JPH05302841A - 投込み式水位伝送器 - Google Patents

投込み式水位伝送器

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JPH05302841A
JPH05302841A JP10784192A JP10784192A JPH05302841A JP H05302841 A JPH05302841 A JP H05302841A JP 10784192 A JP10784192 A JP 10784192A JP 10784192 A JP10784192 A JP 10784192A JP H05302841 A JPH05302841 A JP H05302841A
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Yukio Hoshino
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はステンレス鋼のような標準材質の検
出器を使用しても、これが腐蝕しないようにすることが
でき、これよって海水等の腐蝕性流体の水位測定を低コ
ストで実現する。 【構成】 ポリエチレン製等の対腐蝕性軟質部材によっ
て作成した袋16によって検出器本体2を包み込むとと
もに、前記袋16内に前記検出器本体2を腐蝕しない純
水等の液体18を充填し、これによって検出器本体2が
袋16外の液体が前記検出器本体2に直接触れないよう
にするとともに、液18を介して袋16外にある液体の
圧力を前記検出器本体2に伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧力センサを内蔵した検
出器を測定対象となる水中に沈められることによって水
位を測定してこの測定結果を伝送する投込み式水位伝送
器に関する。
【0002】
【従来の技術】測定対象となる水中に沈めることによっ
て水位を測定してこの測定結果を伝送する投込み式水位
伝送器として、従来、図8に示すものが知られている。
【0003】この図に示す投込み式水位伝送器は圧力セ
ンサを内蔵し、測定対象となる水中に沈められる検出器
101と、この検出器101に地上側の大気圧を導きな
がら、前記検出器101によって測定された圧力値を地
上側に導くケーブル102と、地上側に配置され、前記
ケーブル102を介して前記検出器101に大気圧を供
給するとともに、前記ケーブル102を介して前記検出
器101の測定結果を取り込んでこれを所定の形式の伝
送信号に変換してこれを伝送する変換器103とを備え
ており、検出器101に設けられた圧力センサによって
水位の変化を測定してこれを伝送器103によって所定
の電気信号に変換して伝送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の投込み式水位伝送器においては、ステンレス鋼等の
材料によって検出器101の匡体を作っていたので、通
常の上水や下水での使用については、腐蝕することはな
いが、例えば海水で使用する場合にはステンレス鋼が腐
蝕されて正常な測定を行なうことができなくなってしま
うという問題があった。
【0005】そこで、このような問題を解決するため
に、モネル等の耐食材等によって検出器101の匡体を
作ることも考えられるが、このような方法では製造コス
トが高くなり過ぎてしまうという問題が生じてしまう。
【0006】本発明は上記の事情に鑑み、ステンレス鋼
のような標準材質の検出器を使用しても、これが腐蝕し
ないようにすることができ、これよって海水等の腐蝕性
流体の水位測定を低コストで実現することができる投込
み式水位伝送器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による投込み式水位伝送器は、水中に沈めら
れる検出器本体と、地上側に設けられる変換器と、この
変換器と前記検出器本体とを接続するケーブルとを有す
る投込み式水位伝送器において、前記検出器本体を包む
ように取り付けられる保護袋を有し、この保護袋内に満
たされる液体とを備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記の構成において、ポリエチレン製等の対腐
蝕性軟質部材によって作成した保護袋によって検出器本
体を包み込むとともに、前記保護袋内に液体を充填する
ことにより、ステンレス鋼のような標準材質の検出器本
体を使用しても、これが腐蝕しないようにし、これよっ
て海水等の腐蝕性流体の水位測定を低コストで実現す
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明による投込み式水位伝送器の第
1実施例で使用される検出器の一例を示す構成図であ
る。
【0010】この図に示す投込み式水位伝送器の検出器
1は検出器本体2と、この検出器本体2を包み込むフレ
キシブル封止部3とを備えており、ケーブル4を介して
供給される大気圧とフレキシブル封止部3を介して検出
器本体2に加えられる圧力との差圧を検出してこの検出
結果を前記ケーブル4を介して地上側の伝送器(図示は
省略する)に伝送して処理させる。
【0011】検出器本体2は図2に示す如く内部に空洞
9が形成されるケース5と、このケース5の低部に設け
られる受圧ダイアフラム6と、前記ケース5の低部から
少し上に前記ケース5と一体に形成される仕切り板7
と、この仕切り板7と前記受圧ダイアフラム6と前記ケ
ース5の側面とによって形成される空洞9b内に充填さ
れる封入液8と、前記仕切り板7の空洞9a側に配置さ
れ、一面が前記仕切り板7に形成された開口部10を介
して前記封入液8に接し、他面がケーブル4の大気圧導
入パイプ11を介して供給される大気圧の空気に接する
圧力センサ12と、前記空洞9a内に配置され、前記圧
力センサ12を駆動して圧力測定を行なわせるととも
に、この測定動作によって得られた差圧信号を取り込ん
でこれを前記ケーブル4の信号線13を介して前記差圧
伝送器に伝送するセンサ駆動回路基板14とを備えてお
り、前記ケーブル4の大気圧導入パイプ11を介して供
給される大気圧を空洞9a内に導いて前記圧力センサ1
2の他面に導きながら、受圧ダイアフラム6に加えられ
た圧力を封入液8を介して圧力センサ12の一面に導い
て、これらの差圧を測定させ、この測定動作によって得
られる差圧信号を前記ケーブル4の信号線13を介して
前記差圧伝送器に伝送する。
【0012】また、フレキシブル封止部3は図1に示す
如く前記ケーブル4の前記検出器本体2に近い部分に取
り付けられるリング状のシール部15と、前記検出器本
体2を包むように前記シール部15の側面に取り付けら
れるポリエチレン製等の軟質部材によって構成される袋
16と、この袋16の上部に形成された2つの開口部を
開閉自在に封止する2つの栓17a、17bと、前記袋
16内に充填される純水等の液体18とを備えており、
各栓17a、17bを開状態にしてその一方から空気を
抜きながら、他方から純水等の液体18を流し込んで袋
16内を前記液体18によって満たした後、各栓17
a、17bが閉じられ、これによって液体18で前記検
出器本体2を包み込む。
【0013】この場合、袋16はポリエチレン製等の軟
質部材によって構成されているので、検出器1を海水等
の腐蝕性流体中に沈めたとき、袋16に加えられた水圧
を液体18を介して検出器本体2の受圧ダイアフラム6
に導いて差圧を検出させることができるとともに、腐蝕
製流体が検出器本体2に直接、触れないようにすること
ができる。
【0014】このようにこの実施例においては、ポリエ
チレン製等の対腐蝕性軟質部材によって作成した袋16
によって検出器本体2を包み込むとともに、前記袋16
内に液体18を充填するようにしたので、ステンレス鋼
のような標準材質の検出器本体2を使用しても、これが
腐蝕しないようにすることができ、これよって海水等の
腐蝕性流体の水位測定を低コストで実現することができ
る。
【0015】図3は本発明による投込み式水位伝送器の
第2実施例で使用される検出器の一例を示す構成図であ
る。なお、この図において、図1の各部と同じ部分に
は、同じ符号が付してある。
【0016】この図に示す検出器1bが図1に示す検出
器1と異なる点は、ケーブル4に挿通されるリング状の
シール部20の形状を大きくして、このシール部20に
開口部を持たない袋21を取り付けるとともに、前記シ
ール部20に2つの開口部を形成し、これらの各開口部
に各々、栓22a、22bを設け、これらの各栓22
a、22bを介して前記袋21内に液体18を充填する
ようにしたことである。
【0017】このように構成することにより、袋21に
液体18を封入し易くすることができるとともに、袋2
1の形状を小さくしてこの袋21内に封入される液体1
8の量を少なくすることができる。
【0018】図4は本発明による投込み式水位伝送器の
第3実施例で使用される検出器の一例を示す構成図であ
る。なお、この図において、図3の各部と同じ部分に
は、同じ符号が付してある。
【0019】この図に示す検出器1cが図3に示す検出
器1bと異なる点は、検出器本体2の上部側に設けられ
る機械部品23のみを耐食材によって構成し、この機械
部品23にリング状のシール部24を挿通するようにし
たことである。
【0020】このように構成することにより、シール部
24の気密性を向上させて液体18の漏れを無くすこと
ができる。
【0021】図5は本発明による投込み式水位伝送器の
第4実施例で使用される検出器の一例を示す構成図であ
る。なお、この図において、図3の各部と同じ部分に
は、同じ符号が付してある。
【0022】この図に示す検出器1dが図3に示す検出
器1bと異なる点は、袋21内に重錘スタンド25を配
置してこれを検出器本体2に接続するとともに、袋26
の形状を大きくしたことである。
【0023】このように構成することにより、検出器1
dを海水等の中に沈め易くすることができる。
【0024】図6は本発明による投込み式水位伝送器の
第4実施例で使用される検出器の一例を示す構成図であ
る。なお、この図において、図3の各部と同じ部分に
は、同じ符号が付してある。
【0025】この図に示す検出器1eが図3に示す検出
器1cと異なる点は、シール部20に設けられた各開口
部に各々、チューブ27a、27bの一端を取り付け
て、これらの各チューブ27a、27bの他端を地上側
まで導くようにしたことである。
【0026】このように構成することにより、地上側か
ら一方のチューブ27aに液体を注入して袋21内の液
体18を他方のチューブ27bから排出することがで
