JPH0531054Y2 - - Google Patents

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JPH0531054Y2
JPH0531054Y2 JP721288U JP721288U JPH0531054Y2 JP H0531054 Y2 JPH0531054 Y2 JP H0531054Y2 JP 721288 U JP721288 U JP 721288U JP 721288 U JP721288 U JP 721288U JP H0531054 Y2 JPH0531054 Y2 JP H0531054Y2
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bag
blade
cutting blade
pipe
lid
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は被包装物を収容した袋を密封状のチヤ
ンバー内に配置すると共に、該チヤンバー及び袋
内の空気を排除して真空にしたあと、同チヤンバ
ー内に不活性ガスを注入し、さらに前記袋の開口
縁をシールするようにした真空ガス置換包装装置
に関する。
(従来の技術) 例えばカツト肉のような不定形でその一つ一つ
の大きさがいろいろな異なる商品を真空包装する
場合は、包装用の袋の大きさを商品に合わせてい
たのでは能率が悪いから、この種の商品には大き
な袋を使用し商品の上端に沿つて袋をシールする
と共に、袋の余分な部分をカツトするようにして
いる。このように商品よりもかなり大きい袋の場
合は、柔軟な袋口が自然に塞がり袋内の空気が抜
けにくいので、従来、実開昭57−67907号公報或
いは特公昭53−46147号公報には、密封状のチヤ
ンバー内で商品を収容した袋口を引張つて締張さ
せると共に、その締張している袋の面に突き切り
刃を突き立てて開口し、チヤンバー内を減圧する
ことによつて袋内の空気は膨張して前記開口部分
を押し開くように排除されるようにした真空包装
装置が開示されている。
(考案が解決しようとする課題等) しかし、前記の装置では該装置を真空ガス置換
用として改良するために、単にチヤンバーの壁面
の外側から内側に向かつてガス供給ノズルを接続
しても袋内に不活性ガスが充填されない欠点があ
つた。なぜならば、チヤンバー内いガスを供給し
ても締張状態の袋口付近にはガス圧が加わり、先
に空気を排除した袋の開口部分はガス圧によつて
塞がれてしまうからである。
本考案は上記の点に鑑み、ガス圧に抗して袋を
強制的に開口し、この開口によつて袋内にガス置
換が行われるようにした装置を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために、被包装
物載置用の定盤10上部のシール台20上面に突
き切り刃導入溝22を形成すると共に、該突き切
り刃導入溝と対向するように、前記定盤の上に気
密に被さる蓋材16の内部に突き切り刃30を設
け、前記定盤の上に載置した袋100に対して前
記突き切り刃をアクチユエータの動力で突き立て
て袋の一部を開口し、ホースを介して前記の蓋材
内の空気を排除するとき、前記開口から袋内の空
気を引き出し、そのあと前記シール台上に下降す
るシールバー28で前記開口の内側を加熱シール
するようにした真空包装装置において、前記突き
切り刃導入溝22の内側のシール台上面に吸着穴
44を開設すると共に、前記吸着穴44の上部に
対向するように設けた真空カツプ46を前記突き
切り刃30に固定し、これら吸着穴44と真空カ
ツプ46とをそれぞれチユーブ45,47を介し
て真空源に接続する一方、前記蓋材16の両側の
壁間にパイプ50を回転自在に支持し、前記蓋材
を貫通して突き出した前記パイプ50の一端をガ
ス供給源に連結すると共に、前記パイプからL字
形のノズル54を垂下し、該ノズルの先端を袋の
前記開口に挿入するために前記パイプの端に操作
用レバー52を設けて構成したものである。
(作用) 本考案によれば、袋はシール台20を枕にして
定盤10の上に置かれ、その上から前記袋を覆う
ように蓋材16が気密に被される。前記蓋材内部
に設けた突き切り刃30をアクチユエータでもつ
てシール台上面の導入溝22に向けて下動させる
ことにより、袋の一部が開口されるが、この場合
突き切り刃に固定した真空カツプ46も突き切り
