JPH0530887A - 煎餅の炭火焼機における火床機構 - Google Patents
煎餅の炭火焼機における火床機構Info
- Publication number
- JPH0530887A JPH0530887A JP20993091A JP20993091A JPH0530887A JP H0530887 A JPH0530887 A JP H0530887A JP 20993091 A JP20993091 A JP 20993091A JP 20993091 A JP20993091 A JP 20993091A JP H0530887 A JPH0530887 A JP H0530887A
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- JP
- Japan
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- charcoal
- fire
- fire bed
- rice cracker
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 商品価値の高い煎餅を効率良く焼成でき、か
つ炭火の火力調整及び炭の投入、灰の取出し等を容易に
する。 【構成】 煎餅生地を載せた焼網2・・・を順次反転さ
せつゝ生地裏表を下方の炭火の火力を利用して焼き上げ
るようにした煎餅焼機において、火床5の底板15を焼
網2に対して上下位置調整自在に配設し、火力を調整で
きるようにする。前記火床5を上下駆動装置28の荷台
34上に載置し、同装置28により火床5全体を降下し
て炭aの投入、灰の取出し等を容易にできるよう構成す
る。 【効果】 焼網2を反転させつゝ煎餅生地の裏表を焼く
ため、従来のガス、電気による自動焼機に比べて生産効
率が悪くならず、また炭火で焼くので、風味、商品価値
等が向上し、さらに火力の調整及び炭の投入、灰の取出
しを容易にできる。
つ炭火の火力調整及び炭の投入、灰の取出し等を容易に
する。 【構成】 煎餅生地を載せた焼網2・・・を順次反転さ
せつゝ生地裏表を下方の炭火の火力を利用して焼き上げ
るようにした煎餅焼機において、火床5の底板15を焼
網2に対して上下位置調整自在に配設し、火力を調整で
きるようにする。前記火床5を上下駆動装置28の荷台
34上に載置し、同装置28により火床5全体を降下し
て炭aの投入、灰の取出し等を容易にできるよう構成す
る。 【効果】 焼網2を反転させつゝ煎餅生地の裏表を焼く
ため、従来のガス、電気による自動焼機に比べて生産効
率が悪くならず、また炭火で焼くので、風味、商品価値
等が向上し、さらに火力の調整及び炭の投入、灰の取出
しを容易にできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、煎餅生地を木炭、セラ
ミックス炭等による炭火によって焼成するようにした煎
餅の炭火焼機における火床機構に関する。
ミックス炭等による炭火によって焼成するようにした煎
餅の炭火焼機における火床機構に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、煎餅は、煎餅生地をコンベアに載
せて回転させ、その下方からガスや電気を利用して焼成
する、所謂機械焼きが大部分である。まれには、手焼煎
餅と称して、店頭において炭火で焼きながら展示販売し
ている所もある。
せて回転させ、その下方からガスや電気を利用して焼成
する、所謂機械焼きが大部分である。まれには、手焼煎
餅と称して、店頭において炭火で焼きながら展示販売し
ている所もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、前者のコ
ンベアを利用してガスや電気で焼成する装置は、生産効
率が良い反面、炭火を利用した手焼煎餅のような、おい
しさ、風味が得られない。また、商品自体を比べるまで
もなく、手焼煎餅の方が商品価値が高いと認識されてい
る消費者の実情も否定できない。一方、後者の手焼き
は、おいしさ、風味、商品価値等の全てが機械焼きに比
べて 一段上であるが、大量生産が不可能で、コスト高
