JPH05298123A - 仮想計算機システムの実記憶域割当方式 - Google Patents

仮想計算機システムの実記憶域割当方式

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JPH05298123A
JPH05298123A JP4101494A JP10149492A JPH05298123A JP H05298123 A JPH05298123 A JP H05298123A JP 4101494 A JP4101494 A JP 4101494A JP 10149492 A JP10149492 A JP 10149492A JP H05298123 A JPH05298123 A JP H05298123A
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JP
Japan
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real storage
guest
virtual computer
computer system
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JP4101494A
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Minoru Uchino
実 内野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のオペレーティングシステム(OS)で実
現されるゲストVM(ゲスト仮想計算機)に対して連続
した実記憶域を固定的に割り当てるようにした仮想計算
機システムの実記憶域割当方式に関し、他のゲストVM
を終了させることなく特定のゲストVMに割当てた記憶
域の移動、拡張、更にはフラグメンテーションの除去に
より、実記憶域の有効利用を可能とするこを目的とす
る。 【構成】特定のゲスト仮想計算機10−1の実記憶域1
2−1を拡張させるコマンドを受け付けた際には、拡張
対象となったゲスト仮想計算機10−1に隣接し且つ低
位アドレスに存在する他のゲスト仮想計算機10−2の
実記憶域12−2を連続する一つの実記憶として拡張対
象となったゲスト仮想計算機10−1の実記憶域12−
1に追加し、追加後にゲスト仮想計算機10−1の追加
前の実記憶域に存在していた情報を拡張された実記憶域
上で再配置し、拡張対象となったゲスト仮想計算機10
−1を停止することなく実記憶域を再割当する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のオペレーティン
グシステム(OS)で実現されるゲストVM(ゲスト仮
想計算機)に対して連続した実記憶域を固定的に割り当
てるようにした仮想計算機システムの実記憶域割当方式
に関する。24時間連続して動作しなければならないよ
うなオペレーティングシステム(OS)を仮想計算機シ
ステム上で運用するような分野、例えばバンキングシス
テムの待機用OSを仮想計算機システムで動作させるよ
うな場合には、現用OSが動作している現用ゲストVM
がダウンして待機用OSが動作している待機用ゲストV
Mに切り替わった時に、待機用ゲストVMの性能を保証
するため、仮想計算機システム上の他のゲストVMの実
記憶領域を、待機用ゲストVMに追加して割り当てるこ
とが実記憶域を有効に使用するために必要となる。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のOSが複数のゲトVM上で
動作する仮想計算機システムでは、主記憶装置(MS
U)の実記憶域を複数に分割し、各々の記憶域を各ゲス
トVMに固定的に割り当ている。このような仮想計算機
システムで、現用ゲストVMがダウンして待機用ゲスト
VMに切替えられたような場合には、待機用ゲストVM
の実記憶域を拡張する再割当が必要となる。この待機用
ゲストVMにおける実記憶域を拡張する再割当は、記憶
域アドレスの低位方向にのみ可能である。
【0003】図8は従来の実記憶域の拡張処理を示した
もので、いま図8(a)に示すようなゲストVM1に割
り当てられた記憶域12−1を拡張する場合は、記憶域
12−1に続く低位アドレスを空き状態にする必要があ
る。しかし、拡張しようとするゲストVM1の低位のア
ドレスを他のゲストVM2が記憶域12−2として使用
していた場合には、やむえずゲストVM2を強制終了さ
せて図8(b)のように記憶域12−2を空き状態に
し、その後に図8(c)のようにゲストVM1の記憶域
12−1を低位のアドレス方向に拡張している。
【0004】また、他のゲストVM2を強制終了させた
くない場合は、図9(a)に示すように、ゲストVM1
の記憶域12−1の割り当て位置を運用前に将来の拡張
分に相当する空きを含めて特定しておき、図9(b)に
示すように、必要に応じて記憶域12−1を低位のアド
レス方向の空き部分まで拡張できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の仮想計算機システムの実記憶域割当方式にあ
