JPH0530705A - 振動搬送装置 - Google Patents
振動搬送装置Info
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- JPH0530705A JPH0530705A JP20322191A JP20322191A JPH0530705A JP H0530705 A JPH0530705 A JP H0530705A JP 20322191 A JP20322191 A JP 20322191A JP 20322191 A JP20322191 A JP 20322191A JP H0530705 A JPH0530705 A JP H0530705A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 物品を振動させながら所定方向に搬送する振
動搬送装置において、振動振幅を安定させる。 【構成】 基台39上に固定された第1の固定板42に
は、パルスモータ50が支持され、その回転軸51に
は、カム体47が連結体53を介して連結されている。
カム体47のカム板48は、その回転中心に対して偏心
しており、カム板48の外周の下端には、枠状の振動体
70に取付けられている当接ローラ73が当接してい
る。振動体70は、4つのリンク板58〜61によって
後方から支持されている。4つのリンク板58〜61の
他端側は、第2の固定板55に回動自在に取付けられお
り、下側のリンク板60、61は、バネ67によって常
に上方へ付勢されているため、カム体47のカム板48
が偏心回転すると、振動体70は、上下に一定振幅で振
動する。
動搬送装置において、振動振幅を安定させる。 【構成】 基台39上に固定された第1の固定板42に
は、パルスモータ50が支持され、その回転軸51に
は、カム体47が連結体53を介して連結されている。
カム体47のカム板48は、その回転中心に対して偏心
しており、カム板48の外周の下端には、枠状の振動体
70に取付けられている当接ローラ73が当接してい
る。振動体70は、4つのリンク板58〜61によって
後方から支持されている。4つのリンク板58〜61の
他端側は、第2の固定板55に回動自在に取付けられお
り、下側のリンク板60、61は、バネ67によって常
に上方へ付勢されているため、カム体47のカム板48
が偏心回転すると、振動体70は、上下に一定振幅で振
動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を振動させなが
ら、所定方向に搬送する振動搬送装置に関する。
ら、所定方向に搬送する振動搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数の計量部で計量された物品
を、その計量結果に基づいて組合せ排出する組合せ計量
装置では、複数の計量部に上方からそれぞれ物品を供給
するために分散型の振動搬送装置と直進型の振動搬送装
置とが用いられている。
を、その計量結果に基づいて組合せ排出する組合せ計量
装置では、複数の計量部に上方からそれぞれ物品を供給
するために分散型の振動搬送装置と直進型の振動搬送装
置とが用いられている。
【0003】図9は、この種の計量装置の筐体1の上面
1aに配置されている2種類の振動搬送装置10、20
の概略構造を示す図である。
1aに配置されている2種類の振動搬送装置10、20
の概略構造を示す図である。
【0004】分散型の振動搬送装置10は、基台11の
上方に複数の傾斜した板バネ12によって支持された振
動板13を、電磁石14の駆動によって、僅かに回転さ
せながら上下に振動させる。振動板13上には、円形傘
状の搬送板15が取付けられており、その頂部15aに
供給される物品Wは、この振動によって周縁部15bへ
向って分散搬送される。
上方に複数の傾斜した板バネ12によって支持された振
動板13を、電磁石14の駆動によって、僅かに回転さ
せながら上下に振動させる。振動板13上には、円形傘
状の搬送板15が取付けられており、その頂部15aに
供給される物品Wは、この振動によって周縁部15bへ
向って分散搬送される。
【0005】直進型の振動搬送装置20は、この搬送板
15の周縁部15bに沿って放射状に配置されている。
15の周縁部15bに沿って放射状に配置されている。
【0006】この振動搬送装置20は、振動搬送装置1
0とほぼ同様に、基台21の上方に2枚の傾斜した板バ
ネ22によって支持された振動板23を、電磁石24の
