JPH05307985A - ブラシ装置 - Google Patents
ブラシ装置Info
- Publication number
- JPH05307985A JPH05307985A JP9130592A JP9130592A JPH05307985A JP H05307985 A JPH05307985 A JP H05307985A JP 9130592 A JP9130592 A JP 9130592A JP 9130592 A JP9130592 A JP 9130592A JP H05307985 A JPH05307985 A JP H05307985A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- electrode
- groove
- contact
- shape
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【構成】円筒状をなして回転し、その回転中心と同心の
溝を備えた電極２と、クランク状に曲げられ且つ先端が
Ｕ字状に曲げられたブラシ１とからなる。ブラシ１と電
極２はブラシ１の横棒部で電極２の溝の内周壁面と接触
し、またブラシ１の先端のＵ字状部で電極２の溝の外周
壁面と接触する。 【効果】回転する円筒状の電極と、電極と接触し、電力
・信号の伝達を行うブラシ装置において、ブラシと電極
との接触を常に保ち続けることができる。
溝を備えた電極２と、クランク状に曲げられ且つ先端が
Ｕ字状に曲げられたブラシ１とからなる。ブラシ１と電
極２はブラシ１の横棒部で電極２の溝の内周壁面と接触
し、またブラシ１の先端のＵ字状部で電極２の溝の外周
壁面と接触する。 【効果】回転する円筒状の電極と、電極と接触し、電力
・信号の伝達を行うブラシ装置において、ブラシと電極
との接触を常に保ち続けることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は回転する磁気ヘッドを用
いて記録再生を行う磁気記録再生装置において、磁気ヘ
ッドと一緒に回転し、磁気ヘッドからの再生出力を増幅
する増幅器へ電力を供給すブラシとスリップリングから
なるブラシ装置に関する。
いて記録再生を行う磁気記録再生装置において、磁気ヘ
ッドと一緒に回転し、磁気ヘッドからの再生出力を増幅
する増幅器へ電力を供給すブラシとスリップリングから
なるブラシ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のブラシ装置の一例を図３
を用いて説明する。ブラシ２００は直線状の金属棒数本
（図では４本）から構成され、基板１６にハンダ付けさ
れている。基板１６からはリード線（図示せず）が引き
出され、電源（図示せず）とブラシ２００とを接続して
いる。基板１６はねじ１４により金具１６に固定されて
いる。金具１６はねじ１５により支柱６に固定されてい
る。支柱６は下ドラム１１に固定されている。上ドラム
９及び上ドラム９に固定された磁気ヘッド１０，アンプ
８，スリップリング７は下ドラム１１に固定されたモー
ター１３により一体で回転する。磁気テープ（図示せ
ず）と磁気ヘッド１０が接触して得られた再生出力はア
ンプ８により増幅される。ここでアンプ８への電力供給
は、回転するスリップリング７の電極部１２とブラシ２
００が接触することにより行われる。
を用いて説明する。ブラシ２００は直線状の金属棒数本
（図では４本）から構成され、基板１６にハンダ付けさ
れている。基板１６からはリード線（図示せず）が引き
出され、電源（図示せず）とブラシ２００とを接続して
いる。基板１６はねじ１４により金具１６に固定されて
いる。金具１６はねじ１５により支柱６に固定されてい
る。支柱６は下ドラム１１に固定されている。上ドラム
９及び上ドラム９に固定された磁気ヘッド１０，アンプ
８，スリップリング７は下ドラム１１に固定されたモー
ター１３により一体で回転する。磁気テープ（図示せ
ず）と磁気ヘッド１０が接触して得られた再生出力はア
ンプ８により増幅される。ここでアンプ８への電力供給
は、回転するスリップリング７の電極部１２とブラシ２
００が接触することにより行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のブラシ装置
では、ブラシが直線状のため、ブラシとスリップリング
の電極部の接触面積が狭い。そのため、スリップリング
が高速で回転し、スリップリングの偏心等によってブラ
シが少しでも跳ねると、ブラシと電極部との接触が失わ
れ、アンプへの電力供給が絶たれ、アンプが作動停止し
てしまうという問題点があった。
では、ブラシが直線状のため、ブラシとスリップリング
の電極部の接触面積が狭い。そのため、スリップリング
が高速で回転し、スリップリングの偏心等によってブラ
シが少しでも跳ねると、ブラシと電極部との接触が失わ
れ、アンプへの電力供給が絶たれ、アンプが作動停止し
てしまうという問題点があった。
【０００４】本発明は上記従来の欠点を除去し、ブラシ
と電極部の十分な接触を得るブラシ装置を提供するもの
である。
と電極部の十分な接触を得るブラシ装置を提供するもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は回転する円筒状
の電極と、この電極と接触して電力・信号等の伝達を行
うブラシとからなるブラシ装置において、前記円筒状の
電極はその回転中心と同心の溝を備え、前記ブラシはク
ランク状に曲げられ且つ先端部が略Ｕ字状に曲げられて
なり前記クランク状の横棒部分で前記電極の溝の内側壁
面と接触し且つ前記略Ｕ字状部で前記電極の溝の外側壁
面と接触するように構成されている。
の電極と、この電極と接触して電力・信号等の伝達を行
うブラシとからなるブラシ装置において、前記円筒状の
電極はその回転中心と同心の溝を備え、前記ブラシはク
ランク状に曲げられ且つ先端部が略Ｕ字状に曲げられて
なり前記クランク状の横棒部分で前記電極の溝の内側壁
面と接触し且つ前記略Ｕ字状部で前記電極の溝の外側壁
面と接触するように構成されている。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例を示し、（ａ）は
ブラシの斜視図、（ｂ）は電極の断面図、（ｃ）はブラ
シと電極の接触状況を示す断面図、図２は本実施例の使
用状況を拡大して示す斜視図である。
ブラシの斜視図、（ｂ）は電極の断面図、（ｃ）はブラ
シと電極の接触状況を示す断面図、図２は本実施例の使
用状況を拡大して示す斜視図である。
【０００８】本実施例において、棒状の金属からなるブ
ラシ１は先端部をＵ字状に曲げられ、また棒状の途中部
分でクランク状に曲げられている（図１（ａ））。円筒
状の電極２は、その回転中心と同心に溝が穿たれて構成
され、溝の内周側及び外周側の壁面には、それぞれ内側
Ｖ溝４及び外側Ｖ溝５が加工されている（図１
（ｂ））。図１（ｃ）にこのようなブラシ１と電極２の
接触状況を示すように、ブラシ１はクランク状の縦棒部
分より先端側にある横棒部分で電極２の内側Ｖ溝４と接
触し、また先端のＵ字状部分で外側Ｖ溝５と接触するよ
うになっている。
ラシ１は先端部をＵ字状に曲げられ、また棒状の途中部
分でクランク状に曲げられている（図１（ａ））。円筒
状の電極２は、その回転中心と同心に溝が穿たれて構成
され、溝の内周側及び外周側の壁面には、それぞれ内側
Ｖ溝４及び外側Ｖ溝５が加工されている（図１
（ｂ））。図１（ｃ）にこのようなブラシ１と電極２の
接触状況を示すように、ブラシ１はクランク状の縦棒部
分より先端側にある横棒部分で電極２の内側Ｖ溝４と接
触し、また先端のＵ字状部分で外側Ｖ溝５と接触するよ
うになっている。
【０００９】図２に本実施例の使用状況を示すように、
電極２と絶縁層３が交互に積み重ねられて接着されたス
リップリング１００に対し、ブラシ１がクランク状の縦
棒部分でスリップリング１００の下面の溝部に入り込
み、上述のようにブラシ１と電極２が接触する。このよ
うな接触状況であれば、仮にスリップリング１００が偏
心しても、ブラシ１は内側Ｖ溝４及び外側Ｖ溝５のいず
れかと接触を保つこととなる。
電極２と絶縁層３が交互に積み重ねられて接着されたス
リップリング１００に対し、ブラシ１がクランク状の縦
棒部分でスリップリング１００の下面の溝部に入り込
み、上述のようにブラシ１と電極２が接触する。このよ
うな接触状況であれば、仮にスリップリング１００が偏
心しても、ブラシ１は内側Ｖ溝４及び外側Ｖ溝５のいず
れかと接触を保つこととなる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スリップ
リングの円筒状の電極に、電極の回転中心と同心の溝を
構成し、ブラシが溝の内周側壁面に加工されたＶ溝部及
び外周側壁面に加工されたＶ溝部の両方に接触するよう
にした。従って、スリップリングが高速で回転し、スリ
ップリングの偏心等でブラシと電極部の２ケ所の接触部
の一方でブラシが跳ねても、ブラシの金属棒のばね作用
により、もう一方の接触部におけるブラシと電極部の接
触圧が増加して、ブラシと電極部の接触は確保される。
よって、ブラシの跳ねによる電力供給停止により、アン
プが作動停止してしまう恐れがない。
リングの円筒状の電極に、電極の回転中心と同心の溝を
構成し、ブラシが溝の内周側壁面に加工されたＶ溝部及
び外周側壁面に加工されたＶ溝部の両方に接触するよう
にした。従って、スリップリングが高速で回転し、スリ
ップリングの偏心等でブラシと電極部の２ケ所の接触部
の一方でブラシが跳ねても、ブラシの金属棒のばね作用
により、もう一方の接触部におけるブラシと電極部の接
触圧が増加して、ブラシと電極部の接触は確保される。
よって、ブラシの跳ねによる電力供給停止により、アン
プが作動停止してしまう恐れがない。
【図１】本発明の一実施例を示し、（ａ）はブラシの斜
視図、（ｂ）は電極の断面図、（ｃ）はブラシと電極の
接触状況を示す断面図である。
視図、（ｂ）は電極の断面図、（ｃ）はブラシと電極の
接触状況を示す断面図である。
【図２】本発明の一実施例の使用状況を拡大して示す斜
視図である。
視図である。
【図３】従来のブラシ装置の一例を示す斜視図である。
１ ブラシ ２ 電極 ３ 絶縁層 ４ 内側Ｖ溝 ５ 外側Ｖ溝 １００ スリップリング
Claims (1)
- 【請求項１】 回転する円筒状の電極と、この電極と接
触して電力・信号等の伝達を行うブラシとからなるブラ
シ装置において、前記円筒状の電極はその回転中心と同
心の溝を備え、前記ブラシはクランク状に曲げられ且つ
先端部が略Ｕ字状に曲げられてなり前記クランク状の横
棒部分で前記電極の溝の内側壁面と接触し且つ前記略Ｕ
字状部で前記電極の溝の外側壁面と接触するように構成
したことを特徴とするブラシ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9130592A JPH05307985A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | ブラシ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9130592A JPH05307985A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | ブラシ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05307985A true JPH05307985A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14022755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9130592A Withdrawn JPH05307985A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | ブラシ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05307985A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2504368A (en) * | 2012-07-23 | 2014-01-29 | Overview Ltd | Improved slip ring apparatus and method of manufacturing a slip ring |
| JP2015202265A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | 京楽産業．株式会社 | 遊技機 |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP9130592A patent/JPH05307985A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2504368A (en) * | 2012-07-23 | 2014-01-29 | Overview Ltd | Improved slip ring apparatus and method of manufacturing a slip ring |
| JP2015202265A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | 京楽産業．株式会社 | 遊技機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |