JPH0530583Y2 - - Google Patents

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JPH0530583Y2
JPH0530583Y2 JP10362386U JP10362386U JPH0530583Y2 JP H0530583 Y2 JPH0530583 Y2 JP H0530583Y2 JP 10362386 U JP10362386 U JP 10362386U JP 10362386 U JP10362386 U JP 10362386U JP H0530583 Y2 JPH0530583 Y2 JP H0530583Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、後方に作業機を付設した田植機や
湛水直播機等の水田作業用の施肥装置の取付構造
に関する。
〈従来の技術〉 水田を走行する走行機体に施肥装置を付設した
農用作業機は一般に知られているが、従来の施肥
装置、特に給肥を行うポンプ等を有する給肥ポン
プ装置は、例えば特開昭61−249307号公報に示す
如く取付スペースや取付後の安定性を考慮して機
体フレームの外周等のように剛性に富んだ部分に
取り付けられ、田植機等では運転席下方の機体内
部に取り付けらる場合が多い。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、上記のような従来の機械では施肥装置
取付に際して走行機体側あるいはポンプ装置側に
設けられた個々の取付ステー等を介してポンプ装
置側を順次係止しながら取り付けると同時に、ポ
ンプ装置駆動用のチエン掛け等を行うものであ
り、走行機体に対する施肥装置取付作業に際して
はその取付作業の開始からチエン巻掛け完了時ま
で常にポンプ装置部分を支持しておく必要があ
り、一人作業は不可能であつた。
また、作業中ポンプ装置部分を台上で支えた
り、クレーンで吊り上げておくことも不可能では
ないが、これらの装置を必要とするほか、作業性
も悪く危険であるという欠点があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解消するために本考案は、前輪2
2及び後23で支持され後方に作業機を付設した
走行機体25に、機体前後方向に配設された機体
フレーム35を設け、該機体フレーム35に上面
が平坦な取付面2aを構成する固定座2を設け、
該取付面2aの機体内方側の上方空間に位置させ
て作業機を駆動する駆動軸47を機体前後方向に
沿わせて配設するとともに、該取付面2a上に
は、機体外方側となる基端側に位置させて施肥装
置用の給肥ポンプ装置40を一体に取り付ける取
付ベース1の機体内方先端側を機体横方向に移動
調節自在に挿入載置して取り付け、該給肥ポンプ
装置40を前記機体フレーム35の横外側に位置
させ、前記駆動軸47に連動連結してなる装置に
おいて、上記取付ベース1を上記固定座2に重合
載置して取付固定される取付板1aと、該取付板
1a上に先端側を起立状態で立設し基端側を機体
横方向に沿つて機体外方側に長く延設した横長形
状の側板1cとで構成し、該側板1cの基端側に
上記給肥ポンプ装置40を付設支持し、該取付ベ
ース1を機体フレーム35の上面で機体外方側よ
り機体内方側に挿入して前記取付面2a上に重合
載置した際に前記側板1cの先端側が上記駆動軸
47又は機体フレーム35側に付設した係止部の
下方空間に挿入位置する如く構成し、上記給肥ポ
ンプ装置40の偏荷重によつて前記機体フレーム
35の横角部を支点にして上向きに揺動する上記
側板1cの先端側に、前記駆動軸47又は機体フ
レーム35側に付設した係止部に下方より接当す
る接当部9を設け、前記固定座2への取付ベース
1の取付固定を解除した状態で且つ駆動軸47へ
の接当部9の接当状態姿勢において給肥ポンプ装
置40を付設した取付ベース1を機体フレーム3
5上に静止保持するように構成したことを特徴と
している。
〈作用〉 施肥装置の給肥ポンプ装置40を一体的に付設
した取付ベース1を走行機体25側の取付面2a
に沿つてその先端側を機体外方側より機体内方側
に移動挿入させると、取付ベース1の先端側に設
けた接当部9が走行機体25側の駆動軸47又は
