JPH05308765A - ステップモータのステータ構造 - Google Patents

ステップモータのステータ構造

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Publication number
JPH05308765A
JPH05308765A JP4110329A JP11032992A JPH05308765A JP H05308765 A JPH05308765 A JP H05308765A JP 4110329 A JP4110329 A JP 4110329A JP 11032992 A JP11032992 A JP 11032992A JP H05308765 A JPH05308765 A JP H05308765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator core
stator
step motor
heat radiation
bearing case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4110329A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Miyazawa
一幸 宮沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Universal Bio Research Co Ltd
Original Assignee
Unitec Co Ltd
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitec Co Ltd, Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Unitec Co Ltd
Priority to JP4110329A priority Critical patent/JPH05308765A/ja
Publication of JPH05308765A publication Critical patent/JPH05308765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ステップモータのステータ構造に
関し、特に、フレームを用いることなくステータコアに
放熱用フィン部を一体に形成する構成である。 【構成】 本発明によるステップモータのステータ構造
は、ステータコア(1)の両端部(1Aa,1Ab)に設けられた第
1、第2軸受ケース(10,11)と、前記ステータコア(1)の
周面に形成された放熱用フィン部(1B)とよりなる構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステップモータのステ
ータ構造に関し、特に、ステータコアに各軸受ケースを
嵌合させ、フレームを用いることなくステータコアに放
熱用フィン部を一体に形成するための新規な改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のステップ
モータのステータ構造としては、一般に、図6及び図7
にて示す構造が採用されている。すなわち、図6及び図
7において符号1で示されるものは、複数の小歯2を各
々有する複数の突出部3を有する輪状のステータコアで
あり、このステータコア1の周面1aには輪状のフレー
ム4が嵌合されている。このフレーム4の周面4aに
は、図7で示すように輪状をなすと共に放熱用フィン部
5aを有する放熱フレーム5が嵌合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のステップモータ
のステータ構造は、以上のように構成されていたため、
次のような課題が存在していた。すなわち、この種の大
型ステップモータにおいては、ステータコアを内蔵した
フレームと前蓋及び後蓋である各軸受ケースの嵌合によ
り、ロータと軸受の同芯構造を構成していたため、フレ
ームが必ず必要となり、構造を簡素化することが困難で
あった。また、このフレームは、ステップモータの構造
上、鉄系材料を用いており、放熱を改善するためにはア
ルミ製の放熱フレームを別体として取付けなければなら
なかった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ステータコアに各軸受ケー
スを嵌合させ、フレームを用いることなくステータコア
に放熱用フィン部を一体形成したステップモータのステ
ータ構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるステップモ
ータのステータ構造は、複数の小歯を有する複数の突出
部を一体に有するステータコアからなるステップモータ
のステータ構造において、前記ステータコアの両端部に
設けられた第1軸受ケース及び第2軸受ケースと、前記
各軸受ケースに形成された外輪部及び内輪部と、前記ス
テータコアの周面に形成された放熱用フィン部とを備
え、前記内輪部の内面は前記小歯と嵌合した構成であ
る。
【0006】さらに詳細には、前記ステータコアを構成
する多数のステータコア片の形状は全て同一であり、各
ステータコア片ごとに回転積層した構成である。
【0007】さらに詳細には、前記ステータコアを構成
する多数のステータコア片の形状は少なくとも2種類よ
りなり、前記各ステータコア片は積層されている構成で
ある。
【0008】
【作用】本発明によるステップモータのステータ構造に
おいては、ステータコアの周面に放熱用フィン部が一体
に形成され、各軸受ケースの内輪部がステータコアの小
歯に直接嵌合しているため、従来のフレームを用いるこ
となく放熱用フィン部を有するステップモータ用のステ
ータ構造を得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるステップモー
タのステータ構造の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分については同一符
号を付して説明する。図1から図5迄は、本発明による
ステップモータのステータ構造を示すためのもので、図
1は断面図、図2はステータコアを示す平面図、図3か