っては、特定のゲストVMの実記憶域を拡張するために
他のゲストVMを強制終了しなければならないという問
題がある。このような強制終了を回避するためには、運
用前に拡張分を考慮した空き領域を余計に割当ておかな
ければならず、空きを割当る分だけ実記憶域の使用効率
が低下する問題があった。
【0006】更に仮想計算機システムの運用中にゲスト
VMの起動と終了を繰り返すと、起動毎に記憶域の割り
当てが繰り返し行われることで、連続した空き領域が割
り当てできない、即ちフラグメンテーションが発生し、
実記憶域の使用効率が低下する。図10はゲストVMの
起動と終了の繰り返しにより発生するフラグメンテーシ
ョンの例を示したもので、図10(a)は運用状態にあ
るゲストVM1〜3に割り当てた記憶域12−1〜12
−3を示しており、記憶域12〜1〜12−3のサイズ
は異なっている。
【0007】ここでゲストVM1,VM3の運用を停止
すると図10(b)のようにゲストVM2の記憶域12
−2のみが使用状態となり、その後にゲストVM3を起
動したとすると、上位アドレスの位置にゲストVM3の
記憶域12−3が割り当てられたため、既に使用状態に
あるゲストVM2の記憶域12−2との間に空き状態と
なるフラグメンテーションが発生し、実記憶域が有効に
利用できないという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、他のゲストVMを終了させることな
く特定のゲストVMに割り当てた記憶域の移動、拡張、
更にはフラグメンテーションの除去により、実記憶域の
有効利用を可能とする仮想計算機システムの実記憶域割
当方式を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、仮想計算機システムを制御す
る仮想計算機モニタプログラム(VMモニタ)22で実
現される複数のゲスト仮想計算機(以下「ゲストV
M)」という)10−1,10−2に対して連続した実
記憶域12−1,12−2を固定的に割り当てるように
した仮想計算機システムの実記憶域割当方式を対象とす
る。
【0010】このような仮想計算機システムの実記憶域
割当方式として本発明にあっては、 1又は複数のゲストVM10−1,10−2に割当ら
れた実記憶域12−1,12−2の再割り当てする指示
を受け付ける指示受付手段14と、 指示受付手段14の指示受付けを契機として再割り当
ての対象となったゲストVM10−1,10−2の実行
プロセスを一時的に停止し、実記憶域の再割当完了後に
再度実行可能とする実行停止再開手段16と、 再割り当ての対象となったゲストVM10−1,10
−2の入出力要求の新たな実行を一時的に保留し、実記
憶の再割当完了後に保留した入出力要求をリスタートす
る入出力保留再開手段18と、 指示受付手段14で指示を受け付けた時点で実行中で
あった入出力要求の終結を待つ終結待ち手段20と、 終結待ち手段20で実行中の入出力要求の終結が得ら
れたときに入出力装置22を接続しているチャンネル2
4の動作を強制的に停止させ再割当の完了後にチャネル
動作を再開させるチャネル動作停止再開手段26と、 指示受付手段14で受け付けた指示内容に従って1又
は複数のゲストVM10−1,10−2に割当てていた
実記憶域12−1,12−2を移動し、移動後の実記憶
域に移動前の実記憶域に存在していた情報を再配置する
移動再配置手段28と、を備えたことを特徴とする。
【0011】ここで移動再配置手段28による実記憶域
の移動としては、コマンドで指定された特定のゲストV
M10−1の実記憶域12−1を同じくコマンドで指定
された他の実記憶域12−2に移動し、この移動後に移
動前の実記憶域に存在していた情報を移動後の実記憶域
上で再配置することを特徴とする。記憶域の拡張処理に
おいては、割当元のゲストVM10−2の実記憶域12
−2を更に低位アドレスに存在する空き領域に移動して
情報の再配置を行った後に、拡張対象となったゲストV
M10−1の実記憶域12−1に空きとなったゲストV
M10−2の実記憶域12−2を追加する。
【0012】更に移動再配置手段28でフラグメンテー
ションを除去するための処理は、ゲストVMの起動時ま
たは終了時に、実記憶域の中の空き領域を検出し、複数
のゲストVM10−1,10−2の実記憶域12−1,
12−2を上位のアドレス位置に移動して低位のアドレ
ス位置に空き領域をまとめることを特徴とする。一方、
指示受付手段14は、オペレータが投入した再配置の指
示コマンド、或いはゲストVMの起動又は終了時のフラ
グメンテーションの検出に基づく再配置の指示コマンド
を受け付けて移動再配置手段26に引き渡すようにな
る。
【0013】
【作用】このような構成を備えた本発明による仮想計算
機システムの実記憶域割当方式によれば、オペレータの
投入したコマンドに従って指定した特定のゲストVMの
実記憶域を、同じく指定した他のゲストVMの記憶域や
空き領域に移動することができ、この結果、拡張するゲ
