JPH0531235B2 - - Google Patents

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JPH0531235B2
JPH0531235B2 JP2287209A JP28720990A JPH0531235B2 JP H0531235 B2 JPH0531235 B2 JP H0531235B2 JP 2287209 A JP2287209 A JP 2287209A JP 28720990 A JP28720990 A JP 28720990A JP H0531235 B2 JPH0531235 B2 JP H0531235B2
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JP
Japan
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bit
signal
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mode
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JP2287209A
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Yoshiaki Oochi
Masamichi Ishihara
Tetsuo Matsumoto
Kazuyuki Myazawa
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to JP2287209A priority Critical patent/JPH04176088A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、半導体記憶装置に関し、特に複数
ビツトのデータをシリーズに読み書きできるよう
にされたダイナミツクRAMに関する。
64kビツトダイナミツクRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)のような大容量のメモリにおいて
は、必要なピン数を減らすために、アドレス指定
方式としてアドレス信号を2回に分けて与えるよ
うにしたアドレスマルチプレクス方式が採用され
る。このアドレスマルチプレクス方式を採用した
場合、64kビツトRAMではパツケージ全体のピ
ン数は16ピンで済むようにされる。
従来、16ピンのパツケージにおけるピン配置
は、第4図に示すように規格化されいる。従つ
て、16ピンパツケージを使つた64kビツトRAM
では、16ビツトのアドレス信号は5番〜7番ピン
および9番〜13番ピンを使つて、2回に分けて入
力されるようにされる。この場合、第1番ピンは
通常リフレツシユ用として使用される。2番、14
番ピンはデータの入力および出力用に、3番ピン
はライトネーブル信号、4番、15番ピンはそ
れぞれ行アドレスストローブ信号と列アド
レスストローブ信号の入力用に使用され、
また、8番、16番ピンは電源ピンとして使用され
る。
ところで、近年、256kビツトダイナミツク
RAMの開発が盛んに行なわれている。256kビツ
トダイナミツクRAMにおいては、64kビツトダ
イナミツクRAMに比べアドレス信号の数が増え
るため、リフレツシユ制御信号の入力用ピンを確
保しながら256kビツトのRAMを構成する場合に
は、従来の64kビツトRAMの設計思想ではピン
数を増加させるか、あるいは、との信
号からリフレツシユのタイミングを検知させるよ
うにして、16ピンパツケージの第1番ピンをアド
レス信号A8の入力用として使用することができ
るようにしなければならない。ただし、この場合
には、64kビツトRAMとの互換性がなくなつて
しまう。
しかも、更に容量の大きな1メガビツトのダイ
ナミツクRAMを開発する場合には、設計思想を
変更しないとパツケージのピン数の増加は避けら
れないという不都合があつた。
この発明は上記のような問題点に着目してなさ
れたもので、その目的は、複数ビツトのデータを
シリーズに読み書きできるモードと、1ビツト単
位で読み書きできるモードとを有する半導体記憶
装置を提供することにある。
この発明の他の目的は、複数ビツトのデータを
シリーズに読み書きできるモードでのみ使用する
場合、アドレス信号用のピン数を増やすことな
く、大容量化を図ることのできる半導体記憶装置
を提供することにある。
この発明の更に他の目的は、以下の説明及び図
面から明らかになるであろう。
この発明の一実施例によれば、例えば4ビツト
のような複数ビツトのデータをシリーズに読み書