となる問題がある。
ンベアを利用してガスや電気で焼成する装置は、生産効
率が良い反面、炭火を利用した手焼煎餅のような、おい
しさ、風味が得られない。また、商品自体を比べるまで
もなく、手焼煎餅の方が商品価値が高いと認識されてい
る消費者の実情も否定できない。一方、後者の手焼き
は、おいしさ、風味、商品価値等の全てが機械焼きに比
べて 一段上であるが、大量生産が不可能で、コスト高
となる問題がある。
【0004】本発明は、上記した従来の技術の有するこ
のような問題点を解消した煎餅の炭火焼機における火床
機構を提供することを目的とする。
のような問題点を解消した煎餅の炭火焼機における火床
機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の煎餅の炭火焼機における火床機構は、煎餅
生地を載せた焼網を順次反転させながら、生地裏表を下
方の炭火の火力を利用して焼き上げるようにした煎餅の
炭火焼機において、底板を前記焼網に対して上下位置調
整自在に配設した上面開口の火床を、上下駆動装置の荷
台上に載置したことを特徴とする。
に、本発明の煎餅の炭火焼機における火床機構は、煎餅
生地を載せた焼網を順次反転させながら、生地裏表を下
方の炭火の火力を利用して焼き上げるようにした煎餅の
炭火焼機において、底板を前記焼網に対して上下位置調
整自在に配設した上面開口の火床を、上下駆動装置の荷
台上に載置したことを特徴とする。
【0006】
【作用】煎餅生地を、スタ−ト側の焼網に載せ、駆動源
を始動させると、並設されている多数の焼網は、その反
転機構により、スタ−ト側から順次反転され、煎餅生地
を表裏反転させながら一定方向へ搬送する。これによ
り、生地表、裏両面を下方の火床の炭火の火力を利用し
て焼き上げることになる。また、煎餅生地は搬送の途中
で、上方のプレス機構によって、押えられ、生地を焼く
ことによって生じる膨張を適当に抑制し、一定の厚さに
調整される。各焼網は反転して隣接の焼網に生地を反転
載置すると同時に水平な元の位置に復帰し、次回の反転
に備える。
を始動させると、並設されている多数の焼網は、その反
転機構により、スタ−ト側から順次反転され、煎餅生地
を表裏反転させながら一定方向へ搬送する。これによ
り、生地表、裏両面を下方の火床の炭火の火力を利用し
て焼き上げることになる。また、煎餅生地は搬送の途中
で、上方のプレス機構によって、押えられ、生地を焼く
ことによって生じる膨張を適当に抑制し、一定の厚さに
調整される。各焼網は反転して隣接の焼網に生地を反転
載置すると同時に水平な元の位置に復帰し、次回の反転
に備える。
【0007】火床の底板は、その上下位置調整機構によ
り、焼網に対して上下に位置調整されるので、このよう
に上下位置調整を行なうことで、煎餅生地に対する炭火
の火力を任意に調整することができる。また、上下駆動
装置により、荷台を上下動することで、該荷台上に載置
した火床は上昇位置、または降下位置に移動調整され
る。従って、火床全体を上下位置調整することによって
も、焼網に対する炭火の火力調整を行なうことができる
だけでなく、降下することで、火床に対して炭の収容お
よび着火、並びに炭の補充、または炭の取出しを便利に
行なうことができる。
り、焼網に対して上下に位置調整されるので、このよう
に上下位置調整を行なうことで、煎餅生地に対する炭火
の火力を任意に調整することができる。また、上下駆動
装置により、荷台を上下動することで、該荷台上に載置
した火床は上昇位置、または降下位置に移動調整され
る。従って、火床全体を上下位置調整することによって
も、焼網に対する炭火の火力調整を行なうことができる
だけでなく、降下することで、火床に対して炭の収容お
よび着火、並びに炭の補充、または炭の取出しを便利に
行なうことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1(A)は一部焼網を取外し、一部切欠
した炭火焼機の平面図を示し、同(B)は一部切欠した
炭火焼機の側面図を示す。図2は図1(B)におけるA
−A線矢視図を示す。図1(A)、(B)および図2に