機体フレーム35側に付設した係止部等の構成部
材の下方に臨んで、上記給肥ポンプ装置40の偏
荷重によつて前記機体フレーム35の横角部を支
点にして取付ベース1が上向きに揺動した際に先
端側の接当部9が前記構成部材に接当係止し得る
状態となり、機体フレーム35に対する取付ベー
ス1の支持を外しても、接当部9が給肥ポンプ装
置40の重量により回動し機体構成部材に下方よ
り接当して受け止め係止されて取付ベース1及び
給肥ポンプ装置40は走行機体側に静止支持され
た状態を保持しており、この状態で取付ベース1
の仮止め及びチエンの巻掛け作業等の遂行が可能
である。
〈実施例〉 以下、図面に沿つて本考案の実施例を説明す
る。
乗用田植機21は、第5図及び第6図に示すよ
うに、前輪22及び後輪23により支持されてい
る走行機体25を有しており、該走行機体25に
はその前輪22前方部分にエンジン26が搭載さ
れていると共に、前輪22及び後輪23の中間部
分即ち機体重心部分にシート27を位置するよう
に運転席29が配設されている。更に、走行機体
25の後方にはリンク28を介して植付作業機3
0が昇降自在に支持されており、該植付作業機3
0には多数のプランタ6……及びマツト苗を縦方
向に2枚半載置し得る長い苗のせ台31が備えら
れている。
そして、機体前方の左右にはペースト状又は液
状肥料用の肥料タンク32,32が設置されてお
り、該左右の肥料タンク32,32を結ぶよう
に、機体フレーム35を貫通してホース36が連
通しており、更に該ホース36から、運転席29
のステツプ面37下方にてサクシヨンホース39
が後方に向けて延びており、運転シート27の下
方位置に配設されている給肥ポンプ装置40に連
通している。更に、該ポンプ装置40から植付け
条数に応じた複数本のホース41……が分配配置
され、該複数本のホース41……を介して機体横
方向に並んで設置されている各肥料流れセンサ4
2……及び切り換えバルブ38……に導かれ、そ
して該切り換えバルブ38……に接続された各ホ
ース43及び垂れ流し防止弁45を介してプラン
タ6近傍のノズル46に導かれている。なお、図
中44は切り換えバルブ38からポンプ装置40
のサブタンクに戻される戻りホースである。
一方、第1図及び第2図に示すように、ポンプ
装置40は機体内方側の略々中央を貫通して延び
ている植付作業機30を駆動する駆動軸47から
チエン57及び変速装置49を介して駆動され
る。即ち、変速装置49はケース50に支持され
ている3本の軸すなわち入力軸51、中間軸5
2、出力軸53を有しており、入力軸51に固定
されているスプロケツト55と駆動軸47に固設
されているスプロケツト56との間にチエン57
が巻掛けられて動力伝達されている。
入力軸51にはシフトレバー59により切り換
え操作される変速歯車60が摺動のみ自在に支持
されており、また中間軸52には多数の歯車61
……が固定されており、更に出力軸53にもシフ
トレバー62により切り換え操作される変速歯車
63が摺動のみ自在に支持されている。また、出
力軸53には一端に突出してスプロケツト65が
固定されており、該スプロケツト65はポンプ装
置40の入力駆動軸66aに固定されたスプロケ
ツト67との間にチエン69が巻掛けられてい
る。なお、第1図、第2図中70,71はチエン
ケースを示し、72は後述するサブタンク87内
のペースト肥料を作業終了後に排出するためのド
レンホースを示している。
一方、ポンプ装置40は、植付条数に応じた複
数個のネジポンプ40a……からなると共に駆動
部95を備えており、該ネジポンプ40a……は
ネジ状凹部が形成されたネジ軸75及び該ネジ軸
75が嵌合する孔を有するゴム製ポンプボデイ7
6からなり、ネジ軸75に継手77を介して駆動
部95から延びている駆動軸66……が夫々連結
されており、またポンプボデイ76はポンプカバ
ー80と共にケース81に固定されている。上記
駆動部95を変速装置49とにより施肥装置の本
体部Aが構成される。
そして、ポンプ装置40は前述の通り植付条数
に応じた複数個(6個)のネジポンプ40a……
が同一円周上に且つそのネジ軸線が機体前後方向
に向くように配設されてなり、またその駆動軸6
6……も同じ円周上に配設されているものであ
る。これら駆動軸66……は駆動部ケース82に
回転自在に且つ油密上に支持されており、且つ駆
動軸66……毎に歯車83……が固定されてい
る。更に、ケース82の中央部には中間軸84に
より中間歯車85が回転自在に支持されており、
該中間歯車85を介して駆動軸66の各歯車83
が互いに連動している。なお、これら駆動軸66
の1本が延長され前述の人力駆動軸66aに構成
されて前記変速装置49から動力伝達されてい
る。更に、ポンプ装置40を構成する両ケース8
1,82の間には円筒状のサブタンクケース86
が油密状にボルトにより挟持されており、これら
ケースにて囲われた空間がサブタンク87を構成
している。従つて、該サブタンク87にはホース
39が連通されており、また該サブタンク87に
面して各ネジポンプ40aの吸込み側が開口して
いると共に、各ネジポンプ40aの吐出側は各カ
バー80に固定されているホース41に連通され
ている。
本実施例は、以上のような構成からなるので、
予め苗の種類、植付け間隔毎に基づき変速装置4
9の変速比を設定しポンプ装置40による施肥量
を選択決定する。即ち、シフトレバー59の切り
換えにより変速歯車60を中間軸52上の所定歯
車に2段階に選択噛合させ、且つ他のシフトレバ
ー62により変速歯車63を中間軸52上の所定
歯車61に4段階に選択噛合させるので合計8段
階の変速が可能である。
一方、機体前部に設置された肥料タンク32,
名2にはペースト状(又は液状)肥料が入れられ
ており、該肥料タンク32,32内の肥料はその
流動性及び落差に基づき、ホース36及びサクシ
ヨンホース39を介してサブタンク87に供給さ
れている。
そして、植付け作業の開始に伴い、植付作業機
30を駆動する駆動軸47が回転すると、植付作
業機30の駆動と同期して駆動軸47からスプロ
ケツト56、チエン57及びスプロケツト55を
介して変速装置49の入力軸51に回転が伝達さ
れ、更に予め設定され変速歯車60,63の噛合
により、所定回転数に変速されて出力軸53に伝
達され、更にスプロケツト65、チエン69及び
スプロケツト67を介してポンプ装置40の入力
駆動軸66aに伝達される。すると、該入力駆動
軸66aに固定された歯車83の回転により、中
間歯車85が回転し、更に該中間歯車85に噛合
している各歯車83を介して、円周上に配置され
ている多数の各駆動軸66……が同時に且つ同方
向に回転する。
これにより、継手77を介して各ネジポンプ4
0a……のネジ軸75が回転され、各ネジポンプ
40a……は一斉にサブタンク87内のペースト
状(又は液状)肥料を、該サブタンク87内に面
している吸込み側から吸い込んで吐出側に吐出
し、更に各ホース41を通つて流れセンサ42及
び切り換えバルブ38に送られ、そしてホース4
3及び垂れ流し防止弁45を経て各ノズル46か
ら土中に連続的に施肥される。なおこの際、各ネ
ジポンプ40a……のネジ軸75……は偏心運動
するため、駆動軸66との間に各々継手77が設
置されている。これら継手77がサブタンク87
内にて偏心回転運動することに基づき、サブタン
ク87内のペースト状肥料は攪拌され、固化する
ことも防止されると共に均一な状態で滑らかに各
ポンプ40に流入される。
なお、上述実施例は6条植えの田植機に適用し
た場合について説明し、従つてネジポンプ40a
も6個必要としたが、5条植え又は4条植えの場
合も、エンジン26の大きさを変える等の僅かな
変更だけで略々同じ走行機体25を用いることが
できる。従つて、5条植え又は4条植えの場合、
ポンプの設置数が異なるが、不要となるネジポン
プの箇所だけ、蓋(図示しない)で閉塞して用い
ることにより、ポンプ装置40及び変速装置49
を特別なものに付け換えなくとも、同一の装置に
て対応できる。
上記のように構成される施肥装置は、本体部A
を構成する変速装置49のケース50の端部に略
水平方向に締着して取り付けられた取付ベース1
を介して走行機体25のフレーム35に着脱自在
に取り付けられる。走行機体25の内部で前後方
向に平行に位置している2本のビームからなる運
転席29下方のフレーム35間には、上記取付ベ
ース1を取り付けるための固定座2が架設され、
その上面は水平な取付面2aを構成している。
取付ベース1は、第4図に示すように取付面2