ストVMの実記憶域の低位のアドレスに存在する他のゲ
ストVMの実記憶域を更に低位の空き領域に移動させる
ことで、ゲストVMの強制終了を必要とすることなく実
記憶域の拡張をダイナミックに行うことができる。
【0014】また拡張を考慮した空き領域を予め割当て
おく必要がないため、実記憶域の無駄な割当を防ぎ利用
効率を向上できる。更に、ゲストVMの起動と終了の繰
り返しで発生するフラグメンテーションの発生を防止す
るため、ゲストVMの起動または終了時に実記憶域のフ
ラグメンテーションを検出し、そのときゲストVMに割
り当てている実記憶域を上位のアドレス方向に移動し、
空き領域機は低位のアドレス方向に移動してまとめフラ
グメンテーションを除去して空き領域を効率良く利用可
能とする。
【0015】
【実施例】図2は本発明の仮想計算機システムが実現さ
れるハードウェア構成を示した実施例構成図である。図
2において、30は主記憶装置(MSU)であり、主記
憶制御装置(MCU)32によりストアアクセス及びロ
ードアクセスを受ける。主記憶制御装置32には、この
実施例にあっては複数のCPU34−1〜34−nが接
続されてマルチプロセッサシステムを構成している。勿
論、1台のCPUのみのシングルプロセシステムであっ
てもよい。
【0016】また主記憶制御装置32にはサブシステム
としてチャネル装置22−1〜22−nを介して複数の
入出力装置24が接続されている。入出力装置24とし
ては磁気ディスク装置や光ディスク装置等の外部記憶装
置、プリンタ、ディスプレイ等適宜の装置が設けられ
る。本発明の仮想計算機システムは、主記憶装置30に
格納した複数のOSにより実現されるゲストVMで構成
され、このゲストVM上で動作するゲストOSは、CP
U割り付け部として機能するVMモニタのディスパッチ
ャによりCPU34−1〜34−nにダイナミックに割
り付けられて実行される。
【0017】仮想計算機システム上で動作する複数のゲ
ストVMに対する主記憶装置30上での実記憶域の割当
ては、VMモニタにより行われる。図3は本発明の実記
憶域割当を実行するVMモニタの機能ブロックを示した
もので、オペレータによる再配置のコマンド投入を例に
とると、コマンド受付部14、再配置処理部36および
コマンド終了部40で構成され、再配置処理部36は再
配置処理に伴ってCPU割り付け部としてのディスパッ
チャ38およびチャネル装置22を制御する。
【0018】再配置処理部36には、コマンド受付を契
機として再割当の対象となったゲストVMの実行プロセ
スを一時的に停止し、実記憶域の再割当完了後に再度実
行可能とする実行停止再開手段16と、再割当の対象と
なったゲストVMの入出力要求の新たな実行を一時的に
保留し、実記憶の再割当完了後に保留した入出力要求を
リスタートする入出力保留再開手段18と、コマンドを
受け付けた時点で実行中であった入出力要求の終結を待
つ終結待ち手段22と、実行中の入出力要求の終結が得
られたときに入出力装置22を接続しているチャンネル
24の動作を強制的に停止させ再割当の完了後にチャネ
ル動作を再開させるチャネル動作停止再開手段26と、
コマンドの指示内容に従って1又は複数のゲストVMに
割当てていた実記憶域を移動し、移動後の実記憶域に移
動前の実記憶域に存在していた情報を再配置する移動再
配置手段28との機能が設けられる。
【0019】図4は図3に示したVMモニタによる本発
明の実記憶域の割当処理を詳細に示した説明図あり、次
の〜のステップから成る処理を行う。 [ステップ]まずゲストVMの記憶域を移動する契機
を検出する。この記憶域を移動する契機を検出する手段
としては、(a)オペレータによるコマンドの投入を契
機に記憶域の位置を再配置する、(b)ゲストVMの起
動又は終了時に、実記憶域のフラグメンテーションを検
出し、記憶域の位置を再配置する、の2つがある。ここ
では、(a)のコマンド投入の場合を想定して説明す
る。
【0020】[ステップ]CPU34−1〜34−n
を使用する全ての処理単位(プロセス)を停止するため
に、CPU割付け部として機能するディスパッチャ38
に対し、CPUの割付け停止を指示する。このCPUの
割付け停止の指示方法としては、例えば制御ビットを新
設すればよい。
【0021】ディスパッチャ38は、CPU割り付け停
止の指示を受けたら、即ち制御ビットがオンならば、プ
ロセスへのディスパッチを停止し、CPU割付け停止の
解除、即ち制御ビットがオフされるまで待つために「C
PU LOOP」状態に入る。このような割付け停止制
御は、複数のCPUを備えたマルチプロセッサシステム
の場合に用いる。一方、1CPUのみのシングルプロセ
ッサシステムの場合は、CPU上で記憶域の再配置コマ
ンドの実行をしているので他のプロセスの実行は行われ
ず、従ってCPU割付け停止制御は不要である。
【0022】[ステップ]入出力装置22が新たな入
出力動作を開始しないようにチャネル装置24に指示す
るため、チャネル装置24に対して新設の命令INSP
(INHIBIT NEW SUBCAHNNEL PROCESS) を発行する。 [ステップ]入出力装置22のエラー発生を回避する