示したように、炭火焼機は、本体フレ−ム1と、複数の
焼網2・・・と、焼網2の反転機構3と、プレス機構4
と、複数の火床5・・・を主要部材として構成されてい
る。
て説明する。図1(A)は一部焼網を取外し、一部切欠
した炭火焼機の平面図を示し、同(B)は一部切欠した
炭火焼機の側面図を示す。図2は図1(B)におけるA
−A線矢視図を示す。図1(A)、(B)および図2に
示したように、炭火焼機は、本体フレ−ム1と、複数の
焼網2・・・と、焼網2の反転機構3と、プレス機構4
と、複数の火床5・・・を主要部材として構成されてい
る。
【0009】上記本体フレ−ム1は、アングル等によっ
て所要の高さ及び横幅並びに長さに枠組み形成され、そ
の上面の左右両側部にあって、長さ方向へ平行に固設し
たアングル1a、1aに焼網支軸6・・・の両端部を貫
通することで上記複数の焼網2・・・が、本体フレ−ム
1の長さ方向へ一定間隔lをおいて、同方向へ反転自在
に軸支されている。各焼網2・・・の一側端は各焼網支
軸6・・・に固定され、水平位置から図1(B)に二点
鎖線で示した如く、隣接の焼網2側へ反転することで、
図示しない煎餅生地を隣接焼網2に転送するよう設けて
ある。
て所要の高さ及び横幅並びに長さに枠組み形成され、そ
の上面の左右両側部にあって、長さ方向へ平行に固設し
たアングル1a、1aに焼網支軸6・・・の両端部を貫
通することで上記複数の焼網2・・・が、本体フレ−ム
1の長さ方向へ一定間隔lをおいて、同方向へ反転自在
に軸支されている。各焼網2・・・の一側端は各焼網支
軸6・・・に固定され、水平位置から図1(B)に二点
鎖線で示した如く、隣接の焼網2側へ反転することで、
図示しない煎餅生地を隣接焼網2に転送するよう設けて
ある。
【0010】焼網反転機構3は、図2に示したように、
本体フレ−ム1の一側部にあって、その長さ方向へ支承
され、図示しない駆動源により歯車伝達機構7を介在し
て回転される回転軸8に、その長さ方向へ各焼網支軸6
・・・と対応する間隔をおいて複数のカム9・・・が固
定され、該各カム9によって昇降自在に複数の反転ロッ
ド10・・・が本体フレ−ム1に支承され、該各反転ロ
ッド10・・・の上端と、各焼網支軸6・・・の一端を
クランク機構11にて連結することで、焼網2の反転、
復帰を反復するよう形成されている。また、複数の焼網
2・・・は、煎餅生地が載せられるスタ−ト側(図1
(A)、(B)において左側)から一定の時間差をおい
て順次反転及び復帰されるよう、上記回転軸8に対して
各カム9・・・は周方向へ一定角度ずつ、ずらして固定
してある。
本体フレ−ム1の一側部にあって、その長さ方向へ支承
され、図示しない駆動源により歯車伝達機構7を介在し
て回転される回転軸8に、その長さ方向へ各焼網支軸6
・・・と対応する間隔をおいて複数のカム9・・・が固
定され、該各カム9によって昇降自在に複数の反転ロッ
ド10・・・が本体フレ−ム1に支承され、該各反転ロ
ッド10・・・の上端と、各焼網支軸6・・・の一端を
クランク機構11にて連結することで、焼網2の反転、
復帰を反復するよう形成されている。また、複数の焼網
2・・・は、煎餅生地が載せられるスタ−ト側(図1
(A)、(B)において左側)から一定の時間差をおい
て順次反転及び復帰されるよう、上記回転軸8に対して
各カム9・・・は周方向へ一定角度ずつ、ずらして固定
してある。
【0011】プレス機構4は、図示しない駆動源と、該
駆動源によって昇降動作され、降下することで焼網2上
の煎餅生地を下方へ押圧するための押え板13を下端に
設けた複数の昇降ロッド12・・・等で形成されてい
る。このプレス機構4は、煎餅生地を焼くときに生じる
膨張を抑制し、適当かつ一定の厚さに調整するよう機能
する。
駆動源によって昇降動作され、降下することで焼網2上
の煎餅生地を下方へ押圧するための押え板13を下端に
設けた複数の昇降ロッド12・・・等で形成されてい
る。このプレス機構4は、煎餅生地を焼くときに生じる
膨張を抑制し、適当かつ一定の厚さに調整するよう機能
する。
【0012】火床5は、図3ないし図5に明示した如
く、耐火レンガ等の耐火材料、または耐熱処理された材
