JPH05311610A - 長手方向ライン型アクチュエータ - Google Patents
長手方向ライン型アクチュエータInfo
- Publication number
- JPH05311610A JPH05311610A JP4121965A JP12196592A JPH05311610A JP H05311610 A JPH05311610 A JP H05311610A JP 4121965 A JP4121965 A JP 4121965A JP 12196592 A JP12196592 A JP 12196592A JP H05311610 A JPH05311610 A JP H05311610A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- actuators
- line type
- heater
- type actuator
- control signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】温められる場所の自由度と、ヒータの設置数を
大幅に増加させることができる長手方向ライン型アクチ
ュエータの提供。 【構成】光ファイバ温度センサはファイバに沿った長手
方向の温度分布が測定できるという特徴を生かし、道路
に光ファイバ温度センサを布設し、道路の温度異常点
(凍結等が予想される点)を発見した際に、その近傍に
布設したライン型アクチュエータをその区画のみ温め
る。
大幅に増加させることができる長手方向ライン型アクチ
ュエータの提供。 【構成】光ファイバ温度センサはファイバに沿った長手
方向の温度分布が測定できるという特徴を生かし、道路
に光ファイバ温度センサを布設し、道路の温度異常点
(凍結等が予想される点)を発見した際に、その近傍に
布設したライン型アクチュエータをその区画のみ温め
る。
Description
【0001】
【発明の対象】本発明は光ファイバ温度センサによる情
報を元にしたロードヒーティングに関するものである。
報を元にしたロードヒーティングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロードヒーティング等の場合、温
める区画というのは一区画に一装置という具合に予め決
まっていて、その区画が危険な交通状況等(積雪、路面
凍結等)になった、あるいはなると判断された場合は、
その一区画毎にロードヒータの装置を起動して、路面等
を温めなければならなかった。
める区画というのは一区画に一装置という具合に予め決
まっていて、その区画が危険な交通状況等(積雪、路面
凍結等)になった、あるいはなると判断された場合は、
その一区画毎にロードヒータの装置を起動して、路面等
を温めなければならなかった。
【0003】
【従来技術の問題点】従来のロードヒーティングの技術
は、先に述べたように、温めるべき一区画毎に、あるい
は路線の数区画毎に一つの装置で起動させるといった具
合に、一つの装置で温められる場所の自由度及びヒータ
の設置数に難点があった。
は、先に述べたように、温めるべき一区画毎に、あるい
は路線の数区画毎に一つの装置で起動させるといった具
合に、一つの装置で温められる場所の自由度及びヒータ
の設置数に難点があった。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、前記した従来技術の欠
点を解消し、温められる場所の自由度と、ヒータの設置
数を大幅に増加させることができる新規な長手方向ライ
ン型アクチュエータを提供することにある。
点を解消し、温められる場所の自由度と、ヒータの設置
数を大幅に増加させることができる新規な長手方向ライ
ン型アクチュエータを提供することにある。
【0005】
【発明の要点】即ち本発明の要旨は、光ファイバ温度セ
ンサはファイバに沿った長手方向の温度分布が測定でき
るという特徴を生かし、道路に光ファイバ温度センサを
布設し、道路の温度異常点(凍結等が予想される点)を
発見した際に、その近傍に布設したライン型アクチュエ
ータをその区画のみ温めることができるようにしたこと
にある。
ンサはファイバに沿った長手方向の温度分布が測定でき
るという特徴を生かし、道路に光ファイバ温度センサを
布設し、道路の温度異常点(凍結等が予想される点)を
発見した際に、その近傍に布設したライン型アクチュエ
ータをその区画のみ温めることができるようにしたこと
にある。
【0006】尚、光ファイバ温度センサとは、長手方向
に延びるセンサ用ファイバに光を入射した際の、ファイ
バ内に発生する後方散乱光の強度を測定することによ
り、センサファイバに沿った温度分布を測ることができ
るというものである。
に延びるセンサ用ファイバに光を入射した際の、ファイ