ために、既に実行中の入出力動作の終結を待つ。この終
結待ち時間は、動作中の入手力装置22の種類より変動
するため一義的には特定できないが、例えば512ms
程度である。
【0023】[ステップ]チャネル装置24によるデ
ータ転送動作とチャネルコマンドワードCCWの実行を
停止するため、チャネル装置24に対して新設の命令C
HSTOP(CHANNEL STOP) を発行する。 [ステップ]記憶域の移動による再配置を実施する。
この記憶域の再配置は、コマンド仕様により異なり、例
えば次のコマンド形式がある。
【0024】−コマンド仕様1− ステップのケース(a)のコマンドに対する仕様であ
り、例えば図5(a)に示すように、コマンドにより指
定した特定のゲストVM1の記憶域12−1を、空き状
態にある同じくコマンドで指定した上位アドレス方向の
実記憶域に図5(b)のように移動する。
【0025】この場合のコマンド形式は、 [RELOCATION][VM名][移動する実記憶
域の位置] となる。 −コマンド仕様2− ゲストVMの記憶域の拡張を指示するコマンドに連動さ
せて記憶域を再配置する。例えば、図6(a)に示すよ
うに、ゲストVMの記憶域12−1の低位に他のゲスト
VM2の記憶域12−2がが既に存在していた場合、ゲ
ストVM2の記憶域12−2を図6(b)のように低位
の空いている記憶域に移動した後、図6(c)のように
ゲストVM1の記憶域12−1を拡張する。
【0026】この場合のコマンド形式は、 [ATTACH][VM名][増設する記憶域のサイ
ズ] となる。 −コマンド仕様3− ゲストVMの起動また終了時にフラグメンテーションを
除去するために行われるもので、記憶域の空きを低位ア
ドレスの位置にまとめる。例えば図7(a)に示すよう
に、動作中のゲストVM1,VM2の記憶域12−1,
12−2の中に空き領域が存在することを検出した場合
に、ゲストVM2の記憶域12−2を上位アドレス方向
の空き領域に図7(b)のように移動することで実現す
る。
【0027】この場合のコマンド形式は、 [RELOCATION] となる。尚、再配置後に再配置対象の記憶域をクリアす
るかクリアしないかは、コマンド仕様に依存する。
【0028】[ステップ]ステップ,で停止した
チャネル装置24の動作を解除するため、チャネル装置
24に対して新設の命令CHSTART(CHANNEL STAR
T)を発行する。 [ステップ]ステップで停止したCPU割付けを解
除するため、ディスパッチャ38に対して、CPUの割
付け開始指示をする。
【0029】即ち、「CPU LOOP」状態にあるデ
ィスパッチャ38への制御ビットをオフすることでCP
U割付け停止の解除する。勿論、シングルプロセッサシ
ステムの場合の解除制御は不要である。 [ステップ]コマンドを終了する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、動
作中のゲストVMを終了させることなく、VM記憶域の
位置を自由に移動できる。このためゲストVMの記憶域
の拡張、移動、整理等の割り付けを必要に応じて効率よ
くでき、実記憶域の利用効率を大幅に向上できる。
【0031】またゲストVMの起動また終了時にフラグ
セグメンテーションを検出して除去する再配置処理を行
うことで、ゲストVMの起動と終了を繰り返しても実記
憶域を制約するフラグセグメンテーションの発生を未然
に防止して記憶域の効率的な仕様を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明のハードウェア構成を示した実施例構成
【図3】本発明の実記憶域の割当を行うVMモニタの機
能ブロック図
【図4】本発明による実記憶域の再配置処理の詳細を示
した説明図
【図5】本発明による実記憶域の移動処理を示した説明
【図6】本発明による実記憶域の拡張処理を示した説明
【図7】本発明による実記憶域の整理処理を示した説明
【図8】従来の実記憶域の拡張処理を示した説明図
【図9】ゲストVMを停止させない従来の実記憶域の拡
張処理を示した説明図
【図10】ゲストVMの起動と停止の繰り返しで発生す
るフラグメンテーションの説明図
【符号の説明】
10−1,10−2:ゲスト仮想計算機(ゲストVM) 12−1,12−2:実記憶域(記憶域) 14:指示受付手段(コマンド受付部) 16:実行停止再開手段 18:入出力保留再開手段 20:終結待ち手段 22:入出力装置 24,24−1〜24−n:チャネル(チャネル装置) 26:チャネル動作停止再開手段 28:再割当手段 30:主記憶装置(MSU) 32:主記憶制御装置(MCU) 34−1〜34−n:CPU 36:再配置処理部 38:ディスパッチャ 40:コマンド終了部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仮想計算機システムを制御する仮想計算機
    モニタプログラム(22)で実現される複数のゲスト仮
    想計算機(10−1,10−2)に対して連続した実記
    憶域(12−1,12−2)を固定的に割り当てるよう