駆動によって矢印A方向に振動させる。
0とほぼ同様に、基台21の上方に2枚の傾斜した板バ
ネ22によって支持された振動板23を、電磁石24の
駆動によって矢印A方向に振動させる。
【0007】振動板23の上には、搬送板25がそれぞ
れ取付けられており、この搬送板25に受入れられた物
品は、矢印A方向に振動しながら計量部2へ排出され
る。
れ取付けられており、この搬送板25に受入れられた物
品は、矢印A方向に振動しながら計量部2へ排出され
る。
【0008】なお、2種類の振動搬送装置10、20の
電磁石14、24は、少ない駆動電力で大きな振動振幅
が得られるように、図10に示すように、機械系の固有
振動数f0 に近い駆動周波数fd の励磁信号で駆動され
ている。
電磁石14、24は、少ない駆動電力で大きな振動振幅
が得られるように、図10に示すように、機械系の固有
振動数f0 に近い駆動周波数fd の励磁信号で駆動され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の振動搬送装置では、環境変化等によって、板
バネのバネ定数が変化しやすく、機械系の共振特性が変
動してしまい、振動振幅が安定しないという問題があ
る。
うな従来の振動搬送装置では、環境変化等によって、板
バネのバネ定数が変化しやすく、機械系の共振特性が変
動してしまい、振動振幅が安定しないという問題があ
る。
【0010】また、電磁石14と振動板13との隙間あ
るいは電磁石24と板バネ22との隙間に制限されて大
きな振動が得られないという問題がある。
るいは電磁石24と板バネ22との隙間に制限されて大
きな振動が得られないという問題がある。
【0011】本発明は、この課題を解決した振動搬送装
置を提供することを目的としている。
置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の振動搬送装置は、基台と、前記基台に固定
されたモータと、前記モータによって回転されるカム体
と、前記カム体の外周に当接部を介して当接する振動体
と、前記カム体の回転による前記振動体の振動方向を、
所定方向に規制する規制機構と、前記振動体に連結さ
れ、前記振動体の振動を搬送面上の物品に伝えて、物品
を該搬送面に沿って搬送する搬送体とを備えている。
め、本発明の振動搬送装置は、基台と、前記基台に固定
されたモータと、前記モータによって回転されるカム体
と、前記カム体の外周に当接部を介して当接する振動体
と、前記カム体の回転による前記振動体の振動方向を、
所定方向に規制する規制機構と、前記振動体に連結さ
れ、前記振動体の振動を搬送面上の物品に伝えて、物品
を該搬送面に沿って搬送する搬送体とを備えている。
【0013】
【作用】このように構成されているため、本発明の振動
搬送装置は、基台に固定されたモータが回転駆動される
と、カム体が回転する。このカム体外周に当接部を介し
て当接している振動体は、規制機構によって規制された
所定方向に一定振幅で振動するため、搬送体が振動し
て、搬送面上の物品がその搬送面に沿って搬送される。
搬送装置は、基台に固定されたモータが回転駆動される
と、カム体が回転する。このカム体外周に当接部を介し
て当接している振動体は、規制機構によって規制された
所定方向に一定振幅で振動するため、搬送体が振動し
て、搬送面上の物品がその搬送面に沿って搬送される。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0015】図1は、本発明を適用した分散型の振動搬
送装置30の要部の側面図、図2は、振動搬送装置30
の全体の側面図、図3は、要部の正面図、図4は要部の
平面図をそれぞれ示している。
送装置30の要部の側面図、図2は、振動搬送装置30
の全体の側面図、図3は、要部の正面図、図4は要部の
平面図をそれぞれ示している。
【0016】図2に示すように、この振動搬送装置30
は、円形傘状の搬送板31と、この搬送板31を下方か
ら支持して振動させる振動駆動装置35とによって構成
されている。
は、円形傘状の搬送板31と、この搬送板31を下方か
ら支持して振動させる振動駆動装置35とによって構成
されている。
【0017】搬送板31の頂部31aは、後述する回動
軸76にネジ32によってねじ止めされている。
軸76にネジ32によってねじ止めされている。
【0018】振動駆動装置35の筐体36の上面36a
には、円形に開口された穴37が形成されており、この
穴37と回動軸76の外周には、ゴム製の伸縮体38が
取付けられている。
