JPH0530852U - 電動スクリーン装置 - Google Patents

電動スクリーン装置

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JPH0530852U
JPH0530852U JP087336U JP8733691U JPH0530852U JP H0530852 U JPH0530852 U JP H0530852U JP 087336 U JP087336 U JP 087336U JP 8733691 U JP8733691 U JP 8733691U JP H0530852 U JPH0530852 U JP H0530852U
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JP
Japan
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screen
storage box
stored
case body
switch
Prior art date
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Application number
JP087336U
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English (en)
Inventor
尚 山本
清 和田
照夫 興野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0530852U publication Critical patent/JPH0530852U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】運搬が容易で且つ部屋の有効利用を高め得るス
クリーン装置の提供。 【構成】上部に非載置物を載置させ得るよう形成された
ケース本体(3)と、このケース本体内に格納される収納
ボックス(2)と、この収納ボックスを前後方向に進退自
在に駆動する駆動手段(5,6a〜6c)と、収納ボックス内
にロール状に収納されるスクリーン(7)と、収納ボック
スの突出時にスクリーンを引出して設定し,且つ引出さ
れたスクリーンを下降させて収納するスクリーン昇降機
構(9)と、この昇降機構及び上記駆動手段を正方向又は
逆方向に連続的に駆動するモータ(11,4)と、操作用スイ
ッチ(Sw)及び/又はリモコン受光部(13)等を備えて構
成。 【効果】本考案装置は比較的軽いのでどこにでも容易に
持ち運んで設置でき、その装置上にAV機器や家具等を
載せられるので、部屋の有効利用を高めることができ、
更に、スイッチ操作のみで簡単にスクリーンの設定及び
収納ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一般家庭等において、ビデオ作品や衛星放送等を迫力ある大画面で 感動的に鑑賞できる、ビデオプロジェクタ等の映像投写用の電動スクリーン装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、我が国におけるカラーTV(テレビジョン)装置の普及率は目覚しく、 “一家に1台”から“1人1台”の時代となりつつある。そして、一家全員が集 まる茶の間や客間等においてはほぼ30inch以上の表示画面を備えたカラーTVを 設置して、この大型TV装置により、画質の優れた衛星放送やVTR等を、迫力 あるスピーカ音声付きで楽しむことが、今や一般的になっている。かかる大型の カラーTV装置は、その殆ど全てがCRTを使用しているので、画面が大型にな ればなる程奥行も大きくなり、重量も重くなって運搬が困難となり、しかも比較 的狭い部屋しかない一般家庭においては、三十数インチ以上の大型TV装置の設 置は殆ど不可能である。
【0003】 また、材料力学的見地からも、CRTをこれより更に大きく構成することは困 難なので、それ以上の大型表示画面を実現するには、例えばカラー液晶等、CR T以外の表示装置を使用する必要がある。そのため、投写型液晶TVや、ビデオ プロジェクタとスクリーンを用いた大型プロジェクションTV装置等が開発され 、市販され始めている。そして、かかる大型TV装置を部屋に設置し、更に4〜 5個のスピーカを部屋の4隅等に設置して、映画館なみの大画面と迫力に満ちた サラウンド音響で映像作品等を鑑賞しようとする、例えばラヴィオン(LAVION;登 録商標)のような所謂ホームシアターの設置が、特に文化レベルの高い家庭にお いて必需品となり始めている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 我が国における家屋事情を考慮した場合、なるべく設置場所を占有しないで映 像の大画面化を実現しようとすると、部屋の壁等にスクリーンを設置し、これに ビデオプロジェクタで映像を投写する方式が、現状では最も簡便で有利であるが 、それでもなお、スクリーンを常時設置するだけのスペースさえも取り難いので 、見たい時だけスクリーンを窓際や壁際に利用者が自分の手で設置するしかなく 、設置や後片付けが面倒であるという欠点がある。
【0005】 また、ロール状に収納したスクリーン収納箱を天井に取付けて、下からスクリ ーンを引出すように構成されたものは、スペース的には有効であるが、収納箱の 取付け工事が面倒であり、一旦取付けると移動が不可能になるので、部屋の模様 替えが困難となり、他の部屋で見れなくなってしまうという欠点がある。更に、 スクリーンの引出しや収納には人力を要するのが一般的であり、スイッチ操作の みで自動的に設定,収納でき、しかも場所を殆ど取らないですむスクリーン装置 の開発が嘱望されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の電動スクリーン装置は、上部に非載置物を載置させ得るよう形成され たケース本体と、このケース本体内に格納される収納ボックスと、この収納ボッ クスを前後方向に進退自在に駆動する駆動手段と、上記収納ボックス内にロール 状に収納されるスクリーンと、上記収納ボックスの突出時に上記スクリーンを引 出して設定し,且つ引出されたスクリーンを下降させて収納するスクリーン昇降 機構と、この昇降機構及び上記駆動手段を正方向又は逆方向に駆動する電動モー タとを備えて構成することにより、上記課題を解消したものである。
【0007】
【実施例】
本考案の電動スクリーン装置の一実施例について、図1以降を参照しながら説 明する。図1は本考案の電動スクリーン装置1をスクリーン7を引出す途中の段 階で示す側面図、図2はスクリーン7を引出して設定した状態で示す電動スクリ ーン装置1の正面図である。なお、昇降機構9は本考案の趣旨には直接関係しな いので、繁雑さを回避するために、その詳細な構成の図示は省略している。
【0008】 両図に示すように、本考案装置1は、箱状のケース本体3,引出し式の収納ボ ックス2,スクリーン7,スクリーン昇降機構9,引出し機構(後述の図3参照 )等から成っている。スクリーン7の最上部にはスクリーン固定板(板状のもの に限らず棒状でも良い)8が設けられ、例えばその中央部にはスクリーン昇降機 構9の先端が回動自在に取付けられている。また、ケース本体3の側面には操作 用のスイッチSwが備えられ、収納ボックス2の前面にはリモコン用の受光部(受 信部)13が設けられている。
【0009】 なお、ケース本体3の上にはテレビジョンTVのみが図示されているが、その両 側にスピーカを配置しても良く、或いはこれらを収容したAVラック自体を載置 しても構わない。更に、本棚や比較的軽い家具等、スクリーン7の設定に支障を きたさない程度の奥行のものであれば、何を載せても構わない。
【0010】 本考案装置1は通常ゆか(畳よりも固い板張り等の方が良い)14の上に設置 されるが、スクリーン固定板8が天井に衝突しない程度の低さのものであれば、 家具やAVラック等の上に載置しても構わない。
【0011】 次に、本考案装置1の主要部の構成及び動作について、図3(A),(B) を併せ参 照して説明する。図3(A) は本考案装置1を、天板10を外して示す平面図であ り、図示の上半分は収納ボックス2をケース本体3に格納した状態を、下半分は 収納ボックス2をケース本体3より前方(矢印α方向)に引出した状態を、夫々 示している。また、図3(B) は同図(A) 直線B−B′に沿う断面図である。
【0012】 この図3(A),(B) において、4はリニアドモータ(以下単に「モータ」と記載 する)、5は収納ボックス2に取付けられた専用のアーム{同図(B) の二点鎖線 は格納時を示している}、6a〜6cはケース本体3内の左右及び底部中央に夫 々敷設されたスライドレール、11はスクリーン昇降機構駆動用のモータ、12 は天板10に取付けられた補強材であり、その他、図1,図2に示した各構成要 素と同一要素には同一番号を付している。
【0013】 かかる構成の本考案装置1は、通常、図3(A) の上半分に示した状態で安置さ れている。これを使用するには、スイッチSwを“開”側にONするか、又は所定の リモコン装置(図示せず)の操作(スタート)釦を押すだけで良い。するとまず 、モータ4が回転を開始して、これにウォームギア等で連結されたアーム5を、 前方(矢印α方向)に移動させることにより、収納ボックス2を前方にせり出す ようにして押し出す(突出させる)。
【0014】 この収納ボックス2が、例えば図1,図3(B) 又は図3(A) の下半分に示した 位置にまで押し出されると、ケース本体3内の所定位置に設置されたストッパス イッチが押動されることにより、モータ4を停止させ、ほぼ同時に、例えばリレ ースイッチ(いずれも図示せず)が押動(ON)されることにより、モータ11の回 転が始まる。これによりスクリーン昇降機構9が作動して、図1に示す如く、ス クリーン7を上方(矢印β方向)に引上げ、最終的には図2に示した状態にセッ トするわけである。
【0015】 なお、スクリーン7の上昇途中でスイッチSwをOFF にするか、又はリモコン装 置の停止釦を押すことにより、上昇を停止させてその位置に保持することもでき るが、最終的には昇降機構9の一部が、収納ボックス2内の所定位置に設置され たストッパスイッチ(図示せず)を押動することにより、モータ11が自動的に 停止して、スクリーン7の上昇を停止させる。かかるスクリーン昇降機構9の具 体的構成としては、周知の昇降機構で構わないが、本出願人が先に提案した特願 平3−19286号や実願平3−9401号に記載されたものを使用すれば、ケ ース本体3の高さを低く形成できるので、一層有利である。