ら図5迄は他の実施例を示す平面図である。
【0010】まず、図1及び図2において符号1で示さ
れるものは複数の小歯を有する複数の突出部3を一体に
有するステータコアであり、このステータコア1は図2
の平面図と同一形状の多数のステータコア片1Aを積層
して形成されている。
【0011】前記ステータコア1の軸方向における両端
部1Aa,1Abには、ステータ巻線12が設けられる
と共に前蓋としての第1軸受ケース10及び後蓋として
の第2軸受ケース11が設けられ、この各軸受ケース1
0,11には外輪部10a,11a及び内輪部10b,
11bが形成されている。
【0012】前記内輪部11bは、前記小歯2に嵌合し
ていることによりステータコア1に固定されており、こ
れらの各軸受ケース10,11に設けられた各軸受1
2,13にはロータ14を有する回転軸15が回転自在
に設けられている。
【0013】前記ステータコア1は、図2に示す構成の
場合、その外周位置に放熱用フィン部1B及び4個の固
定用孔1Cが形成されており、各ステータコア片1Aを
180度ずつ回転させつつ積層させていくことにより、
この放熱用フィン部1Bと円弧状部とが交互に重なり合
う状態で形成され放熱効果を高めるように構成されてい
る。
【0014】また、図3に示す構成の場合、ステータコ
ア1の外周位置には放熱用フィン部1B及び4個の固定
用孔1Cが形成されており、図2の構成と同様に、各ス
テータコア片1Aを180度ごとに回転させつつ積層す
ることによりステータコア1の外周に複数の放熱用フィ
ン部1Bを得ることができる。
【0015】また、図4及び図5の場合、図4と図5に
示す異なる2種類の形状からなるステータコア片1A,
1ABを用意し、この各ステータコア片1A,1ABを
交互に積層させてステータコア1を形成することによ
り、ステータコア片1ABの放熱用フィン部1Bがステ
ータコア片1Aの外周から外方に突出する形状で形成さ
れる。なお、図4及び図5においては、2種類のステー
タコア片1A,1ABを用いた場合について述べたが、
2種類に限ることなく、例えば、3種類及び4種類等と
することもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明によるステップモータのステータ
構造は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、従来構成で不可欠
であったフレームを省略することができ、製品コストを
大幅に引き下げることができる。また、ステータコア外
周を放熱用フィン部とすることができ、ステータコア自
体を冷却することができ、放熱効果を従来よりも大幅に
改善することができる。また、同一形状のステータコア
片を回転積層することにより放熱用フィン部を形成する
ことができ、ステータコア片の金型を1個で済ませるこ
とができる。さらに、2種類のステータコア片を用いる
ことにより簡単に放熱用フィン部を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステップモータのステータ構造を
示す断面図である。
【図2】図1のステータコアを示す平面図である。
【図3】図1の他のステータコアを示す平面図である。
【図4】ステータコア片を示す平面図である。
【図5】ステータコア片を示す平面図である。
【図6】従来のステータコアを示す平面図である。
【図7】従来の放熱フレームを示す平面図である。
【符号の説明】
1 ステータコア 1Aa,1Ab 両端部 2 小歯 1A,1AB ステータコア片 1B 放熱用フィン部 3 突出部 10 第1軸受ケース 11 第2軸受ケース 10a,11a 外輪部 10b,11b 内輪部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の小歯(2)を有する複数の突出部(3)
    を一体に有するステータコア(1)からなるステップモー
    タのステータ構造において、前記ステータコア(1)の両
    端部(1Aa,1Ab)に設けられた第1軸受ケース(10)及び第
    2軸受ケース(11)と、前記各軸受ケース(10,11)に形成
    された外輪部(10a,11a)及び内輪部(10b,11b)と、前記ス
    テータコア(1)の周面に形成された放熱用フィン部(1B)
    とを備え、前記内輪部(10b,11b)の内面は前記小歯(2)と
    嵌合して構成されていることを特徴とするステップモー
    タのステータ構造。
  2. 【請求項2】 前記ステータコア(1)を構成する多数の
    ステータコア片(1A,1AB)の形状は全て同一であり、前記
    各ステータコア片(1A,1AB)ごとに回転積層した構成より
    なることを特徴とする請求項1記載のステップモータの
    ステータ構造。
  3. 【請求項3】 前記ステータコア(1)を構成する多数の
    ステータコア片(1A,1AB)の形状は少なくとも2種類より
    なり、前記各ステータコア片(1A,1AB)は積層されている
    構成よりなることを特徴とする請求項1記載のステップ
    モータのステータ構造。
JP4110329A 1992-04-28 1992-04-28 ステップモータのステータ構造 Pending JPH05308765A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008301674A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp フレームレス回転電機の固定子及びその製造方法
CN102197222A (zh) * 2008-10-28 2011-09-21 Lg电子株式会社 压缩机
JP2014241686A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 日本電産サンキョー株式会社 モータ
JP2017225264A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 三菱電機株式会社 機器及び発熱構造

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