JPH05304401A - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
- Publication number
- JPH05304401A JPH05304401A JP13191292A JP13191292A JPH05304401A JP H05304401 A JPH05304401 A JP H05304401A JP 13191292 A JP13191292 A JP 13191292A JP 13191292 A JP13191292 A JP 13191292A JP H05304401 A JPH05304401 A JP H05304401A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- dielectric
- surroundings
- resonator
- dielectric resonator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誘電体フィルタの小型,軽量化を図るととも
に、振動による周波数ずれを回避すること。 【構成】 誘電体共振器1の周辺を誘電率の低い樹脂2
で充填し、この樹脂2の周囲を薄膜電極3で被覆した構
成となっている。
に、振動による周波数ずれを回避すること。 【構成】 誘電体共振器1の周辺を誘電率の低い樹脂2
で充填し、この樹脂2の周囲を薄膜電極3で被覆した構
成となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘電体フィルタに関
し、とくに、誘電体共振器の周囲における構造の改良に
関する。
し、とくに、誘電体共振器の周囲における構造の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の誘電体フィルタは、図3および図
4に示すように、支持台56に搭載された誘電体共振器
51のエネルギーを閉じ込めるため前記誘電体共振器5
1の周辺を金属ケース55で遮へいし、この金属ケース
55を部分的に貫通して入出力ピン54が設けられる構
造となっている。
4に示すように、支持台56に搭載された誘電体共振器
51のエネルギーを閉じ込めるため前記誘電体共振器5
1の周辺を金属ケース55で遮へいし、この金属ケース
55を部分的に貫通して入出力ピン54が設けられる構
造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
誘電体フィルタは、金属ケース55を用いるため、金属
ケース55の厚みにより形状が大きくなり小型化するこ
とが困難である。また、金属ケース55を用いているた
め重量が大きくコストが高く上昇を招来する。さらに、
誘電体共振器と金属ケース55の構造によりフィルタ周
波数が決まるため振動等で周波数ズレを起こすという不
都合がある。
誘電体フィルタは、金属ケース55を用いるため、金属
ケース55の厚みにより形状が大きくなり小型化するこ
とが困難である。また、金属ケース55を用いているた
め重量が大きくコストが高く上昇を招来する。さらに、
誘電体共振器と金属ケース55の構造によりフィルタ周
波数が決まるため振動等で周波数ズレを起こすという不
都合がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合を改善
し、とくに、全体としての小型,軽量化を図るととも
に、振動による周波数ずれを回避することのできる誘電
体フィルタを提供することを、その目的とする。
し、とくに、全体としての小型,軽量化を図るととも
に、振動による周波数ずれを回避することのできる誘電
体フィルタを提供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の誘電体フィルタ
は、誘電体共振器より誘電率の低い樹脂で、前記誘電体
共振器の周辺を充填し、さらに樹脂の周囲を薄膜電極で
被覆する等の構成を採っている。これにより前記目的を
達成しようとするものである。
は、誘電体共振器より誘電率の低い樹脂で、前記誘電体
共振器の周辺を充填し、さらに樹脂の周囲を薄膜電極で
被覆する等の構成を採っている。これにより前記目的を
達成しようとするものである。
【0006】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0007】図1は、従来構造を示した図3に対応する
断面図であり、図2は図1のA−A線矢視断面図であ
る。これらの図において、一対の誘電体共振器1の周辺
には樹脂2が充填されている。誘電体共振器1は、所定
の厚さの円盤状に形成され且つ同一面上に配設され、そ
の各中心軸は共振周波数等を考慮して所定の間隔をへだ
てて設定されている。符号4は入出力ピンを示す。樹脂
2は、誘電体共振器1よりも誘電率の低いものであれば
足り、特に限定されるものではない。この樹脂2は、全
体的には前述した従来例における偏平箱形の金属ケース
と同様に、その外観が偏平状に形成されている。また、
樹脂2の周囲には、前述した従来例における金属ケース
55と同等に機能する薄膜電極3が被覆されている。そ
の他の構成は前述した従来例と同一となっている。
断面図であり、図2は図1のA−A線矢視断面図であ
る。これらの図において、一対の誘電体共振器1の周辺
には樹脂2が充填されている。誘電体共振器1は、所定
の厚さの円盤状に形成され且つ同一面上に配設され、そ
の各中心軸は共振周波数等を考慮して所定の間隔をへだ
てて設定されている。符号4は入出力ピンを示す。樹脂
2は、誘電体共振器1よりも誘電率の低いものであれば
足り、特に限定されるものではない。この樹脂2は、全
体的には前述した従来例における偏平箱形の金属ケース
と同様に、その外観が偏平状に形成されている。また、
樹脂2の周囲には、前述した従来例における金属ケース
55と同等に機能する薄膜電極3が被覆されている。そ
の他の構成は前述した従来例と同一となっている。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は誘電体共
振器の周辺を誘電率の低い樹脂で充填することにより、
金属ケースの肉厚分の小型化を図ることができ、また、
金属ケースの代わりに樹脂を用いることによって従来例
における支持台も一掃でき、振動による周波数ズレを防
ぎ、コストを低減できると同時に、軽量化が図れるとい
う従来にない優れた誘電体フィルタを提供できる。
振器の周辺を誘電率の低い樹脂で充填することにより、
金属ケースの肉厚分の小型化を図ることができ、また、
金属ケースの代わりに樹脂を用いることによって従来例
における支持台も一掃でき、振動による周波数ズレを防
ぎ、コストを低減できると同時に、軽量化が図れるとい
う従来にない優れた誘電体フィルタを提供できる。
【図1】本発明に係る誘電体フィルタの一実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【図4】図3のB−B線矢視断面図である。
1 誘電体共振器 2 樹脂 3 薄膜電極 4 入出力ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 誘電体共振器を含み構成される誘電体フ
ィルタにおいて、 前記誘電体共振器より誘電率の低い樹脂で、誘電体共振
器の周辺を充填し、この樹脂の周囲を薄膜電極で被覆し
たことを特徴とする誘電体フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13191292A JPH05304401A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13191292A JPH05304401A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 誘電体フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05304401A true JPH05304401A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=15069092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13191292A Withdrawn JPH05304401A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05304401A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002058185A1 (fr) * | 2001-01-19 | 2002-07-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Element de circuit haute frequence et module de circuit haute frequence |
JP2006238027A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Tdk Corp | 誘電体フィルタ、及び、誘電体フィルタの製造方法 |
WO2009027721A1 (en) * | 2007-08-31 | 2009-03-05 | Bae Systems Plc | Low vibration dielecrick resonant oscillators |
US10381700B2 (en) | 2016-06-17 | 2019-08-13 | Tdk Corporation | Dielectric filter |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP13191292A patent/JPH05304401A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002058185A1 (fr) * | 2001-01-19 | 2002-07-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Element de circuit haute frequence et module de circuit haute frequence |
US6954124B2 (en) | 2001-01-19 | 2005-10-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-frequency circuit device and high-frequency circuit module |
US7057483B2 (en) | 2001-01-19 | 2006-06-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-frequency circuit device and high-frequency circuit module |
KR100761616B1 (ko) * | 2001-01-19 | 2007-09-27 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 고주파회로소자 및 고주파회로모듈 |
JP2006238027A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Tdk Corp | 誘電体フィルタ、及び、誘電体フィルタの製造方法 |
WO2009027721A1 (en) * | 2007-08-31 | 2009-03-05 | Bae Systems Plc | Low vibration dielecrick resonant oscillators |
US10381700B2 (en) | 2016-06-17 | 2019-08-13 | Tdk Corporation | Dielectric filter |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |