JPH05307076A - Fmレーダーモジュール - Google Patents

Fmレーダーモジュール

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JPH05307076A
JPH05307076A JP4136068A JP13606892A JPH05307076A JP H05307076 A JPH05307076 A JP H05307076A JP 4136068 A JP4136068 A JP 4136068A JP 13606892 A JP13606892 A JP 13606892A JP H05307076 A JPH05307076 A JP H05307076A
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waveguide
signal
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signal generator
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Katsuhiko Takebe
克彦 武部
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 部品点数の削減を含む小型化と低廉化とを実
現したFMレーダーモジュールを提供する。 〔構成〕受信アンテナと送信アンテナとを送受兼用のア
ンテナ(12)として設置すると共に、この送受兼用ア
ンテナ(12)とFM信号発生器(11)とを接続する
導波管(13)などの導波路内に混合器(14)を構成
するショットキーバリア・ダイオード(SBD)などの
ダイオードを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の追突防止用警報
システムなどに利用されるFMレーダー装置を構成する
FMレーダーモジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車などの車両に搭載され追突や衝突
防止用警報装置などに利用される車載レーダ装置は、数
十cm程度の至近距離をも検出対象とすることから極め
て高い分解能が必要とされ、この点からパルスレーダの
形態よりもFMレーダの形態が好ましい。また、先行車
両などの標的までの最遠測定範囲はたかだか数百mであ
るため、既存のマイクロ波帯の通信施設などとの干渉を
回避する点からも、アンテナの小型化を図る点からも、
ミリ波帯の利用が好ましい。
【0003】従来、上記FMレーダー装置のうちFM信
号発生器、送信・受信アンテナ及び混合器を含むモジュ
ール部分は、マイクロストリップや導波管の導波路を基
本として図5や図6に示すように構成されている。図5
の場合には、FM信号発生器51で発生されたミリ波帯
のFM信号が、カップラーなどで構成される電力分割器
52で分割され、一方は送信アンテナ53から外部に放
射されると共に、他方はローカル信号として混合器55
の一方の入力端子に供給される。受信アンテナ54に受
信された反射波は、混合器55の他方の入力端子に供給
され、ローカル信号との混合によってビート信号を発生
させる。混合器55から出力されるビート信号の周波数
がFFT処理回路で検出され、マイクロプロセッサで反
射波を発生させた物体との距離に変換され、表示器に表
示される。
【0004】図6の場合には、FM信号発生器61で発
生されたミリ波帯のFM信号が、電力分割器62で分割
され、一方はサーキュレータ63を通って送受兼用のア
ンテナ64から外部に放射されると共に、他方はローカ
ル信号として混合器65の一方の入力端子に供給され
る。送受兼用のアンテナ64に受信された反射波は、混
合器65の他方の入力端子に供給され、ローカル信号と
の混合によってビート信号を発生させる。なお、図5と
図6のレーダーモジュールでは、適宜な箇所、例えば、
FM信号発生器と電力分割器の間などにアイソレータが
配置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5と図6に示した従
来のFMレーダーモジュールについては、部品点数の削
減を含む一層の小型化と低廉化とが要求されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のFMレーダモジ
ュールは、送信アンテナと受信アンテナとを送受兼用の
アンテナとして設置すると共に、この送受兼用のアンテ
ナとFM信号発生器とを接続する導波路内に混合器を構
成する非直線性素子を配置することにより、電力分割器
やサーキュレータなどの部品を削減しながら小型化と低
廉化とを実現するように構成されている。
【0007】
【作用】FM信号発生器で発生されたFM信号は、途中
にショットキーバリア・ダイオードなどの非直線性素子
から成る混合器が配置された導波管などの導波路を通し
て送受兼用のアンテナに供給され、ここから外部に放射
される。放射されたFM信号のうち物体で反射された部
分は反射波として送受兼用のアンテナに受信され、放射
時とは逆の経路をたどって導波路内の混合器に到達し、
FM信号発生器から供給されるFM信号と混合されてビ
ート信号を発生する。
【0008】図1は、本発明の一実施例に係わるFMレ
ーダーモジュールの構成を示す平面図、図2はその等価
回路である。図1と図2を参照すれば、この実施例のF
Mレーダーモジュールは、FM信号発生器11、送受兼
用のアンテナ12、導波管13及び混合器14から構成
されている。
【0009】導波管13は、金属ブロック10内に形成
された矩形状のミリ波帯の導波管であり、その先端部
は、横幅と高さのいずれもが先端に向けて直線的に増大
する四角錐状のホーン型アンテナ12に連なっている。
FM信号発生器11は、ミリ波帯の信号を発生するガン
ダイオードGDと、このガンダイオードGDの発振周波
数をほぼ直線的に変化させる周波数変調用のバラクタダ
イオードVDとが搭載されると共に、これら各素子にバ
イアス電圧と変調用電圧とを供給するための導体薄片に
よるバイアス供給線路と変調信号供給線路とが形成され
た平面回路から構成されている。同様に、混合器14
も、ショットキーバリア・ダイオードSBDを搭載する
と共に、これに対するバイアス供給路とビート信号取出
し用の信号路とを兼ねる導体薄片が形成された平面回路
から構成されている。
【0010】FM信号発生器11を構成する平面回路の
一例は、図3に示すように、4弗化エチレン(TFE)
などの誘電体基板11aと、この誘電体基板の表面に形
成された導体薄片11bと11cとによるバイアス供給
線路と変調信号供給線路とから構成されている。この平
面回路は、一点鎖線で示す導波管13の外側では、金属
ブロック10内に形成された空洞内に上下・左右方向に
FM信号の半波長に満たない微小な空隙を保った状態で
保持されており、この平面回路に沿うミリ波帯のFM信
号の伝播は抑圧される。
【0011】シートシンクと一方の端子の接地機構とを
兼ねた金属スタッドSTDが側方に形成されたネジ穴に
螺合されることにより金属ブロック10内に挿入され、
このスタッドの先端に保持されたガンダイオードGDが
一点鎖線で示す導波管13内に位置決めされると共に、
このガンダイオードの他方の端子がバイアス供給用の導
体薄片11bに電気的に接続されている。バラクタダイ
オードVDは、平面回路の導体薄片11bと11cの間
に保持された状態で導波管13内に位置決めされてい
る。
【0012】混合器14を構成する平面回路の一例は、
図4に示すように、誘電体基板14aと、この誘電体基
板の表面に形成されたバイアス供給用の導体薄片14
b,14c等とから構成されている。この平面回路は、
一点鎖線で示す導波管13の外側では、金属ブロック1
0内に形成された空洞内に上下・左右方向にFM信号の
半波長に満たない微小な空隙を保った状態で保持されて
おり、この平面回路に沿うFM信号の伝播は抑圧され
る。すなわち、この平面回路の導体薄片14b,14c
と金属ブロック内の空洞とによって、図2の等価回路中
にチョークコイルとして例示する低域通過濾波器が形成
されている。ショットキーバリア・ダイオードSBD
は、平面回路の導体薄片の間に保持された状態で一点鎖
線で示す導波管13内に位置決めされている。
【0013】図1,2を参照すれば、FM信号発生器1
1が発生したFM信号は、導波管13内を伝播し、ショ
ットキーバリア・ダイオードSBDによって一部が高調
波に変換されることに伴う多少の通過損失を受けながら
混合器14を通過して送受兼用のアンテナ12に到達
し、ここから外部に放射される。放射されたFM信号の
うち物体で反射された部分は反射波として送受兼用のア
ンテナ12に受信され、放射時とは逆向きに導波管13
内を伝播し、混合器14のショットキーバリア・ダイオ
ードSBDに到達する。このショットキーバリア・ダイ
オードSBDは、上記反射波として受信されたFM信号
と、FM信号発生器11から供給中のFM信号とを混合
し、差周波のビート信号を発生する。このビート信号
は、バイアス供給線路とビート信号の取出し用の信号線
路とを兼ねる同軸線路15を通してこのモジュールの外
部に取出される。
【0014】以上、ショットキーバリア・ダイオードな
どの非直線性素子を導波管内に挿入する平面回路上に搭
載する構成を例示した。しかしながら、このような平面
回路を介在させることなく、ショットキーバリア・ダイ
オードなどの非直線性素子を直接導波管内に配置した
り、この導波管に連なる同軸/導波管変換部内などに配
置する構成とすることもできる。FM信号発生器につい
ても、同様である。
【0015】また、FM信号発生器と混合器との間に、
必要に応じてアイソレータなどの適宜な部品を付加する
構成としてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のF
Mレーダモジュールは、送受兼用の送受信アンテナとF
M信号発生器とを接続する導波路内に混合器を構成する
非直線性素子を配置する構成であるから、従来必要とし
ていた電力分割器やサーキュレータなどの部品が削減で
き、これに伴う小型化と低廉化とを実現できるという効
果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のFMレーダーモジュールの
構成を示す平面図である。
【図2】図1のFMレーダーモジュールの等価回路図で
ある。
【図3】図1のFM信号発生器11を構成する平面回路
の一例を示す平面図である。
【図4】図1の混合器14を構成する平面回路の一例を
示す回路図である。
【図5】従来のFMレーダーモジュールの構成の一例を
示すブロック図である。
【図6】従来のFMレーダーモジュールの構成の他の一
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 FM信号発生器 12 送受兼用アンテナ 13 導波管 14 混合器 15 同軸線路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数が直線的に増減するFM信号を発
    生するFM信号発生器と、このFM信号を放射する送信
    アンテナと、この放射されたFM信号を受信する受信ア
    ンテナと、前記送信アンテナから放射するFM信号と前
    記受信アンテナが受信したFM信号とを混合してビート
    信号を発生する混合器とを備えたFMレーダーモジュー
    ルにおいて、 前記送信アンテナと前記受信アンテナとを送受兼用のア
    ンテナとして設置すると共に、この送受兼用のアンテナ
    と前記FM信号発生器とを接続する導波路内に前記混合
    器を構成するダイオードを配置したことを特徴とするF
    Mレーダー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記導波路は導波管から成り、前記混合器はこの導波管
    内に前記ダイオードを位置決めしながらかつこの導波管
    の外部においてこの導波管を形成する導体との間に前記
    FM信号の半波長に満たない空隙を形成しながら保持さ
    れる平面回路から成ることを特徴とするFMレーダーモ
    ジュール。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記FM信号発生器は、前記混合器と同様の平面回路か
    ら成り、このFM信号発生器から前記混合器を経て前記
    送受兼用のアンテナに至る導波管は、矩形断面形状が長
    さ方向に一定に保たれる直線導波管であることを特徴と
    するFMレーダーモジュール。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記送受兼用のアンテナは、ホーンアンテナであること
    を特徴とするFMレーダーモジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08179030A (ja) * 1994-07-01 1996-07-12 Hughes Aircraft Co 自動車速度制御および衝突回避装置用のrfセンサおよびレーダ
JP2006208096A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Isao Ota マイクロ波送受信器及び距離計

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