JPH0531341Y2 - - Google Patents
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- JPH0531341Y2 JPH0531341Y2 JP3974387U JP3974387U JPH0531341Y2 JP H0531341 Y2 JPH0531341 Y2 JP H0531341Y2 JP 3974387 U JP3974387 U JP 3974387U JP 3974387 U JP3974387 U JP 3974387U JP H0531341 Y2 JPH0531341 Y2 JP H0531341Y2
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- JP
- Japan
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- lever
- operating lever
- stop lever
- air
- stop
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Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、エアー工具の給気弁の誤動作を防止
するエアー工具の安全装置に関する。
するエアー工具の安全装置に関する。
エアーによる駆動力を利用したエアードリル、
エアーグラインダ、エアーリベツタなどのエアー
工具は、その把握部に設けた給気弁と機械的に直
結する操作レバーを作業者が操作することによつ
て駆動する形式を採用しているが、従来のこの種
のエアー工具は、斯る操作レバーが、給気弁を流
体通路に対して弾発的に閉塞するばねの弾発力に
抗して操作するだけの構造であるから、作業者の
誤操作やエアー工具を床に落としたときの衝撃な
どによつて、簡単にエアー工具が起動して甚だ危
険であり、取扱いには充分な注意が必要とされて
いた。
エアーグラインダ、エアーリベツタなどのエアー
工具は、その把握部に設けた給気弁と機械的に直
結する操作レバーを作業者が操作することによつ
て駆動する形式を採用しているが、従来のこの種
のエアー工具は、斯る操作レバーが、給気弁を流
体通路に対して弾発的に閉塞するばねの弾発力に
抗して操作するだけの構造であるから、作業者の
誤操作やエアー工具を床に落としたときの衝撃な
どによつて、簡単にエアー工具が起動して甚だ危
険であり、取扱いには充分な注意が必要とされて
いた。
そこで、斯るエアー工具の安全性の観点から、
実開昭55−179268号公報に開示されているような
エアー工具の安全装置が存在している。このエア
ー工具の安全装置は、その操作レバーに切欠部を
設け、同切欠部に対して、ばねの弾発力でストツ
プレバーを積極係合するように付勢し、且つ、切
欠部からその一部を突出させた構成を有し、エア
ー工具の起動に際しては、ばねの弾発力に抗して
ストツプレバーを倒すことによつて操作レバーに
よる給気操作を許容し、また、エアー工具を起動
した後に操作レバーから手を離せば、それに呼応
してストツプレバーがそのばねの弾発力によつて
自動的に復動し、ストツプレバーが再び操作レバ
ーの切欠部に係合するものである。
実開昭55−179268号公報に開示されているような
エアー工具の安全装置が存在している。このエア
ー工具の安全装置は、その操作レバーに切欠部を
設け、同切欠部に対して、ばねの弾発力でストツ
プレバーを積極係合するように付勢し、且つ、切
欠部からその一部を突出させた構成を有し、エア
ー工具の起動に際しては、ばねの弾発力に抗して
ストツプレバーを倒すことによつて操作レバーに
よる給気操作を許容し、また、エアー工具を起動
した後に操作レバーから手を離せば、それに呼応
してストツプレバーがそのばねの弾発力によつて
自動的に復動し、ストツプレバーが再び操作レバ
ーの切欠部に係合するものである。
ところで、本考案者は、前記エアー工具の安全
装置を更に検討したところ、エアー工具を起動し
た後に操作レバーから手を離したときに、同操作
レバーが、給気弁を閉塞方向に付勢するばねの弾
発力を受けるために、ストツプレバーから離間す
る方向に跳ね上げられて、その操作レバーの切欠
部がストツプレバーの先端部から抜ける虞の有る
ことを見出した。また、エアー工具による加工対
象や作業環境の相違により、エアー工具を天地逆
向きや斜めにしたりして使用することが多いた
め、操作レバーから手を離した状態でエアー工具
をそのような向きにしたり、或いは、エアー工具
自体を床に落とすと、ストツプレバーが操作レバ
