JPH053105Y2 - - Google Patents

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JPH053105Y2
JPH053105Y2 JP19077486U JP19077486U JPH053105Y2 JP H053105 Y2 JPH053105 Y2 JP H053105Y2 JP 19077486 U JP19077486 U JP 19077486U JP 19077486 U JP19077486 U JP 19077486U JP H053105 Y2 JPH053105 Y2 JP H053105Y2
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clutch
motor
clutch pawl
curtain
drive shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は電動カーテンの開閉駆動装置に関
し、特には、カーテン側と開閉駆動装置側とを連
結するクラツチ掛外し機構の改良に係る。
(従来の技術) 電動式のカーテンにおいては、切替によつて、
手動操作を可能としたものがある。この種の電動
カーテンでは、カーテン操作用のワイヤを曳動す
る主プーリと、モータによつて回動される主動軸
とがクラツチを介して掛外し自在に連結される。
しかしながら、上記した構成を有するカーテン
開閉駆動装置では、電動停止時において、しばし
ばクラツチ連結が解除されないことがある。
このようなクラツチ解除不能の原因には、主動軸
が主プーリを高速回転および高 トルクには回動
させる必要があるためにクラツチの爪にかなり大
きい圧力が作用し、このことが、主動軸のクラツ
チ爪と該クラツチ爪に当接する主プーリのクラツ
チ爪との間にクラツチ爪の表面粗さから発生する
微視的なかみあい関係を生じさせてクラツチ連結
の解除を妨げ、あるいはまた、ブロツクゲージ等
に見られるようなフアンデルワールス力による結
合力が働くためではないかと考えられる。また、
使用の初期段階ではクラツチやモータ関連部のギ
アに、一般に呼ばれるところの「あたり」がつい
ていないことも原因の一つに考えられるが、いず
れにせよ、確実にクラツチが解除されなければ手
動操作に支障を来たすおそれがある。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上に述べた問題点に鑑みて提案され
たものであつて、その目的とするところは、確実
にクラツチの解除ができる極めて信頼性の高い電
動カーテンの開閉駆動装置におけるクラツチ掛外
し機構を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) すなわち、この考案の電動カーテンの開閉駆動
装置におけるクラツチ掛外し機構は、カーテン操
作用のワイヤを曳動する滑動側クラツチ爪を備え
た主プーリと、スイツチの作動により前記滑動側
クラツチ爪に係合する主動側クラツチ爪を備えか
つモータによつて回動される主動軸と、前記スイ
ツチおよび前記モータのための制御部とからな
り、前記スイツチの作動解除時において前記制御
部により前記モータを、その停止後わずかに逆方
向に回転させて前記主動側クラツチ爪と前記滑動
側クラツチ爪とを回転方向に離間せしめることを
特徴とするものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に従つて説明す
る。添付の図面第1図はこの考案の一実施例を示
した電動カーテンの開閉駆動装置の断面図、第2
図はそのクラツチ部が掛外された状態を示した要
部断面図、第3図は電動操作時におけるクラツチ
部の拡大斜視図、第4図は電動操作停止時におけ
るクラツチ部の拡大斜視図、第5図はクラツチ掛
外し機構を説明する制御部の構成を示したフロー
チヤート、第6図は電源リレーと正逆リレーの作
動関係を示した波形図である。
この考案に係る電動カーテンの開閉駆動装置はカ
ーテン操作用のワイヤ10を曳動する主プーリ2
0と、モータ31によつて回動される主動軸40
と、前記主プーリ20と前記主動軸40とを連結
させるスイツチ60、および制御部70とからな
つている。
まず、第1図に基づいてこの電動カーテンの開
閉駆動装置を説明する。カーテンレール11内に
カーテン操作用のループ状にしたワイヤ10が主
プーリ20および反対側の従プーリ(図示せず)
間に張設されており、前記主プーリ20が回動さ
れることによつて前記ワイヤ10が曳動され、該
ワイヤ10に固着されたカーテン先頭車12を図
の左右方向に移動させてカーテンが開閉される。
主プーリ20は、カーテンレール11の端末部
に装着されたエンドカバー13内のプーリホルダ
16に保持されている。そして、このプーリホル
ダ16は調節ボルト17によつてカーテンレール
11の長手方向に移動可能に保持されていて、プ
ーリ20に掛架されたワイヤ10の張力付与なら
びに調整がなされるように構成されている。図の
符号25は主プーリ20の回動軸である。
この主プーリ20の回動は、前記カーテンレー
ル11に吊設されたボツクス19内に収納された
駆動部30によりなされるようになつている。
駆動部30は、第1図に図示したように、駆動
モータ31と、ギヤ33,34,35,36を介
して回動される主動軸40とから構成される。図
の符号18はボツクス19をカーテンレールに吊
設するレバーフツクを表わす。
この主動軸40と主プーリ20とは次述するク
ラツチ部C、および掛外し機構によつて連結自在
に連結される。
すなわち、主プーリ20側には滑動側クラツチ
爪21が、主動軸40側には前記滑動側クラツチ
爪21に係合される主動側クラツチ爪41がそれ
ぞれ一体に設けられクラツチ部Cが形成されてい
て、スイツチ60の作動によつて係合するように
なつている。
この実施例においてはスイツチ60として電磁
ソレノイドが使用されており、スイツチ60の作
動軸62に回動支点64を有するレバー63が連
結され、もつて主動軸40と主プーリ20とを連
結するように構成されている。図の符号65は主
動軸40を連結解除方向(図面下方)へ付勢する
ばね体である。また、この実施例の構成は、スイ
ツチ60の作動軸62の上下動振幅をレバー63
によつて自由に拡大でき、該掛外し機構部をコン
パクト化することができる利点を有している。
このクラツチ掛外し機構については、後に作動
とともに詳述する。
なお、図中符号SCは摩擦クラツチを示し、4
3および44は摩擦盤、45はばね体である。こ
の摩擦クラツチSCは、摩擦盤43,44の圧接
面に一定以上のトルクがかかつたときに両者の係
合が解かれて、モータの回転がカーテン側に伝達
されないようにした機構保護機能を果たす。
また、この実施例装置には、前記主動軸40の
回転速度を検知するセンサー50が配設されてお
り、過大な負荷が主動軸40に作用した場合に
は、該主動軸40の異常な回転加速低下を検知
し、クラツチ係合を解除してモータ31を保護す
る。
実施例ではこのセンサー50に感磁性素子が使
用される。該センサー50の被検出体51は主動
軸40に固設され、その外周には所定の間隔で磁
化材53が配設されている。そして、該センサー
50は主動軸40の回動にともなつて磁化材53
が通過するのを検知し、その信号を信号線55を
介して制御部70へ送るようになつている。
制御部70においては、第5図に図示したよう
に、赤外線リモコン装置等の外部操作部71から
の操作信号が入力され、かつ上述したセンサー5
0からの主動軸40の回転速度信号が入力される
マイクロプロセツサ75によつて作動制御され
る。
該マイクロプロセツサ75には、所望の制御を
行なうためのプログラムが記憶されている。そし
て、上記入力信号によつて、適宜、スイツチ60
を作動させ、また、電源リレー77および回転方
向を決める正逆リレー78を作動させてモータ3
1を制御する。
次に、本考案の特徴的構成であるクラツチの掛
外し機構について説明する。
まず、第5図および第6図に従い、電動操作時
について説明する。
外部操作部71からの起動信号がマイクロプロ
セツサ75に入力されると、スイツチ60が作動
されてばね体65の付勢力に抗し主動軸40を上
昇せしめ、主動軸40と主プーリ20とが連結さ
れる。と同時に、電源リレー77と正逆リレー7
8が次述のごとく作動される。カーテンを開放す
る際は、第6図aに表わしたように、正逆リレー
78はOFFとなつており、電源リレー77のON
によつてモータ31は所定方向に回転し主プーリ
20が回動される。また、カーテンを閉じる際
は、第6図のbに表わしたように、正逆リレー7
8はON状態にあつて、モータ31はカーテン開
放時と逆方向に回転される。
なお、この時のクラツチ部Cは、第3図に図示
したように、主プーリ20の滑動側クラツチ爪2
1と主動軸40の主動側クラツチ爪41とが高ト
ルクによる大きい圧力を伴なつて当接している。
したがつて、スイツチ60の作動を解除して
も、しばしば前項にて述べたように、ばね体65
の付勢力では主動軸40が降下せず、クラツチC
は掛外されないという問題が生ずる。
そこで、この考案の掛外し機構では、外部操作
部71より停止信号が入力されるか、あるいは上
述したセンサー50より主動軸40の回転速度が
入力され、該速度の異常な低下が検知されると、
スイツチ60の作動が解除されるとともに、電源
リレー77と正逆リレー78が次のように作動さ
れる。すなわち、カーテン開放の際は、第6図の
