JPH05312085A - 悪路検出装置 - Google Patents

悪路検出装置

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JPH05312085A
JPH05312085A JP4115021A JP11502192A JPH05312085A JP H05312085 A JPH05312085 A JP H05312085A JP 4115021 A JP4115021 A JP 4115021A JP 11502192 A JP11502192 A JP 11502192A JP H05312085 A JPH05312085 A JP H05312085A
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ecu
distribution state
rough road
average
value
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JP4115021A
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Hiroshi Ikeda
広 池田
Taro Tabata
太郎 田畑
Yasuhito Takasu
康仁 高須
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NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/28Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring roughness or irregularity of surfaces
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines
    • G01M15/04Testing internal-combustion engines
    • G01M15/11Testing internal-combustion engines by detecting misfire
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新たにセンサ等を設けることなく、機関回転
数の変動情報のみを用いて悪路を検出することができる
悪路検出装置を提供する。 【構成】 ECUはクランク角120℃A間の平均回転
数ωn を算出する(ステップ130)。そして、ECU
は平均回転数変化量Δωn を算出し(ステップ14
0)、平均回転数変化量Δωn の平均偏差MDを算出す
る(ステップ150)。又、ECUは平均偏差MDの平
均値MDAVE を算出し(ステップ160)、平均偏差M
Dの標準偏差SMDを算出する(ステップ170)。さ
らに、ECUは(MDAVE −3×SMD)≧0が成立す
るか否かを判別し(ステップ180)、すなわち、悪路
走行であるか否かを判別する。又、ECUは平均偏差M
Dと判定値REFと比較し(ステップ190)、失火発
生時には警告灯を点灯させる(ステップ200)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、悪路検出装置に関す
るものであり、例えば、失火検出装置による失火検出に
おいて、誤検出を防止するために用いられるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、機関回転数の変動を検出し、
その回転数変動信号に基づいて失火等を生じた異常気筒
を検出する異常(失火)検出装置がある(例えば、特開
昭61−258955号公報)。このような失火検出装
置では、車両が舗装路を走行する場合においては、検出
装置が失火を検出し、その旨を運転者に報知することが
できる。
【0003】ところが、上記装置では、車両が悪路を走
行する場合において、車両振動によって機関回転数が変
動するために、失火していないにもかかわらず、失火で
あると誤検出してしまうおそれがある。
【0004】そこで、失火検出を行う際には、悪路走行
中であるか否かを検出して、悪路走行中と判断された場
合には失火検出自体を禁止しなければならない。従来、
悪路を検出する方法として、車両に設置された加速度計
により車両振動を測定し、その振動値から悪路を検出す
るものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、加速度計自
体が非常に高価であるとともに、加速度計を設置する際
には、種々の適合要素(取付け位置、フィルター定数
等)の検討が必要となり、適合要素が不適切であれば検
出精度に影響を及ぼすという問題があった。さらに、加
速度計を用いた異常検出装置では、検出素子の経時変化
等に対処することが困難であり、経時変化の影響によっ
て誤検出を招くということも考えられる。
【0006】本発明は、上記問題点に着目してなされた
ものであって、目的とするところは、新たにセンサ等を
設けることなく、機関回転数の変動情報のみを用いて悪
路を検出することができる悪路検出装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の悪路検出装置は、内燃機関の所定期間毎
の回転数を算出する回転数算出手段と、前記回転数算出
手段による回転数信号に基づいて、各気筒の特定の行程
における回転数の分布状態を推定する分布状態推定手段
と、前記分布状態推定手段により推定された分布状態か
ら、車両が悪路走行中か否かを判別をする悪路走行判別