aに沿つて重合して取り付けられる取付板1a
と、機体外方側となるその正面右端において上向
きに折り曲げ形成され、変速ケース50に接着固
定される端板1bと、正面側端部において立上が
り左方まで延出している側板1cとからなり、取
付板1a上にはフレーム35の固定座2上に突出
するボルト3が挿通する左右方向の長孔4が穿設
され、側板1cには入力軸51を機体の前方側に
臨ましめる軸孔5と、ボルト15による変速ケー
ス50への取付孔6及びチエンケース70の取付
孔7とが各穿設されており、その上部は機体後方
向きの折り曲げ端を形成している。
さらに側板1cの機体内方側となる左端部には
駆動軸47を挿通するための左開放型の切欠部8
が形成され、該切欠部8の下面側は、駆動軸47
と取付面2aとの間に形成される空間内に挿入さ
れる接当部9となつている。またチエンケース7
0には駆動軸47を挿通せしめる下部開放型の切
欠部10が形成され、駆動軸47が存在していて
もチエンケース70の後付けを可能とする。また
該切欠部10の切欠巾は駆動軸47の軸径より広
幅に形成されており、これにより固定座2に対す
る取付ベース1の取付固定位置が一定範囲で機体
の横方向に左右動していてもこれを許容しチエン
ケース70の後付けを可能にする左右幅に構成さ
れている。また、上記チエンケース70はチエン
ケース70の後端に上部中央から垂下する取付リ
ブ70aを有しており、該取付リブ70aをボル
ト13と固定ナツト14により後側より締付け固
定することによりチエンケース70を装着固定で
きる構造となつている。
また、シート27の下部前方の運転席カバー1
1には変速用のシフトレバー59,62を操作す
るための操作窓12が形成され、運転席29から
オペレーターが施肥装置のポンプ作動(施肥量)
の調整が簡単にできるようになつている。
本実施例における施肥装置の取付は、予め組立
て完了した施肥装置本体部A及びポンプ装置40
を取付ベース1に固着してキツト状に構成し、上
記ポンプ装置40とともに取付ベース1を持ち上
げ乍らその底面を機体フレーム35の固定座2に
沿わせて第1図の左方すなわち機体外方側から内
方側にスライドさせ、ポンプ装置40を前記機体
フレーム35の横外側に位置させる状態にして、
取付ベース1の端部の接当部9を固定座2の取付
面2aと駆動軸47との間に形成させる空間に差
し込むように挿入する。したがつて、この状態で
は取付ベース1が固定座2にボルト等で螺着固定
されていない固定解除状態にあつて、その結果、
ポンプ装置40の持ち上げによる支持を開放する
と、上記ポンプ装置40の偏荷重によつて前記機
体フレーム35の横角部を支点にして取付ベース
1の左方は本体部Aの重量で上方に跳ねるように
天秤状に回動するが、接当部9が機体構成部材で
ある駆動軸47に下方より接当して係止されるた
めに、この駆動軸47への接当部9の接当状態姿
勢において給肥ポンプ装置40を付設した取付ベ
ース1を機体フレーム35上に静止支持された状
態に保つている。
この状態で長孔4より突出したボルト3にナツ
ト17をねじ込んで取付ベース1を機体横方向に
左右動可能な状態に仮締めし仮固定状態にする。
そして、取付ベース1を長孔4の範囲内で機体内
方側(第1図の左側)に一杯押し込んだ状態にし
てスプロケツト55,56間にチエン57を巻掛
ける。このとき、チエン57は予めエンドレスに
接続したものを用いることも可能であるが、長孔
4による取付ベース1の左右動範囲が少ない場合
はチエン57は巻掛けた状態で接続する必要があ
る。
次いで本体部A並びにポンプ装置40及び取付
ベース1を第1図の右側すなわち機体外方側へ引
き戻してチエン57を張設して、ナツト17を締
着して取付ベース1を固定座2に装着し施肥装置
の取付けを完了させる。このように、仮固定作業
も一人作業で簡単にでき、その後のポンプ装置駆
動用のチエンの取付・緊張作業も容易にできるこ
ととなつた。
しかる後、前述のとおりチエンケース70を取
付け、ネジポンプ40aにパイプ41の端部を接
続セツトする。したがつて上記取付作業が一人作
業で安全確実に遂行できるものである。施肥装置
の取り外し及び分解作業は上記作業の逆順に行わ
れる。
一方、組付後においてポンプの回転数を変更
(施肥量調節)するための人力スプロケツトの交