aに示したように、まず、電源リレー77が
OFFとなりモータ31を停止させる。そしてこ
の後、正逆リレー78はONとなる、確実にモー
タが停止するTs時間後に再び電源リレー77が
微小時間TrだけONとされてモータ31は逆方向
の回転をする。カーテンを閉じる際は、第6図b
に示したように、電源リレー77がOFFとなり
モータ31を停止させる。この後、正逆リレー7
8はOFF状態となり、Ts時間後、再び電源リレ
ー77がTr時間だけON状態とされる。
これによつて、第4図に図示したように、電動
操作時において上述したようにきつく当接してい
た主プーリ20の滑動側クラツチ爪21と主動軸
40の主動側クラツチ爪41とが、カーテンを開
閉するために高い回転トルクを有するモータ31
によつて強制的に回転方向に離間されて、ばね体
65の付勢力によつて容易に主動軸40は下降さ
れ、第2図に図示したように、クラツチ部Cは掛
外される。
なお、本実施例の場合、モータを完全に停止さ
せるための時間Tsは400ms程度、モータの逆転
時間Trは25ms程度である。また、第6図中に示
した、時間T1およびT2は、各リレーおよびモー
タの保護のために設定された時間である。
(効果) 以上、図示説明したようにこの考案によれば、
電動操作停止時において、モータの逆転を利用し
て主プーリと主動軸との間に構成されたクラツチ
をニユートラル状態とし、主プーリと主動軸との
かみあい関係をフリーにしてから、通常のメカニ
カルな掛外し機構によつてクラツチの掛外しを行
なうようにしたものである。したがつて、従来に
おける過大な負荷によるクラツチ爪間の結合問題
や余分な摩擦等が作用せず、クラツチ掛外しが極
めてスムーズに、また確実に行なえる。
さらに、この考案による掛外し機構は上記のよ
うな効果を有するものであるから、メカニカルな
掛外し機構部に大きな作動力を必要とせず、した
がつて、該機構部の小型化、ひいては開閉駆動装
置を極めてコンパクト化することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示した電動カー
テンの開閉駆動装置の断面図、第2図はそのクラ
ツチ部が掛外された状態を示した要部断面図、第
3図は電動操作時におけるクラツチ部の拡大斜視
図、第4図は電動操作停止時におけるクラツチ部
の拡大斜視図、第5図はクラツチ掛外し機構を説
明する制御部の機構を示したフローチヤート、第
6図は電源リレーと正逆リレーの作動関係を示し
た波形図である。 10……カーテン操作用ワイヤ、20……主プ
ーリ、21……滑動側クラツチ爪、30……駆動
部、31……モータ、40……主動軸、41……
主動側クラツチ爪、50……センサー、51……
被検出体、60……スイツチ、63……レバー、
65……ばね体、70……制御部、71……外部
操作部、75……マイクロプロセツサ、77……
電源リレー、78……正逆リレー、C……クラツ
チ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カーテン操作用のワイヤを曳動する滑動側クラ
    ツチ爪を備えた主プーリと、スイツチの作動によ
    り前記滑動側クラツチ爪に係合する主動側クラツ
    チ爪を備えかつモータによつて回動される主動軸
    と、前記スイツチおよび前記モータのための制御
    部とからなり、前記スイツチの作動解除時におい
    て前記制御部により前記モータを、その停止後わ
    ずかに逆方向に回転させて前記主動側クラツチ爪
    と前記滑動側クラツチ爪とを回転方向に離間せし
    めることを特徴とする電動カーテンの開閉駆動装
    置におけるクラツチ掛外し機構。
JP19077486U 1986-12-11 1986-12-11 Expired - Lifetime JPH053105Y2 (ja)

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JP19077486U JPH053105Y2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11

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JP19077486U JPH053105Y2 (ja) 1986-12-11 1986-12-11

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JPS6395890U JPS6395890U (ja) 1988-06-21
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