ーから比較的容易に抜けて、次にエアー工具を起
動するときに、ストツプレバーを操作レバーの切
欠部に人為的に挿入セツトする操作が必要にな
り、エアー工具による作業効率の低下が余儀無く
されるという問題点があつた。
装置を更に検討したところ、エアー工具を起動し
た後に操作レバーから手を離したときに、同操作
レバーが、給気弁を閉塞方向に付勢するばねの弾
発力を受けるために、ストツプレバーから離間す
る方向に跳ね上げられて、その操作レバーの切欠
部がストツプレバーの先端部から抜ける虞の有る
ことを見出した。また、エアー工具による加工対
象や作業環境の相違により、エアー工具を天地逆
向きや斜めにしたりして使用することが多いた
め、操作レバーから手を離した状態でエアー工具
をそのような向きにしたり、或いは、エアー工具
自体を床に落とすと、ストツプレバーが操作レバ
ーから比較的容易に抜けて、次にエアー工具を起
動するときに、ストツプレバーを操作レバーの切
欠部に人為的に挿入セツトする操作が必要にな
り、エアー工具による作業効率の低下が余儀無く
されるという問題点があつた。
本考案は、従来のエアー工具の上記実情に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところ
は、給気弁の操作レバーに係合してその誤動作を
防止するためのストツプレバーを、操作レバーと
常に係合可能な付勢状態に維持することができる
ようにすることにある。
てなされたものであり、その目的とするところ
は、給気弁の操作レバーに係合してその誤動作を
防止するためのストツプレバーを、操作レバーと
常に係合可能な付勢状態に維持することができる
ようにすることにある。
本考案は、上記問題点を解決するための手段と
して、回動可能に一端部を把握部に枢支した操作
レバーの底面側で、液体通路を開閉する給気弁操
作用のプツシユロツドを押圧操作して、起動する
形式のエアー工具において、操作レバーの底面側
に対向する位置を以つて、回動可能に一端部が把
握部に枢支され、且つばねで起立方向に弾発され
たストツプレバーを設け、該ストツプレバーに
は、その起立状態において操作レバーの底面側に
係合して、プツシユロツドを押圧する方向への操
作レバーの回動を阻止し、ストツプレバーの傾倒
状態においはプツシユロツドを押圧する方向への
操作レバーの回動を許容する係合部を設け、更
に、ストツプレバーの自由端側を操作レバーの表
面側から延出させ、該延出部分から離隔する方向
に回動しようとする操作レバーに当接すること
で、当該操作レバーがストツプレバーから離脱す
るのを阻止するための規制突起を、当該延出部分
に形成した構成を採用するものである。
して、回動可能に一端部を把握部に枢支した操作
レバーの底面側で、液体通路を開閉する給気弁操
作用のプツシユロツドを押圧操作して、起動する
形式のエアー工具において、操作レバーの底面側
に対向する位置を以つて、回動可能に一端部が把
握部に枢支され、且つばねで起立方向に弾発され
たストツプレバーを設け、該ストツプレバーに
は、その起立状態において操作レバーの底面側に
係合して、プツシユロツドを押圧する方向への操
作レバーの回動を阻止し、ストツプレバーの傾倒
状態においはプツシユロツドを押圧する方向への
操作レバーの回動を許容する係合部を設け、更
に、ストツプレバーの自由端側を操作レバーの表
面側から延出させ、該延出部分から離隔する方向
に回動しようとする操作レバーに当接すること
で、当該操作レバーがストツプレバーから離脱す
るのを阻止するための規制突起を、当該延出部分
に形成した構成を採用するものである。
本考案のエアー工具の安全装置は、ばねの弾発
力でストツプレバーが起立する方向に付勢されて
いるため、そのストツプレバーをばねの弾発力に
抗して倒さなければ操作レバーによる給気操作は
許容されず、また、エアー工具を起動した後に操
作レバーから手を離せば、それに呼応してストツ
プレバーがばねの弾発力によつて復動して操作レ
バーと自動的に初期係止状態に復帰するが、この
とき操作レバーが、給気弁を閉塞方向に付勢する
スプリングの弾発力又はストツプレバーを起立方
向に付勢するばねの弾発力を受けてストツプレバ
ーから離間する方向に跳ね上げられても、同スト
ツプレバーの規制突起が下方から操作レバーに当
接して、操作レバーがストツプレバーから抜けて
離脱方向に変位してしまう事態を防止し、次にエ
アー工具を起動するときに、操作レバーをストツ
プレバーに人為的に係合セツトする操作を必要と
しない。
力でストツプレバーが起立する方向に付勢されて
いるため、そのストツプレバーをばねの弾発力に
抗して倒さなければ操作レバーによる給気操作は
許容されず、また、エアー工具を起動した後に操
作レバーから手を離せば、それに呼応してストツ
プレバーがばねの弾発力によつて復動して操作レ
バーと自動的に初期係止状態に復帰するが、この
とき操作レバーが、給気弁を閉塞方向に付勢する
スプリングの弾発力又はストツプレバーを起立方
向に付勢するばねの弾発力を受けてストツプレバ
ーから離間する方向に跳ね上げられても、同スト
ツプレバーの規制突起が下方から操作レバーに当
接して、操作レバーがストツプレバーから抜けて
離脱方向に変位してしまう事態を防止し、次にエ
アー工具を起動するときに、操作レバーをストツ
プレバーに人為的に係合セツトする操作を必要と
しない。
本実施例のエアー工具の安全装置は、エアーに
よる駆動力を利用したエアードリル、エアーグラ
インダ、エアーリベツタなどのエアー工具におけ
る図示しない加工ヘツドの反対側に突設した把握
部1に形成されており、同把握部1には、図示し
ないエアーコンプレツサから供給されるエアーを
内部に導く流体通路2と、図示しないエアーモー
タなどの駆動源にエアーを供給する流体通路3と
を形成し、両通路2及び3の間に弁室4を設け
る。
よる駆動力を利用したエアードリル、エアーグラ
インダ、エアーリベツタなどのエアー工具におけ
る図示しない加工ヘツドの反対側に突設した把握
部1に形成されており、同把握部1には、図示し
ないエアーコンプレツサから供給されるエアーを
内部に導く流体通路2と、図示しないエアーモー
タなどの駆動源にエアーを供給する流体通路3と
を形成し、両通路2及び3の間に弁室4を設け
る。
5は前記弁室4に設けた給気弁である。この給
気弁5は、弁室4の流体通路3側に形成した弁口
6にOリング7を介して着座する弁体8を、圧縮
コイルばね9で弾発して前記弁室4に収容し、更
に、その弁体8と一体のプツシユロツド10を把
握部1から突出させて構成する。
気弁5は、弁室4の流体通路3側に形成した弁口
6にOリング7を介して着座する弁体8を、圧縮
コイルばね9で弾発して前記弁室4に収容し、更
に、その弁体8と一体のプツシユロツド10を把
握部1から突出させて構成する。
11はプツシユロツド10の突出端を押圧して
給気弁5によるエアーの給気操作を行う操作レバ
ーであり、把握部1に固定したホルダ12にその
一端部をピン13で枢着して成る。
給気弁5によるエアーの給気操作を行う操作レバ
ーであり、把握部1に固定したホルダ12にその
一端部をピン13で枢着して成る。
14は前記ピン13寄りにプツシユロツド10
と隣接させて前記ホルダ12にピン15で枢支し
たストツプレバーであり、その上端部は、前記操
作レバー11の枢着端側中央部に所定の長さで形
成した切欠部16を通してその上方に延在する立
上片17を成す。斯るストツプレバー14には、
前記ピン15の貫通部を含むように割り溝18を
斜めに形成し、その割り溝18には、ピン15に
貫通させた捻りコイルばね19の一端部を当接さ
せて収容しておき、同ばね19の他端部をホルダ
12の底面に当接させることによつて、ストツプ
レバー14をそのばね19の弾発力で最大限プツ
シユロツド10の外周に当接可能な位置まで付勢
する。第1図に示すように、弁体8が弁口6を閉
塞することでプツシユロツド10が最大限に突出
されるとき、そのプツシユロツド10の上端に当
接する操作レバー11は所定の傾きを採るが、そ
のときストツプレバー14がプツシユロツド10
に弾発的に当接した状態において、操作レバー1
1の底面に係合する係合ピン21を、同ピン21
と操作レバー11との接触点における法線が前記
枢着ピン15の右側を通るように、ストツプレバ
ー14の両側に突設する。
と隣接させて前記ホルダ12にピン15で枢支し
たストツプレバーであり、その上端部は、前記操
作レバー11の枢着端側中央部に所定の長さで形
成した切欠部16を通してその上方に延在する立
上片17を成す。斯るストツプレバー14には、
前記ピン15の貫通部を含むように割り溝18を
斜めに形成し、その割り溝18には、ピン15に
貫通させた捻りコイルばね19の一端部を当接さ
せて収容しておき、同ばね19の他端部をホルダ
12の底面に当接させることによつて、ストツプ
レバー14をそのばね19の弾発力で最大限プツ
シユロツド10の外周に当接可能な位置まで付勢
する。第1図に示すように、弁体8が弁口6を閉
塞することでプツシユロツド10が最大限に突出
されるとき、そのプツシユロツド10の上端に当
接する操作レバー11は所定の傾きを採るが、そ
のときストツプレバー14がプツシユロツド10
に弾発的に当接した状態において、操作レバー1
1の底面に係合する係合ピン21を、同ピン21
と操作レバー11との接触点における法線が前記
枢着ピン15の右側を通るように、ストツプレバ
ー14の両側に突設する。
22は切欠部16を通してその上方に延在する
立上片17の両側方に、その切欠部16よりも幅
広に突出させた規制突起であり、それが操作レバ
ー11の表面に当接することで、ストツプレバー
14の立上片17に対する操作レバー11の抜け
を阻止する。
立上片17の両側方に、その切欠部16よりも幅
広に突出させた規制突起であり、それが操作レバ
ー11の表面に当接することで、ストツプレバー
14の立上片17に対する操作レバー11の抜け
を阻止する。
次に上記実施例の作用を説明する。
先ず、第1図に示すように、弁体8が弁口6を
閉塞することでプツシユロツド10が最大限に突
出しているとき、そのプツシユロツド10の上端
に当接する操作レバー11は所定の傾きを採る
が、その時ストツプレバー14がプツシユロツド
10に弾発的に当接した初期状態において、操作
レバー11の底面に係合する係合ピン21と操作
レバー11との接触点における法線は、前記ピン
15の右側を通るから、斯るストツプレバー14
がプツシユロツド10に弾発的に当接して初期位
置を採るとき、操作レバー11に下方への押圧力
を作用しても、同レバー11に当接する係合ピン
21を介してストツプレバー14に伝達される力
は、同レバー14を矢印A方向に回動させようと
する力になり、そのストツプレバー14は、初期
位置を維持して操作レバー11の下方への回動を
阻止する。
閉塞することでプツシユロツド10が最大限に突
出しているとき、そのプツシユロツド10の上端
に当接する操作レバー11は所定の傾きを採る
が、その時ストツプレバー14がプツシユロツド
10に弾発的に当接した初期状態において、操作
レバー11の底面に係合する係合ピン21と操作
レバー11との接触点における法線は、前記ピン
15の右側を通るから、斯るストツプレバー14
がプツシユロツド10に弾発的に当接して初期位
置を採るとき、操作レバー11に下方への押圧力
を作用しても、同レバー11に当接する係合ピン
21を介してストツプレバー14に伝達される力
は、同レバー14を矢印A方向に回動させようと
する力になり、そのストツプレバー14は、初期
位置を維持して操作レバー11の下方への回動を
阻止する。
この状態からエアー工具を起動するには、先
ず、把握部1及び操作レバー11を手で握りなが
ら、ストツプレバー14を捻りコイルばね19の
弾発力に抗して矢印B方向に指先で回動させる。
このとき、操作レバー11の底面に係合する係合
ピン21と操作レバー11との接触点における法
線が、デツドポイント(死点)を超えて前記ピン
15を横切りその左側に位置するようになると、
手で把握されて下方への押圧力を受ける操作レバ
ー11がそれに当接する係合ピン21を介してス
トツプレバー14に伝達する力は、同レバー14
を矢印B方向に回動させようとする力になり、そ
のストツプレバー14は、操作レバー11の下方
への回動に追従して自ずから矢印B方向に回動可
能となる。したがつて、その後操作レバー11を
押し下げて、圧縮コイルばね9の弾発力に抗して
弁体8と一体のプツシユロツド10を押し下げれ
ば、図示しないコンプレツサから導かれるエアー
が給気弁5を介して図示しないエアーモータに供
給されて、エアー工具を駆動する。
ず、把握部1及び操作レバー11を手で握りなが
ら、ストツプレバー14を捻りコイルばね19の
弾発力に抗して矢印B方向に指先で回動させる。
このとき、操作レバー11の底面に係合する係合
ピン21と操作レバー11との接触点における法
線が、デツドポイント(死点)を超えて前記ピン
15を横切りその左側に位置するようになると、
手で把握されて下方への押圧力を受ける操作レバ
ー11がそれに当接する係合ピン21を介してス
トツプレバー14に伝達する力は、同レバー14
を矢印B方向に回動させようとする力になり、そ
のストツプレバー14は、操作レバー11の下方
への回動に追従して自ずから矢印B方向に回動可
能となる。したがつて、その後操作レバー11を
押し下げて、圧縮コイルばね9の弾発力に抗して
弁体8と一体のプツシユロツド10を押し下げれ
ば、図示しないコンプレツサから導かれるエアー
が給気弁5を介して図示しないエアーモータに供
給されて、エアー工具を駆動する。
エアー工具による作業が終了し、操作レバー1
1から手を離せば、同レバー11は圧縮コイルば
ね9の弾発力により自動的に弁体8と一体のプツ
シユロツド10で持ち上げられ、ストツプレバー
14は捻じりコイルばね19の弾発力によつて矢
印A方向に回動し、初期位置に戻つて操作レバー
11を上記の如くロツクする。このとき操作レバ
ー11は、給気弁5を閉塞方向に付勢する圧縮コ
イルばね9の弾発力及びストツプレバー14を初
期位置側に付勢する捻じりコイルばね19の弾発
力を夫々受けてストツプレバー14から離間する
方向に跳ね上げられるが、操作レバー11は、ス
トツプレバー14の規制突起22に当接すること
により、ストツプレバー14の立上片17から抜
けてしまうことはなく、次にエアー工具を起動す
るときに抜けた操作レバー11の切欠部16をス
トツプレバー14に特別に挿入するセツト操作を
必要としない。
1から手を離せば、同レバー11は圧縮コイルば
ね9の弾発力により自動的に弁体8と一体のプツ
シユロツド10で持ち上げられ、ストツプレバー
14は捻じりコイルばね19の弾発力によつて矢
印A方向に回動し、初期位置に戻つて操作レバー
11を上記の如くロツクする。このとき操作レバ
ー11は、給気弁5を閉塞方向に付勢する圧縮コ
イルばね9の弾発力及びストツプレバー14を初
期位置側に付勢する捻じりコイルばね19の弾発
力を夫々受けてストツプレバー14から離間する
方向に跳ね上げられるが、操作レバー11は、ス
トツプレバー14の規制突起22に当接すること
により、ストツプレバー14の立上片17から抜
けてしまうことはなく、次にエアー工具を起動す
るときに抜けた操作レバー11の切欠部16をス
トツプレバー14に特別に挿入するセツト操作を
必要としない。
以上本考案に斯るエアー工具の安全装置を実施
例に基づいて詳細に説明したが、本考案は上記実
施例に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更可能である。
例に基づいて詳細に説明したが、本考案は上記実
施例に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更可能である。
例えば、上記実施例では給気弁をOリングを備
えた弁体によつて構成したが、それを弁口に着座
し得る1つのバルブボールを備えて成る構造に代
えることができる。また、弾発付勢されたストツ
プレバーを初期位置に規制する部材としてプツシ
ユロツドを兼用させたが、そのためのストツパを
特別に設けるようにしてもよい。更に、上記実施
例ではストツプレバーの立上片を、操作レバーに
形成した切欠部に挿入した構成を1例として説明
したが、切欠部は必ずしも設けなくてもよく、操
作レバーの長手縁外側に臨む位置にストツプレバ
ーを枢着するようにしてもよい。また、操作レバ
ーの底面側に係合するようにストツプレバーに設
けた係合ピンは、ストツプレバーに形成した段付
き肩部など操作レバーの底面側に係合可能な種々
の部材に変更可能であり、それに応じてストツプ
レバーに係合する操作レバーの枢着端部の形状も
適宜変更することができる。
えた弁体によつて構成したが、それを弁口に着座
し得る1つのバルブボールを備えて成る構造に代
えることができる。また、弾発付勢されたストツ
プレバーを初期位置に規制する部材としてプツシ
ユロツドを兼用させたが、そのためのストツパを
特別に設けるようにしてもよい。更に、上記実施
例ではストツプレバーの立上片を、操作レバーに
形成した切欠部に挿入した構成を1例として説明
したが、切欠部は必ずしも設けなくてもよく、操
作レバーの長手縁外側に臨む位置にストツプレバ
ーを枢着するようにしてもよい。また、操作レバ
ーの底面側に係合するようにストツプレバーに設
けた係合ピンは、ストツプレバーに形成した段付
き肩部など操作レバーの底面側に係合可能な種々
の部材に変更可能であり、それに応じてストツプ
レバーに係合する操作レバーの枢着端部の形状も
適宜変更することができる。
本考案のエアー工具の安全装置は、エアー工具
を起動した後に操作レバーから手を離したときそ
の操作レバーが、給気弁を閉塞方向に付勢するば
ねの弾発力などを受けてストツプレバーから離間
する方向に跳ね上げられても、また、エアー工具
による加工対象や作業環境の相違により、操作レ
バーから手を離した状態で作業中のエアー工具を
天地逆向きや斜めにしたときに、当該操作レバー
がその自重によつて回動しても、更には、エアー
工具自体を床に落としたときの衝撃的な反動で操
作レバーが跳ね上げられても、ストツプレバーの
規制突起がその下方から操作レバーに当接するこ
とにより、操作レバーの過剰な跳上りを阻止し
て、操作レバーがストツプレバーの先端部から離
脱する事態を防止することができ、それによつ
て、ストツプレバーを操作レバーと常に係合可能
な付勢状態に維持することができ、次にエアー工
具を起動するときに、操作レバーを人為的にスト
ツプレバーに係合セツトする操作を必要とせず、
