JPH05304814A - 野菜収穫機 - Google Patents

野菜収穫機

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JPH05304814A
JPH05304814A JP4110151A JP11015192A JPH05304814A JP H05304814 A JPH05304814 A JP H05304814A JP 4110151 A JP4110151 A JP 4110151A JP 11015192 A JP11015192 A JP 11015192A JP H05304814 A JPH05304814 A JP H05304814A
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JP
Japan
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harvesting
cabbage
vegetables
vegetable
itv camera
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JP4110151A
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Minoru Matsuoka
実 松岡
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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  • Manipulator (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本件発明は、イメ−ジセンサ−を用いて密植
した野菜の一つ一つを確実に認識して収穫する野菜収穫
機を作り出さんとするものである。 【構成】 進行方向の前方、所定面積にわたって植え付
けられた野菜を上方から撮影するITVカメラを走行車
台に装備し、該ITVカメラによって撮影した画像を演
算処理することによって求めた野菜の中心点をメモリ−
する記憶部を設け、該記憶部にメモリ−された野菜の中
心点を目標にして収穫作動を開始する収穫ハンドを設け
てなる野菜収穫機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜収穫機であって、
レタス、キャベツ、白菜等の収穫作業に利用されるもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種野菜収穫機にあっては、走
行可能な乗用車体からなる野菜収穫機の前部に一個の野
菜を認識できる検出手段を配置したものが普通であっ
た、このような検出手段しか持たない野菜収穫機にあっ
ては、密集状態に植っている例えばキャベツを収穫する
場合、キャベツ群の中で一個のキャベツがどこからどこ
までの範囲にあるのかを認識することがきわめて困難で
あった。
【0003】また、たとえ認識ができた場合であって
も、従来型は、認識後判定、収穫、前進を小きざみに繰
り返さねばならないから、作業効率が極めて悪い欠点が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の野菜収穫機に
あっては、密集状態になって植っている野菜群の中から
一個の野菜の範囲を確認して周囲の隣接野菜との境界を
認識することが肝要である。一個の野菜を明確に認識す
ることによって事後の収穫作業を正確に行うことが可能
である。
【0005】それと併せて、野菜収穫機は、認識作業か
ら、収穫、回収の一連の作業に長時間を要して作業の効
率が悪いとされている。これの解消も急務である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、走行装置1を持つ車台2の進行方向の前
方側に、所定面積にわたって植え付けられた野菜aを上
方から撮影することのできるITVカメラ3を設ける。
【0007】そして、このITVカメラ3によって撮影
した画像を入力して制御装置4において演算処理するこ
とによって野菜aの中心点を求め、これを、まず、記憶
部5にメモリ−しておく。つぎに、車台2の前部に設け
た収穫ハンド6が前記記憶部5にメモリ−された野菜a
の中心点を目標にして収穫作動を開始する構成とした野
菜収穫機である。
【0008】
【実施例】まず、その構成について述べる。車台2は、
車輪からなる走行装置1を有し、圃場内の主として溝部
分を走行できる構成とし、内部には野菜aの収納部7を
構成している。そして、ITVカメラ3は、前記車台2
の前部に装備して、車台2が進行する方向の所定面積に
植え付けられている野菜aを上方から撮影できる構成と
している。
【0009】そして、制御装置4は、ITVカメラ3に
よって撮影され入力された画像を演算処理して同一画像
中にある複数個の野菜aの中心点を求め得る構成として
いる。その中心位置の求め方としては、図4に示すフロ
−チャ−トに示す手順で行なわれる。すなわち、まず、
キャベツaの葉の特徴から求めた曲線を直線に近似の線
に修正し、この直線の中点から垂線をひき、各垂線同志
の交点を求める。 その交点の分布状態をグラフ化した
ものが第6図である。
【0010】このようにして、1個のキャベツaについ
て複数個の交点の平均を求めてキャベツの中心とする。
以上のように同一画面中にある複数個のキャベツaにつ
いて、それぞれ中心を求めてナンバ−リングをして記憶
部5に保存する構成としている。収穫ハンド6は、図9
に示す正面図のように、複数のア−ム8、8'、8'''を
各関節部分にモ−タ−M1、M2、M3を設け、制御装置
4からの出力信号に基づいて制御作動できる構成として
いる。カッタ−9は、球面状としてキャベツaの円形面
に沿って下方に挿入させて茎部を切断でき、切断後のキ
ャベツaを保持して車台2に設けている収納部7に搬送
できる構成としている。
【0011】この収穫ハンド6は、左右両側にあって溝
側から畝上のキャベツaを収穫する構成としている。こ
の場合、実施例の構成にあっては、ディバイダ10は、
収穫ハンド6と一定のタイミングを保って上下作動し収
穫ハンド6のカッタ−9と共同してキャベツaを挾むよ
うに保持して収納部7に運搬する構成になっている。
【0012】収納部7は、図12に示す実施例にあって
は、中央部分に軸架した回転軸11に螺旋状の搬送収納
板12を設け、下端部分の供給口13にキャベツaが供
給されるとタイミングを合わせて回転し、そのキャベツ
を順次上方に押し上げできるように構成している。14
は取出蓋を示す。 (別実施例1)次に図13に示す収納部7は、供給口1
3に始端部を臨ませ終端部を上方に位置させたバケット
エレベ−タ−15を回動自由に設け、このバケットエレ
ベ−タ−15の終端部分に螺旋式収納部16を設けてい
る。
【0013】(別実施例2)次に図14に示す構成は、
上記図13に示す別実施例における螺旋式収納部16の
構成を各階ごとに単独の収納搬送用の無端帯17で構成
している。なお、各無端帯17は、一定のタイミングを
保って回転して収穫したキャベツaを下部から順次収納
する構成としている。
【0014】次にその作用について説明する。まず、収
穫機の各部を駆動して、図9に示すように、走行装置1
を圃場の溝内に入れてキャベツaが植っている畝を跨い
で前進しながら収穫作業を開始する。ITVカメラは、
図1に示すように進行方向の前方に植っているキャベツ
a、a群を所定範囲に渡って(図2の如く)撮影したN
個の画像を制御装置4に入力する。
【0015】つぎに、制御装置4は、図4に示す手順に
したがって画像処理を行なってキャベツaの位置を認識
するが、その工程は、まず、キャベツaの葉の特徴から
求めた曲線を直線に近似の線に修正する。そして、この
直線の中点から垂線をひき、各垂線同志の交点を求め、
複数のポイントを決める。その時の交点の分布状態は、
第6図のようになっており、この各点を表にまとめると
図7のようになるが、これらからY方向とX方向との平
均値を求めてキャベツaの中心位置を決定する。
【0016】以上のように、図4の手順に沿って中心が
求められると、ナンバ−リングをしてそのデ−タ−は、
記憶部5に保存されるのである。このようにして収穫機
は、更に前進して対象のキャベツaの位置に達すると、
収穫ハンド6は、制御装置4から保存デ−タ−に基づい
て出力されてキャベツaの位置にアプロ−チを開始す
る。
【0017】すると、カッタ−9は、ア−ム8、8'、
8'''の各関節部分に配置したモ−タ−M1、M2、M3が
適宜作動して図9に示すように、キャベツaの側方より
接近して下側に入り茎部を切断して抱えた状態にする。
そのとき、キャベツaは、ディバイダ10とカッタ−9
とによって挾んだ状態に保持して順次持ち上げて図11
に示すように供給口13から収納部7に搬送して供給す
る。
【0018】このように左右二つの収穫ハンド6は、実
施例の説明では、両者同時に作動するが片側だけの場合
もある。以上のように収穫されたキャベツaは、図12
に示す実施例の場合は、回転軸11が回転するのにとも
なって、搬送収納板12が回転して順次上方に送りこま
れることになる。
【0019】つぎに、図13、図14に示す実施例の場
合は、供給口13から供給されたキャベツaは、バケッ
トエレベ−タ−15によって抱えられた状態で上方に搬
送されて螺旋収納部16或いは無端帯17条に載置され
るものである。以上のようにして、キャベツaは、収穫
されたものが順次収納部7に収納されながら作業が進む
のである。
【0020】図14に示す実施例の構成にあっては、収
納搬送用の各無端帯17は、タイミングを持って順次回
転して収納部の下部から詰めるものである。そして、キ
ャベツaを取り出す時には、取出蓋14を開いて取りだ
すものである。
【0021】
【発明の作用効果】以上説明したように本発明は、進行
方向の前方、所定面積にわたって植え付けられた野菜を
上方から撮影するITVカメラを走行車台に装備し、該
ITVカメラによって撮影した画像を演算処理すること
によって求めた野菜の中心点をメモリ−する記憶部を設
け、該記憶部にメモリ−された野菜の中心点を目標にし
て収穫作動を開始する収穫ハンドを設けたものであるか
ら、圃場に密集状態に植っている野菜群をカメラによっ
て一度に撮影してそれぞれの一つ一つの野菜を確実に認
識することができる特徴を有するものである。
【0022】その上に加えて、本発明は、所定範囲を一
度に撮影して複数個の野菜の位置を認識できることによ
って、従来のものに比較して、収穫、回収の一連の作業
を効率的に短時間で行なうことができる特徴も併せて有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の野菜収穫機の全体を示す正面図であ
る。
【図2】本発明のITVカメラが一度に撮影できる範囲
を示す平面図である。
【図3】本発明の収穫工程を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図4】本発明の制御装置において、野菜の位置を決定
する工程のプロ−チャ−トである。
【図5】本発明のキャベツの中心を求める場合の演算処
理の図解例である。
【図6】本発明の演算処理により求めた交点を座標上に
表したグラフである。
【図7】本発明の上述の交点を表した表である。
【図8】本発明のブロック回路図である。
【図9】本発明の野菜収穫機の正面図である。
【図10】本発明の収穫ハンドによる作動手順を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図11】本発明の野菜収穫機の全体を示す正面図であ
る。
【図12】本発明の一部を断面して示す野菜収穫機の側
面図である。
【図13】本発明の別実施例を示す一部の断面図であ
る。
【図14】本発明の別実施例を示す一部の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 走行装置 2 車台 3 IT
Vカメラ 4 制御装置 5 記憶部 6 収穫
ハンド 7 収納部 8、8'、8''' ア−ム 9
カッタ− 10 ディバイダ 11 回転軸 12 搬送
収納板 13 供給口 14 取出蓋 15 バケ
ットエレベ−タ− 16 螺旋収納部 17 無端帯 a 野菜(キャベツ) M1、M2、M3 モ−タ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/70 360 8837−5L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 進行方向の前方、所定面積にわたって植
    え付けられた野菜を上方から撮影するITVカメラを走
    行車台に装備し、該ITVカメラによって撮影した画像
    を演算処理することによって求めた野菜の中心点をメモ
    リ−する記憶部を設け、該記憶部にメモリ−された野菜
    の中心点を目標にして収穫作動を開始する収穫ハンドを
    設けてなる野菜収穫機
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