JPH053039Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH053039Y2 JPH053039Y2 JP18854886U JP18854886U JPH053039Y2 JP H053039 Y2 JPH053039 Y2 JP H053039Y2 JP 18854886 U JP18854886 U JP 18854886U JP 18854886 U JP18854886 U JP 18854886U JP H053039 Y2 JPH053039 Y2 JP H053039Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- syringe
- septum
- plunger
- stem
- guide
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 229940079593 drug Drugs 0.000 claims description 6
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、特に宇宙実験に使用される細胞培養
装置の中のグルタルアルデヒド等刺激性薬品の容
器等に用いられる漏れ防止と操作容易性を具えた
二重シリンジに関するもので、潜水艦、深海艇な
ど密閉空間内で使用する薬品の注入器具に適用し
うるものである。
装置の中のグルタルアルデヒド等刺激性薬品の容
器等に用いられる漏れ防止と操作容易性を具えた
二重シリンジに関するもので、潜水艦、深海艇な
ど密閉空間内で使用する薬品の注入器具に適用し
うるものである。
シリンジからの薬液漏れ防止のため第4図に示
すようにシリンジを透明袋に封入したものを用い
て二重の容器としていた。第4図に示した構造は
シリンジ1内に薬液を入れプランジヤ2及びセプ
タム5により封入する。これが第1の容器であ
り、第2の容器は透明袋6でありジツパー7より
出し入れする。
すようにシリンジを透明袋に封入したものを用い
て二重の容器としていた。第4図に示した構造は
シリンジ1内に薬液を入れプランジヤ2及びセプ
タム5により封入する。これが第1の容器であ
り、第2の容器は透明袋6でありジツパー7より
出し入れする。
(1) 使用時に透明袋よりシリンジを取り出す必要
があり、透明袋より出した時に二重容器でなく
なり、安全性が低下する。
があり、透明袋より出した時に二重容器でなく
なり、安全性が低下する。
(2) 透明袋を開閉する必要があり操作性が悪い。
(1) 透明袋に代えシリンジ内にシリンジを入れ二
重シリンジとする。
重シリンジとする。
(2) 内シリンジの先端にセプタムを設け、更に外
シリンジと気密に嵌合するガイド部先端にセプ
タムを設け、二重の封止とする。
シリンジと気密に嵌合するガイド部先端にセプ
タムを設け、二重の封止とする。
(3) 上記(2)項の二重封止を破り内部の薬液の注出
の方法として外シリンジ先端に両方向針を設け
る。
の方法として外シリンジ先端に両方向針を設け
る。
(4) フリーピストンにより結合時の容積変化を調
整し外部漏れを防止する。
整し外部漏れを防止する。
内シリンジ、外シリンジ共先端はセプタム封
止、後端はシールにより封止され、二重シリンジ
は保管時だけでなく使用時もそのままで薬液等の
漏れを二重に保護する。
止、後端はシールにより封止され、二重シリンジ
は保管時だけでなく使用時もそのままで薬液等の
漏れを二重に保護する。
第1図乃至第3図において、11は内シリンジ
であり、この中に薬液を充填する。12は内シリ
ンジ11を摺動可能に収容した外シリンジ、13
は内シリンジ11の内部を気密に摺動するプラン
ジヤ、14は内シリンジ11の前端を封塞するセ
プタム、15は外シリンジ12の前端に摺動可能
に装着されたガイド部、16はガイド部15の前
端を封塞するセプタム、17はガイド部15の前
部に装着された相手容器とのガイド、18は外シ
リンジ12の前端に装着された中空の両方向針、
19は外シリンジ12に固定され内シリンジ11
の長溝20と係合するガイドピン、21は外シリ
ンジ12とガイド部15との間のシール、22は
外シリンジ12の前端に設けられた空気孔、23
は内シリンジ11の後部で外シリンジ12に嵌装
されたフリーピストン、24は外シリンジ12の
後端に設けられたストツパ、25はプランジヤ1
3の後部に突設された取外し可能のステム、26
は外シリンジ12とフリーピストン23との間の
シール、27はフリーピストン23とステム25
との間のシール、28はプランジヤ13とフリー
ピストン23との間の空気室である。
であり、この中に薬液を充填する。12は内シリ
ンジ11を摺動可能に収容した外シリンジ、13
は内シリンジ11の内部を気密に摺動するプラン
ジヤ、14は内シリンジ11の前端を封塞するセ
プタム、15は外シリンジ12の前端に摺動可能
に装着されたガイド部、16はガイド部15の前
端を封塞するセプタム、17はガイド部15の前
部に装着された相手容器とのガイド、18は外シ
リンジ12の前端に装着された中空の両方向針、
19は外シリンジ12に固定され内シリンジ11
の長溝20と係合するガイドピン、21は外シリ
ンジ12とガイド部15との間のシール、22は
外シリンジ12の前端に設けられた空気孔、23
は内シリンジ11の後部で外シリンジ12に嵌装
されたフリーピストン、24は外シリンジ12の
後端に設けられたストツパ、25はプランジヤ1
3の後部に突設された取外し可能のステム、26
は外シリンジ12とフリーピストン23との間の
シール、27はフリーピストン23とステム25
との間のシール、28はプランジヤ13とフリー
ピストン23との間の空気室である。
次に本装置の作用について説明する:
1 薬液の充てん;内シリンジ11を取出し吸入
用両方向針(図示せず)をセプタム14に取付
け通常のシリンジと同様の方法で薬液を吸入す
る。吸入後吸入用針及びステム25を取りはず
す。ガイド部15を取つけた外シリンジ12内
に内シリンジ11を入れシール26,27を取
つけたフリーピストン23を入れストツパ24
を取付ける。
用両方向針(図示せず)をセプタム14に取付
け通常のシリンジと同様の方法で薬液を吸入す
る。吸入後吸入用針及びステム25を取りはず
す。ガイド部15を取つけた外シリンジ12内
に内シリンジ11を入れシール26,27を取
つけたフリーピストン23を入れストツパ24
を取付ける。
以上により内シリンジ11内に吸入された薬
液は、内シリンジ11からなる第一の容器と外
シリンジ12及びガイド部15からなる第二の
容器とにより二重に保護される。
液は、内シリンジ11からなる第一の容器と外
シリンジ12及びガイド部15からなる第二の
容器とにより二重に保護される。
2 薬液の他容器への注入:ガイド17を相手容
器(図示せず)に結合し、外シリンジ12を押
して両方向針18の先端をセプタム16及び相
手セプタム(図示せず)を貫通させ結合する。
この時、ガイド部15のガイドピン19は外シ
リンジ12の長溝20を摺動しながら移動す
る。外シリンジ12の両方向針18が相手セプ
タムを貫通し終えた処で、ガイド部15を固定
したまゝ外シリンジ12を左側に回し、ガイド
ピン19を長溝20の係止部20aに係止して
外シリンジ12をガイド部15(ひいては相手
容器)に固定する。
器(図示せず)に結合し、外シリンジ12を押
して両方向針18の先端をセプタム16及び相
手セプタム(図示せず)を貫通させ結合する。
この時、ガイド部15のガイドピン19は外シ
リンジ12の長溝20を摺動しながら移動す
る。外シリンジ12の両方向針18が相手セプ
タムを貫通し終えた処で、ガイド部15を固定
したまゝ外シリンジ12を左側に回し、ガイド
ピン19を長溝20の係止部20aに係止して
外シリンジ12をガイド部15(ひいては相手
容器)に固定する。
なお、外シリンジ12がガイド部15に挿入
されるに伴つて、ガイド部15内の空気は空気
孔22を通り、更に場合により内シリンジ11
と外シリンジ12との空隙を通つて空気室28
を形成する。次にステム25をプランジヤ13
に取りつけステム25を押す、内シリンジ11
が押され針18の後端がセプタム14を貫通す
ると薬液は相手容器に注出される。この時、外
シリンジ12と内シリンジ11との間の空気
は、前記同様に空気室28に移動する。
されるに伴つて、ガイド部15内の空気は空気
孔22を通り、更に場合により内シリンジ11
と外シリンジ12との空隙を通つて空気室28
を形成する。次にステム25をプランジヤ13
に取りつけステム25を押す、内シリンジ11
が押され針18の後端がセプタム14を貫通す
ると薬液は相手容器に注出される。この時、外
シリンジ12と内シリンジ11との間の空気
は、前記同様に空気室28に移動する。
空気室28を形成することにより、薬液を含
有する空気若しくは気化した薬液がシリンジ外
に漏洩するのを防ぐことができる。
有する空気若しくは気化した薬液がシリンジ外
に漏洩するのを防ぐことができる。
3 シリンジの取はずし:ステム25はそのまま
で外シリンジ12を引き両方向針18の先端を
相手容器から抜きセプタム16の内側へ格納す
る。ガイド部15を引き相手容器との結合をは
ずす。ステム25を引き針18内の残液を内シ
リンジ11内に吸引する。さらにステム25を
引きセプタム14と針18とを離す。
で外シリンジ12を引き両方向針18の先端を
相手容器から抜きセプタム16の内側へ格納す
る。ガイド部15を引き相手容器との結合をは
ずす。ステム25を引き針18内の残液を内シ
リンジ11内に吸引する。さらにステム25を
引きセプタム14と針18とを離す。
1 薬液充てん後使用の瞬間まで二重保護が守ら
れる。使用中も相手容器内へ挿入した針以外二
重保護が保たれる。
れる。使用中も相手容器内へ挿入した針以外二
重保護が保たれる。
2 操作に要する力は各部のフリクシヨンであり
操作力が低くかつ操作の中断も可能である。
操作力が低くかつ操作の中断も可能である。
3 内シリンジより少量漏れがあつても使用可能
である。なお、この点は使用個数が限定される
宇宙実験では重要である。
である。なお、この点は使用個数が限定される
宇宙実験では重要である。
4 使用後も二重保護であり、残液があつても安
全性が保たれる。
全性が保たれる。
第1図は本考案二重シリンジの実施例の断面
図、第2図は外シリンジを相手容器に押付けた状
態における第1図と同様な図面、第3図はガイド
部を取外した外シリンジの平面図、第4図は従来
装置の概略図である。 11……内シリンジ、12……外シリンジ、1
3……プランジヤ、14,16……セプタム、1
5……ガイド部、18……両方向針、23……フ
リーピストン、25……ステム。
図、第2図は外シリンジを相手容器に押付けた状
態における第1図と同様な図面、第3図はガイド
部を取外した外シリンジの平面図、第4図は従来
装置の概略図である。 11……内シリンジ、12……外シリンジ、1
3……プランジヤ、14,16……セプタム、1
5……ガイド部、18……両方向針、23……フ
リーピストン、25……ステム。
Claims (1)
- 前端をセプタムで封塞し後端をプランジヤで封
塞して内部に薬液を充填した内シリンジと、前記
内シリンジを摺動可能に内装し前端に中空両方向
針を具えた外シリンジと、前記外シリンジの前部
に摺動可能に装着され前端をセプタムで封塞した
ガイド部と、前記プランジヤの後部に突設された
ステムと、前記外シリンジの内部で内シリンジの
後部に摺動可能に嵌装されたフリーピストンとを
具え、ガイド部前端を相手容器に当て外シリンジ
を押すことにより両方向針の前部がガイド部及び
相手容器のセプタムを貫通し、次にプランジヤの
ステムを押すことにより内シリンジが前進し、両
方向針の後部が内シリンジ前端のセプタムを貫通
し、薬液が中空両方向針を通り相手容器に注入さ
れるようにしたことを特徴とする二重シリンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18854886U JPH053039Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18854886U JPH053039Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6392600U JPS6392600U (ja) | 1988-06-15 |
JPH053039Y2 true JPH053039Y2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=31140013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18854886U Expired - Lifetime JPH053039Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053039Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0531190A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-09 | Seikagaku Kogyo Co Ltd | 注射具 |
-
1986
- 1986-12-09 JP JP18854886U patent/JPH053039Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6392600U (ja) | 1988-06-15 |
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