刃と一体に下動し、従つて袋の開口近傍を吸着す
るので、突き切り刃を持ち上げるとき一体に上動
する真空カツプでもつて袋の開口が広げられる。
そして広げられた開口から袋の空気が排除され
る。
一方、蓋材に回転自在に支持されたパイプから
垂下するL字形のノズル先端は、通常、前記突き
切り刃の動きを邪魔しないように退避している
が、突き切り刃で袋が開口されると操作用レバー
によるパイプの回転でもつて前記開口部内に挿入
され、袋内に不活性ガスを供給するのである。
(実施例) 第1図において10は平たい定盤で、該定盤1
0をチエーンホイル11に係合したエンドレス状
のチエーン12に支持し、該チエーン12の移動
でもつて定盤10は無端のレール14の上を車輪
15の転がりによつて移動する。前記定盤の上に
蓋材16がアーム17の駆動力でもつて気密に接
触したり離れたりするようになつており、定盤1
0と蓋材16との間に形成される気密な空間はホ
ース18を介して真空源に連通されるようになつ
ている。
第4図に示すように定盤10の上面に固定した
細長いブロツクにシール台20と、カツト刃導入
溝21と、突き切り刃導入溝22とを形成すると
共に、前記ブロツクの外側の面のロツド23の上
端に設けた挟持用ベース24を上下動自在に支持
し、該ベースの下側に設けたスプリング25の反
力でベースを上方へ附勢している。また、蓋材1
6の内部にブラケツト26を介して挟持用押さえ
材27を設けており、従つて蓋材16を定盤10
の上に下降させると、挾持用押さえ材27はスプ
リング25の力に抗してベース24を下動させる
ことにより、定盤の上に載置した袋100の口は
引張られ緊張する。
さらにシール台20の上にシールバー28を、
カツト刃導入溝21の上のカツト刃29を、突き
切り刃導入溝22の上の突き切り刃30をそれぞ
れ配置し、それらをそれぞれ蓋材16の外側に設
けたアクチユエーターに連結している。すなわ
ち、1図において蓋材16の上部に設けた2個の
アクチユエーター31,31は前記のシールバー
28を、また真中の1個にアクチユエーター32
はカツト刃29を、さらに正面のアクチユエータ
ー33は突き切り刃30をそれぞれ作動させるも
のである。第2図及び第3図に示す横方向に細長
いステー35の両端に前記の2個の突き切り刃3
0,30を設け、前記ステーの中央から突き出し
たピン36を蓋材の内面に形成した縦方向の案内
溝37に係合すると共に、蓋材16を貫通するよ
うに設けた軸38の外側の端に設けたレバー39
と、アクチユエーター33のピストンロツドの先
端とをピン40を介して結合し、さらに前記軸3
8の内側の端に設けたリンク41をステー35か
ら突き出したピン42に係合している。このた
め、アクチユエーター33によつてレバー39を
介して軸38を回転させると、リンク41は揺動
し、第4図において縦方向の案内溝37に沿つて
ステーに支持された2個の突き切り刃30,30
は下動して突き切り刃導入溝22内に挿入され、
従つて第5図の如く袋100には2個の切り目9
9,99が形成される。
一方、第4図における前記のカツト刃導入溝2
1と突き切り刃導入溝22との間においてブロツ
クを上下に貫通する如く吸着穴44を形成し、該
吸着穴の下端をチユーブ45を介して真空源に連
結する一方、前記吸着穴44の上方に対向するよ
うに設けた真空カツプ46をステー35に固定
し、該真空カツプをチユーブ47を介して真空源
に連結している。このため前記のように突き切り
刃30を下動させるとそれと一体に真空カツプ4
6も下動し、突き切り刃30を上方の定位置に復
帰させると真空カツプ46も上動するので、第5
図の如く2個の切り目99,99は真空カツプ4
6で上方へ持ち上げられて開口される。従つてそ
の後、蓋材16内部が真空源に連通されて空気が
排除され始めると、袋100内の空気もこの2個
の切り目99から排除される。
第2図及び第3図に示すように、蓋材16の両
側壁間にパイプ50を回転自在に支持し、該パイ
プの一端を蓋材16の外へ気密に突き出すと共
に、該パイプの端に連結したチユーブ51を介し
てガス供給源に連結し、パイプの端に操作用レバ
ー52を固定する一方、蓋材内において前記パイ
プ50から2本のL字形のノズル54,54を垂
下している。第4図の如くノズル54は、通常、
実線位置に退避して突き切り刃30の下動の妨げ
にならないようにしており、突き切り刃30が上
