JPH052981A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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Publication number
JPH052981A
JPH052981A JP17618891A JP17618891A JPH052981A JP H052981 A JPH052981 A JP H052981A JP 17618891 A JP17618891 A JP 17618891A JP 17618891 A JP17618891 A JP 17618891A JP H052981 A JPH052981 A JP H052981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
circuit breaker
terminals
opening
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP17618891A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Takahashi
渉 高橋
Sadao Kobayashi
定雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP17618891A priority Critical patent/JPH052981A/ja
Publication of JPH052981A publication Critical patent/JPH052981A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】耐圧強度を高めるために箱体側壁の肉厚を増す
余地を大きくする。 【構成】ケース1とカバー2とからなるモールド樹脂の
箱体内に、電源側端子3及び負荷側端子4とこれらの間
を開閉する開閉部5とからなる3相分の通電路が互いに
平行に配列された回路遮断器において、端子3,4の接
続穴7の位置はそのままにして左右相の開閉部5を中央
相側に寄せることにより、その箱体側壁からの距離s1
を広げ、箱体側壁1a,2aを内側に膨らませてその肉
厚を大きくできるようにする。これにより、大電流遮断
時の内圧上昇に対して箱体強度を十分なものとすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配線用遮断器や漏電
遮断器などの回路遮断器に関し、詳しくはモールド樹脂
からなる箱体の側壁強度の増大を容易にした回路遮断器
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記回路遮断器は一般に、ケースとカバ
ーとからなるモールド樹脂の箱体内に、電源側及び負荷
側の端子とこれらの間を開閉する開閉部とからなる通電
路が互いに平行に複数相配列された構造となっている。
図2はこのような3相回路遮断器の構成を簡易的に示す
もので、カバーの一部を破断した平面図である。図にお
いて、1はケース、2はこれを覆うカバーでこれらはモ
ールド樹脂から成形されている。ケース1には3相の通
電路が互いに平行に配列されているが、各相の通電路は
電源側の端子3及び負荷側の端子4とこれらの間を開閉
する開閉部5とからなっている。ここで、開閉部5は電
源側の端子3と一体形成された固定接触子3aと、これ
に接離する可動接触子6とからなっている。7は外部導
体を接続するために端子3及び4にあけられた接続穴で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記回路遮断器におい
て、図2に示す箱体の幅寸法W、箱体の側面から左右相
(R,T相)の接続穴7までの距離w1 、接続穴7の相
間距離w2 などは規格により予め定められているが、従
来の回路遮断器においては開閉部5はその前後の接続穴
7と一直線上に配置されており、その箱体側面からの距
離及び相間距離は接続穴7の上記距離と必然的に一致し
ていた。一方、電流遮断時には開閉部5が位置する遮断
空間8はアークガスの発生により内圧が上昇し、ケース
1及びカバー2の側壁1a及び2aには大きな曲げ応力
が生じるが、遮断電流が定格を大幅に超える場合には過
大な応力に耐えられず、側壁1a,2aに割れが生じる
という問題があった。
【0004】そこで、側壁1a,2aの肉厚を大きくし
てその強度をできるだけ高めようとする要請が生じるわ
けであるが、側壁1a,2aと左右相の開閉部5との間
隔は上記距離w1 からの規制があるため、肉厚の増大に
は限度があり十分な強度を確保することが困難であっ
た。この発明はこのような事情の下になされたもので、
箱体側壁の肉厚の増大の余地をこれまでよりも大きくし
て、十分な箱体強度が得られるようにした回路遮断器を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、端子の接続穴の相間距離よりも開閉部
の相間距離を短く構成するものとする。
【0006】
【作用】端子の接続穴の相間距離よりも開閉部の相間距
離を短く構成し、端子の接続穴の位置はそのままにして
左右相の開閉部5を中央相(S相)に接近させる。これ
により、左右相の開閉部5と箱体側壁との間隔があき、
その肉厚を増やす余地が大きくなる。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す回路遮断器の
平面図で、カバーの一部は破断してある。なお、従来例
と対応する部分には同一の符号を用いるものとする。図
において、左右相の可動接触子6は端子3,4と一直線
上ではなく、従来よりも中央相に向かって寄せられ、そ
の相間距離s2 は接続穴7の相間距離w2 よりも狭くな
っている。(s2 <w2 )。また、それに応じて固定接
触子3aも中央相側に寄せられている。一方、固定接触
子3aと一体の電源側の端子3及び負荷側の端子4の接
続穴7の位置は従来と同じでw2 のままとなっている。
これにより、箱体側面から開閉部5までの距離s1 は従
来よりも大きく(s1 >w1 )なり、その結果として図
示の通り箱体の側壁1a,2aを内側に膨らませてその
肉厚を増やすことが可能となっている。
【0008】一般に平板に生じる曲げ応力は板厚の2乗
に逆比例するから、側壁1a,2aの肉厚を例えば1.5
倍にすれば従来の2倍以上の内圧に耐えられることにな
る。これに対して、箱体の幅寸法Wや接続穴7の位置は
従来と変わらないので、規格寸法に対しては問題ない。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、端子の接続穴の相間
距離よりも開閉部の相間距離を短く構成したことによ
り、箱体の外形寸法や端子の接続穴の位置を変えること
なく箱体側壁の肉厚を増やす余地を従来よりも大きくし
て、大電流遮断に対して十分な箱体強度を有する回路遮
断器を容易に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の回路遮断器の平面図であ
る。
【図2】従来例の回路遮断器の平面図である。
【符号の説明】
3 電源側端子 4 負荷側端子 5 開閉部 7 接続穴

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】電源側及び負荷側の端子とこれらの間を開
    閉する開閉部とからなる通電路がモールド樹脂の箱体内
    に互いに平行に複数相配列された回路遮断器において、
    端子の接続穴の相間距離よりも開閉部の相間距離を短く
    構成したことを特徴とする回路遮断器。
JP17618891A 1991-06-20 1991-06-20 回路遮断器 Pending JPH052981A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17618891A JPH052981A (ja) 1991-06-20 1991-06-20 回路遮断器

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JP17618891A JPH052981A (ja) 1991-06-20 1991-06-20 回路遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH052981A true JPH052981A (ja) 1993-01-08

Family

ID=16009188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17618891A Pending JPH052981A (ja) 1991-06-20 1991-06-20 回路遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH052981A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016066438A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 日東工業株式会社 開閉器の端子間構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016066438A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 日東工業株式会社 開閉器の端子間構造

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