JPH05300868A - ゴルフシューズの掃除機 - Google Patents

ゴルフシューズの掃除機

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JPH05300868A
JPH05300868A JP10824692A JP10824692A JPH05300868A JP H05300868 A JPH05300868 A JP H05300868A JP 10824692 A JP10824692 A JP 10824692A JP 10824692 A JP10824692 A JP 10824692A JP H05300868 A JPH05300868 A JP H05300868A
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JP
Japan
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water
grass
turfgrass
air gun
earth
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Withdrawn
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JP10824692A
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English (en)
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Sakurako Ebara
桜子 江原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 捕集された芝草や土砂が次回の使用時にゴル
フシューズ掃除機内から飛散して、シューズに再付着し
たり建屋のフロア面を汚すことを防止する。 【構成】 エヤーガン(1)と、このエヤーガンの下方
に配設された芝草受け器体(13)を具えたゴルフシュー
ズの掃除機(10)において、上記芝草受け器体(13)の
上面開口部に薄肉の足乗せ格子(15)を装着し、その下
方に傾斜した芝草や土砂の流下面を具えた芝草受け(1
2)を張設する。そして、芝草受け(12)の下端に、芝
草や土砂回収用の網状バケット(18)を設けると共に、
この網状バケット(18)と隣接して、水溜め(17)、給
水ポンプ(19)、給水管(20)からなる水循環装置を設
ける。芝草受け器体(13)の上方には、上記給水管(2
0)に接続された散水管(11)を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフシューズの掃除機
に関するものであり、詳細には、エヤーガンによる圧縮
空気の吹付けを利用してゴルフシューズに付着した芝草
や土砂を除去する目的で使用されているゴルフシューズ
の自動掃除装置における芝草や土砂の飛散防止手段に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴルフコースのフェアウェイやグリーン
面は、定期的に芝刈り作業を施こすことによって所定の
カット長を有する芝面に保持されている。刈取られた芝
草は、自走式の回収車による吸引や人力を利用して回収
し焼却等の処分に付される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自走式の回収車や人力
を利用してフェアウェイやグリーン面から刈取られた芝
草を回収することによって、フェアウェイやグリーン面
はある程度迄清浄化されている。しかしながら、どのよ
うな回収手段を採用した場合でも刈取られた芝草の全量
を回収することは困難で、フェアウェイやグリーン面に
は未回収の芝草が可成り散在している場合が一般的であ
る。
【0004】これらの未回収の芝草は、ゴルフプレイヤ
ーのシューズに付着してクラブハウス内に持込まれる。
殊に雨天時にゴルフプレイが行われた場合には、水分の
付加によって芝草の付着量が増大し、また、芝草だけで
なく湿った土砂や木の葉などの付着量が増大することに
よってクラブハウス内の汚れがひどくなる。
【0005】芝草、土砂、木の葉等の持込みによるクラ
ブハウス内のよごれを防止するため、クラブハウスの入
口には、エヤーガンによる圧縮空気の吹付けを利用した
ゴルフシューズ掃除機が設置されている場合が多い。図
2は、エヤーガン(1)による圧縮空気の吹付けを利用
したゴルフシューズ掃除機(2)の従来例を示し、エヤ
ーコンプレッサ(3)から延びる送気管(4)には、複
数人のゴルフプレイヤーが同時に使用できるように複数
個、例えば4個のエヤーガン(1)が分岐状態で装着さ
れている。クラブハウス内に入ろうとするゴルフプレイ
ヤーは、それぞれの足を、ゴルフシューズ毎、足乗せ格
子(7)を上面に装着してなる箱体(5)の上に乗せ、
この状態で上記エヤーガン(1)から噴出する圧縮空気
を吹付けることによって、ゴルフシューズの表面に付着
している芝草や土砂(6)等を剥取り、箱体(5)内に
吹落させる。吹落しによって捕集された芝草や土砂
(6)等は所定期間毎に箱体(5)から取出し、焼却等
の適当な手段で処分する。
【0006】図2に示すゴルフシューズ掃除機(2)を