き、これによって塩素などの腐蝕性イオンが袋21を通
過して液体18中に入り込んだ場合にも、検出器1eを
地上側に引き上げることなく、袋21内に封入されてい
る液体18を交換することができる。
【0027】また、上述した第1〜第4実施例において
は、図2に示す検出器本体2を使用するようにしている
が、図7に示す検出器本体2bを使用するようにしても
良い。
【0028】この図に示す検出器本体2bは内部に空洞
30が形成される上部が閉止された円筒状に形成され、
その下部側に内外を連通させる複数の孔34が形成され
たケース31と、このケース31の下部側の開口部を閉
じるように設けられる多孔質の焼結金属板32と、前記
ケース32の低部から少し上に設けられる受圧ダイアフ
ラム33と、前記ケース31の低部から少し上に前記ケ
ース31と一体に形成される仕切り板35と、この仕切
り板35と前記受圧ダイアフラム33と前記ケース31
の側面とによって形成される空洞30b内に充填される
封入液36と、前記仕切り板35の空洞30a側に配置
され、一面が前記仕切り板35に形成された開口部37
を介して前記封入液36に接し、他面がケーブル4の大
気圧導入パイプ11を介して供給される大気圧の空気に
接する圧力センサ38と、前記空洞30a内に配置さ
れ、前記圧力センサ38を駆動して圧力測定を行なわせ
るとともに、この測定動作によって得られた差圧信号を
取り込んでこれを前記ケーブル4の信号線13を介して
前記差圧伝送器に伝送するセンサ駆動回路基板39と、
前記ケース31の下部より少し上部に斜めに設けられる
複数のスリット40を有するスカート部41とを備えて
おり、前記ケーブル4の大気圧導入パイプ11を介して
供給される大気圧を空洞30a内に導きいて前記圧力セ
ンサ38の他面に導きながら、受圧ダイアフラム33に
加えられた圧力を封入液36を介して圧力センサ38の
一面に導いて、これらの差圧を測定させ、この測定動作
によって得られる差圧信号を前記ケーブル4の信号線1
3を介して前記差圧伝送器に伝送する。
【0029】そして、この検出器本体2bが包まれてい
る袋16、21が検出器本体2bの低部に密着したとき
にも、スカート部41に形成された複数のスリット40
およびケース31に形成された複数の孔34を介して袋
16、21に加えられる水圧を受圧ダイアフラム33に
導くことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
テンレス鋼のような標準材質の検出器を検出器本体とし
て使用しても、これが腐蝕しないようにすることがで
き、これよって海水等の腐蝕性流体の水位測定を低コス
トで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投込み式水位伝送器の第1実施例
で使用される検出器の一例を示す構成図である。
【図2】図1に示す検出器本体の詳細な構成例を示す断
面図である。
【図3】本発明による投込み式水位伝送器の第2実施例
で使用される検出器の一例を示す構成図である。
【図4】本発明による投込み式水位伝送器の第3実施例
で使用される検出器の一例を示す構成図である。
【図5】本発明による投込み式水位伝送器の第4実施例
で使用される検出器の一例を示す構成図である。
【図6】本発明による投込み式水位伝送器の第5実施例
で使用される検出器の一例を示す構成図である。
【図7】本発明による投込み式水位伝送器で使用される
他の検出器本体の一例を示す断面図である。
【図8】従来から知られている投込み式水位伝送器の一
例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 検出器 2 検出器本体 3 フレキシブル封止部 4 ケーブル 16 袋(保護袋) 18 液体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に沈められる検出器本体と、地上側
    に設けられる変換器と、この変換器と前記検出器本体と
    を接続するケーブルとを有する投込み式水位伝送器にお
    いて、 前記検出器本体を包むように取り付けられる保護袋を有
    し、この保護袋内に満たされる液体と、 を備えたことを特徴とする投込み式水位伝送器。
JP04107841A 1992-04-27 1992-04-27 投込み式水位伝送器 Expired - Fee Related JP3110858B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016128756A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 中国電力株式会社 投げ込み式水位計の保護具
CN108709601A (zh) * 2018-07-10 2018-10-26 江门市东江环保技术有限公司 一种储罐液位测量装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016128756A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 中国電力株式会社 投げ込み式水位計の保護具
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