JPH05301632A - 氷スラリー輸送制御方式 - Google Patents
氷スラリー輸送制御方式Info
- Publication number
- JPH05301632A JPH05301632A JP10761392A JP10761392A JPH05301632A JP H05301632 A JPH05301632 A JP H05301632A JP 10761392 A JP10761392 A JP 10761392A JP 10761392 A JP10761392 A JP 10761392A JP H05301632 A JPH05301632 A JP H05301632A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice slurry
- slurry
- ice
- temperature sensor
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 スラリーポンプ３を有するラインＬ2 に氷
粒子が堆積し、氷スラリーの流れを阻害することを防止
する。 【構 成】 スラリーポンプ１０により氷スラリーを輸
送する氷スラリー輸送管１１に加熱体１２を設けるとと
もに流量計１３と温度センサー１４を配置し、該流量計
１３と温度センサー１４の信号を制御装置１５に導入
し、該制御装置１５により得られた信号により前記加熱
体１２及び前記スラリーポンプ１０を制御するようにし
たことを特徴とする氷スラリー輸送制御方式。
粒子が堆積し、氷スラリーの流れを阻害することを防止
する。 【構 成】 スラリーポンプ１０により氷スラリーを輸
送する氷スラリー輸送管１１に加熱体１２を設けるとと
もに流量計１３と温度センサー１４を配置し、該流量計
１３と温度センサー１４の信号を制御装置１５に導入
し、該制御装置１５により得られた信号により前記加熱
体１２及び前記スラリーポンプ１０を制御するようにし
たことを特徴とする氷スラリー輸送制御方式。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は氷スラリー輸送制御方
式、より詳しくは、例えば地域冷暖において冷熱を氷ス
ラリーとして輸送する場合において好適な氷スラリー輸
送制御方式に関するものである。
式、より詳しくは、例えば地域冷暖において冷熱を氷ス
ラリーとして輸送する場合において好適な氷スラリー輸
送制御方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、エネルギーセンターにより熱源を
得て、この熱源を熱源センターに搬送し、この熱源セン
ターにおいて需要家に熱源を送る所謂地域冷暖が注目さ
れている。そして、この地域冷暖において冷熱を搬送す
る場合、夜間製氷機において氷スラリーを製造し、この
氷スラリーを蓄熱タンクに貯蔵し、昼間の冷熱需要時に
スラリーポンプにより搬送することが知られている。
得て、この熱源を熱源センターに搬送し、この熱源セン
ターにおいて需要家に熱源を送る所謂地域冷暖が注目さ
れている。そして、この地域冷暖において冷熱を搬送す
る場合、夜間製氷機において氷スラリーを製造し、この
氷スラリーを蓄熱タンクに貯蔵し、昼間の冷熱需要時に
スラリーポンプにより搬送することが知られている。
【０００３】その一例を説明すれば、図４に示すように
エネルギーセンターに設けられた製氷機１により夜間に
おいて、例えば１００μｍ〜５ｍｍの氷粒子を有する氷
スラリーが製造され、この氷スラリーはラインＬ1 を通
って蓄熱タンク２に供給貯蔵される。そして、昼間の冷
熱需要時にこの氷スラリーはスラリーポンプ３によりラ
インＬ2 を経て熱源センターに設けられた熱交換器４
ａ，４ｂに供給され、ここで需要家が所有する空調シス
テム５ａ，５ｂの熱媒体と熱交換し、約１３℃の水とな
ってラインＬ3 から調整槽６へ導かれ貯水される。
エネルギーセンターに設けられた製氷機１により夜間に
おいて、例えば１００μｍ〜５ｍｍの氷粒子を有する氷
スラリーが製造され、この氷スラリーはラインＬ1 を通
って蓄熱タンク２に供給貯蔵される。そして、昼間の冷
熱需要時にこの氷スラリーはスラリーポンプ３によりラ
インＬ2 を経て熱源センターに設けられた熱交換器４
ａ，４ｂに供給され、ここで需要家が所有する空調シス
テム５ａ，５ｂの熱媒体と熱交換し、約１３℃の水とな
ってラインＬ3 から調整槽６へ導かれ貯水される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな地域冷暖房における冷熱搬送方法においては、氷ス
ラリー輸送管、具体的にはスラリーポンプ３を有するラ
インＬ2 に氷粒子が堆積し、氷スラリーの流れを阻害す
る恐れがある。特にラインＬ2 がその配管上折曲を必要
とする場合、その折曲部分においてその恐れが大きい。
うな地域冷暖房における冷熱搬送方法においては、氷ス
ラリー輸送管、具体的にはスラリーポンプ３を有するラ
インＬ2 に氷粒子が堆積し、氷スラリーの流れを阻害す
る恐れがある。特にラインＬ2 がその配管上折曲を必要
とする場合、その折曲部分においてその恐れが大きい。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来技術の
問題点を解決するためになされたものであって、スラリ
ーポンプにより氷スラリーを輸送する氷スラリー輸送管
に加熱体を設けるとともに、流量計と温度センサーを配
置し、該流量計と温度センサーの信号を制御装置に導入
し、該制御装置により得られた信号により前記加熱体及
び前記スラリーポンプを制御するようにした氷スラリー
輸送方式を提案せんとするものである。
問題点を解決するためになされたものであって、スラリ
ーポンプにより氷スラリーを輸送する氷スラリー輸送管
に加熱体を設けるとともに、流量計と温度センサーを配
置し、該流量計と温度センサーの信号を制御装置に導入
し、該制御装置により得られた信号により前記加熱体及
び前記スラリーポンプを制御するようにした氷スラリー
輸送方式を提案せんとするものである。
【０００６】
【作 用】前記のような氷スラリー輸送方式において、
流量計により氷スラリー輸送管中の流量が計測され、そ
の流量が所定値より低下するとその信号が制御装置に導
かれ、加熱体の加熱源が作動するとともにスラリーポン
プは停止される。そして、加熱体により氷スラリー輸送
管内が昇温したら温度センサーからの信号が制御装置に
入力され、加熱体の加熱源が切断されるとともにスラリ
ーポンプが作動されるのである。
流量計により氷スラリー輸送管中の流量が計測され、そ
の流量が所定値より低下するとその信号が制御装置に導
かれ、加熱体の加熱源が作動するとともにスラリーポン
プは停止される。そして、加熱体により氷スラリー輸送
管内が昇温したら温度センサーからの信号が制御装置に
入力され、加熱体の加熱源が切断されるとともにスラリ
ーポンプが作動されるのである。
【０００７】
【実施例】以下図１乃至図３に基づき本発明による氷ス
ラリー輸送方式の実施例を説明する。図１は要部系統図
であって、スラリーポンプ１０を有する氷スラリー輸送
管１１には加熱体１２と流量計１３と温度センサー１４
とが設けられ、この流量計１３の信号Ｖ1 と温度センサ
ー１４の信号Ｖ2 とは夫々制御装置１５に入力され、こ
の制御装置１５により得られた信号Ｖ3 はスラリーポン
プ１０に、又信号Ｖ4は加熱体１２の加熱源１６に夫々
導かれるように構成されている。
ラリー輸送方式の実施例を説明する。図１は要部系統図
であって、スラリーポンプ１０を有する氷スラリー輸送
管１１には加熱体１２と流量計１３と温度センサー１４
とが設けられ、この流量計１３の信号Ｖ1 と温度センサ
ー１４の信号Ｖ2 とは夫々制御装置１５に入力され、こ
の制御装置１５により得られた信号Ｖ3 はスラリーポン
プ１０に、又信号Ｖ4は加熱体１２の加熱源１６に夫々
導かれるように構成されている。
【０００８】詳述すれば、スラリーポンプ１０を作動し
て氷スラリーを氷スラリー輸送管１１により輸送中にお
いて、今図２に示すように氷スラリー輸送管１１中に氷
粒子ａが付着堆積すると氷スラリーの流量が減少する。
この氷スラリーの流量が所定値より以下、例えば流量≒
０になると図３の制御方式系統図に示すように流量計１
３からの信号 Ｖ1 が制御装置１５に入力され、ここで
信号Ｖ3 を出力してスラリーポンプ１０の作動確認後、
これを停止させる。
て氷スラリーを氷スラリー輸送管１１により輸送中にお
いて、今図２に示すように氷スラリー輸送管１１中に氷
粒子ａが付着堆積すると氷スラリーの流量が減少する。
この氷スラリーの流量が所定値より以下、例えば流量≒
０になると図３の制御方式系統図に示すように流量計１
３からの信号 Ｖ1 が制御装置１５に入力され、ここで
信号Ｖ3 を出力してスラリーポンプ１０の作動確認後、
これを停止させる。
【０００９】そして、信号Ｖ4 を加熱源１６に導きこれ
を作動させて加熱体１２に熱源を供給して氷粒子を融解
させる。この融解の状態を温度センサー１４により検知
し、所定温度、例えば０℃以上になるとその信号Ｖ2 が
制御装置１５に入力され、加熱源１６を切断するととも
にスラリーポンプ１０が作動される。加熱体１２として
は電気ヒータ、温水等が選ばれ、加熱源１６としては前
者の場合は通電スイッチが又後者の場合は温水を流すた
めの弁が操作される。
を作動させて加熱体１２に熱源を供給して氷粒子を融解
させる。この融解の状態を温度センサー１４により検知
し、所定温度、例えば０℃以上になるとその信号Ｖ2 が
制御装置１５に入力され、加熱源１６を切断するととも
にスラリーポンプ１０が作動される。加熱体１２として
は電気ヒータ、温水等が選ばれ、加熱源１６としては前
者の場合は通電スイッチが又後者の場合は温水を流すた
めの弁が操作される。
【００１０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による氷スラリー輸送方式によれば、氷スラリー輸送管
内への氷粒子の付着堆積による閉塞が生じたとしても自
動的にこれを検知して融解することができ、冷熱搬送を
効果的に行なうことができるものである。
による氷スラリー輸送方式によれば、氷スラリー輸送管
内への氷粒子の付着堆積による閉塞が生じたとしても自
動的にこれを検知して融解することができ、冷熱搬送を
効果的に行なうことができるものである。
【図１】本発明による氷スラリー搬送方式の一実施例に
おける要部系統図である。
おける要部系統図である。
【図２】本発明による氷スラリー輸送管の要部断面図で
ある。
ある。
【図３】本発明による氷スラリー輸送管の制御方式系統
図である。
図である。
【図４】従来の地域冷暖における冷熱搬送方法の説明図
である。
である。
【符号の説明】 １ 製氷機 ２ 蓄熱タンク ３，１０ スラリーポンプ ４ａ，４ｂ 熱交
換器 ５ａ，５ｂ 空調システム ６ 調整槽 １１ 氷スラリー輸送管 １２ 加熱体 １３ 流量計 １４ 温度センサ
ー １５ 制御装置 １６ 加熱源
換器 ５ａ，５ｂ 空調システム ６ 調整槽 １１ 氷スラリー輸送管 １２ 加熱体 １３ 流量計 １４ 温度センサ
ー １５ 制御装置 １６ 加熱源
Claims (1)
- 【請求項１】 スラリーポンプにより氷スラリーを輸送
する氷スラリー輸送管に加熱体を設けるとともに流量計
と温度センサーを配置し、該流量計と温度センサーの信
号を制御装置に導入し、該制御装置により得られた信号
により前記加熱体及び前記スラリーポンプを制御するよ
うにしたことを特徴とする氷スラリー輸送制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10761392A JPH05301632A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 氷スラリー輸送制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10761392A JPH05301632A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 氷スラリー輸送制御方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05301632A true JPH05301632A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14463616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10761392A Withdrawn JPH05301632A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 氷スラリー輸送制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05301632A (ja) |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP10761392A patent/JPH05301632A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |