JPH05298572A - 火災警報システム - Google Patents
火災警報システムInfo
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- JPH05298572A JPH05298572A JP10336792A JP10336792A JPH05298572A JP H05298572 A JPH05298572 A JP H05298572A JP 10336792 A JP10336792 A JP 10336792A JP 10336792 A JP10336792 A JP 10336792A JP H05298572 A JPH05298572 A JP H05298572A
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Abstract
定を行い、かつ、時間変化により火災・非火災を判定す
る火災感知器の個数を制限することによって、短時間で
正確な判定結果を得る。 【構成】データファイル12は、すべての火災感知器1
の過去の所定時間内のデータを記憶する。火災感知器1
の出力レベルが所定の予報レベル以上になると、その火
災感知器についてデータファイル12に記憶されている
データを主メモリ14に転送する。また、その火災感知
器1について以後のデータは主メモリ14に格納され
る。主メモリ14に格納されたデータにより推論部15
は、火災・非火災を判定する。推論部15で判定結果が
得られると、主メモリ14におけるその火災感知器1の
データは消去される。
Description
る火災感知器の出力レベルの時間変化に基づいて火災・
非火災を判定する火災警報システムに関するものであ
る。
感知器の出力レベルの時間変化に基づいて火災・非火災
を判定する火災警報システムが提案されている。この種
の火災警報システムでは、すべての火災感知器につい
て、火災・非火災の判定を行うことが必要である。
の火災警報システムでは、多数の火災感知器を備えてい
るのが普通であるから、全火災感知器について、火災感
知器の出力レベルの時間変化によって火災・非火災を判
定すると膨大な処理時間が必要になる。とくに、時間変
化に基づく判定では1回の判定に過去の複数個のサンプ
リング値を必要とするから、1回の判定に比較的長い時
間を要するのであり、火災感知器の出力レベルをサンプ
リングする時間間隔(たとえば、3秒)以内には判定結
果を得ることができないという問題がある。
のであり、すべての火災感知器に対して火災・非火災の
判定を行いながらも、時間変化によって火災・非火災を
判定する火災感知器の個数を制限することによって、短
時間で正確な判定結果を得ることができるようにした火
災警報システムを提供しようとするものである。
達成するために、アナログ出力が得られる火災感知器の
出力レベルの時間変化に基づいて火災・非火災を判定す
る火災警報システムにおいて、すべての火災感知器の過
去の所定時間内のデータを記憶する第1の記憶手段と、
出力レベルが所定の予報レベル以上になった火災感知器
について第1の記憶手段に記憶されているデータが転送
されるとともに、以後は上記火災感知器について上記所
定時間のデータが書き込まれる第2の記憶手段と、第2
の記憶手段に記憶されているデータの時間変化に基づい
て火災・非火災を判定する判定手段とを備え、判定手段
は上記火災感知器についての判定結果が得られると第2
の記憶手段における上記火災感知器のデータを消去する
のである。
て出力レベルのデータを格納し、出力レベルが予報レベ
ル以上になった火災感知器についてのみ火災を検知して
いる可能性があるものとして、時間変化に基づく火災・
非火災の判定を行うので、出力レベルが予報レベル未満
である火災感知器については、火災を検知していないこ
とが明らかであるとして、時間変化による火災・非火災
の判定を行わないようにすることで、時間変化による判
定を行う対象になる火災感知器の個数を大幅に削減でき
るのである。このように、時間変化に基づく判定対象に
なる火災感知器の個数を、全火災感知器の個数に対して
大幅に少なくしたことによって、比較的複雑な判定を行
いながらも全処理時間を比較的短くすることができるの
である。すなわち、火災感知器の出力データをサンプリ
ングする時間間隔程度の時間内で判定結果を得ることが
可能になる。
受信機2に接続される。火災感知器1にはそれぞれアド
レスが設定されており、受信機2では火災感知器1のア
ドレスを認識することによって、火災感知器1の位置を
識別できるようになっている。
えば煙粒子による光の散乱を利用して煙濃度を検出する
光電式の煙感知器を用いることができる。受信機2は、
火災感知器1のアナログ出力が入力される信号入力部1
1を備え、信号入力部11では増幅や一定時間間隔での
サンプリング等の前処理が行われる。信号入力部11に
よりサンプリングされたすべての火災感知器1の出力レ
ベルのデータは、第1の記憶手段であるデータファイル
12に格納される。データファイル12には、すべての
火災感知器1について、過去の一定時間(たとえば3分
間)のデータが格納される。また、各火災感知器1の出
力レベルはレベル判定部13において所定の予報レベル
に達したかどうかが判定される。図3に示すように、火
災発生時などには火災感知器1の出力レベルは上昇する
のであって、火災発生かどうかを判定を開始するレベル
である火災報レベルLaよりも低いレベルとして、火災
発生の可能性を予報する予報レベルLpが設定されてい
る。そこで、レベル判定部13では、特定の火災感知器
1について出力レベルが予報レベルLp以上になると、
その火災感知器1についての過去の一定時間のデータを
データファイル12から第2の記憶手段である主メモリ
14に取り込むとともに、以後は主メモリ14のデータ
を火災感知器1の出力によって更新する。主メモリ14
に格納されているデータは、判定手段である推論部15
においてファジー推論などの手法によって火災感知器1
の出力レベルの時間変化に基づいた火災・非火災の判定
がなされる。すなわち、時間変化に基づく火災・非火災
の判定は主メモリ14にデータが書き込まれた特定の火
災感知器1のみについて行われることになる。推論部1
5において火災発生という判定結果が得られたときに
は、火災通報部16を通して警報が発報される。また、
