JPH0529954Y2 - - Google Patents

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JPH0529954Y2
JPH0529954Y2 JP6749789U JP6749789U JPH0529954Y2 JP H0529954 Y2 JPH0529954 Y2 JP H0529954Y2 JP 6749789 U JP6749789 U JP 6749789U JP 6749789 U JP6749789 U JP 6749789U JP H0529954 Y2 JPH0529954 Y2 JP H0529954Y2
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JP
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triangular
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JP6749789U
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JPH037038U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、非常時に後続車に対して、注意を与
えるための三角表示板に係り、とくに自動車の車
体後部に一体的に内蔵した三角表示板に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、このような三角表示板は単体で製造販売
され、通常は自動車のトランク等の内部に収納す
ることにより、常に携行するようにしており、事
故、故障等の非常時に、後続者が当該自動車やそ
の搭乗者と接触したりすることのないように、注
意を喚起するため、いわゆる三角表示を表示する
ようになつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような三角表示板は、使用
しようと思つても、トランク内を探してもなかな
か見つからなかつたり収納し忘れたり、さらには
一度使用した後にそのまま路上に放置してしまつ
たりすることによつて、非常時に迅速に表示する
ことができない場合があり、安全性の確保という
点で問題があつた。さらに、トランク等に収納し
ておくと、他の荷物の邪魔になつたり、振動等に
よつてガタついたりして、この三角表示板が破損
したりすることもあつた。
本考案は、以上の点に鑑み、自動車の車体後部
に三角表示板を内蔵させることにより、非常時に
は内蔵された三角表示板を引き出すことによつて
迅速に表示することが可能である、三角表示板を
提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、本考案によれば、自動車の車体後
部にて、この車体後部に一体化するほぼ垂直な格
納状態からほぼ水平に後方へ向かつて突出する引
出し状態まで回動し得るように下端を枢支したカ
バー板と、このカバー板の引出し状態にて、該カ
バー板の上面の領域でほぼ平坦に折り畳んだ収納
状態から、実質的に垂直なほぼ正三角形の形状を
有する組立状態まで、立ち上がるようにした三角
表示板部とを有しており、好ましくはこの三角表
示板部が、カバー板と別体に構成されていて、該
カバー板の引出し状態における上面に取り付けら
れ、または該三角表示板部が、上記カバー板の引
出し状態における上面に一体に組み込まれている
ように構成した車体内蔵式三角表示板により達成
される。
〔作用〕
この考案によれば、通常は、即ち三角表示板を
使用しない場合には、三角表示板部が、カバー板
の引き出し状態における上面の領域にほぼ平坦に
折り畳まれた収納状態にあり、さらにこのカバー
板が自動車の車体後部に一体化したほぼ垂直な格
納状態にある。そのため、この三角表示板部は自
動車の車体の外部には全く露出せず、外見上は普
通の自動車と全く変わらない。
一方、自動車の事故、故障等の非常時には、先
ずカバー板を垂直な格納状態からその上端を後方
へ引くことにより、その下縁を中心としてほぼ水
平な引出し状態まで回動させ、この引出し状態に
て、カバー板の上面から三角表示板部を立ち上が
らせると共に、ほぼ正三角形の形状に組み立てる
ことにより、当該自動車の車体後部に三角表示板
が表示され得る。
したがつて、トランク内を探したり携行してい
るかどうかを意識せずに、必要な場合には迅速に
三角表示板の表示が行なわれるので、後続車に対
する安全性の確保が確実になると共に、使用後は
カバー板の上面に三角表示板部を折り畳んで、カ
バー板を格納位置に戻せばよいので、そのまま路
上に忘れてしまうようなこともない。
〔実施例〕
以下、図面に示した一実施例に基づいて本考案
をさらに詳細に説明する。
第1図乃至第3図は本考案による車体内蔵式三
角表示板の一実施例を示している。
第1図において、車体内蔵式三角表示板10は
自動車の車体後部11のリアコンビネーシヨンラ
ンプ12の間の領域、例えばロアバツクガーニツ
シユとして形成されている領域において設けられ
ている。
この三角表示板10は、車体後部11に一体化
するほぼ垂直な格納状態(第1図A参照)から、
この車体後部11よりほぼ水平に後方へ向かつて
突出する引出し状態(第1図B参照)まで、該格
納状態における下端の回転軸13aの周りに回動
し得るように枢支されたカバー板13を有してい
ると共に、このカバー板13の引出し状態におい
て、該カバー板13の上面の領域でほぼ平坦に折
り畳んだ格納状態(第2図および第3図参照)か
ら、実質的に垂直なほぼ正三角形の形状を有する
組立状態(第1図Bおよび第3図の点線図示位置
参照)まで立ち上がるように、折り畳み式に形成
された三角表示板部14とから構成されており、
この三角表示板部14のベース14aがストツパ
ー14aによりカバー板13の上面に取り付けら
れて保持されている。
上記三角表示板部14は、第3図の実線図示の
収納状態から点線で示されている起立状態まで、
底辺となるべき表示板14cが立ち上がると共に
この表示板14cの裏側に折り畳まれ且つそれぞ
れ該表示板14cの両端で枢支された斜辺となる
べき二つの表示板14d,14eが上方に引き出
されて、該表示板14d,14eの自由端が互い
に固定されることにより、ほぼ正三角形の三角表
示板が組み立てられることになり、第1図Bに示
すように後方へ向かつて表示される。
本考案実施例は以上のように構成されており、
三角表示を行なわない通常の場合には、三角表示