には、円形に開口された穴37が形成されており、この
穴37と回動軸76の外周には、ゴム製の伸縮体38が
取付けられている。
【0019】筐体36の下面側は、基台39によって塞
がれ、基台39の下面39a側の四隅には、脚40が取
付けられている。
がれ、基台39の下面39a側の四隅には、脚40が取
付けられている。
【0020】基台39の上面39bの前寄りには、断面
がほぼ逆T状に形成された第1の固定板42がネジ43
によって取付けられている。
がほぼ逆T状に形成された第1の固定板42がネジ43
によって取付けられている。
【0021】第1の固定板42の前面42aの中央下部
には、補強用のリブ44、44が、所定間隔に設けられ
ている。
には、補強用のリブ44、44が、所定間隔に設けられ
ている。
【0022】リブ44、44の間には、後面42b側へ
貫通する円形穴45が設けられ、円形穴45の上方に
は、軸受け46が取付けられている。
貫通する円形穴45が設けられ、円形穴45の上方に
は、軸受け46が取付けられている。
【0023】第1の固定板42の後方には、カム体47
が配置されている。カム体47は、円形のカム板48
と、その円中心より僅かに数ミリずれた位置から第1の
固定板42方向に突出する回転軸49とによって構成さ
れている。
が配置されている。カム体47は、円形のカム板48
と、その円中心より僅かに数ミリずれた位置から第1の
固定板42方向に突出する回転軸49とによって構成さ
れている。
【0024】カム体47の回転軸49は、第1の固定板
42の軸受け46に回動自在に支持されている。
42の軸受け46に回動自在に支持されている。
【0025】カム板48の後方には、パルスモータ50
が、その回転軸51と、カム板48の回転中心とがほぼ
一致する位置に配置されている。
が、その回転軸51と、カム板48の回転中心とがほぼ
一致する位置に配置されている。
【0026】パルスモータ50は、第1の固定板42の
後面42bに、スペーサ52を介して固定されており、
その回転軸51とカム板48とは、バネ材等で形成され
た可撓性を有する連結体53によって連結されている。
後面42bに、スペーサ52を介して固定されており、
その回転軸51とカム板48とは、バネ材等で形成され
た可撓性を有する連結体53によって連結されている。
【0027】したがって、パルスモータ50の回転軸5
1が回転すると、カム体47のカム板48は、偏心回転
することになる。
1が回転すると、カム体47のカム板48は、偏心回転
することになる。
【0028】基台39の上面39aの後寄りには、第1
の固定板42より幅広で枠状に形成された第2の固定板
55が、ネジ56によって固定されている。
の固定板42より幅広で枠状に形成された第2の固定板
55が、ネジ56によって固定されている。
【0029】第2の固定板55の両側面55a、55b
の上下には、軸支部材57がそれぞれ取付けられてお
り、軸支部材57の軸部57aと抑えリング57bとに
よって、4つのリンク板58〜61の後端58a〜61
aが回動自在に支持されている。
の上下には、軸支部材57がそれぞれ取付けられてお
り、軸支部材57の軸部57aと抑えリング57bとに
よって、4つのリンク板58〜61の後端58a〜61
aが回動自在に支持されている。
【0030】各リンク板58〜61のうち、上側のリン
ク板58、59同士は、連結板62を介して連結され、
下側のリンク板60、61同士は、連結板63を介して
連結されている。
ク板58、59同士は、連結板62を介して連結され、
下側のリンク板60、61同士は、連結板63を介して
連結されている。
【0031】このリンク板58〜61は、第2の固定板
55とともにこの振動搬送装置30の規制機構を構成し
ている。
55とともにこの振動搬送装置30の規制機構を構成し
ている。
【0032】第2の固定板55の両内側面には、各リン
ク板58〜61とほぼ平行に前方へ延びたバネ支持板6
5、66がそれぞれネジ止め固定されている。両バネ支
持板65、66と下側のリンク板60、61との間に
は、それぞれバネ67、67が掛けられている。
ク板58〜61とほぼ平行に前方へ延びたバネ支持板6
5、66がそれぞれネジ止め固定されている。両バネ支
持板65、66と下側のリンク板60、61との間に
は、それぞれバネ67、67が掛けられている。
【0033】第1の固定板42の両側まで延びたリング
板58〜61の前端58b〜61bは、第2の固定板5
5と同一幅で枠状に形成された振動体70の両側面70