手段とを備えることを要旨とする。
【0008】又、前記分布状態推定手段は、回転数の平
均偏差と該平均偏差の標準偏差とから、回転数の分布状
態を推定するようにしてもよい。さらに、前記悪路走行
判別手段は、前記分布状態推定手段により推定された回
転数の分布状態が、正規分布となるか否かを推定して、
悪路走行判別を行うようにしてもよい。
【0009】
【作用】上記構成によれば、分布状態推定手段が回転数
の分布状態を推定し、その分布状態に応じて、悪路走行
判別手段が悪路走行中か否かを判別する。
【0010】詳しくは、分布状態推定手段は回転数の平
均偏差と該平均偏差の標準偏差とから、回転数の分布状
態を推定し、悪路走行判別手段は前記分布状態が正規分
布となるか否かを推定して、悪路走行判別を行う。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した失火検出装置の実
施例について、図面に従って説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例における装置の構
成図である。内燃機関1は6気筒内燃機関であり、各気
筒にはピストン4が配設されている。吸気管2は各気筒
に連通するように設けられ、該吸気管2を介して図示し
ないエアクリーナから導入された吸入空気が各気筒内に
導かれる。吸気管圧力センサ3は吸気管2に設けられ、
同センサ3によって吸気管2内の圧力が検出される。吸
気管圧力センサ3の検出信号は後述する電子制御装置に
入力される。
【0013】回転角センサ5は内燃機関1の図示しない
クランク軸に配設され、内燃機関1の回転に応じて所定
クランク角毎(本実施例では30℃A毎)に信号を出力
する。基準位置センサ6はディストリビュータ7に内蔵
され、気筒を判別するための信号を出力する。詳しく
は、例えば第1気筒のピストン4が最も上にきた時点毎
(上死点)に信号を出力する。なお、回転角センサ5、
基準位置センサ6からの検出信号も後述する電子制御装
置に入力される。
【0014】水温センサ8は内燃機関1の冷却水路に配
設され、冷却水の温度を検出する。水温センサ8からの
検出信号も後述する電子制御装置に入力される。電子制
御装置(以下、ECUという)9は上記各センサ及び図
示しないセンサからの検出信号に基づいて燃料系及び点
火系の最適な制御量を演算し、インジェクタ10および
イグナイタ11等を的確に制御するための制御信号を出
力するものである。
【0015】又、ECU9は演算処理を行うCPU9
a、制御プログラム及び演算に必要な制御定数を記憶す
る読み出し専用のROM9b、CPU9a動作中に演算
データを一時記憶するRAM9c、及びECU9外部か
らの信号を入出力するI/Oポート9dにより構成され
ている。
【0016】さらに、ECU9は回転数算出手段、分布
状態推定手段、及び悪路走行判別手段を構成している。
そして、ECU9は回転角センサ5の回転角信号に基づ
いて、後述の所定期間毎の回転数を算出し、回転数の分
布状態を推定した後、分布状態から悪路走行中か否かを
判別する。
【0017】警告灯12はECU9において失火発生と
判断されたときに、失火発生を運転者等に報知するため
のものである。次に、ECU9内で実行される悪路検出
処理並びに失火検出処理について図2のフローチャート
を用いて説明する。なお、図2のルーチンは回転角セン
サ5の出力信号により所定クランク角毎(本実施例では
30℃A毎)に割り込み処理される。
【0018】先ず、ECU9はステップ100で前回の
割り込み時刻と今回の割り込み時刻との偏差から30℃
A回転するのに要した時間T30iを算出する。このと
き、算出された時間T30iはECU9内のRAM9c
に記憶される。次に、ECU9はステップ110で、基
準センサ6により今回の割り込みタイミングが各ピスト
ン4の上死点(TDC)であるか否かを判別する。そし
て、ECU9は上死点でないなら本ルーチンを終了し、
上死点であるならステップ120に移行する。
【0019】ECU9はステップ120に移行すると、
ステップ100において算出した30℃A回転するのに
要する時間T30iと、前回、前々回、及び3回前の実
行時にそれぞれ求めた時間T30i-1、T30i-2、及
びT30i-3との合計4回分のデータを累計する。すな
わち、120℃A回転するのに要する時間T120iを
算出する。そして、ECU9はステップ130で、ステ
ップ120において算出した時間T120iの逆数をと
って、クランク角120℃A間の平均回転数ω n を算出
する。
【0020】次いで、ECU9はステップ140で次式
(数式1)に基づいて、平均回転数変化量Δωn を算出
する。すなわち、前回のTDCタイミング時に求めた平
均回転数ωn-1 と今回求めた平均回転数ωn との偏差か
ら平均回転数変化量Δωn を算出する。
【0021】
【数1】Δωn =ωn-1 −ωn ここで、平均回転数変化量Δωn は爆発行程が連続する
気筒の平均回転数の変化量となる。
【0022】さらに、ECU9はステップ150で、ス
テップ140において算出した平均回転数変化量Δωn
の1サイクル分のデータを用いて、平均回転数変化量Δ
ωnの平均偏差MDを求める。詳しくは、本実施例では
6気筒内燃機関であることから、1サイクル分の平均回
転数変化量Δωn のデータ数は6個となり、平均偏差M
Dは次式(数式2)により求めることができる。
【0023】
【数2】MD=Σ|Δωi −X| ただし、Σはi=1〜6までの累積を示し、Xは6個の
平均回転数変化量Δω n の平均値であり、詳しくは次式
(数式3)により算出される値である。
【0024】