板部14は、カバー板13の上面内に収納される
と共に、該カバー板13が自動車の車体後部11
に一体化するようにほぼ垂直な格納状態にあるの
で、外見は普通の自動車と全く変わらず、三角表
示板部14は完全に格納されている。
ここで、当該自動車が事故、故障等の非常事態
になつた場合には、先ずカバー板13の上縁を後
方へ引くことにより、回転軸13aの周りに回動
させて、引出し状態まで持ち来し、この引出し状
体において、カバー板13の上面から三角表示板
部14の底辺としての表示板14cをほぼ垂直に
立ち上がらせた後、該表示板14cの裏側に収納
された斜辺としての表示14d,14eを上方へ
旋回させてその両端を互いに固定することによ
り、第1図Bに示すように、三角表示板の表示が
行なわれる。
第4図は、本考案による車体内蔵式三角表示板
の他の実施例を示している。
この場合、三角表示板部14′はカバー板13
の内部に組み込まれている。三角表示板部14′
は、その表示板14cがバネ15により立ち上が
るように弾性を付与されていると共に、カバー板
13の上面に設けられたロツク装置16により該
カバー板13の上面領域に収納された状態に保持
され得るようになつている。さらに、斜辺となる
表示板14d,14eは、それぞれバネ17によ
り組立状態になるように弾性を付与されている。
上記ロツク装置16は、第5図に示すように、
車体後部11側に設けられたカム11aに当接す
ることにより、カバー板13が格納状態にあると
きは、三角表示板部14の表示板14cをロツク
するが、カバー板13が引き出されたときには、
この表示板14cを開放するようになつている。
このように構成された三角表示板10は、カバ
ー板13が格納状態から引出し状態に引き出され
ると、これに連動してロツク装置16が三角表示
板部14の表示14cを解放するので、該表示板
14cは、バネ15の張力によつてほぼ垂直に立
ち上がると共に、表示板14d,14eがバネ1
7の張力によつて図示の組立状態に持ち来される
ことになる。
なお、この場合、カバー板13の引出しは、運
転席に設けられたスイツチ,レバー等を操作する
ことによつて行なうようにしてもよく、また表示
板14cの立上りはオイルダンパーの作用により
ゆつくりと行なわれるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、通常は、
即ち三角表示板を使用しない場合には、三角表示
板部が、カバー板の引き出し状態における上面の
領域にほぼ平坦に折り畳まれた収納状態にあり、
さらにこのカバー板が自動車の車体後部に一体化
したほぼ垂直な格納状態にあるため、三角表示板
部は自動車の車体の外部には全く露出せず、外見
上は普通の自動車と全く変わらないが、当該自動
車の事故,故障等の非常時には、先ずカバー板を
垂直な格納状態から、その上端を後方に引くこと
により、その下縁を中心としてほぼ水平な引出し
状態まで回動させ、次いでこの引出し状態にて、
カバー板の上面から三角表示板部を立ち上がらせ
ると共に、ほぼ正三角形の形状に組み立てること
により、当該自動車の車体後部に三角表示板が表
示され得ることになる。
そのため、必要な場合には迅速に三角表示板の
表示が行なわれるので、後続車に対する安全性の
確保が確実になると共に、使用後はカバー板の上
面に三角表示板部を折り畳んで、カバー板を格納
位置に戻せばよいので、そのまま路上に忘れてし
まうようなことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車体内蔵式三角表示板の
一実施例を示し、Aは格納状態を,Bは表示状態
を示す概略斜視図、第2図は第1図の実施例の概
略側面図、第3図は第1図Aの要部を示す部分拡
大斜視図、第4図は本考案による他の実施例を示
すものでAはカバー板の引出し状態を,Bは表示
板の組立状態を示す斜視図、第5図は第4図の実
施例の概略側面図である。 10……車体内蔵式三角表示板、11……車体
後部、12……リアコンビネーシヨンランプ、1
3……カバー板、13a……回転軸、14……三
角表示板部、14a……ストツパー、14b……
ベース、14c,14d,14e……表示板。1
5,17……バネ、16……ロツク装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動車の車体後部にて、該車体後部に一体化
    するほぼ垂直な格納状態からほぼ水平に後方へ
    向かつて突出する引出し状態まで回動し得るよ
    うに該格納状態における下端が枢支されたカバ
    ー板と、該カバー板の引出し状態にて、該カバ
    ー板の上面の領域でほぼ平坦に折り畳んだ収納
    状態から実質的に垂直なほぼ正三角形の形状を
    有する組立状態まで立ち上がるように備えられ
    た三角表示板部とを含んでいることを特徴とす
    る、車体内蔵式三角表示板。 (2) 前記三角表示板部が、前記カバー板と別体に
    構成されていて、引出し状態における該カバー
    板の上面に取り付けられていることを特徴とす
    る、請求項第1項に記載の車体内蔵式三角表示
    板。 (3) 前記三角表示板部が、前記カバー板の引出し
    状態における上面に一体に組み込まれているこ
    とを特徴とする、請求項第1項に記載の車体内
    蔵式三角表示板。
JP6749789U 1989-06-09 1989-06-09 Expired - Lifetime JPH0529954Y2 (ja)

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JP6749789U JPH0529954Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09

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JP6749789U JPH0529954Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09

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Publication Number Publication Date
JPH037038U JPH037038U (ja) 1991-01-23
JPH0529954Y2 true JPH0529954Y2 (ja) 1993-07-30

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