換に際しても、仮固定状態で取付ベースをスライ
ドさせることによつてスプロケツトの軸間距離の
調節ができ、複雑な機構配置の中でのチエン接続
作業を不要化させることも可能である等の利点が
ある。
なお、上記実施例では、取付ベース1の接当部
9を駆動軸47に一時的に接当係止せしめる兼用
利用したものの構造を示したが、駆動軸47とは
別に機体フレーム35側に接当部9を受け止め支
持する専用の係止リブあるいは受け止め支持具等
(図示しない)の構成部材を特別に設け、これに
対して取付ベース1の取付板1aの端部を挿脱自
在に差し込んで接当係止せしめる構造にしても良
く、本体部A並びにポンプ装置40の重量を利用
してこれを一時的に機体側へ支持せしめるその他
の構造に変更することは容易に可能である。
〈考案の効果〉 この考案は以上の如く構成されるので、施肥装
置用のポンプ装置を予め別工程で組立てキツト状
にした後に機体側に取付セツトすることができ、
ポンプ装置の機体への組み込みが容易且つ迅速に
なる。また、機体側への取付及び分解に際して
は、機体横方向に沿つて移動させるだけの構成で
あると共に取付ベースを機体フレームの取付面に
載せた状態のままでポンプ装置の重量を利用する
ことにより取付ベースの接当部9を機体構成部材
の一部に下方より接当係合せしめてポンプ装置4
0を静止保持することができるので、構成を複雑
にしなくとも作業の安全性、迅速性等の作業性が
良くなり、一人作業が可能になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示し、第1図は本考
案の要部抽出正面断面図、第2図は同じくその平
断面図、第3図は要部側面図、第4図は主要構成
部材の斜視図、第5図、第6図は本考案を実施し
た田植機の全体側面図及び平面図である。 A……本体部、1……取付ベース、2a……取
付面、8……切欠部、9……接当部、25……走
行機体、35……フレーム、40……ポンプ装
置、47……駆動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前輪22及び後輪23で支持され後方に作業機
    を付設した走行機体25に、機体前後方向に配設
    された機体フレーム35を設け、該機体フレーム
    35に上面が平坦な取付面2aを構成する固定座
    2を設け、該取付面2aの機体内方側の上方空間
    に位置させて作業機を駆動する駆動軸47を機体
    前後方向に沿わせて配設するとともに、該取付面
    2a上には、機体外方側となる基端側に位置させ
    て施肥装置用の給肥ポンプ装置40を一体に取り
    付ける取付ベース1の機体内方先端側を機体横方
    向に移動調節自在に挿入載置して取り付け、該給
    肥ポンプ装置40を前記機体フレーム35の横外
    側に位置させ、前記駆動軸47に連動連結してな
    る装置において、上記取付ベース1を上記固定座
    2に重合載置して取付固定される取付板1aと、
    該取付板1a上に先端側を起立状態で立設し基端
    側を機体横方向に沿つて機体外方側に長く延設し
    た横長形状の側板1cとで構成し、該側板1cの
    基端側に上記給肥ポンプ装置40を付設支持し、
    該取付ベース1を機体フレーム35の上面で機体
    外方側より機体内方側に挿入して前記取付面2a
    上に重合載置した際に前記側板1cの先端側が上
    記駆動軸47又は機体フレーム35側に付設した
    係止部の下方空間に挿入位置する如く構成し、上
    記給肥ポンプ装置40の偏荷重によつて前記機体
    フレーム35の横角部を支点にして上向きに揺動
    する上記側板1cの先端側に、前記駆動軸47又
    は機体フレーム35側に付設した係止部に下方よ
    り接当する接当部9を設け、前記固定座2への取
    付ベース1の取付固定を解除した状態で且つ駆動
    軸47への接当部9の接当状態姿勢において給肥
    ポンプ装置40を付設した取付ベース1を機体フ
    レーム35上に静止保持するように構成したこと
    を特徴とする施肥装置の取付装置。
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