使用した場合、ゴルフシューズの表面から吹払われた芝
草や土砂(6)等は、足乗せ格子(7)の間を通って箱
体(5)の底部に堆積する。箱体(5)の底部で芝草や
土砂(6)は、比較的小さな堆積密度を維持して堆積し
ているが、クラブハウスに到着する多数のゴルフプレイ
ヤーが上記の掃除機(2)を繰返し使用することによっ
て、一旦捕集された回収済みの芝草や土砂(6)等が圧
縮空気の吹付けにより箱体(5)の底部から舞い上が
り、足乗せ格子(7)の間を通って箱体(5)の外側に
飛散し、フロアをよごす。圧縮空気の吹付けに起因する
上記芝草や土砂(6)等の飛散は、後から使用するゴル
フプレイヤーのシューズへの付着という問題を引起こ
し、ゴルフシューズ掃除機(2)の本来の設置目的に反
する許りでなく、クラブハウスのフロアの掃除労力の増
大等の問題も引起こす。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決手段とし
て本発明は、ゴルフシューズに付着した芝草や土砂を吹
払うエヤーガンと、このエヤーガンの設置域の下方に配
設された上面開口型の芝草受け器体を具えたゴルフシュ
ーズの掃除手段において、上記芝草受け器体の上面開口
部に、上記エヤーガンで吹払われた芝草や土砂の通過間
隙を形成してなる足乗せ格子を装着すると共に、この足
乗せ格子の下方の、上記器体の内部に、多孔板もしくは
格子ワイヤからなる芝草受けを所定の傾斜角で取付け、
また、上記芝草受け器体の底部に、水流入口と水流出口
を開口させてなる水溜めを形成し、上記水流入口の斜め
上方に、芝草受け用の網状バケットを配設すると共に、
上記水流出口と、上記芝草受け器体の上部で器壁内に取
付けられている散水管との間に、給水ポンプと給水管と
からなる水循環装置を介在させたことを特徴とするゴル
フシューズの掃除機を提供するものである。
【0008】
【作用】エヤーガンから噴出する圧縮空気を吹付けるこ
とによって、ゴルフシューズの表面に付着している芝草
や土砂等は、足乗せ格子の隙間を通って芝草受け器体の
内部に吹落され、芝草受け上に堆積する。給水ポンプを
起動して給水管から散水管内に水をポンプ送りし、この
水を芝草受け上に流下させる。芝草受け上に堆積してい
る芝草や土砂は、上記水に坦持された状態で流下し、網
状バケット内に捕集される。芝草や土砂の搬送媒体とし
て使用された水の一部は、芝草受けに設けられた細孔お
よび芝草受け器体の水流入口を通って水溜め内に滴下す
るが、大部分の水は、網状バケットの細孔および芝草受
け器体の水流入口を通って水溜め内に環流し、給水ポン
プを介して循環利用される。
【0009】
【実施例】以下、図1(A)(B)を参照しながら本発
明の一具体例を説明する。尚、以下の記述において、従
来技術を示す図2と同一の構成部材は同一の参照番号で
表示し、重複する事項に関しては説明を省略する。
【0010】ゴルフシューズの掃除機(10)は、芝草や
土砂(6)を吹払うエヤーガン(1)と、吹払われた芝
草や土砂(6)を流し落とすための水循環機能を具えた
散水装置(11)と芝草受け(12)を具えた受け器体(1
3)から構成されている。受け器体(13)の上面は段付
きの開口構造に加工されており、この段部(14)には、
適当な芝草通過間隙を形成した状態で薄刃状の鋼板製足
乗せ格子(15)が着脱自在に嵌込まれている。この足乗
せ格子(15)の下方の受け器体(13)の内部には、多孔
板もしくは 0.5乃至1mm間隔の格子ワイヤから形成され
た上記芝草受け(12)が所定の傾斜角、例えば約 45゜の
傾斜角を維持した状態で取付けられており、また、上記
芝草受け器体(13)の底部には、壁面に水(16)の流入
口(16A)と流出口(16B)を開口させた水溜め(17)
が設けられている。上記流入口(16A)の斜め上方に
は、芝草や土砂(6)を捕集する網状バケット(18)が
取付けられており、また、上記流出口(16B)と、芝草
受け器体(13)の上部器壁内に取付けられている散水管
(11)との間には、給水ポンプ(19)と散水管(20)と
からなる水循環装置が接続されている。水溜め(17)の
底部には、水循環装置内への芝草や土砂(6)の侵入を
防止するためフィルタ(21)が敷設されている。
【0011】芝草受け(12)は、図1(B)に例示する
ように、一定の傾斜角で受け器体(13)の上部から下部
に向って高さを漸減させる平坦な多孔板もしくは格子ワ
イヤから製作されている場合が一般的であるが、散水管
(11)から噴出する水(16)の流速を芝草受け(12)の
上流側、即ち、散水管(11)側で高速に、また、下流
側、即ち、網状バケット(18)側で低速にする目的で、
水(16)の上流側から下流側に向って芝草受け(12)の
傾斜角を順次減小させた凹板構造とすることも可能であ
る。また、芝草受け(12)の上面に沿って流下する水
(16)の分量を、その幅方向全域に亘って均一にする目
的で、図1に二点鎖線で示すように、芝草受け(12)の
上端近傍に、その幅方向全域に亘って延びるオーバーフ
ロー堰(12A)を付設することも可能である。
【0012】以下、本発明に係るゴルフシューズ掃除機
(10)の使用方法を説明する。
【0013】エヤーガン(1)から噴出する圧縮空気
を、足乗せ格子(15)の上でゴルフシューズに吹付ける
ことによって、ゴルフシューズの表面に付着している芝
草や土砂(6)を、足乗せ格子(15)の隙間を通して芝
草受け器体(13)の内部に吹落す。吹落された芝草や土
砂(6)は、斜設された芝草受け(12)の上に堆積す
る。給水ポンプ(19)を起動すると、給水管(20)を介
して水溜め(17)から散水管(11)に向って水(16)が
圧送される。圧送された水(16)は、散水管(11)の管
壁面に穿設された無数の細孔から芝草受け(12)上に噴
出し、芝草受け(12)上に堆積している芝草や土砂
(6)を芝草受け(12)の上面に沿って洗い流し、その
最下端部に配設されている網状バケット(18)内に流入
させる。芝草や土砂(6)の搬送媒体として使用された
水(16)の一部は、芝草受け(12)に設けられた細孔も
しくはスリットを通って水溜め(17)内に滴下するが、
大部分の水(16)は、芝草や土砂(6)と一緒になって
網状バケット(18)内に流入し、芝草や土砂(6)を瀘
別分離された状態で網状バケット(18)の細孔を通過
し、水流入口(16A)から水溜め(17)内に環流する。
水溜め(17)内に環流した水(16)は、次回の使用に備
えて水溜め(17)内に貯溜される。
【0014】
【発明の効果】本発明装置(10)を使用すると、従来方
式で問題とされていた回収済み芝草の吹出しによる清浄
化機能の低下やフロアの汚れが全面的に解消される。ま
た、芝草や土砂の洗い流しに使用した水は繰返し利用さ
れるので、経済性の面でも在来装置の水準を大幅に上廻
る効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係るゴルフシューズ掃除機の
平面図 (B)は本発明に係るゴルフシューズ掃除機の一部を断
面にした正面図
【図2】従来のゴルフシューズ掃除機の縦断面図
【符号の説明】
1 エヤーガン 6 芝草や土砂 10 ゴルフシューズ掃除機 11 散水装置(散水管) 12 芝草受け 13 芝草受け器体 14 段部 15 足乗せ格子 16 水 16A 水流入口 16B 水流出口 17 水溜め 18 網状バケット 19 給水ポンプ 20 給水管 21 フィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフシューズに付着した芝草や土砂を
    吹払うエヤーガンと、このエヤーガンの設置域の下方に
    配設された上面開口型の芝草受け器体を具えたゴルフシ
    ューズの掃除手段において、 上記芝草受け器体の上面開口部に、上記エヤーガンで吹
    払われた芝草や土砂の通過間隙を形成してなる足乗せ格
    子を装着すると共に、この足乗せ格子の下方の、上記器
    体の内部に、多孔板もしくは格子ワイヤからなる芝草受
    けを所定の傾斜角で取付け、また、上記芝草受け器体の
    底部に、水流入口と水流出口を開口させてなる水溜めを
    形成し、上記水流入口の斜め上方に、芝草受け用の網状
    バケットを配設すると共に、上記水流出口と、上記芝草
    受け器体の上部で器壁内に取付けられている散水管との
    間に、給水ポンプと給水管とからなる水循環装置を介在
    させたことを特徴とするゴルフシューズの掃除機。
JP10824692A 1992-04-28 1992-04-28 ゴルフシューズの掃除機 Withdrawn JPH05300868A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10824692A JPH05300868A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ゴルフシューズの掃除機

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JP10824692A JPH05300868A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ゴルフシューズの掃除機

Publications (1)

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JPH05300868A true JPH05300868A (ja) 1993-11-16

Family

ID=14479794

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JP10824692A Withdrawn JPH05300868A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ゴルフシューズの掃除機

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JP (1) JPH05300868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7316236B2 (en) * 2002-05-23 2008-01-08 Braun Gmbh Cleaning device for the shaving head of a dry shaving apparatus
KR200470865Y1 (ko) * 2012-10-16 2014-01-17 주식회사 코엘 신발털이장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706