JPH05298012A - 信号入力装置 - Google Patents

信号入力装置

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JPH05298012A
JPH05298012A JP10319292A JP10319292A JPH05298012A JP H05298012 A JPH05298012 A JP H05298012A JP 10319292 A JP10319292 A JP 10319292A JP 10319292 A JP10319292 A JP 10319292A JP H05298012 A JPH05298012 A JP H05298012A
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JP
Japan
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sensor
vibration
glass plate
input device
reception
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10319292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Aida
和憲 相田
Tokiyuki Okano
時行 岡野
Tomiyuki Ishikawa
富幸 石川
Kazunori Iwasa
一範 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 振動センサの位置が理想位置から外れている場合にも、
振動センサでの振動検知誤差を低減でき、打点位置を精
度よく検知できる信号入力装置を実現する。 【構成】 受信センサ20に円錐形の振動伝達媒体21
を設ける。振動伝達媒体21の頂点部を操作面10に点
接触状態で取り付ける。打点位置Pで生じた振動は、操
作面10と振動伝達媒体21の点接触部S0から受信セ
ンサ20内に入って振動センサ22aにより検知され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機に装備さ
れ、盤状の操作面(ガラス面)における打点位置を検出
することにより、打点位置に対応する数値、文字等の各
種情報を入力できるようになった信号入力装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】信号を入力する方法として、従来より種
々の方法が用いられている。例えば、パーソナルコンピ
ュータ等の電子機器ではキーボードを用いたキー入力が
一般的に行われる。また、複写機等の画像形成装置にお
いて、画像形成領域を選択的に指定する場合には、X−
Y座標を用いたテンキー入力や、座標軸方向に配列した
スイッチを操作する方法、或は面状に構成したセンサマ
トリックスアレイを用いて位置入力する方法なども使用
されている。
【0003】これらの入力方法のうち、テンキー入力
は、入力装置を安価に構成できる利点があるものの、操
作性が極めて悪くなる欠点がある。また、スイッチを操
作する方法は、スイッチの数によっては入力装置が高価
になり、操作性も、X軸およびY軸のそれぞれのデータ
を別々に入力する必要があるため、それほど良好ではな
い。
【0004】これに対し、センサマトリックスアレイを
用いた方法の操作性は良い。しかし、センサマトリック
スアレイは高価であり、入力装置が高価になる欠点があ
る。また、その保持台に複写機の原稿台を兼用すること
ができないため、別の専用台が必要になる。その場合、
原稿を置き直さなければならない不都合も生じる。
【0005】これら従来方法の欠点を一挙に解決する入
力装置として、本願出願人が特願平2−238788号
で提案した信号入力装置がある。この信号入力装置は、
盤状の操作面を打点したときに生じる振動を複数の振動
センサで検知することにより、打点位置を特定して数
値、文字等の情報項目を入力するようにしたシステム構
成をとる。
【0006】図4はこの信号入力装置の操作面10を示
す。操作面10における打点位置Pを特定するために、
操作面10上の複数の位置S1〜S4に振動センサが取
り付けられる。打点位置Pに生じた振動は、操作面10
を伝播し、打点位置PからS1〜S4までの各距離に対
応した時間を経て各振動センサに伝わる。従って、各振
動センサにおける振動受信のタイミングを検知すれば、
打点位置PからS1〜S4までの距離が求まり、その座
標(x,y)が特定される。従って、この信号入力装置
によれば、各種情報の入力が簡単、且つ安価に行える。
また、その入力に専用台は不要であり、複写機に適用す
る場合はその原稿台で兼用できる。
【0007】ところで、このような信号入力装置におい
ては、振動センサを操作面10に振動の伝達が可能な状
態に取り付ける必要がある。その方法として、通常考え
られるのは、図5に示すように、振動センサ30を樹脂
等によりモールドし、全体として円柱状をなすセンサア
ッセンブリ31の端面を、操作面10を構成する、例え
ばガラス板の表面に接着する方法である。この方法によ
れば、ガラス板10とセンサアッセンブリ31の接触
は、面接触となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガラス板1
0へのセンサアッセンブリ31の取り付けは、センサア
ッセンブリ31の外殻を基準にして行われる。従って、
センサアッセンブリ31の中心は、ガラス板10上の理
想位置に一致する。
【0009】しかしながら、振動センサ30を樹脂モー
ルドしてセンサアッセンブリ31とした場合には、セン
サアッセンブリ31内における振動センサ30の位置が
バラつき、センサアッセンブリ31の中心から振動セン
サ30が位置ずれする不具合を多発するおそれがある。
振動センサ30の位置がずれた状態のセンサアッセンブ
リ31をガラス板10に取り付けると、図6に示すよう
