JPH05312235A - 農作業機のエンジン搭載構造 - Google Patents

農作業機のエンジン搭載構造

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JPH05312235A
JPH05312235A JP11946892A JP11946892A JPH05312235A JP H05312235 A JPH05312235 A JP H05312235A JP 11946892 A JP11946892 A JP 11946892A JP 11946892 A JP11946892 A JP 11946892A JP H05312235 A JPH05312235 A JP H05312235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
engine mounting
mounting frame
plate
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP11946892A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Ichinose
伊佐夫 一瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造でエンジンからの振動吸収も効果
的に行える農作業機のエンジン搭載構造を提供する。 【構成】 エンジン本体10の出力軸22に付加される
動力取出用のベルト張力の作用方向とエンジン搭載フレ
ーム13のエンジン搭載面とが交差するように設定され
た農作業機のエンジン搭載構造であって、エンジン本体
10とエンジン搭載フレーム13の上面の間及びエンジ
ン搭載フレーム13の下面と当て板18との間に、夫々
板状のクッション材16,17を介装してエンジン本体
10と当て板18とをボルト連結してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン本体の出力軸
に付加される動力取出用のベルト張力の作用方向とエン
ジン搭載台のエンジン搭載面とが交差するように設定さ
れた農作業機のエンジン搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の農作業機のエンジン搭載
構造としては、例えば実開平3−92560号公報に開
示されたもののように、エンジンの出力軸より斜め後方
下方に向けてベルト伝動機構でトランスミッションへ伝
動するように構成し、エンジン本体から機体がわに振動
を伝えないようにするために設けるクッション材を、前
記ベルト伝動機構のベルト張力の影響でせん断歪みが生
じないよう、作用方向がクッション材の圧縮方向となる
ように設定してエンジンを搭載するようにしたものが周
知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の農作業機のエンジン搭載構造にあっては、エンジン
本体とエンジン搭載フレームとの間に介装できるように
前記クッション材を構成するとともに、このクッション
材は、ベルト張力による圧縮力を受け止めかつエンジン
本体及びエンジン搭載フレームにナット等で螺着締結で
きるようにするために、合成ゴム等の弾性材をブロック
状に構成し、その上下両端より螺着用の螺軸を突設して
構成した特殊なものであり高価なものであった。このた
めに、コスト的に高くつくとともに、エンジン搭載フレ
ームやエンジン本体の弾性支持箇所は前記ベルト張力の
作用する方向に沿うようにエンジン載置方向に対して交
差する方向に屈折させた形状にする必要性があった。本
発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、簡易
な構造でエンジンからの振動吸収も効果的に行える農作
業機のエンジン搭載構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる農作業機
のエンジン搭載構造は、上記目的を達成するために、冒
記構造のものにおいて、前記エンジン本体と前記エンジ
ン搭載フレームの上面の間及び前記エンジン搭載フレー
ムの下面と当て板との間に、夫々板状のクッション材を
介装して前記エンジン本体と前記当て板とをボルト連結
してあることを特徴構成とする。かかる特徴構成による
作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、クッション材を板状に構成して、エンジ
ン本体とエンジン搭載フレームの上面の間及びエンジン
搭載フレームの下面と当て板との間に介装しているか
ら、このクッション材とエンジン本体及びエンジン搭載
フレームとは広い面積で接当されることになって、クッ
ション材はその広い面積でベルト伝動機構のベルト張力
を支えることができる。
【0006】
【発明の効果】従って、構造的にきわめて簡単で安価な
板状に構成されたクッション材を用いることで、エンジ
ン本体及びエンジン搭載フレームを平板面同士を突き合
わせて支持する構成にできることでエンジン支持面をベ
ルト張設方向に直交するように水平面に対して屈折形成
しなくても良いという利点もあって、エンジンの振動を
吸収可能な支持構造を簡単なものにできるとともに、安
価に構成できるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4に、農作業機の一例としての小型の乗用型田
植機を示している。この乗用型田植機は、左右一対の前
車輪1,1及び後車輪2,2で走行可能に支持された機
体フレーム3の前部に原動部4を搭載し、機体フレーム
3の前後中間部に操縦部5を設け、機体フレーム3の後
部に苗植付装置6を上下昇降操作自在に装着して構成し
ている。
【0008】図4に示すように、原動部4は、操縦ハン
ドル7等を設けた操縦塔8の前方でボンネット9により
囲繞されたエンジンルームに配設したエンジン本体10
と、このエンジン本体10の後方下方がわに位置させた
トランスミッション11とを配設して構成している。そ
して、エンジン本体10からの動力は、ベルト伝動機構
12によってトランスミッション11に伝達されるとと
もに、このトランスミッション11で変速されて後車輪
2,2や苗植付装置6へ伝動している。
【0009】トランスミッション11のケース11Aに
は、エンジン搭載フレーム13を連結している。詳述す
ると、図1に示すように、エンジン搭載フレーム13
は、ケース11Aに前方に延出した状態でボルト連結さ
れる左右一対の枠板13A,13Aと、この枠板13
A,13Aに前後に振り分けた状態で架設固定されたエ
ンジン搭載板13B,13Cとで構成している。この2
つのエンジン搭載板13B,13Cの間には、図1に示
すように、間隙14を設けてフレームの軽量化を図って
いるとともに、各エンジン搭載板13B,13Cの上面
は枠板13A,13Aの上縁より少し下げた位置に溶接
で連結している。そして、前がわのエンジン搭載板13
Bは平板に構成しているが、後がわのエンジン搭載板1
3Cは、その後部がわを下向きに屈曲させてエンジン搭
載フレーム13の補強を図っている。
【0010】図1乃至図3に示すように、前記各エンジ
ン搭載板13B,13Cに左右一対形成したボルト挿通
孔15‥に対応する貫通孔を形成した上下一対のゴム板
部材からなるクッション材16,17のうち上がわのも
のを、各エンジン搭載板13B,13Cの上面とエンジ
ン本体10の下部に形成したボルト連結用フランジ部1
0Aの下面とに挟持された状態で、かつ、クッション材
16,17のうち下がわのものを、各エンジン搭載板1
3B,13Cの下面とボルト挿通用の孔を備えた平板部
材からなる当て板18とに挟持された状態で、ボルト1
9‥を挿通してナット20‥で締結することでエンジン
本体10はエンジン搭載フレーム13に固定される。
尚、図中、21は、前記は、ボルト挿通孔15に介装さ
せた筒状のカラーである。そして、クッション材16,
17はエンジン搭載板13B,13Cと接当するがわと
逆の面部に凹溝aを複数形成している。
【0011】上記構成により、エンジン本体10の出力
軸22に対して後方下方向きに作用するベルト伝動機構
12からのベルト張力は、各エンジン搭載板13B,1
3C、エンジン本体10の下面及び当て板18の上面に
面接当しているクッション材16,17の厚み方向で十
分受け止め支持できるとともに、エンジン本体10から
の振動も減衰できるものである。特に凹溝aによりクッ
ション材16,17の変形性能が高められ、振動減衰性
の向上が図られている。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン搭載構造を示す側面図
【図2】エンジンの支持固定箇所を示す縦断正面図
【図3】エンジンの支持固定構造を示す分解斜視図
【図4】乗用型田植機を示す全体側面図
【符号の説明】
10 エンジン本体 13 エンジン搭載フレーム 16,17 クッション材 18 当て板 22 出力軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体(10)の出力軸(22)
    に付加される動力取出用のベルト張力の作用方向とエン
    ジン搭載フレーム(13)のエンジン搭載面とが交差す
    るように設定された農作業機のエンジン搭載構造であっ
    て、前記エンジン本体(10)と前記エンジン搭載フレ
    ーム(13)の上面の間及び前記エンジン搭載フレーム
    (13)の下面と当て板(18)との間に、夫々板状の
    クッション材(16),(17)を介装して前記エンジ
    ン本体(10)と前記当て板(18)とをボルト連結し
    てある農作業機のエンジン搭載構造。
JP11946892A 1992-05-13 1992-05-13 農作業機のエンジン搭載構造 Pending JPH05312235A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069904A (ja) * 2006-10-30 2007-03-22 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 田植機

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JP3092560B2 (ja) * 1997-10-30 2000-09-25 日本電気株式会社 パーソナルコンピュータ

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