きできる、いわゆるニブルモードの機能が、
256kビツトRAMに新たに付加される。このモー
ドで使用する場合、アドレス用のピン数を増加さ
せることなく、256kビツトRAMを構成すること
ができ、これによつて従来のリフレツシユ制御用
ピンを有する16ピンパツケージの64kビツト
RAMと256kビツトRAMとの互換性を持たせる
ことができるようになるとともに、このようにし
て構成された256kビツトRAMの設計思想を変更
することなく16ピンパツケージで1Mビツト以上
のRAMまで拡張できるようになる。
以下図面を用いてこの発明を説明する。
第1図は、一例として、本発明を256kビツト
ダイナミツクRAMに適用したものを示す。この
実施例の回路は、ニブルモードとして使用できる
とともに、第1番ピンをアドレス信号A8の入力
ピンとして使用することにより通常の256kビツ
トRAMとしても使用できるようにされている。
同図において点線で囲まれた各回路ブロツク
は、周知の半導体集積回路技術によつて1つの半
導体基板上に形成されている。また端子Dio
WE,,,Dput,Vcc,Vss及びA0ないし
A8は、それぞれパツケージの対応するピンに結
合されている。但し、後で説明するように、この
256kビツトRAMをニブルモードのみで使う場合
には、アドレス最上位ビツト、この実施例では、
アドレス信号A8が不用となるため、端子A8は設
けなくてもよく、このアドレス信号A8用の端子
A8の代わりに、例えばリフレツシユ制御用の端
子を設けて、パツケージの対応するピン(1番ピ
ン)に結合するようにしてもよい。この場合
256kビツトRAMには、リフレツシユ動作のため
の回路が設けられ、その動作を制御するための制
御信号が上記リフレツシユ制御用の端子から供給
されるようにしておく必要がある。
図において、1はメモリセルアレイで、このメ
モリセルアレイ1は4個のメモリマツト1a,1
b,1c,1dに分割されている。各メモリマツ
ト1a〜1dはそれぞれ64kビツトのメモリセル
が512×128ビツトのマトリツクス状に配置されて
なり、かつ各マツト1a〜1dは中央のXデコー
ダ2a,2bおよびYデコーダ3a,3bを挾ん
で対称的に配置されている。
4はアドレスバツフア回路で、このアドレスバ
ツフア回路4には図示しないマイクロプロセツサ
(以下CPUと称する)等から2回に分けて与えら
れるX系のアドレス信号AX0〜AX8とY系のアド
レス信号Ay0〜Ay8が入力される。アドレスバツ
フア回路4はアドレス信号のビツト数に対応して
設けられた18個のアドレスバツフアからなる。こ
れらのアドレスバツフアは、入力されたアドレス
信号を保持するラツチ機能をそれぞれ有してい
る。
5a,5bは内部信号発生回路で、内部信号発
生回路5aはCPU等から入力される行アドレス
ストローブ信号(以下信号と称する)に基
づいて、適当な制御信号RAS2、φx,φPAを形成
する。また、内部信号発生回路5bはCPU等か
ら入力される列アドレスストローブ信号(以下
CAS信号と称する)に基づいて、適当な制御信
号CASに、φy,φna,φppを形成する。
内部信号発生回路5aから出力された信号
RAS2はアドレスバツフア回路4に供給される。
外部から供給される信号がハイレベルから
ロウレベルに立ち下がると、これに同期して第2
図に示すように、信号RAS2が立ち上げられる。
すると、アドレスバツフア回路4はアドレス信号
AX0〜AX8を取り込んでアドレスバツフア内にラ
ツチする。
内部信号発生回路5aから出力された信号φX
(ワード線選択信号)および上記アドレスバツフ
ア回路4の出力信号axixiは、Xデコーダ2a,
2bに供給される。ワード線選択信号φXは、
RAS信号がロウレベルに立ち下がると、信号
RAS2よりも少し遅れてハイレベルに立ち上が
る。すると、メモリセルアレイ1の左右のXデコ
ーダ2a,2bによつて、アドレスバツフア回路
4の出力信号によりアドレス信号AX0〜AX7に対
応するワード線が1本ずつ選択レベルにされる。
すなわち、各メモリマツトからアドレス信号AX0
〜AX7によつて決まるワード線がそれぞれ1本ず
つ選択される。そして、内部信号発生回路5aか
ら各メモリマツト1a〜1dに供給される信号
φPAが続いて立ち上がると、Xデコーダ2a,2
bにより選択されたワード線に接続されているす
べてのメモリセルのデータがプリアンプ(図示省
略)によつて増幅され、ラツチされる。
内部信号発生回路5bから出力される信号
CAS2も信号RAS2と同様にアドレスバツフア
回路4に供給される。外部から与えられる
信号が、上記信号よりも少し遅れてハイレ