動するとノズル54はパイプ50を軸に仮想線の
如く先端を袋100の開口部内に挿入して袋内に
ガスを供給する。
そのあとで、アクチユエーターによつてシール
バー28がシール台20上に下降して袋口を溶封
すると共に、アクチユエーターでもつてカツト刃
29がカツト刃導入溝21内に挿入されて袋の余
分な部分を切断し、さらに蓋材内に大気が導入さ
れるものである。
(効果) 本考案は袋を部分的に開口する突き切り刃30
に真空カツプ46を固定し突き切り刃を下降させ
て袋の一部に開口を形成するとき、同時に真空カ
ツプ46も下動して開口縁を吸着すると共に、突
き切り刃の上動と一体に真空カツプも上動して開
口縁を強制的に広げることができる。このため、
蓋材内を減圧するとき袋内の空気も前記開口を介
してスムーズに排出されると共に、前記開口部分
にL字形のノズル54を挿入して袋内に直接ガス
を供給できる。このため、柔軟で袋口が自然に塞
がりがちな大きな袋を使用する包装であつても、
真空ガスの効率的な置換ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は要部のみを示した正面断面図、第3図は前図の
−線断面図、第4図は部分的な側面断面図、
第5図は袋の開口状態を示す斜視図である。 10……定盤、16……蓋材、18……ホー
ス、20……シール台、21……カツト刃導入
溝、22……突き切り刃導入溝、24……挾持用
ベース、27……挾持用押さえ材、28……シー
ルバー、29……カツト刃、30……突き切り
刃、37……案内溝、38……軸、39……レバ
ー、44……吸着穴、46……真空カツプ、50
……パイプ、52……操作用レバー、54……ノ
ズル、99……切り目、100……袋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被包装物載置用の定盤10上部のシール台20
    上面に突き切り刃導入溝22を形成すると共に、
    該突き切り刃導入溝と対向するように、前記定盤
    の上に気密に被さる蓋材16の内部に突き切り刃
    30を設け、前記定盤の上に載置した袋100に
    対して前記突き切り刃をアクチユエータの動力で
    突き立てて袋の一部を開口し、ホースを介して前
    記の蓋材内の空気を排除するとき、前記開口から
    袋内の空気を引き出し、そのあと前記シール台上
    に下降するシールバー28で前記開口の内側を加
    熱シールするようにした真空包装装置において、
    前記突き切り刃導入溝22の内側のシール台上面
    に吸着穴44を開設すると共に、前記吸着穴44
    の上部に対向するように設けた真空カツプ46を
    前記突き切り刃30に固定し、これら吸着穴44
    と真空カツプ46とをそれぞれチユーブ45,4
    7を介して真空源に接続する一方、前記蓋材16
    の両側の壁間にパイプ50を回転自在に支持し、
    前記蓋材を貫通して突き出した前記パイプ50の
    一端をガス供給源に連結すると共に、前記パイプ
    からL字形のノズル54を垂下し、該ノズルの先
    端を袋の前記開口に挿入するために前記パイプの
    端に操作用レバー52を設けた真空ガス置換包装
    装置。
JP721288U 1988-01-22 1988-01-22 Expired - Lifetime JPH0531054Y2 (ja)

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JP721288U JPH0531054Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22

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JP721288U JPH0531054Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22

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JPH01114505U JPH01114505U (ja) 1989-08-01
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