    にした仮想計算機システムの実記憶域割当方式に於い
    て、 1又は複数のゲスト仮想計算機(10−1,10−2)
    に割当られた実記憶域(12−1,12−2)の再割当
    する指示を受け付ける指示受付手段(14)と、 該指示受付手段(14)での指示受付を契機として再割
    当の対象となった前記ゲスト仮想計算機(10−1,1
    0−2)の実行プロセスを一時的に停止し、実記憶域の
    再割当完了後に再度実行可能とする実行停止再開手段
    (16)と、 前記再割当の対象となったゲスト仮想計算機(10−
    1,10−2)の入出力要求の新たな実行を一時的に保
    留し、実記憶の再割当完了後に保留した入出力要求をリ
    スタートする入出力保留再開手段(18)と、 前記指示受付手段(14)で指示を受け付けた時点で実
    行中であった入出力要求の終結を待つ終結待ち手段(2
    0)と、 該終結待ち手段(20)で実行中の入出力要求の終結が
    得られたときに入出力装置(22)を接続しているチャ
    ンネル(24)の動作を強制的に停止させ再割当の完了
    後にチャネル動作を再開させるチャネル動作停止再開手
    段(26)と、 前記指示受付手段(14)で受け付けた指示内容に従っ
    て1又は複数のゲスト仮想計算機(10−1,10−
    2)に割当てていた実記憶域(12−1,12−2)を
    移動し、移動後の実記憶域に移動前の実記憶域に存在し
    ていた情報を再配置する移動再配置手段(28)と、を
    備えたことを特徴とする仮想計算機システムの実記憶域
    割当方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載の仮想計算機システムの実記
    憶域割当方式に於いて、 前記移動再配置手段(28)は、コマンドで指定された
    特定のゲスト仮想計算機(10−1)の実記憶域(12
    −1)を同じくコマンドで指定された他の実記憶域(1
    2−2)に移動し、該移動後に移動前の実記憶域に存在
    していた情報を移動後の実記憶域上に再配置することを
    特徴とする仮想計算機システムの実記憶域割当方式。
  3. 【請求項3】請求項2記載の仮想計算機システムの実記
    憶域割当方式に於いて、前記移動再配置手段(28)
    は、割当元のゲスト仮想計算機(10−2)の実記憶域
    (12−2)を更に低位アドレスに存在する空き領域に
    移動して情報の再配置を行った後に、拡張対象となった
    ゲスト仮想計算機(10−1)の実記憶域(12−1)
    に空となったゲスト仮想計算機(10−2)の実記憶域
    (12−2)を追加することを特徴とする仮想計算機シ
    ステムの実記憶域割当方式。
  4. 【請求項4】請求項1記載の仮想計算機システムの実記
    憶域割当方式に於いて、 前記移動再配置手段(28)は、仮想計算機の終了時
    に、実記憶域の中の空き領域を検出し、複数のゲスト仮
    想計算機(10−1,10−2)の実記憶域(12−
    1,12−2)を上位のアドレス位置に移動して低位の
    アドレス位置に空き領域をまとめることを特徴とする仮
    想計算機システムの実記憶域割当方式。
  5. 【請求項5】請求項2記載の仮想計算機システムの実記
    憶域割当方式に於いて、前記指示受付手段(14)は、
    オペレータが投入した再配置の指示コマンド、或いはゲ
    スト仮想計算機の起動又は終了時のフラグメンテーショ
    ンの検出に基づく再配置の指示コマンドを受け付けるこ
    とを特徴とする仮想計算機システムの実記憶域割当方
    式。
JP4101494A 1992-04-22 1992-04-22 仮想計算機システムの実記憶域割当方式 Withdrawn JPH05298123A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7181516B2 (en) 2003-07-01 2007-02-20 Hitachi, Ltd. Method for allocating storage regions and performance guarantee method based on hints, storage device and management program

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US7181516B2 (en) 2003-07-01 2007-02-20 Hitachi, Ltd. Method for allocating storage regions and performance guarantee method based on hints, storage device and management program

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