ベルからロウレベルに変化されると、これに同期
して第2図のごとく信号CAS2が立ち上がる。
すると、このときアドレスバツフア回路4に供給
されているY系のアドレス信号Ay0〜Ay8がアド
レスバツフア回路4内に取り込まれてラツチされ
る。
内部信号発生回路5bで形成される信号φy(デ
ータ線選択信号)はYデコーダ3a,3bに供給
される。データ線選択信号φyは、上記信号CAS
2よりも少し遅れて立ち上がるようにされてお
り、信号φyが立ち上がるとYデコーダ3a,3
bによつて各メモリマツト1a〜1d内でそれぞ
れアドレス信号Ay0〜Ay7に対応した1本のデー
タ線が選択される。
内部信号発生回路5bから出力される信号φna
は4個のメインアンプMA1〜MA4に供給され
るようにされている。信号φnaがデータ線選択信
号φyよりも少し遅れて立ち上がると、Yデコー
ダ3a,3bにより選択された4本のデータ線に
接続されている4個のプリアンプにラツチされて
いたデータが、メインアツプMA1〜MA4にお
いて、それぞれ同時に増幅され、ラツチされる。
また、外部より与えられる上記信号と
CAS信号は、切換信号発生回路6へも入力され
るようにされている。RAMのパツケージの1番
ピンがアドレスピンとして使用され、この1番ピ
ンにアドレス信号AX8とAy8(アドレス最上位ビツ
ト)が時分割で入力されるような場合、信
号と信号がともに連続的にロウレベルにさ
れることにより、上記切換信号発生回路6はロウ
レベルの制御信号φNFを発生する。このロウレベ
ルの制御信号φNFによつて、ゲートGaが開かれる
とともに、ゲートGbが閉じられる。
7はシフトレジスタの機能を有するデコーダ
で、上記のごとく切換信号発生回路6ら発生され
るロウレベルの制御信号φNFによつて、ゲートGa
が開かれGbが閉じられると、デコーダとして動
作し、アドレスバツフア回路4からゲートGaを
介して供給される出力信号aX8X8,ay8y8
よつて、4本の出力線のうち対応する1本がハイ
レベルにされる。
その結果、ハイレベルにされたデコーダ7の出
力線によつて、ゲートG1〜G4のうち一つだけが
開かれて、前記メインアンプMA1〜MA4にラ
ツチされていたデータが出力バツフア回路8に供
給されて外部へ出力される。
つまり、デコーダ7によつて4個のメモリマツ
ト1a〜1dの中からアドレス信号AX8,Ay8(ア
ドレス最上位ビツト)に応じて一つのマツトが選
択されて、そこから読み出されたデータのみが出
力バツフア回路8を介して、内部信号発生回路5
bからの信号φOPのタイミングによつて外部へ出
力される。
9は外部よりデータが入力される入力バツフア
回路、10はライトイネーブル信号が入力さ
れるリードライトコントロール信号発生回路であ
る。データ読出し時にはライトイネーブル信号
WEはハイレベルにされており、この信号に
応じてリードライトコントロール信号発生回路1
0から発生される信号RW2により入力バツフア
回路9が非動作状態にされる。
データ書込み時には、ライトネーブル信号
がロウレベルにされる。これにより入力バツフア
回路9は信号RW2によつて動作状態にされる。
すると、入力バツフア回路9に外部から入力され
たデータDioは、上記と同様にして動作されるデ
コーダ7の出力信号により、アドレス信号AX8
Ay8に応じて一つだけ開かれるゲートg1〜g4を通
つて4個のドライバーdio1〜dio4のうちの対応する
1つのドライバーへ送られる。そして、このドラ
イバーの出力が、対応する1つのメインアンプ
MA1〜MA4を介してメモリセルアレイ1に供
給される。メモリセルアレイ1では、Xデコーダ
2a,2b,Yデコーダ3a,3bによつてアド
レス信号AX0〜AX7およびAy0〜Ay7に応じて各メ
モリマツト1a〜1dごとに一つのメモリセルが
選択されており、4個のメインアンプMA1〜
MA4のうち上記対応する1つのメインアンプに
送られてきたデータが対応するメモリマツト内の
選択されたメモリセルに書き込まれる。
なお、このとき(データ書込み時)、出力バツ
フア回路8は内部信号発生回路5bからハイレベ
ルの信号φOPが供給されないため、動作されるこ
とはない。信号φOPは上記リードライトコントロ
ール信号発生回路10からの制御信号RW2等に
基づいて形成され、データ書込み時にはロウレベ
ルにされる。
一方、上記RAMがニブルモードで使用される
場合、上述した通常の動作モードと同じく、ま
ず、最初の信号の立ち上がりと信号の
立ち下がりとによりアドレス信号AX0〜AX8とAy0
〜Ay8が、アドレスバツフア回路に取り込まれ
る。これにより、上述した通常の動作モードのと
きと同じく、アドレス信号AX0〜AX7とAy0〜Ay7