料で、上面開口の平面長方形状に形成されている。そし
て、本発明の火床機構は次のように構成されている。上
記火床5の底部は鋼板5a等で閉塞され、その四隅に
は、該火床5を横方向(図1(A)において手前方向)
へ引出し可能に、引出し用の車輪14・・・が取付けて
あり、内部には、耐火レンガや耐熱処理された材料で平
板状に形成した底板15が上下動自在に配置させてあ
り、該底板15は火床5に設けた上下調整機構16によ
って上下位置調整が行なわれる。
く、耐火レンガ等の耐火材料、または耐熱処理された材
料で、上面開口の平面長方形状に形成されている。そし
て、本発明の火床機構は次のように構成されている。上
記火床5の底部は鋼板5a等で閉塞され、その四隅に
は、該火床5を横方向(図1(A)において手前方向)
へ引出し可能に、引出し用の車輪14・・・が取付けて
あり、内部には、耐火レンガや耐熱処理された材料で平
板状に形成した底板15が上下動自在に配置させてあ
り、該底板15は火床5に設けた上下調整機構16によ
って上下位置調整が行なわれる。
【0013】上記上下調整機構16は次のように構成さ
れている。図1ないし図5に示したように、火床5の長
さ方向における両端部の下部に2本のカム軸17、1
7′が軸受18、18を介在して貫通することで、火床
5の長さ方向と直角方向へ平行に架設され、該各カム軸
17、17′には底板15の上下用カム19、19が軸
方向へ所定間隔をおいて各2個固定させてある。上記火
床5から手前側へ延出されている上記各カム軸17、1
7′の端部にはウオ−ムホイ−ル20が各固定させてあ
る。
れている。図1ないし図5に示したように、火床5の長
さ方向における両端部の下部に2本のカム軸17、1
7′が軸受18、18を介在して貫通することで、火床
5の長さ方向と直角方向へ平行に架設され、該各カム軸
17、17′には底板15の上下用カム19、19が軸
方向へ所定間隔をおいて各2個固定させてある。上記火
床5から手前側へ延出されている上記各カム軸17、1
7′の端部にはウオ−ムホイ−ル20が各固定させてあ
る。
【0014】また、火床5の手前の側壁5b表面には、
回転軸21が軸受22・・・を介在して水平に、かつ回
転自在に配置され、該回転軸21の両端に固定したウオ
−ム23、23を上記各カム軸17、17′のウオ−ム
ホイ−ル20、20と噛合させてある。上記回転軸21
の略中間部にはベベルギヤ24が固定され、一方、火床
5の側壁5b表面に固設した軸受25にはハンドル26
が回転自在に軸支され、そのハンドル軸26aに固定し
たベベルギヤ27と、上記回転軸21のベベルギヤ24
とが噛合され、これにより、ハンドル26の回転が上下
用カム19・・・に伝達され、同カム19にて底板15
が上下に位置調整される。
回転軸21が軸受22・・・を介在して水平に、かつ回
転自在に配置され、該回転軸21の両端に固定したウオ
−ム23、23を上記各カム軸17、17′のウオ−ム
ホイ−ル20、20と噛合させてある。上記回転軸21
の略中間部にはベベルギヤ24が固定され、一方、火床
5の側壁5b表面に固設した軸受25にはハンドル26
が回転自在に軸支され、そのハンドル軸26aに固定し
たベベルギヤ27と、上記回転軸21のベベルギヤ24
とが噛合され、これにより、ハンドル26の回転が上下
用カム19・・・に伝達され、同カム19にて底板15
が上下に位置調整される。
【0015】上記火床5全体は、図1(A)、(B)及
び図2に示したように上下駆動装置28の荷台34上に
載置されている。この上下駆動装置28は、2本のリン
ク29、30の中央部を枢軸31にて枢着した左右の一
対のリンク機構32、32′と、油圧シリンダ33と、
該油圧シリンダ33を図示しないスイッチの操作によっ
て作動する図示しない油圧制御ユニットと、上記荷台3
4とで構成される。即ち、一対のリンク機構32、3
2′における2本のリンク29、30の一端と上記荷台
34を、また、該リンク29、30の他端と本体フレ−
ム1の底部を各ピン35・・・にて枢着し、一方、油圧
シリンダ33は本体フレ−ム1の底部にピン36にて枢
着すると共に、シリンダロッド33aを上記枢軸31に
枢着し、これにより、シリンダロッド33aによって枢
軸31が押し上げられ、または引き下げられることで、
荷台34が上昇し、または降下し、荷台34上の火床5
全体を上下駆動するよう構成されている。
び図2に示したように上下駆動装置28の荷台34上に
載置されている。この上下駆動装置28は、2本のリン
ク29、30の中央部を枢軸31にて枢着した左右の一
対のリンク機構32、32′と、油圧シリンダ33と、
該油圧シリンダ33を図示しないスイッチの操作によっ
て作動する図示しない油圧制御ユニットと、上記荷台3
4とで構成される。即ち、一対のリンク機構32、3
2′における2本のリンク29、30の一端と上記荷台
34を、また、該リンク29、30の他端と本体フレ−
ム1の底部を各ピン35・・・にて枢着し、一方、油圧
シリンダ33は本体フレ−ム1の底部にピン36にて枢
着すると共に、シリンダロッド33aを上記枢軸31に
枢着し、これにより、シリンダロッド33aによって枢
軸31が押し上げられ、または引き下げられることで、
荷台34が上昇し、または降下し、荷台34上の火床5
全体を上下駆動するよう構成されている。
【0016】上記構成とした上下駆動装置28の荷台3
4上に火床5全体を載置することで、該火床5は前記し
た焼網2・・・の下方に配置されるが、上記荷台34
は、その前後方向(図1(A)、(B)において左右方
向)の長さが、火床5のそれよりも短く形成されてい
て、引出し用の車輪14・・・は荷台34に載置されず
に図1(B)に示した如く、荷台34の前後から下方へ
突出し、火床5全体を下降限まで降下させることで、本
体フレ−ム1の底部にあって、その横方向に敷設して手
前側へ延出した引出し用レ−ル37、37に、上記引出
し用車輪14、14が係合し、火床5を焼網2の下部か
ら手前側へ引出してきて、炭aの収容及び着火並びに灰
の取出し等が都合よく行ない得るよう構成されている。
4上に火床5全体を載置することで、該火床5は前記し
た焼網2・・・の下方に配置されるが、上記荷台34
は、その前後方向(図1(A)、(B)において左右方
向)の長さが、火床5のそれよりも短く形成されてい
て、引出し用の車輪14・・・は荷台34に載置されず
に図1(B)に示した如く、荷台34の前後から下方へ
突出し、火床5全体を下降限まで降下させることで、本
体フレ−ム1の底部にあって、その横方向に敷設して手
前側へ延出した引出し用レ−ル37、37に、上記引出
し用車輪14、14が係合し、火床5を焼網2の下部か
ら手前側へ引出してきて、炭aの収容及び着火並びに灰
の取出し等が都合よく行ない得るよう構成されている。
【0017】また、上記上下駆動装置28によって火床
5全体を降下させた状態で、火床5内に対して炭aの出
し入れや、着火及び灰の取出し等を行なうことができ、
さらに、火床5全体を引出し用レ−ル37、37に沿っ
て外側へ引出すのに十分な広さを有する開口部1aが本
体フレ−ム1の側部に開設させてある。なお、上記構成
とした火床5は、焼網2・・・の下方に複数個本体フレ
−ム1の長さ方向へ並設されている。
5全体を降下させた状態で、火床5内に対して炭aの出
し入れや、着火及び灰の取出し等を行なうことができ、
さらに、火床5全体を引出し用レ−ル37、37に沿っ
て外側へ引出すのに十分な広さを有する開口部1aが本
体フレ−ム1の側部に開設させてある。なお、上記構成
とした火床5は、焼網2・・・の下方に複数個本体フレ
−ム1の長さ方向へ並設されている。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、焼網2・・・を反転させつゝ下方の炭火で
煎餅生地裏表を焼くため、ガスや電気を使った従来の自
動焼機と比べて生産効率も遜色がなく、しかも炭火によ
る直火焼きのため、おいしさ、風味、商品価値等が著し
く向上するものである。また、火床5の底板15を焼網
2・・・に対して上下位置調整することで、炭火の火力
調整が容易で、程良い焼加減が維持でき、見栄えの良い
焦目を付けることができる。さらに、火床5全体は上下
駆動装置28に載置されているため、同装置28により
火床5を降下させることで炭の投入、着火及び灰の取出