推論部15において非火災であるという判定結果が得ら
れたときには、警報を発報せずに元の状態に戻る。火災
・非火災のいずれの場合でも判定結果が得られると、判
定結果が得られた火災感知器1に関して主メモリ14に
存在するデータは消去される。
レベル判定部13では、まずデータファイル12に格納
された火災感知器1の出力がすでに推論部15で判定す
べき推論対象データになっているかどうかを判定し(ス
テップS1)、さらに推論対象データでなければ予報レ
ベルLp以上かどうかを判定する(ステップS2)。予
報レベルLp未満であれば推論対象データとはせず、予
報レベル以上であれば推論対象データとして以後の処理
を行う(ステップS3)。すなわち、ステップS1また
はステップS3において、推論対象データと判定された
データについては、主メモリ14に転送されるのであっ
て、上述したように、主メモリ14に転送されたデータ
のみが推論部15での推論に用いられるのである。推論
部15での推論が終了して判定結果が得られると(ステ
ップS4)、火災・非火災のいかんにかかわらず、判定
結果が得られた火災感知器1に関するデータが主メモリ
14から消去(クリア)され、また、レベル比較部13
での推論対象データとしての選択状態が解除(キャンセ
ル)される。
ルが予報レベルを越えたときにのみ火災の発生を検知し
ている可能性があると判断して、その火災感知器1の出
力データを主メモリ14に取り込んで、推論部15にお
ける火災・非火災の判定を行うので、時間変化に基づく
火災・非火災の判定を行う火災感知器1の個数を大幅に
少なくすることができるのである。その結果、すべての
火災感知器1について火災・非火災の判定を行っている
にもかかわらず、火災を検知している可能性がない火災
感知器1については時間変化での火災・非火災の判定対
象から外していることによって、判定に要する時間が大
幅に短縮されることになる。また、時間変化に基づく判
定を行うためには、一般に複数個のサンプリング値を同
時に使用するから、主メモリ14の上で確保した作業領
域にデータを置く必要があるが、すべての火災感知器1
についてデータを主メモリ14の上に置く場合に比較し
て判定対象となるデータの主メモリ14の占有領域を大
幅に削減でき、結果的に主メモリ14の容量を小さくす
ることができる。
知器について出力レベルのデータを格納し、出力レベル
が予報レベル以上になった火災感知器についてのみ火災
を検知している可能性があるものとして、時間変化に基
づく火災・非火災の判定を行うので、出力レベルが予報
レベル未満である火災感知器については、火災を検知し
ていないことが明らかであるとして、時間変化による火
災・非火災の判定を行わないようにすることで、時間変
化による判定を行う対象になる火災感知器の個数を大幅
に削減できるのである。このように、時間変化に基づく
判定対象になる火災感知器の個数を、全火災感知器の個
数に対して大幅に少なくしたことによって、比較的複雑
な判定を行いながらも全処理時間を比較的短くすること
ができるのである。すなわち、火災感知器の出力データ
をサンプリングする時間間隔程度の時間内で判定結果を
得ることが可能になる。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 アナログ出力が得られる火災感知器の出
力レベルの時間変化に基づいて火災・非火災を判定する
火災警報システムにおいて、すべての火災感知器の過去
の所定時間内のデータを記憶する第1の記憶手段と、出
力レベルが所定の予報レベル以上になった火災感知器に
ついて第1の記憶手段に記憶されているデータが転送さ
れるとともに、以後は上記火災感知器について上記所定
時間のデータが書き込まれる第2の記憶手段と、第2の
記憶手段に記憶されているデータの時間変化に基づいて
火災・非火災を判定する判定手段とを備え、判定手段は
上記火災感知器についての判定結果が得られると第2の
記憶手段における上記火災感知器のデータを消去するこ
とを特徴とする火災警報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04103367A JP3093867B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 火災警報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04103367A JP3093867B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 火災警報システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05298572A true JPH05298572A (ja) | 1993-11-12 |
JP3093867B2 JP3093867B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=14352151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04103367A Expired - Lifetime JP3093867B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 火災警報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3093867B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9660942B2 (en) | 2015-02-03 | 2017-05-23 | Netspeed Systems | Automatic buffer sizing for optimal network-on-chip design |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP04103367A patent/JP3093867B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3093867B2 (ja) | 2000-10-03 |
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