JP3193250B2 - 隔膜式圧力計 - Google Patents

隔膜式圧力計

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JP3193250B2
JP3193250B2 JP31440594A JP31440594A JP3193250B2 JP 3193250 B2 JP3193250 B2 JP 3193250B2 JP 31440594 A JP31440594 A JP 31440594A JP 31440594 A JP31440594 A JP 31440594A JP 3193250 B2 JP3193250 B2 JP 3193250B2
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pressure gauge
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diaphragm type
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、流体配管及び液体容
器に装着される隔膜式圧力計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の隔膜式圧力計は、図3に示
すように受圧部本体1に縦向きの液体封入部2を設け、
この液体封入部2の上部開口部に圧力計3が装着され、
下部開口部がダイヤフラム4で封止されており、ダイヤ
フラム4は同心状の隆起部6を有している。そして液体
封入部2の内部に封入液が封入されていて、このような
隔膜式圧力計を図示しない液体容器に装着して、ダイヤ
フラム4を介して圧力計3によって液体容器内の測定流
体の圧力を測定することとなる。
【0003】ところでこのような隔膜式圧力計は、ダイ
ヤフラム4が1枚しか設けられていないので、このダイ
ヤフラム4が破損すると封入液が測定流体に混入し、ま
たダイヤフラム4が破損していることを検知することが
困難である等の問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明の目的
は、前記のような従来の隔膜式圧力計のもつ問題を解消
し、ダイヤフラムを内外2枚のダイヤフラムで構成し、
いずれかのダイヤフラムが破損しても他のダイヤフラム
によって、封入液が測定流体に混入するのを防止するこ
とができ、またダイヤフラムが破損していることを容易
に検知することができる隔膜式圧力計を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、受
圧部本体に縦向きの液体封入部を設け、この液体封入部
の上部開口部に圧力計が装着され、下部開口部がダイヤ
フラムで封止されている隔膜式圧力計において、前記ダ
イヤフラムが中間に充填物のない空隙を形成して配置さ
れた1対の内外ダイヤフラムで構成されており、受圧部
本体に一方が外部に開口し、他方がダイヤフラムの中間
の充填物のない空隙に連通している検知孔を設け、この
検知孔の開口部にセンサを設けたことを特徴とするもの
である。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明を使用するに際しては、
これを従来のものと同様に液体容器に装着して、内外ダ
イヤフラムを介して液体封入部に封入された液体によっ
て液体封入部の上部開口部に装着された圧力計によって
液体容器内の測定流体の圧力を測定し、このようにして
使用している際内ダイヤフラムが破損しても、外ダイヤ
フラムによって、又反対に外ダイヤフラムが破損して
も、内ダイヤフラムによって封入液が測定流体に混入す
るのを防止する。また内ダイヤフラム又は外ダイヤフラ
ムが破損した場合には、封入液又は測定流体が空隙から
検知孔に流通し、この検知孔に装着したセンサによって
封入液又は測定流体の圧力又は漏洩液体が検出され、こ
れによって内ダイヤフラム又は外ダイヤフラムが破損し
たことが検知される。そして他方のダイヤフラムによっ
て封入液と測定流体との混入が防止される。
【0007】
【実施例】図1〜2に示すこの発明の実施例において、
前記従来のものと同様の部分には同一の符号を付して説
明を省略し、主として異なる部分について説明する。ダ
イヤフラムが中間に空隙7を形成して配置された1対の
内外ダイヤフラム4−1,2からなり、これらのダイヤ
フラム4−1,2はその接液面は平板状になっており、
受圧部本体1に一方が外部に開口し、他方がダイヤフラ
ム4−1,2の中間の空隙7に連通している検知孔8を
設け、この検知孔8の開口部9にセンサ10を装着してい
る。空隙7はほぼ0.1mm程度としておくのがよく、セン
サ10は圧力素子等を使用するもの、導電率計、静電容量
計等のように液体の存在を検出するような形式のもの又
はゴム栓からなっていて検知孔8に着脱可能に装着し、
検知孔8内の圧力によって吹き飛ばされるようなもので
あってもよい。なお圧力計3としてブルドン管式のもの
が図示されているが、これに限ることなく封入液の圧力
を検知する圧力センサや、電気変換型の圧力計器のよう
なものでもよい。
【0008】前記のような隔膜式圧力計を使用するに際
して、これを従来のものと同様に液体容器に装着する
と、液体容器内の圧力によって内外ダイヤフラム4−
1,2は密着することとなり、このような内外ダイヤフ
ラム4−1,2により、液体容器内の測定流体の圧力が
液体封入部2内の封入液体を介して、液体容器の上部開
口部に装着された圧力計3に正確に伝えられて測定さ
れ、このようにして使用している際内ダイヤフラム4−
1が破損しても、外ダイヤフラム4−2によって、又反
対に外ダイヤフラム4−2が破損しても、内ダイヤフラ
ム4−1によって封入液が測定流体に混入するのを防止
する。そして内外ダイヤフラム4−1,2のいずれかが
破損した場合には、封入液又は測定流体が空隙7から検
知孔8に流通し、この検知孔8に装着したセンサ10によ
って封入液又は測定流体の圧力が検出され、これによっ
て内ダイヤフラム4−1又は外ダイヤフラム4−2が破
損したことが検知される。そして他方のダイヤフラムに
よって封入液と測定流体との混入が防止される。内外ダ
イヤフラム4−1,2の接液面は平板状になっているか
ら、これに汚れが付着するのが防止される。
【0009】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1記載の発明は、受圧部本体に縦向きの液体封入部を設
け、この液体封入部の上部開口部に圧力計が装着され、
下部開口部がダイヤフラムで封止されている隔膜式圧力
計において、前記ダイヤフラムが中間に充填物のない空
隙を形成して配置された1対の内外ダイヤフラムで構成
されているので、いずれかのダイヤフラムが破損しても
他のダイヤフラムによって、封入液が測定流体に混入し
て、測定を妨害するのを防止することができ、また受圧
部本体に一方が外部に開口し、他方がダイヤフラムの中
間の充填物のない空隙に連通している検知孔を設け、こ
の検知孔の開口部にセンサを設けたので、ダイヤフラム
が破損していることを容易に検知することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の一部縦断正面図である。
【図2】同上の線2に囲まれた部分の拡大図である。
【図3】この発明と同種の従来の隔膜式圧力計の一部縦
断正面図である。
【符号の説明】
1 受圧部本体 2 液体封入部 3 圧力計 4−1 内ダイヤフラム 4−2 外ダイヤフラム 6 隆起部 7 空隙 8 検知孔 9 開口部 10 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−206738(JP,A) 特開 平6−294696(JP,A) 実開 昭57−134648(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 7/08 G01L 19/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受圧部本体に縦向きの液体封入部を設け、
    この液体封入部の上部開口部に圧力計が装着され、下部
    開口部がダイヤフラムで封止されている隔膜式圧力計に
    おいて、前記ダイヤフラムが中間に充填物のない空隙を
    形成して配置された1対の内外ダイヤフラムで構成され
    ており、受圧部本体に一方が外部に開口し、他方がダイ
    ヤフラムの中間の充填物のない空隙に連通している検知
    孔を設け、この検知孔の開口部にセンサを設けたことを
    特徴とする隔膜式圧力計。
JP31440594A 1994-12-19 1994-12-19 隔膜式圧力計 Expired - Fee Related JP3193250B2 (ja)

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JP2015175701A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 サーパス工業株式会社 圧力センサ

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