a、70bの上下に、軸支部材57を介して回動自在に
取付けられている。
板58〜61の前端58b〜61bは、第2の固定板5
5と同一幅で枠状に形成された振動体70の両側面70
a、70bの上下に、軸支部材57を介して回動自在に
取付けられている。
【0034】振動体70の後面70cには、4本のスペ
ーサ52および連結体53を挿通させるための大きな長
方形穴71が形成され、この長方形穴71の下方には、
ローラ軸72が、第1の固定板42の円形穴45に向っ
て立設されている。
ーサ52および連結体53を挿通させるための大きな長
方形穴71が形成され、この長方形穴71の下方には、
ローラ軸72が、第1の固定板42の円形穴45に向っ
て立設されている。
【0035】このローラ軸72には、前述したバネ67
の付勢力によってカム円板48の外周に当接する当接ロ
ーラ73が回動自在に支持されている。
の付勢力によってカム円板48の外周に当接する当接ロ
ーラ73が回動自在に支持されている。
【0036】したがって、カム板48が回転し、その回
転中心から当接ローラ73との当接点までの距離が変化
すると、振動体70は、各リンク板58〜61の規制に
よって上下に振動することになる。
転中心から当接ローラ73との当接点までの距離が変化
すると、振動体70は、各リンク板58〜61の規制に
よって上下に振動することになる。
【0037】振動体70の上部には、筒状の軸受け75
が取付けられている。この軸受け75は、振動体70の
上面70dから上方に突出する大径部75aと、振動体
70の枠内へ延びた小径部75bとを有している。
が取付けられている。この軸受け75は、振動体70の
上面70dから上方に突出する大径部75aと、振動体
70の枠内へ延びた小径部75bとを有している。
【0038】回動軸76の上面部76aには、搬送板3
1を固定するためのネジ穴77が設けられている。
1を固定するためのネジ穴77が設けられている。
【0039】回動軸76の軸部76bは、回動自在な状
態で軸受け75に貫通し、その先端部76cは、軸受け
75の小径部75bから下方に突出している。この先端
部76cには、回動伝達体78がナット固定されてい
る。
態で軸受け75に貫通し、その先端部76cは、軸受け
75の小径部75bから下方に突出している。この先端
部76cには、回動伝達体78がナット固定されてい
る。
【0040】この回動伝達体78は、前方へ向って扇状
に突出する突出部79を有しており、図5に示すよう
に、突出部79の両側面79a、79bは、鉛直な面に
対して同一方向に僅かに傾きのある状態に形成されてい
る。
に突出する突出部79を有しており、図5に示すよう
に、突出部79の両側面79a、79bは、鉛直な面に
対して同一方向に僅かに傾きのある状態に形成されてい
る。
【0041】この両側面79a、79bには、同一径の
ローラ81、82が両側から当接している。
ローラ81、82が両側から当接している。
【0042】ローラ81、82は、第1の固定板42の
上端にネジ止めされたローラ支持板83、84によっ
て、同一高さに支持されている。
上端にネジ止めされたローラ支持板83、84によっ
て、同一高さに支持されている。
【0043】次に、この振動搬送装置30の動作につい
て説明する。
て説明する。
【0044】パルスモータ50が所定速度で回転駆動さ
れると、この回転はその回転軸51から連結体53を介
して、カム体47に伝達される。
れると、この回転はその回転軸51から連結体53を介
して、カム体47に伝達される。
【0045】カム板48は、図6に示すように、その回
動軸49を中心にして、偏心回転する。
動軸49を中心にして、偏心回転する。
【0046】この偏心回転は、常にカム板48の外周に
当接するように付勢されている当接ローラ73を介し
て、振動体70に伝達される。振動体70は、リンク板
58〜61に支持された状態でカム板48の偏心量に応
じた振幅で上下に振動する。
当接するように付勢されている当接ローラ73を介し
て、振動体70に伝達される。振動体70は、リンク板
58〜61に支持された状態でカム板48の偏心量に応
じた振幅で上下に振動する。
【0047】このため、振動体70の上部に取付けられ
ている軸受け75および回動軸76も、振動体70とと
もに上下に振動する。
ている軸受け75および回動軸76も、振動体70とと
もに上下に振動する。
【0048】この上下振動は、回動伝達体78にも伝達
されるため、例えば、図7の(a)に示すように、突出
部79が上昇するときには、側面79a、79bに当接
している両ローラ81、82の規制によって、突出部7
9は左側(図7において)へ力を受ける。このため回転
伝達体78は、図4において時計回り方向へ回転する。
また、逆に、突出部79が下降するときには、同図の
(b)に示すように、突出部79は右側へ力を受けるた
め、回転伝達体78は反時計回りに回転する。
されるため、例えば、図7の(a)に示すように、突出
部79が上昇するときには、側面79a、79bに当接
している両ローラ81、82の規制によって、突出部7
9は左側(図7において)へ力を受ける。このため回転
伝達体78は、図4において時計回り方向へ回転する。
また、逆に、突出部79が下降するときには、同図の
(b)に示すように、突出部79は右側へ力を受けるた
め、回転伝達体78は反時計回りに回転する。
【0049】したがって、この回動軸76に取付けられ
ている搬送板31は、僅かに往復回動しながら一定振幅
で上下振動することになり、搬送板31上の物品は、一
定振幅で安定に分散搬出される。
ている搬送板31は、僅かに往復回動しながら一定振幅
で上下振動することになり、搬送板31上の物品は、一
定振幅で安定に分散搬出される。
【0050】なお、搬送板31上の物品搬出量を可変さ
せるときには、パルスモータ50に対する駆動周波数を
可変して、振動数を可変すればよい。
せるときには、パルスモータ50に対する駆動周波数を
可変して、振動数を可変すればよい。
【0051】
【他の実施例】なお、前記実施例では、搬送板31を僅
かに往復回動させながら、上下に振動させて、物品をよ
り効果的に分散搬出させるようにしていたが、直進型の
振動搬送装置の場合には、振動体70の振動方向を傾斜
させ、振動体70に搬送板を直結すればよい。
かに往復回動させながら、上下に振動させて、物品をよ
り効果的に分散搬出させるようにしていたが、直進型の
振動搬送装置の場合には、振動体70の振動方向を傾斜
させ、振動体70に搬送板を直結すればよい。
【0052】また、前記実施例では、振動体70の振動
方向を、第2の固定板55に一端を支持された4つのリ
ンク板58〜61によって上下方向に規制していたが、
例えば、図8に示すように、基台90上に取付けられた
コの字状のガイドフレーム91に、上下に貫通するガイ
ド穴92を設け、このガイド穴92によって棒状の振動
体93の振動方向を上下方向に規制するようにしてもよ
い。
方向を、第2の固定板55に一端を支持された4つのリ
ンク板58〜61によって上下方向に規制していたが、
例えば、図8に示すように、基台90上に取付けられた
コの字状のガイドフレーム91に、上下に貫通するガイ
ド穴92を設け、このガイド穴92によって棒状の振動
体93の振動方向を上下方向に規制するようにしてもよ
い。
【0053】この場合、図8に示しているように、ガイ
ド穴92に側方から貫通する斜めのガイドスリット94
を設けておき、振動体93の側面に、このガイドスリッ
ト94に係合する突起95を取付けておけば、振動体9
3を往復回動させることができる。
ド穴92に側方から貫通する斜めのガイドスリット94
を設けておき、振動体93の側面に、このガイドスリッ
ト94に係合する突起95を取付けておけば、振動体9
3を往復回動させることができる。
【0054】また、前記実施例では、カム板48に、振
動体70の当接ローラ73が下方から当接していたが、
図8に示しているように、モータ96に連結されたカム
板97に対して、振動体93の当接ローラ98が上方か
ら当接するように形成してもよい。この場合は、振動体
93をバネ99によって下方へ付勢すればよい。
動体70の当接ローラ73が下方から当接していたが、
図8に示しているように、モータ96に連結されたカム
板97に対して、振動体93の当接ローラ98が上方か
ら当接するように形成してもよい。この場合は、振動体
93をバネ99によって下方へ付勢すればよい。
【0055】また、前記実施例の各部の配置や形状は、
本発明を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形が可能であることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の振動搬送
装置は、モータによって回転するカム体に、規制機構に
よって振動方向が規制された振動体の当接部を当接させ
ることによって、この振動体に連結された搬送体を振動
するように構成されている。
装置は、モータによって回転するカム体に、規制機構に
よって振動方向が規制された振動体の当接部を当接させ
ることによって、この振動体に連結された搬送体を振動
するように構成されている。
【0057】このため、バネ定数の変動等による振動振
幅の変化が無くなるという効果がある。また、カム体の
形状によって極めて簡単に大きな振動振幅が得られると
いう効果がある。
幅の変化が無くなるという効果がある。また、カム体の
形状によって極めて簡単に大きな振動振幅が得られると
いう効果がある。
【図1】本発明の一実施例の要部を示す拡大側面図であ
る。
る。
【図2】一実施例の側面図である。
【図3】一実施例の要部を示す拡大正面図である。
【図4】一実施例の要部を示す拡大平面図である。
【図5】図4のB−B線概略断面図である。
【図6】一実施例の動作を説明するための要部の概略正
面図である。
面図である。
【図7】一実施例の動作を説明するための要部の概略断
面図である。
面図である。
【図8】本発明の他の実施例の要部の構造を示す概略側
面図である。
面図である。
【図9】従来装置の概略構造を示す断面図である。
【図10】従来装置の動作原理を説明するための特性図
である。
である。
30 振動搬送装置 31 搬送板 35 振動駆動装置 36 筐体 37 穴 38 伸縮体 39 基台 42 第1の固定板 44 リブ 45 円形穴 46 軸受け 47 カム体 48 カム板 49 回転軸 50 パルスモータ 51 回転軸 52 スペーサ 53 連結体 55 第2の固定板 57 軸支部材 58〜61 リンク板 62、63 連結板 65、66 バネ支持板 67 バネ 70 振動体 71 長方形穴 72 ローラ軸 73 当接ローラ 75 軸受け 76 回動軸 77 ネジ穴 78 回動伝達体 79 突出部 81、82 ローラ 83、84 ローラ支持板
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】基台と、 前記基台に固定されたモータと、 前記モータによって回転されるカム体と、 前記カム体の外周に当接部を介して当接する振動体と、 前記カム体の回転による前記振動体の振動方向を、所定
方向に規制する規制機構と、 前記振動体に連結され、前記振動体の振動を搬送面上の
物品に伝えて、物品を該搬送面に沿って搬送する搬送体
とを備えた振動搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20322191A JPH0530705A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 振動搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20322191A JPH0530705A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 振動搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530705A true JPH0530705A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16470467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20322191A Pending JPH0530705A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 振動搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112725949A (zh) * | 2020-12-11 | 2021-04-30 | 孙建平 | 一种用于精制棉的输送设备 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP20322191A patent/JPH0530705A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112725949A (zh) * | 2020-12-11 | 2021-04-30 | 孙建平 | 一种用于精制棉的输送设备 |
CN112725949B (zh) * | 2020-12-11 | 2023-06-23 | 宁夏德圣亚科技有限公司 | 一种用于精制棉的输送设备 |
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