【数3】X=(ΣΔωn )/6 又、ECU9はステップ160で平均偏差MDの平均値
MDAVE を算出する。なお、この平均値MDAVE は次式
(数式4)で求められる。
【0025】
【数4】 MDAVE n =(m−1/m)・MDAVE n-1 +(1/m)・MD ここで、mは正の整数であり、本実施例においては、m
=16としている。
【0026】続いて、ECU9はステップ170で、平
均偏差MDの標準偏差SMDを算出する。標準偏差SM
Dは、統計的手法により求められた標準偏差σに対し
て、逐次的に算出される推定値であり、標準偏差SMD
の正当性、及び標準偏差SMDの算出方法については後
述する。
【0027】ECU9はステップ180で、ステップ1
60において算出された平均値MD AVE と、ステップ1
70において算出された標準偏差SMDとを用いて、
(MD AVE −3×SMD)≧0が成立するか否かを判別
する。このとき、(MDAVE −3×SMD)≧0は悪路
走行を判別するための悪路判別基準であり、ECU9は
(MDAVE −3×SMD)≧0が成立する場合には、舗
装路走行であると判別し、成立しない場合には、悪路走
行であると判別する。
【0028】ここで、悪路判別基準について、図4を用
いて説明する。図4は、車速60km/hの際の平均偏
差MDの頻度分布を示すものであり、実験値によって求
められたものである。この図4によれば、舗装道走行時
の平均偏差MDの頻度分布は、失火なし(実線)及び失
火有り(破線)共に、正規分布に近い分布形状を示して
いることがわかる。一方、悪路走行時(二点鎖線)には
平均偏差MDのばらつきが大きく、正規分布に近い形状
ではない。このため、悪路走行時には標準偏差SMDが
舗装路走行時に比べて、かなり大きな値となる。そし
て、悪路走行時には、(MDAVE −3×SMD)≧0が
不成立となる。
【0029】その後、ECU9はステップ190で、ス
テップ150において算出した平均偏差MDと判定値R
EFと比較する。そして、平均偏差MDが判定値REF
よりも大きければ、失火していると判別してステップ2
00に移行し、小さければ、メインルーチンにリターン
する。ECU9は、ステップ200に移行すると、失火
に対処するために失火していることを運転者等に知らせ
るための警告灯12を点灯したり、フェイルセイフ作動
を実行したりした後、メインルーチンにリターンする。
【0030】次に、図2のフローチャートにおけるステ
ップ170の標準偏差SMDの算出方法について説明す
る。図3はステップ170の詳細を示すフローチャート
である。
【0031】ECU9は、先ず、ステップ171〜17
3で平均偏差MDの中央値MEDを逐次的に算出する。
詳しくは、ECU9はステップ171で、中央値MED
と平均偏差MDとを比較する。ここで、中央値MEDの
初期値は実験により予め設定された値である。そして、
ECU9は中央値MEDが平均偏差MDよりも小さけれ
ば、ステップ172に移行し、ステップ172で中央値
MEDを定数ΔMEDだけ大きくする。又、中央値ME
Dが平均偏差MD以上であれば、ステップ173に移行
し、ステップ173で中央値MEDを定数ΔMEDだけ
小さくする。このとき、定数△MEDは予想される平均
偏差MDの値に比較して、十分小さい値である。
【0032】さらに、ECU9は、ステップ174〜1
76で平均偏差MDの標準偏差SMDを逐次的に算出す
る。詳しくは、ECU9はステップ174で、(MED
−SMD)<MD<MEDが成立するか否かを判別す
る。ここで、標準偏差SMDの初期値は実験により予め
設定された値である。そして、ECU9は、(MED−
SMD)<MD<MEDが成立すれば、ステップ175
に移行し、ステップ175で(SMD−2×ΔSMD)
を標準偏差SMDの値とする。又、ECU9は(MED
−SMD)<MD<MEDが不成立であれば、ステップ
176に移行し、ステップ176で(SMD+ΔSM
D)を標準偏差SMDの値とする。このとき、定数△S
MDは予想される標準偏差SMDの値に比較して、十分
小さい値である。
【0033】なお、上記ステップ174〜176の処理
により求められる標準偏差SMDの値が、統計的手法に
より求められる標準偏差σに対して推定値であること
を、前述したが、以下に、その標準偏差SMDの正当性
を図5を用いて説明する。
【0034】先ず、図5において、統計的手法により
(MED−σ)<MD<MEDとなる確率P(斜線部分
の積分値)を算出すると、P≒34%となる。一方、ス
テップ175,176において、(MED−SMD)<
MD<MEDとなる確率Pは、以下のように求めること
ができる。詳しくは、標準偏差SMDが増加する期待値
{1×(1−P)}と、標準偏差SMDが減少する期待
値{(−2)×P)}との和が標準偏差SMDの変化の
期待値となり、それが0となるため、次式(数式5)を
用いて、
【0035】
【数5】1×(1−P)−2×P=0 とすると、P=1/3=33%となる。従って、σ≒S
MDが成立し、標準偏差SMD(推定値)が標準偏差σ
(統計値)と一致する。
【0036】なお、上記ステップ171,174におい
て、中央値MED,標準偏差SMDの初期値が得られな
い場合には中央値MED,標準偏差SMDの初期値を0
として、中央値MED,標準偏差SMDがある値に収束
するまで、図3のステップ180以降のの処理を禁止す
ればよい。
【0037】又、平均値MDAVE ,標準偏差SMDは、
同じ舗装路走行中であっても、車速の変化に伴って変動
する。つまり、車速別の平均偏差MDの頻度分布を示す
図4(車速、60km/h),図6(車速、40km/
h),図7(車速、20km/h)から分かるように、