とによつて、4個のメモリマツトからそれぞれ1
個ずつメモリセルが選択されるとともに、アドレ
ス信号AX8,Ay8によつて上記選択された4個の
メモリセルのうちの1個が選択される。すなわ
ち、デコーダ7の4本の出力線のうち、このとき
のアドレス信号AX8とAy8とによつて決まる1本
の出力線のみがハイレベルとなる。
ニブルモードでは、信号がロウレベルに
立ち下がつている間に、信号が第3図に示
すように短い周期で変化される。
すると、切換信号発生回路6がこの信号
と信号とからニブルモードであることを判
断し、信号の2度目の立下がりに同期して
制御信号φNFがハイレベルに変化される。これに
よつて、ゲートGaが閉じられ、ゲートGbが開か
れるようになる。
その結果、上記デコーダ7にはアドレスバツフ
ア回路4の出力信号(aX8X8,ay8y8)が供
給されなくなり、代わりにゲートGbを介して
CAS信号が供給される。すると、デコーダ7は
シフトレジスタとして動作されるようになる。す
なわち、信号が立ち下がりを繰り返す度毎
に、シフトレジスタ7が動作されて、出力線のハ
イレベルの状態が次々とシフトされて行く。この
場合、シフトレジスタ7の最初のハイレベルの出
力線は、上述した信号の最初の立ち下がり
と信号の最初の立ち下がりとによつて取り
込まれたアドレス信号AX8とAy8(アドレス最上位
ビツト)によつて決まる。例えば、上記アドレス
信号AX8とAy8とによつて、シフトレジスタの出
力線N2がハイレベルにされた場合、信号の
立ち下がりが繰り返されることにより、シフトレ
ジスタ7は、出力線N3,N4,N1の順にハイレベ
ルにする。
このため、シフトレジスタ7の各出力線に対応
したゲート回路G1〜G4(g1〜g4)が順次開かれて
いく。上記例では、まずゲート回路G2(g2)が開
かれ、次に信号が立ち下がる毎に、ゲート
回路G3,G4,G1(g3,g4,g1)の順に開かれる。
ところで、上述したように、アドレス信号AX0
〜AX7〜Ay0〜Ay7とによつて、4個のメモリマツ
トからそれぞれ1個のメモリセルが選択されてい
るため、各メモリマツトに対応したそれぞれのメ
インアンプMA1〜MA4には、対応するメモリマ
ツトから選ばれたメモリセルのデータが増幅され
て、ラツチされている。
このため、まずアドレス信号AX8とAy8とによ
つて、1つのゲート回路が開かれ、それに対応し
たメインアンプにラツチされていたデータが出力
バツフア回路8に供給されて出力される。次に
CAS信号が立ち下がる毎に、残りのメインアン
プにラツチされているデータが出力バツフア回路
8に順次供給されて、順次読み出される。例え
ば、上述した例においては、まずメインアンプ
MA2にラツチされていたデータが出力され、続
いて、メインアンプMA3のデータ、MA4のデー
タ、MA1のデータの順に出力される。
このように、ニブルモードにおいては、4ビツ
トのデータをメインアンプから読み出すために動
作されるシフトレジスタ7が、信号の変化
によつて駆動されるので、アドレス信号を変化さ
せてメモリセルアレイ内から1ビツトずつデータ
を読み出す従来方式に比べて高速で読み出すこと
ができるようになる。
なお、ニブルモードにおけるデータ書込み時に
も、リードライトコントロール信号発生回路に入
力されるライトイネーブル信号に応じて発生
される制御信号RW2によつて、入力バツフア回
路10が動作状態にされ、出力バツフア回路8は
信号φOPによつて動作されないようにされる。そ
して、上記と同様に、信号によりデコーダ
7がシフトレジスタとして動作されて、4ビツト
のデータが順次メモリセアレイ1内の各メモリマ
ツト1a〜1dの同一アドレス位置に書き込まれ
て行く。なお、このとき、信号φNFにより開かれ
たゲートGbを出た信号CAS′が入力バツフア回路
9に供給され、CAS′信号のタイミングによりデ
ータが入力バツフア回路9に取り込まれる。
このように、ニブルモードでは、4ビツトのデ
ータがシリーズに読み書きされる。また、前述し
たノーマル動作では、1番ピンをアドレスA8
して使用し、アドレス信号AX8とAy8を時分割で
入力させてやることにより、所望の一ビツトデー
タを読み出すことができる。つまり、この実施例
のRAMでは、ニブルモードでも、通常の256kビ
ツトRAMとしても使用できるようにされてい
る。
この実施例のRAMを、ニブルモードで使うた
めに、アドレス信号A8(アドレス最上位ビツト)
の入力用ピン、すなわち第1番ピンを、例えば所
定の電位、例えば回路の接地電位に接続した場
合、アドレス信号AX8とAy8とは、常に所定の電
位にされていることになるので、信号の最
初の立ち下がりと信号の最初の立ち下がり
