JPH0530877Y2 - - Google Patents

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JPH0530877Y2
JPH0530877Y2 JP6849889U JP6849889U JPH0530877Y2 JP H0530877 Y2 JPH0530877 Y2 JP H0530877Y2 JP 6849889 U JP6849889 U JP 6849889U JP 6849889 U JP6849889 U JP 6849889U JP H0530877 Y2 JPH0530877 Y2 JP H0530877Y2
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punch
holder
attachment
rod
press device
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JP6849889U
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  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案は、打抜き加工やカジメ、刻印、圧入、
曲げ加工等に使用するプレス装置において、パン
チ下に絶対に手指が入らないようにした安全でし
かもパンチの位置決めも容易なアタツチメントに
関するものである。
(ロ) 従来技術 上記のような作業を行なうプレス装置では、従
来ピストンロツド下端(プレスラム)に直接パン
チを取付けるので、被加工品を治具によりセツト
した場合に、パンチ下に空間があり、誤つて装置
を作動させて手指に大ケガを負うことがあつた。
そこで、最近は安全のために両手押し式スイツ
チによりプレス装置を作動させるようにしている
が、誤操作や誤作動が皆無とはいえない。
また、学校や研究室等で使用する場合には、大
量に加工する産業用の場合とは異なり、極めて少
量多種類のプレス加工を行なうので、そのたびに
治具を取換えて被加工品の位置決めをしなければ
ならなず、非常に手間と時間がかかつていた。
(ハ) 考案の開示 本考案は、パンチ先端がはじめから被加工品に
圧接していて、被加工品を固定するための治具も
不要で、パンチ下に手指が入る余地がなく、ハン
ドル操作によつてパンチを引上げることにより被
加工品を容易にずらすことができるので、位置決
め作業も簡単に行うことができる極めて安全なプ
レス装置のアタツチメントを提供するものであ
る。
即ち、本考案はプレス装置のピストンロツド下
端に取付けるアタツチメント本体の下方をシリン
ダ部とし、該シリンダ部内のピストンのロツドは
下端にパンチを取付けるホルダーとなし、該ホル
ダーは上記アタツチメント本体内に挿入した圧縮
コイルスプリングにより降下するよう賦勢され、
さらに該ホルダー中間部にはラツク杆を立設した
支持板を取付け、該ラツク杆はアタツチメント側
方に軸着したハンドルの回転軸に固定されたピス
トンと噛合して該ハンドルの回動により上記ホル
ダーを上記スプリングに抗して上下動可能に構成
されてなるプレス装置の位置決め用アタツチメン
トに関するものである。
以下、本考案の実施例を図により説明する。
(ニ) 実施例 1は油圧、空圧又は両者を併用したシリンダ2
を搭載する通常のプレス装置のピストンロツドの
下端部(プレスラム)を示すもので、該ロツド1
の下端に本考案のアタツチメントが取付けられ
る。
3はアタツチメント本体で、該本体3の下方は
シリンダ部4となし、該シリンダ部4内のピスト
ン5のロツドは下端にパンチ7を取付けるパンチ
ホルダー6となつており、該ホルダー6はアタツ
チメント本体1内上部からシリンダ部4を貫挿し
て該ホルダー6軸心中間部に至るまで挿入された
圧縮コイルスプリング8により常に降下するよう
に賦勢されている。これにより被加工品が初めか
らパンチ7に圧接されることになる。
9は上記パンチホルダー6の中間部に取付けた
支持板10端部に立設固定したラツク杆で、該ラ
ツク杆9はアタツチメント本体3側方に上下方向
に回動可能に軸支されたハンドル11の回転軸1
2に固定されたピニオン13と噛合し、ハンドル
11を手前に回せばラツク杆9を介してパンチホ
ルダー6をスプリング8に抗して引上げ、パンチ
7先端を被加工品からシリンダ部4のストローク
分だけ浮かせることができるようになつている。
しかして、第3図によりテーブル14上に置い
た被加工品である板材15の所定個所に穴明け加
工を施す場合を例に説明すると、まずプレス装置
のシリンダロツド1が上昇端にあるとき、パンチ
7はそのホルダー6がスブリング8に押圧されて
降下しているため板材15上に圧接している。
そこで、板材15に描いたケガキ線にパンチ7
を合わせるためには、片手で板材15をつかみ、
他方の手でハンドル11を手前に回してパンチ7
を板材15上から多少浮かせるようにして、板材
15をずらしながら位置決めを行なう(第3図
イ)。
位置が決まつたら、手からハンドル11を離す
ことにより、再びパンチ7が穴明け位置で板材1
5を圧接することになり、従つて板材15を所定
位置で固定するための治具は必要としない。
次に、プレス装置を作動させる。これにより、
ロツド1がアタツチメント本体3と共に降下し、
スプリング8を圧縮して行くと共にパンチホルダ
ー6上端に形成されたピストン5に突当たり、更
にロツド1が降下することによりホルダー6を押
圧して下端のパンチ7が板材15の所定個所に穴
明けを行うのである。(第3図ロ)。
穴明けが完了したら、プレス装置の逆作動によ
りロツド1がアタツチメント本体3と共に上昇し
て行くが(第3図ハ)、ホルダー6はスプリング
8により下降方向に賦勢されているため、そのま
まではパンチ7は板材15から離れない。
そこで、ハンドル11を再び回してパンチ7を
浮かせてもよいが、本実施例ではこの場合のホル
ダー6の上昇手段としてシリンダ部4の下方側面
に設けられた圧縮空気吹込口16からピストン5
下側に向けて圧縮空気を送入し、スプリング8に
抗してホルダー6(従つてパンチ7)を強制的に
引上げるように構成されている。図中17はシリ
ンダ部4上方側面に設けられた空気抜き口であ
る。なお、図では、この圧縮空気吹込みとプレス
装置のロツド1上昇とが同時に行なわれる例を示
している(第3図ハ)。
このようにして穴明けが完了したら、板材15
を次の穴明け位置までずらし、あるいは他の被加
工品と入れ換え、しかる後シリンダ部4への圧縮
空気吹込みを停止する。これにより、再びスプリ
ング8の押圧力でパンチ7が被加工品15を圧接
することになる。
(ホ) 考案の効果 本考案は上述のようにしてなり、プレス装置の
作動前からアタツチメント本体内に挿入した圧縮
スプリングによりホルダー下端のパンチが被加工
品に接しているので、パンチ下に絶対に手指が入
ることがないので極めて安全であり、またハンド
ル操作によりパンチを浮かせて被加工品を簡単に
ずらすことができるので、パンチの位置決めも容
易であり、さらに上記スプリングによりパンチが
被加工品を圧接するので、被加工品を固定するた
めの治具を使用する必要がないから、学校や研究
所など特に少量多種のプレス加工を行なう所では
非常に経済的で手間と時間もかからず、構造簡
単・製作容易にして種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプレス装置における位置
決め用アタツチメントの一例を示す縦断面図、第
2図は第1図A−A断面図、第3図イ〜ハは作用
説明図である。 符号説明、1……プレス装置のピストンロツ
ド、2……プレス装置のシリンダ、3……アタツ
チメント本体、4……シリンダ部、5……ピスト
ン、6……パンチホルダー、7……パンチ、8…
…圧縮コイルスプリング、9……ラツク杆、10
……支持板、11……ハンドル、12……ハンド
ル回転軸、13……ピニオン、14……テーブ
ル、15……被加工品(板材)、16……圧縮空
気吹込口、17……空気抜き口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プレス装置のピストンロツド下端に取付ける
    アタツチメント本体の下方をシリンダ部とし、
    該シリンダ部内のピストンのロツドは下端にパ
    ンチを取付けるホルダーとなし、該ホルダーは
    上記アタツチメント本体内に挿入した圧縮コイ
    ルスプリングにより降下するよう賦勢され、さ
    らに該ホルダー中間部にはラツク杆を立設した
    支持板を取付け、該ラツク杆はアタツチメント
    側方に軸着したハンドルの回転軸に固定された
    ピニオンと噛合して該ハンドルの回動により上
    記ホルダーを上記スプリングに抗して上下動可
    能に構成されてなることを特徴とするプレス装
    置における位置決め用アタツチメント。 (2) 前記アタツチメント本体のシリンダ部には、
    下方にプレス装置のピストンロツド上昇の際に
    シリンダ部内下側に圧縮空気が吹込まれる圧縮
    空気吹込口と、上方にシリンダ部の空気抜き口
    が設けられてなる実用新案登録請求の範囲第1
    項のプレス装置における位置決め用アタツチメ
    ント。
JP6849889U 1989-06-12 1989-06-12 Expired - Lifetime JPH0530877Y2 (ja)

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JPH039296U JPH039296U (ja) 1991-01-29
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