バ内に発生する後方散乱光の強度を測定することによ
り、センサファイバに沿った温度分布を測ることができ
るというものである。
【0007】
【発明の実施例】本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1に示すように、道路及び空港滑走路等1に
光ファイバ温度センサ2のセンサファイバ3を布設す
る。これにより、a点に路面凍結等の恐れのある温度異
常点が観測されると、スイッチ信号線6によりスイッチ
7−1をopenに、他の全てのスイッチをshort
にして、a点近傍のヒータのみを加熱する。もし、b点
においても温度異常が観測されたならば、スイッチ7−
1,7−2をopenにして、このa点,b点付近をヒ
ータ加熱で温める。
明する。図1に示すように、道路及び空港滑走路等1に
光ファイバ温度センサ2のセンサファイバ3を布設す
る。これにより、a点に路面凍結等の恐れのある温度異
常点が観測されると、スイッチ信号線6によりスイッチ
7−1をopenに、他の全てのスイッチをshort
にして、a点近傍のヒータのみを加熱する。もし、b点
においても温度異常が観測されたならば、スイッチ7−
1,7−2をopenにして、このa点,b点付近をヒ
ータ加熱で温める。
【0008】このようにして、光ファイバ温度センサで
観測した温度分布を元に、随時温度異常点を加熱してい
くことができる。
観測した温度分布を元に、随時温度異常点を加熱してい
くことができる。
【0009】また、ヒータ部信号受信器10は、それぞ
れ自分のアドレスを持ち、自分自身のアドレス信号を受
信した時スイッチ7を動作させる。
れ自分のアドレスを持ち、自分自身のアドレス信号を受
信した時スイッチ7を動作させる。
【0010】図2は、本発明長手方向ライン型ヒータの
ヒータ構造、及びヒータ制御法の他の実施例を示すもの
である。
ヒータ構造、及びヒータ制御法の他の実施例を示すもの
である。
【0011】この場合も、ヒータ部11は光ファイバ温
度センサのセンサファイバに沿って布設される訳である
が、ヒータ11自体は電気的に電源に並列に接続され
る。動作原理は、まず各々のヒータ11の前には違った
周波数のバンドパスフィルタ(B.P.F.)12が置かれ
る。そして、電源13は周波数可変型の交流電源を用
い、温めたいヒータ部11に付いている B.P.F. 12の
周波数で電流を流せばよい。
度センサのセンサファイバに沿って布設される訳である
が、ヒータ11自体は電気的に電源に並列に接続され
る。動作原理は、まず各々のヒータ11の前には違った
周波数のバンドパスフィルタ(B.P.F.)12が置かれ
る。そして、電源13は周波数可変型の交流電源を用
い、温めたいヒータ部11に付いている B.P.F. 12の
周波数で電流を流せばよい。
【0012】このようにすると、スイッチ信号線などが
要らず、スイッチの劣化なども起こらないので、メンテ
ナンス性が良い。
要らず、スイッチの劣化なども起こらないので、メンテ
ナンス性が良い。
【0013】図3は、図1,図2の電熱ヒータ部を温水
ヒータにしたものである。温水ヒータを用いることによ
り、工場温排水などを利用でき、ランニングコストを低
く抑えることができる。
ヒータにしたものである。温水ヒータを用いることによ
り、工場温排水などを利用でき、ランニングコストを低
く抑えることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は 光ファイバ温度センサという、センサファイバに沿
って長手方向の温度分布が測定できるセンサとライン型
アクチュエータを組み合わせたことによって、従来の技
術では得られなかった、道路等に沿った長距離のライン
型のロードヒーティングシステムが出来る。
って長手方向の温度分布が測定できるセンサとライン型
アクチュエータを組み合わせたことによって、従来の技
術では得られなかった、道路等に沿った長距離のライン
型のロードヒーティングシステムが出来る。
【0015】 本発明のアクチュエータは、光ファイ
バ温度センサのセンサファイバの長手方向に沿って置か
れるので、スイッチ制御されるアクチュエータの一区画
長を実用的に取れば(例えば10m間隔)、その1本で
温められる場所の自由度は従来のものに比べて飛躍的に
増加し、しかもそのスイッチ信号ラインも1本で済む。
バ温度センサのセンサファイバの長手方向に沿って置か
れるので、スイッチ制御されるアクチュエータの一区画
長を実用的に取れば(例えば10m間隔)、その1本で
温められる場所の自由度は従来のものに比べて飛躍的に
増加し、しかもそのスイッチ信号ラインも1本で済む。
【0016】 本発明は、光ファイバ温度センサとラ
インアクチュエータの制御系を一つにすることにより全