のときに取り込まれるアドレス信号AX8とAy8(ア
ドレス最上位ビツト)は、常に定まつた信号とな
る。このため、ニブルモードにおいて、上述した
シフトレジスタの最初にハイレベルにされる出力
線は、常に同じになる。従つて、ニブルモードに
おいて、データが読み出される、あるいは書き込
まれるメモリマツトの順番は決まつてしまうこと
になる。すなわち、第1番ピンにはアドレス信号
を入力する必要がないため、半導体集積回路外部
と第1番ピン間のアドレス信号入力用の複雑な回
路配線が不要となり、システム構成が簡素化され
る利点を有する。しかしながら、この場合には、
アドレス信号の数が、64kビツトRAMのアドレ
ス信号の数と同じになり、しかも64kビツト
RAMのパツケージのピン配置と同じになるた
め、従来の64kビツトRAMとの互換性を持たせ
ることができるとともに、大容量化が図れる。
また、この実施例のRAMを、ニブルモードの
みで使う場合、次の述べるような構成にすること
により、1番ピンをアドレス信号の入力用ピン以
外の用途に使うことができるようになる。
すなわち、アドレスバツフア回路4のアドレス
信号A8の入力ノードN11とアドレス用のピン(1
番ピン)とを電気的に切り離し、上記ノードN11
を所定の電位点、例えば回路の接地電位点に接続
するか又は、第5図に示されているように、アド
レスバツフア回路4において、X系のアドレス信
号AX8からアドレス信号aX8及びX8を形成するイ
ンバータIV1,IV2の入力ノードN5と、Y系のア
ドレス信号Ay8からアドレス信号ay8及びy8を形
成するインバータIV3,IV4の入力ノードN6を、
それぞれ所定の電位にするか、又は同図に示され
ているノードN7ないしN10をそれぞれ所定の電位
に接続すれば、上述したこのRAMをニブルモー
ドで使うために、第1番ピンを所定の電位に接続
したのと同じになる。しかも、このようにした場
合には、ニブルモードでのみ使うため、レジスタ
7からの信号がアドレスバツフア回路4に対し悪
影響を与えないようにすれば、ゲートGaを省略
することができる。なお、ノードN7ないしN10
それぞれ所定の電位に接続する場合には、アドレ
ス信号A8用のインバータIV1ないしIV4などを省
略することができる。このため、チツプ面積を小
さくすることができ、安価にできる。但し、この
場合には、ノードN7とN8は互いに異なる電位
(例えばVccとVss)に接続し、ノードN9とN10
互いに異なる電位(たとえばVssとVcc)に接続す
る。
このようにして、節約された1番ピンを、例え
ばリフレツシユ制御用として使用することによ
り、従来の64kビツトRAMと互換性を持たせる
ことができるとともに、大容量化が図れる。この
場合には、リフレツシユ動作にために必要な回路
が、この半導体記憶装置に設けられることは言う
までもないであろう。
しかも、この発明では、メモリセルアレイを同
一構成の4個のメモリマツトに分割し、アドレス
A0〜A7を用いて各メモリマツトから同時に1ビ
ツトのデータをメインアンプに読み出してラツチ
させ、信号でシフトレジスタ(デコーダ7)
を動作させて順次出力させるようにされているの
で高速動作が可能である。また、ノーマル動作時
には1番ピンをアドレスA8として使用し、最上
位ビツトでシフトレジスタの機能を有するデコー
ダを動作させて、4個のメモリマツトの中から一
つを選択させるようにされているので、他の方式
に比べて回路構成上有利となる。つまり、メモリ
セルアレイが本発明のように複数個のメモリマツ
トにより構成されていないような場合には、アド
レス信号A8以外でシフトレジスタの機能を有す
るデコーダを動作させなければならない。そのた
め、たとえば256kビツトRAMをもとにして1M
ビツトのRAMを開発する場合に、アドレスデコ
ーダを組み替える必要性が生じ、不便である。
これに対し、本発明によれば、256kビツトの
メモリセルアレイを例えば4マツトに分割された
1Mビツトの各メモリマツトに置き換え、1番ピ
ンをアドレスA8として使用するとともに、回路
をニブルモードで動作させるようにすれば、16ピ
ンパツケージにおいて、アドレスデコーダを組み
替えることなく、256kビツトRAMと同一設計思
想で容易に1Mビツトまで拡張することができる。
この発明は、前記実施例に限定されない。
例えば、メモリアレイを構成するメモリマツト
の数を多くして、各メモリマツトの出力データ
を、上述したようにシフトレジスタ等によつてシ
リーズに外部に出力されるように制御するように
してもよい。この場合、書き込み動作において
も、外部から供給される入力データを、上述した
ようにシフトレジスタ等によつて、各メモリマツ
