JPH0531043B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0531043B2
JPH0531043B2 JP58225003A JP22500383A JPH0531043B2 JP H0531043 B2 JPH0531043 B2 JP H0531043B2 JP 58225003 A JP58225003 A JP 58225003A JP 22500383 A JP22500383 A JP 22500383A JP H0531043 B2 JPH0531043 B2 JP H0531043B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bfg
steam pressure
main steam
heavy oil
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58225003A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60117001A (ja
Inventor
Juzo Nakayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP22500383A priority Critical patent/JPS60117001A/ja
Publication of JPS60117001A publication Critical patent/JPS60117001A/ja
Publication of JPH0531043B2 publication Critical patent/JPH0531043B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、共同火力発電所等で使用される多
種燃料を混焼するボイラの燃焼制御方式に関す
る。
(ロ) 背景 製鉄所に併設される共同火力発電所では、多種
類の燃料を混焼させるのが通常であり、特に高炉
の未然ガスであるBFG(高炉ガス)を有効に利用
するために他の燃料と混合使用している。しかし
このBFGは他の燃料に比べ、カロリが750Kcal/
Nm3と極めて低い(例えばCOG:5170Kcal/N
m3、NG:9000Kcal/Nm3、重油:10000Kcal/
Kl)し、またこのガスは高炉の操業状態により、
カロリ量が±50Kcal/Nm3程度に変わるという
不安定さがある。それゆえ、この低カロリ、燃焼
不安定なBFGのみでボイラを焚くことは不可能
であり、上記したように他の燃料との混焼とな
る。
第1図に、従来の混焼ボイラの燃焼制御回路を
示している。同図において、BFG流量の定値制
御されるとともに、重油流量を負荷量に応じて変
化し、主蒸気圧力を一定に保つようにマスタ制御
するようにしている。すなわちBFG流量と設定
器1の設定値がコントローラ2に入力され、この
コントローラ2の出力により、BFG流量が設定
器1の設定値に等しくなるように制御ダンパ3が
制御される。また重油流量とBFG流量が加算器
4で加算されてコントローラ5に入力される。さ
らに主蒸気圧量と、設定器6の主蒸気圧量設定値
がコントローラ7に入力され、このコントローラ
7の出力と負荷量が加算器8で加算されて、コン
トローラ5に入力され、このコントローラ5の出
力で重油制御弁9が制御されるようになつてい
る。このような回路による従来の燃焼制御の欠点
は、必ずしも全ての状態に対応して運用制御でき
ないということである。この欠点が生じるのは、
共同火力の持つ特性によるものであるが、通常
BFG量は高炉の操業状態で定まり、操業度が増
すとBFGが増量する。BFG増量の際には、燃料
として高カロリ燃料、例えば重油の量を減じて
BFGを増やしていくことになる。しかし燃焼を
継続していくためには、最低限の重油が必要であ
るところから、第2図に示すように、重油流量が
その最小量に達し、なおBFGを増量する場合に
は、ボイラの負荷を上げてBFG増量に対応する
ことになる。この場合、第1図に示した回路の重
油マスタ制御では、一旦重油を増量して負荷を上
げ、負荷上昇後にBFGの設定を上げて、重油を
減らすようにしている。しかし、これでは重油を
むだ使いするのみでなく、重油の増量、減量のた
めの重油ポンプの起動、停止やバーナの点火、消
火等に多大の労力を要することになる。
そこで、上記の問題を解消するために、すなわ
ち重油を増減せずして第3図に示すように負荷を
上昇させるために、BFGをマスタ運用できるよ
うにし、BFGで負荷をとる方法が考えられる。
ところがBFGで負荷をとるとなると、また新た
な問題が生じる。すなわち、BFGガスは性状が
不安定であり、カロリの変動等があると主蒸気圧
力変動が著しく、この主蒸気圧力の変動を制御す
るためにはBFG量の変動が極めて大となる。
BFGは、本来低カロリの燃料であるから、同一
負荷をとるために必要なガス量は非常に多く、ボ
イラ内に蓄積されるガス量の変化が大きくなり、
これが炉内ドラフトの制御や、O2制御、蒸気温
度制御に極端な悪影響を及ぼすこととなる。
(ハ) 目的 この発明の目的は、上記に鑑み、BFGマスタ
制御で主蒸気圧力の変動を極力抑え、BFGガス
の増減をなるべく安定になし得る混焼ボイラの燃
焼制御方式を提供することである。
(ニ) 構成 上記目的を達成するために、この発明の燃焼制
御方式は、負荷量に応じて高カロリ燃料をマスタ
制御して主蒸気圧力を一定に保ち、低カロリ燃料
を定値制御する状態と、負荷量に応じて低カロリ
燃料をマスタ制御して主蒸気圧力を一定に保ち、
高カロリ燃料を定値制御する状態とを切替え得る
ようにし、前記低カロリ燃料を負荷の変動に応じ
てマスタ制御する場合に、前記主蒸気圧力の変動
に応じて前記高カロリ燃料の定値分を補正するよ
うにしている。
(ホ) 実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に
説明する。
第4図は、この発明の1実施例を示す混焼ボイ
ラの燃焼制御回路を示すブロツク図である。
第4図においてBFG流量信号は、切替器11
を介してコントローラ12に入力されるととも
に、加算器13に入力されている。重油流量信号
は切替器14を介してコントローラ15に入力さ
れるとともに、加算器13に入力されている。加
算器13の出力は、切替器11を介してコントロ
ーラ12に、あるいは切替器14を介してコント
ローラ15に入力されるようになつている。
また、主蒸気圧力信号と主蒸気圧力設定器16
の設定値がコントローラ17に入力され、さら
に、コントローラ17の出力と負荷量信号が加算
器18で加算され、切替器19を介してコントロ
ーラ15に、あるいは切替器20を介してコント
ローラ12に入力されるようになつている。
また、BFG流量設定器21の設定値が切替器
20を介してコントローラ12に入力され、コン
トローラ12の出力で、BFG制御ダンパ22が
制御されるようになつている。さらに、コントロ
ーラ17の出力は演算リレー23にも入力され、
この演算リレー23の出力と重油流量設定器24
よりの設定値が加算器25で加算され、切替器1
9を介してコントローラ15に入力されている。
このコントローラ15の出力で、重油制御弁26
が制御される。
切替器11,14,19,20は、BFGマス
タ制御と重油マスタ制御を切替えるために設けら
れており、BFGマスタ制御の場合は矢符Aのル
ートで信号が伝達され、重油マスタ制御の場合は
矢符Aで示すものとは逆のルートの信号が伝達さ
れる。
演算リレー23は、BFGマスタ制御の場合は
入力=出力となり、重油マスタ制御の場合は出力
=0となるものであり、加算器25とで、BFG
マスタ制御時の主蒸気圧力の変動に対する負荷の
補正回路27を構成している。
この燃焼制御回路において、切替器11,1
4,19,20が重油マスタ制御側に切替えられ
ると、BFG流量は定値制御され、また演算リレ
ー23の出力が0となるので、回路は第1図に示
すものと同じになる。
また、上記各切替器がBFGマスタ制御側に切
替えられると、重油流量が定値制御されることに
なる。
また負荷と燃料がバランスしているときは、主
蒸気圧力のコントローラ17の出力が0となり、
負荷信号が加算器18を介して、マスタ選択され
る側のコントローラ12あるいは15の設定値と
なる。そして負荷と燃料のバランスがくずれて、
主蒸気圧力が変動すると、主蒸気圧力のコントロ
ーラ17は、その主蒸気圧力の変動分を負荷信号
に対して補正するように働く。
今、第4図の実施例回路において、BFGマス
タ制御の場合の負荷変動を想定する。
まず補正回路27を設けない場合には、第5図
に示すように、BFG増量で負荷はリニアに上昇
するが、上記した理由で主蒸気圧力が変動する
と、コントローラ17がその変動に応じて、+又
は−の信号を出力し、これがBFG流量を大きく
振らせることになる。
しかし補正回路27を設けていると、第6図に
示すようにBFG増量で負荷が上昇し、主蒸気圧
力が変動しても、コントローラ17の変動出力
が、補正回路27の演算リレー23、加算器25
を介してコントローラ15に加えられ、重油流量
の設定値を同時に+又は−に振らせる。重油は
BFGと相違し、高カロリでかつ安定した燃料で
あるから、主蒸気圧力への反映も早く、主蒸気圧
力は重油流量の変動補正により、即座に元の状態
に復帰する。そのため、BFGにかかる負担が軽
減される。これにより、負荷の変動に対して
BFGの変化もリニアになり、主蒸気圧力が安定
する。その上、炉内ドラフト制御、O2制御、蒸
気温度制御などに与える影響も少なくなる。
なお、上記実施例において、高カロリ燃料とし
て重油を例にあげたが、他の高カロリ燃料を使用
してもよいこというまでもない。
(ヘ) 効果 この発明によれば、BFGマスタ制御も可能に
したから、重油等の高カロリ燃料のむだ使いを防
止できる。その上、BFGマスタ制御において、
負荷変動に対し、主蒸気圧力が変動すると、その
変動分を高カロリ燃料の定値補正で補正するよう
にしているので、BFG流量の変動及びそれによ
る主蒸気圧力の変動を抑えることができ、BFG
変動による炉内ドラフト制御、O2制御、蒸気温
度制御等への悪影響を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の混焼ボイラの燃焼制御回路を示
すブロツク図、第2図は同燃焼制御回路による負
荷、BFG流量の時間変化を示す図、第3図は
BFGマスタ制御を一般的に説明するための負荷、
BFG流量の時間変化を示す図、第4図はこの発
明の1実施例を示す混焼ボイラの燃焼制御回路を
示すブロツク図、第5図は同燃焼制御回路におい
て、主蒸気圧力の補正回路を設けない場合の動作
を説明するための主蒸気圧力、負荷、BFG流量、
重油流量の時間変化を示す図、第6図は同燃焼制
御回路の主蒸気圧力の補正回路を設けた場合の動
作を説明するための主蒸気圧力、負荷、BFG流
量、重油流量の時間変化を示す図である。 11,14,19,20:切替器、12,1
5,17:コントローラ、13,18,25:加
算器、16,21,24:設定器、22:BFG
制御ダンパ、23:演算リレー、26:重油制御
弁、27:補正回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高カロリ燃料と低カロリ燃料を混焼するボイ
    ラの燃焼制御方式であつて、 前記高カロリ燃料を負荷量に応じてマスタ制御
    して主蒸気圧力を一定に保ち、低カロリ燃料を定
    値制御する状態と、負荷量に応じて低カロリ燃料
    をマスタ制御して主蒸気圧力を一定に保ち、高カ
    ロリ燃料を定値制御する状態とを切替え得るよう
    にし、前記低カロリ燃料を負荷の変動に応じてマ
    スタ制御する場合に、前記主蒸気圧力の変動に応
    じて前記高カロリ燃料の定値分を補正するように
    した混焼ボイラの燃焼制御方式。
JP22500383A 1983-11-28 1983-11-28 混焼ボイラの燃焼制御方式 Granted JPS60117001A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22500383A JPS60117001A (ja) 1983-11-28 1983-11-28 混焼ボイラの燃焼制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22500383A JPS60117001A (ja) 1983-11-28 1983-11-28 混焼ボイラの燃焼制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60117001A JPS60117001A (ja) 1985-06-24
JPH0531043B2 true JPH0531043B2 (ja) 1993-05-11

Family

ID=16822553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22500383A Granted JPS60117001A (ja) 1983-11-28 1983-11-28 混焼ボイラの燃焼制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60117001A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4723895B2 (ja) * 2005-04-20 2011-07-13 富士機械製造株式会社 タレット装置
JP6480744B2 (ja) 2015-02-09 2019-03-13 Dmg森精機株式会社 工作機械

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5437925A (en) * 1977-08-31 1979-03-20 Shimadzu Corp Control device of multi-fuel fired furnace
JPS5682320A (en) * 1979-12-07 1981-07-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Controlling method of mixed fuel burning

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5437925A (en) * 1977-08-31 1979-03-20 Shimadzu Corp Control device of multi-fuel fired furnace
JPS5682320A (en) * 1979-12-07 1981-07-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Controlling method of mixed fuel burning

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60117001A (ja) 1985-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0531043B2 (ja)
JPS6391402A (ja) ボイラ制御装置
JPS6029515A (ja) 燃焼制御装置
JPH0230425B2 (ja)
JPH0510567B2 (ja)
JPS6365206A (ja) ボイラ蒸気温度制御装置
JP2807483B2 (ja) ボイラ火炉・煙風道圧力制御装置
JPH0456221B2 (ja)
JPS63273724A (ja) 低o↓2燃焼のためのクロスリミット回路
JPS6143080Y2 (ja)
JPH035489B2 (ja)
JPS62155437A (ja) 石炭焚きボイラにおける燃料量制御装置
JPS63271001A (ja) 廃熱ボイラのドラム圧力制御方法
JPH0395305A (ja) ボイラ排ガス混合装置の制御方法
JPH07286723A (ja) 誘引通風機の制御方法
JPS62284108A (ja) ボイラの空気流量制御装置
JPS61105001A (ja) 流動床ボイラ主蒸気圧力制御方式
JPS63263301A (ja) 石炭焚貫流ボイラの制御装置
JPS599281Y2 (ja) 混焼燃料制御装置
SU1617262A1 (ru) Система регулировани процесса горени в котлоагрегате
JPS6124903A (ja) ボイラ自動制御装置
JPS6350601B2 (ja)
JPH07310902A (ja) 貫流ボイラの蒸気温度制御方法
JPS61140702A (ja) 混焼ボイラの負荷制御装置
JPH0451722B2 (ja)