ずることがない。
なお厳寒時には乾式熱交換部2において充分な
冷却効果が得られる場合がある。この場合には湿
式熱交換部30に対する上部開閉弁31を開き、
下部開閉弁32を閉じる。これにより上記調節部
材20と同様に湿式熱交換部3への空気流入を減
少する。これによりタワー室内空気の相対湿度が
下がり、白煙防止に一層有効である。
なお上記各開閉弁24,32は開度を調節可能
としたソレノイドバルブを用いることが好まし
い。これにより遠隔操作が可能となる。
次に第4図はチユーブの他の例を示す。前例の
チユーブ21はゴム管を用いた例を示したが、本
例のチユーブ40は対をなす帯状の膜片41,4
2のそれぞれの両側を接着してチユーブ状として
なるもので、常時は合掌状としてチユーブ相互間
に空隙を形成し、温水の供給により鎖線で示す如
く中央部が膨出し空隙を減少するようにしたもの
である。
〔考案の効果〕
本考案によるときはクーリングタワーは乾式熱
交換部と湿式熱交換部とを備え、湿式熱交換部を
通過する多湿空気に乾式熱交換部を通過する低湿
高温空気を混合することにより冬期の白煙の発生
を防止すると共に、乾式熱交換部の流通空気の制
御手段として膨張可能のチユーブを並列し、供給
水の充満により膨張させ通路を縮小し、あるいは
充満水の排出によりチユーブを収縮させ、これに
より通路を拡開するようにしたから、その操作は
開閉弁の開閉により行なうことができ、従つて従
来の手動操作によるダンパ方式に比し操作が容易
であり、耐久性が優れている等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例に関し、第
1図はクーリングタワー全体の縦断面図、第2図
は第1図において−線に沿う調節部材の正面
図、第3図は第2図における−線に沿う断面
図、第4図はチユーブの他の例を示す横断説明
図、第5図は従来のクーリングタワーの縦断面図
である。 1はクーリングタワー、2は乾式熱交換部、3
は湿式熱交換部、20は調節部材、21はチユー
ブ、24は開閉弁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾式熱交換部と湿式熱交換部とを組み合わせた
    クロスフロー形クーリングタワーにおいて、乾式
    熱交換部の空気流通路適所に供給水による膨張収
    縮可能な多数のチユーブを間隔を存して並列して
    設け、該チユーブの膨張収縮により空気通路を拡
    縮し流通空気量を調節することを特徴とするクロ
    スフロー形クーリングタワー。
JP1325488U 1988-02-03 1988-02-03 Expired - Lifetime JPH0531404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1325488U JPH0531404Y2 (ja) 1988-02-03 1988-02-03

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JP1325488U JPH0531404Y2 (ja) 1988-02-03 1988-02-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01117468U JPH01117468U (ja) 1989-08-08
JPH0531404Y2 true JPH0531404Y2 (ja) 1993-08-12

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