安全装置の操作性を向上させることができる。
を起動した後に操作レバーから手を離したときそ
の操作レバーが、給気弁を閉塞方向に付勢するば
ねの弾発力などを受けてストツプレバーから離間
する方向に跳ね上げられても、また、エアー工具
による加工対象や作業環境の相違により、操作レ
バーから手を離した状態で作業中のエアー工具を
天地逆向きや斜めにしたときに、当該操作レバー
がその自重によつて回動しても、更には、エアー
工具自体を床に落としたときの衝撃的な反動で操
作レバーが跳ね上げられても、ストツプレバーの
規制突起がその下方から操作レバーに当接するこ
とにより、操作レバーの過剰な跳上りを阻止し
て、操作レバーがストツプレバーの先端部から離
脱する事態を防止することができ、それによつ
て、ストツプレバーを操作レバーと常に係合可能
な付勢状態に維持することができ、次にエアー工
具を起動するときに、操作レバーを人為的にスト
ツプレバーに係合セツトする操作を必要とせず、
安全装置の操作性を向上させることができる。
図面は本考案に係るエアー工具の安全装置の1
実施例を示すもので、第1図は安全装置を操作レ
バーのロツク状態で示す部分縦断面図、第2図は
安全装置を操作レバーのフリー状態で示す縦断面
図、第3図はストツプレバー回りの分解斜視図で
ある。 1……把握部、2及び3……流体通路、5……
給気弁、8……弁体、10……プツシユロツド、
11……操作レバー、14……ストツプレバー、
15……ピン、16……切欠部、17……立上
片、19……捻じりコイルばね、21……係合ピ
ン、22……規制突起。
実施例を示すもので、第1図は安全装置を操作レ
バーのロツク状態で示す部分縦断面図、第2図は
安全装置を操作レバーのフリー状態で示す縦断面
図、第3図はストツプレバー回りの分解斜視図で
ある。 1……把握部、2及び3……流体通路、5……
給気弁、8……弁体、10……プツシユロツド、
11……操作レバー、14……ストツプレバー、
15……ピン、16……切欠部、17……立上
片、19……捻じりコイルばね、21……係合ピ
ン、22……規制突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回動可能に一端部を把握部に枢支した操作レバ
ーの底面側で、流体通路を開閉する給気弁操作用
のプツシユロツドを押圧操作して、起動する形式
のエアー工具において、 操作レバーの底面側に対向する位置を以つて、
回動可能に一端部が把握部に枢支され、且つばね
で起立方向に弾発されたストツプレバーを設け、 該ストツプレバーには、その起立状態において
操作レバーの底面側に係合して、プツシユロツド
を押圧する方向への操作レバーの回動を阻止し、
ストツプレバーの傾倒状態においてはプツシユロ
ツドを押圧する方向への操作レバーの回動を許容
する係合部を設け、 更に、ストツプレバーの自由端側を操作レバー
の表面側から延出させ、該延出部分から離隔する
方向に回動しようとする操作レバーに当接するこ
とで、当該操作レバーがストツプレバーから離脱
するのを阻止するための規制突起を、当該延出部
分に形成して成るエアー工具の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3974387U JPH0531341Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3974387U JPH0531341Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63146275U JPS63146275U (ja) | 1988-09-27 |
JPH0531341Y2 true JPH0531341Y2 (ja) | 1993-08-11 |
Family
ID=30853198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3974387U Expired - Lifetime JPH0531341Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531341Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-18 JP JP3974387U patent/JPH0531341Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63146275U (ja) | 1988-09-27 |
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