【0016】 次に、スクリーン7を収納する場合は、スイッチSwを“閉”側に回すか、又は リモコン装置の操作(収納)釦を押すだけで良い。これにより、まずモータ11 が前記とは逆方向に回転して昇降機構9(従ってスクリーン固定板8)を下方に 駆動させる。すると、スクリーン7の下辺に取付けられた円棒15が、図示しな い巻取り手段(コイルバネやゼンマイバネ等)により図3(B) の矢印γ方向に回 転してスクリーン7を巻取ることにより、収納ボックス2内にスクリーン7を昇 降機構9もろとも収納する。
【0017】 かかる収納動作終了(間際)の位置において、収納ボックス2内の所定位置に 設置されたストッパスイッチが押動されることにより、モータ11を停止させ、 ほぼ同時に、例えばリレースイッチ(いずれも図示せず)が押動(ON)されること により、モータ4の逆回転が始まる。これによりアーム5が矢印αとは反対の方 向に移動して、収納ボックス2を引込める。この収納ボックス2が、図3(A) の 上半分に示した位置にまで引込まれると、ケース本体3内の所定位置に設置され たストッパスイッチ(図示せず)が収納ボックス2の一部により押動されて、モ ータ4を自動的に停止させる(即ち電源OFF となる)わけである。
【0018】 なお、収納ボックス2前面の適当な位置に、赤色発光ダイオード等の照明部品 を取付けると共に、例えば収納ボックス2内に点滅回路を設け、その電源ON,OFF を前記リレースイッチやストッパスイッチで行なうよう構成すれば、スクリーン 7の設定及び/又は収納動作中に照明部品を点滅させて、観客の注意を喚起させ ることができ、安全性が向上する。
【0019】 また、収納ボックス2とケース本体3とが対向する位置や、昇降機構9等に摺 動抵抗などを設け、この摺動抵抗を介して室内の照明灯を点灯させるよう回路構 成すれば、収納ボックス2の押出しやスクリーン7の上昇と連動して照明を暗く したり、スクリーン7の下降や収納ボックス2の引込みと連動して照明を明るく する等の演出効果ができ、しかも、室内が自動的に暗くなっているので、ビデオ プロジェクタ等の映像がより鮮明に見えるようになるという特長も生じる。
【0020】 以上の説明においては、電動モータを、収納ボックスの駆動手段用とスクリー ン昇降機構用に夫々1個ずつ設けるものとしたが、これに限らず、適当な伝達手 段及び切換え手段を設けることにより、1個の電動モータで兼用することもでき る。また、スイッチSwやリモコン受光部13の取付け位置は、図示した個所に限 らず、他の位置でも良い。なお、スクリーン7はビデオプロジェクタ等からの映 像投写用に限らず、例えば映写機や幻燈機,或いはOHPの投写用としても使用 できる。
【0021】
【考案の効果】
本考案の電動スクリーン装置は以上のように構成したので、次のような種々の 優れた特長を有する。 (1) 比較的に軽くてコンパクトなので、狭い部屋にでも容易に持ち運んで設置で きる。 (2) 電動スクリーン装置の上に、AVラック等の家具を載せたり、逆に本装置を 高さの低い家具等の上に設置したりできるので、部屋の有効利用ができる。 (3) 他のAVラックと組合せる等して、システムアップが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電動スクリーン装置の一実施例を示す
側面図である。
【図2】本考案装置を内蔵スクリーンを設定した状態で
示す正面図である。
【図3】本考案装置の主要部の一構成例を示す平面図及
び側断面図である。
【符号の説明】
1…電動スクリーン装置 2…収納ボックス 3…ケース本体 4,11…モータ 5…アーム 6a〜6c…スライドレール 7…スクリーン 8…スクリーン固定板 9…スクリーン昇降機構 10…天板 13…リモコン受光部 Sw…操作用スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に非載置物を載置させ得るよう形成さ
    れたケース本体と、該ケース本体内に格納される収納ボ
    ックスと、該収納ボックスを前後方向に進退自在に駆動
    する駆動手段と、上記収納ボックス内にロール状に収納
    されるスクリーンと、上記収納ボックスの突出時に上記
    スクリーンを引出して設定し,且つ該引出されたスクリ
    ーンを下降させて収納するスクリーン昇降機構と、該昇
    降機構及び上記駆動手段を正方向又は逆方向に駆動する
    電動モータとを備えて構成した電動スクリーン装置。
JP087336U 1991-09-30 1991-09-30 電動スクリーン装置 Pending JPH0530852U (ja)

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ID=13912031

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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