しが容易である等の効果を奏するものである。
ているので、焼網2・・・を反転させつゝ下方の炭火で
煎餅生地裏表を焼くため、ガスや電気を使った従来の自
動焼機と比べて生産効率も遜色がなく、しかも炭火によ
る直火焼きのため、おいしさ、風味、商品価値等が著し
く向上するものである。また、火床5の底板15を焼網
2・・・に対して上下位置調整することで、炭火の火力
調整が容易で、程良い焼加減が維持でき、見栄えの良い
焦目を付けることができる。さらに、火床5全体は上下
駆動装置28に載置されているため、同装置28により
火床5を降下させることで炭の投入、着火及び灰の取出
しが容易である等の効果を奏するものである。
【図1】(A)、(B)は本発明に係る火床機構を備え
た煎餅の炭火焼機の実施例を、一部焼網を取出し、一部
切欠して示した平面図と側面図である。
た煎餅の炭火焼機の実施例を、一部焼網を取出し、一部
切欠して示した平面図と側面図である。
【図2】図1(B)におけるA−A線矢視断面図であ
る。
る。
【図3】同実施例における火床を示した平面図である。
【図4】同実施例における火床の縦断面図である。
【図5】同実施例における火床の横断面図である。
1 本体フレ−ム 2 焼網 5 火床 15 底板 16 上下調整機構 28 上下駆動装置 34 荷台
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 煎餅生地を載せた焼網を順次反転させな
がら、生地裏表を下方の炭火の火力を利用して焼き上げ
るようにした煎餅の炭火焼機において、底板を前記焼網
に対して上下位置調整自在に配設した上面開口の火床
を、上下駆動装置の荷台上に載置したことを特徴とする
煎餅の炭火焼機における火床機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20993091A JPH0530887A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 煎餅の炭火焼機における火床機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20993091A JPH0530887A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 煎餅の炭火焼機における火床機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530887A true JPH0530887A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16581014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20993091A Pending JPH0530887A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 煎餅の炭火焼機における火床機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530887A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105053095A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-11-18 | 安庆市鸿旺食品有限公司 | 一种红薯烘烤装置 |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP20993091A patent/JPH0530887A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105053095A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-11-18 | 安庆市鸿旺食品有限公司 | 一种红薯烘烤装置 |
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