自動化でき、寒冷地の高速道路や空港滑走路などのヒー
ティングシステムとして大変有効である。
インアクチュエータの制御系を一つにすることにより全
自動化でき、寒冷地の高速道路や空港滑走路などのヒー
ティングシステムとして大変有効である。
【0017】等の効果を有するものであり、その工業的
価値は大なるものがある。
価値は大なるものがある。
【図1】本発明長手方向ライン型ヒータの一実施例を示
す説明図。
す説明図。
【図2】本発明長手方向ライン型ヒータの他の実施例を
示す説明図。
示す説明図。
【図3】本発明長手方向ライン型ヒータの別の実施例を
示す説明図。
示す説明図。
1 道路及び空港滑走路等 2 光ファイバ温度センサ 3 センサファイバ 4 ラインヒータ 5 電流供給線 6 スイッチ信号線 7 スイッチ 8 電源 9 制御信号発生部 10 ヒート部信号受信器 11 ヒータ 12 バンドパスフィルタ(B.P.F.) 13 可変周波数電源 14 流体パイプ 15 流体制御バルブ 16 逆流防止弁
Claims (4)
- 【請求項1】複数のアクチュエータ(作動器)と、該複
数のアクチュエータに接続された一組の制御信号線と、
該信号線に接続され一ヶ所に設置した制御信号発生部と
より構成され、該一組の信号線は該制御信号発生部から
出された制御信号を該複数のアクチュエータに順次伝達
し、該複数のアクチュエータにそれぞれ異った動作をさ
せることを特徴とする長手方向ライン型アクチュエー
タ。 - 【請求項2】光ファイバを用いた温度分布測定センサの
長手方向の分布情報センシング手段からの出力が制御信
号発生部に送られ、この情報を元に複数のアクチュエー
タの動作状態を制御信号発生部で判定する機能を持つこ
とを特徴とする請求項1記載の長手方向ライン型アクチ
ュエータ。 - 【請求項3】複数のアクチュエータが道路や空港滑走路
に布設されたライン状のヒータであることを特徴とする
請求項1又は2記載の長手方向ライン型アクチュエー
タ。 - 【請求項4】アクチュエータと直列に特定の周波数成分
の電流を通すバンドパスフィルタを接続したことを特徴
とする請求項1又は2又は3記載のいずれかである長手
方向ライン型アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4121965A JPH05311610A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 長手方向ライン型アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4121965A JPH05311610A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 長手方向ライン型アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05311610A true JPH05311610A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14824272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4121965A Pending JPH05311610A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 長手方向ライン型アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05311610A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114152365A (zh) * | 2022-02-07 | 2022-03-08 | 中国空气动力研究与发展中心低速空气动力研究所 | 一种临界防冰保护的光纤结冰传感器、系统和方法 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP4121965A patent/JPH05311610A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114152365A (zh) * | 2022-02-07 | 2022-03-08 | 中国空气动力研究与发展中心低速空气动力研究所 | 一种临界防冰保护的光纤结冰传感器、系统和方法 |
CN114152365B (zh) * | 2022-02-07 | 2022-04-12 | 中国空气动力研究与发展中心低速空气动力研究所 | 一种临界防冰保护的光纤结冰传感器、系统和方法 |
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