トに順次振り分けるように制御すれば、アドレス
信号用のピンを増やすことなく、大容量化を図る
ことができる。例えば、1Mビツト以上の半導体
記憶装置であつても、16ピンのパツケージに封止
することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る半導体記憶装置の一実施
例を示すブロツク図、第2図はそのノーマル動作
時のタイミングチヤート、第3図はニブルモード
動作時のタイミングチヤート、第4図は64kビツ
ト以上のメモリの16ピンパツケージにおけるピン
配置を示す説明図、第5図は本発明を説明するた
めの図である。 1……メモリセルアレイ、5a,5b,6,1
0……信号発生回路、7……駆動回路(デコー
ダ)、G1〜G4,g1〜g4……スイツチ手段(ゲー
ト)、MA1〜MA4……メインアンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 4ビツトのデータを逐次読み出すモードと1
    ビツト単位で読み出すモードを備えたアドレスマ
    ルチプレクス方式の半導体記憶装置であつて、 複数のメモリマツトに分割され、全アドレス端
    子の最上位1ビツトに対応させた特定のアドレス
    端子を除く他のアドレス端子にX系及びY系のア
    ドレス信号をマルチプレクスして入力することに
    よつて4ビツトのデータが同時に読み出されるよ
    うにされたメモリセルアレイと、上記データを格
    納するメインアンプと、シフトレジスタ及びデコ
    ーダの機能を有する駆動回路と、出力バツフア回
    路と、外部から供給される制御信号に基づいて内
    部の制御信号及にモード切り換え信号を発生する
    信号発生回路と、上記駆動回路の出力によつて動
    作し、上記メモリセルアレイから読み出された4
    ビツトのデータを択一的に上記出力バツフア回路
    に送るためのスイツチ手段とを備え、上記モード
    切り換え信号に基づいて、4ビツトのデータを逐
    次読み出すモードが指定されたとき、上記1ビツ
    トの特定のアドレス端子に上記アドレス信号とは
    異なり、4ビツトの読み出されるデータの順序を
    決定する情報をマルチプレクスして入力すること
    により上記駆動回路が上記内部制御信号に基づい
    てシフトレジスタとして動作し、この出力により
    上記スイツチ手段が順次択一的に開かれて4ビツ
    トのデータが逐次読み出されるとともに、上記モ
    ード切り換え信号に基づいて、1ビツト単位で読
    み出すモードが指定されたとき、上記1ビツトの
    特定のアドレス端子にアドレス最上位ビツトが入
    力され、内部制御信号に基づいて上記駆動回路が
    デコーダとして動作し、指定された1ビツトのデ
    ータが出力されるように構成されてなることを特
    徴とする半導体記憶装置。
JP2287209A 1990-10-26 1990-10-26 半導体記憶装置 Granted JPH04176088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2287209A JPH04176088A (ja) 1990-10-26 1990-10-26 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2287209A JPH04176088A (ja) 1990-10-26 1990-10-26 半導体記憶装置

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57164911A Division JPS5956284A (ja) 1982-09-24 1982-09-24 半導体記憶装置

Publications (2)

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JPH04176088A JPH04176088A (ja) 1992-06-23
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727477A (en) * 1980-07-23 1982-02-13 Nec Corp Memory circuit
JPS57150190A (en) * 1981-02-27 1982-09-16 Hitachi Ltd Monolithic storage device

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