同じ舗装道走行中であっても車速が変化すれば、平均偏
差MDの平均値MDAVE や標準偏差SMDが大きく変化
する。そのため、ECU9は、予め車速別のデータを記
憶しておくとともに、車速に応じたデータを適宜抽出
し、平均値MDAVE ,標準偏差SMD等を逐次的に算出
する。
【0038】以上のように、本実施例の悪路検出装置に
おいては、ECU9により算出された所定期間毎の平均
回転数変化量Δωn に基づいて、平均偏差MDを算出
し、その平均偏差MDから平均偏差MDの平均値MD
AVE ,中央値MED,標準偏差SMDを算出した。そし
て、それら各値MD,MDAVE ,MED,SMDを基
に、平均偏差MDの分布状態が正規分布となるか否かを
推定し、悪路検出を行うようにした。
【0039】その結果、従来、悪路検出のために用いら
れていた加速度計等を必要とすることなく、簡単にかつ
正確に悪路検出を行うことができるようになった。又、
経時変化や車速変化時にも、容易に対処することができ
るようになった。さらに、加速度計等のセンサを用いた
異常検出装置では、センサが故障した場合に備え、フェ
イルセイフ機能を持たせる必要があるが、本発明のよう
な異常検出装置によれば、フェイルセイフ機能を不要に
することができる。
【0040】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、次の様態にて具体化することが可能であ
る。すなわち、悪路判定基準{(MDAVE −3×SM
D)≧0}として、平均偏差MDの平均値MDAVE を用
いるのではなく、中央値MEDを用いて(MED−3×
SMD)≧0とすること。
【0041】又、上記実施例では、図2のルーチンの割
り込みタイミングを、ピストンが上死点に達するタイミ
ング、すなわち爆発行程が開始されるタイミングとした
が、他のタイミングに変更すること。例えば、上死点の
30℃A前の圧縮行程のタイミングとすること。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、新たにセンサ等を設
けることなく、エンジン回転数変動情報のみを用いて悪
路を検出することができるという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示す図である。
【図2】悪路検出及び失火検出のためのフローチャート
である。
【図3】標準偏差算出のためのフローチャートである。
【図4】60km/h走行時の平均偏差の頻度分布を示
す図である。
【図5】頻度分布の特性を示す図である。
【図6】40km/h走行時の平均偏差の頻度分布を示
す図である。
【図7】20km/h走行時の平均偏差の頻度分布を示
す図である。
【符号の説明】
1…内燃機関、9…回転数算出手段,分布状態推定手
段,悪路走行判別手段としての電子制御装置(EC
U)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の所定期間毎の回転数を算出す
    る回転数算出手段と、 前記回転数算出手段による回転数信号に基づいて、各気
    筒の特定の行程における回転数の分布状態を推定する分
    布状態推定手段と、 前記分布状態推定手段により推定された分布状態から、
    車両が悪路走行中か否かを判別をする悪路走行判別手段
    とを備えることを特徴とする悪路検出装置。
  2. 【請求項2】 前記分布状態推定手段は、回転数の平均
    偏差と該平均偏差の標準偏差とから、回転数の分布状態
    を推定することを特徴とする請求項1に記載の悪路検出
    手段。
  3. 【請求項3】 前記悪路走行判別手段は、前記分布状態
    推定手段により推定された回転数の分布状態が、正規分
    布となるか否かを推定して、悪路走行判別を行うことを
    特徴とする請求項1に記載の悪路検出手段。
JP4115021A 1992-05-07 1992-05-07 悪路検出装置 Pending JPH05312085A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4115021A JPH05312085A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 悪路検出装置
US08/056,202 US5381688A (en) 1992-05-07 1993-05-04 Apparatus and method for detecting a road surface condition of a car powered by a combustion engine

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4115021A JPH05312085A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 悪路検出装置

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JP4115021A Pending JPH05312085A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 悪路検出装置

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US (1) US5381688A (ja)
JP (1) JPH05312085A (ja)

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