に、打点位置Pから振動センサ31までの距離に誤差△
Lが生じる。これは、振動センサ31での受信タイミン
グが狂うことを意味する。従って、誤差△Lにより、打
点位置Pを特定する際の精度低下が生じる。
【0010】ここで、誤差△Lは、センサアッセンブリ
31の中心O(理想位置)から打点位置Pまでの距離を
L1、センサアッセンブリ31内のセンサ位置Sから打
点位置Pまでの距離をL2とすれば、△L=L1−L2
となる。
【0011】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決するものであり、振動センサの位置が理想位置から外
れている場合にも、振動センサでの振動検知誤差を低減
でき、打点位置を精度よく検知できる信号入力装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の信号入力装置
は、打点入力可能な領域を有する操作面の打点位置から
の振動を、該操作面の複数位置に配置された受信センサ
で受信し、該受信センサの受信信号により該打点位置を
算出し、該打点位置に対応した入力を行うようにした信
号入力装置において、該受信センサが、該操作面に点接
触する振動伝達媒体と、該振動伝達媒体に取り付けられ
た振動センサとを有しており、そのことにより上記目的
が達成される。
【0013】好ましくは、前記振動伝達媒体が円錐状を
なし、その底面に前記振動センサを取り付ける。
【0014】また、好ましくは、前記振動センサを前記
振動伝達媒体内にモールドする。
【0015】
【作用】上記の構成によれば、操作面の打点位置に生じ
た振動は、操作面を伝搬して操作面と振動伝達媒体の点
接触部から受信センサ内に伝わり、受信センサの振動セ
ンサに検知される。そのため、操作面と振動伝達媒体の
点接触部が理想位置に一致していれば、振動は必ず理想
位置から受信センサ内に入る。従って、上記構成によれ
ば、受信センサ内における振動センサの位置は、振動検
知精度に大きな影響を与えることがない。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0017】図1は本発明信号入力装置の受信センサの
構造および操作面に対する取り付け状態を示している。
操作面10は、例えばガラス板10で構成されている。
【0018】受信センサ20は、円錐形の振動伝達媒体
21を有する。この振動伝達媒体21は、振動伝播特性
のよい樹脂等により構成されている。そして、振動伝達
媒体21の頂点部をガラス板10の理想位置O上の表面
に接触させた状態で、受信センサ20がガラス板10に
取り付けられている。
【0019】振動伝達媒体21の底面には、その底面と
同一外径の円柱形をしたセンサアッセンブリ22の端面
が接合されている。センサアッセンブリ22は、振動伝
播特性のよい樹脂等により振動センサ22aをモールド
して構成されている。このようなモールド法によれば、
製作性の向上が図れる利点がある。
【0020】この信号入力装置においては、ガラス板1
0と受信センサ20との接触は点接触になっている。こ
のような構成において、受信センサ20のセンサアッセ
ンブリ22内における振動センサ22aの位置ずれは避
け得ないが、受信センサ20をガラス板10に組み付け
るときに、ガラス板10と受信センサ20の点接触部
を、ガラス板10の理想位置O上に一致させた状態で取
り付けることは容易である。
【0021】この信号入力装置において、ガラス板10
を打点して生じた振動は、図2に示すように、ガラス板
10の表面および内部を通って、ガラス板10の理想位
置Oに達する。この理想位置Oには、受信センサ20の
頂点が点接触している。理想位置Oでの振動は、この点
接触部S0を通って受信センサ20の振動伝達媒体21
に伝わり、ここを通過してセンサアッセンブリ22内の
振動センサ22aに伝達される。
【0022】ここで、センサアッセンブリ22内の振動
センサ22aがセンサアッセンブリ22の中心から外れ
ている場合、打点位置Pから振動センサ22aまでの距
離の誤差は、図2に△L0で示すものとなる。これは、
図2と図6とを対比してみれば明かなように、その幾何
学的構造に起因して、センサアッセンブリ22をガラス
板10に面接触させた場合の誤差△Lに比べて充分小さ
くなっている。このことは、センサアッセンブリ22内
で振動センサ22aの位置がバラついている場合にも、
振動センサ22aでの振動検知誤差を小さくできること
を意味する。
【0023】ここで、振動センサ22aとしては、振動
を電気信号に変換できる圧電センサ、歪みセンサ、起小
形マイクなどが使用される。振動センサ22aの出力
は、例えば、本願出願人が先に提案した特願平2−23
8788号に開示された方法で信号処理される。この信
号処理により、打点位置Pが特定され、その後、打点位
置Pに対応した情報の入力が行われる。
【0024】なお、上記実施例は、受信センサ20の振
動伝達媒体21にセンサアッセンブリ22を接合する構
成としたが、図3に示すように、振動伝達媒体21の中
に振動センサ22aを埋め込んだ構成することもでき
る。振動伝達媒体21の形状についても、操作面に点接
触もしくは点接触に近い僅かの接触面積で操作面に接触
できるものであれば、特にその形状を問わない。
【0025】
【発明の効果】以上の本発明信号入力装置は、操作面に
受信センサを点接触状態で取り付ける構成をとるので、
受信センサ内の振動センサの位置が理想位置から外れて
いる場合にも、その誤差による振動検知精度の低下を小
さく抑えることができる。従って、操作面における打点
位置を高精度に特定でき、精度のよい情報入力が可能に
なる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号入力装置における受信センサの構
造および操作面に対する取り付け状態を示す斜視図。
【図2】受信センサの機能を説明するための受信センサ
および操作面の側面図。
【図3】受信部センサの変形例を示す斜視図。
【図4】本発明信号入力装置の原理説明図。
【図5】受信センサの一従来例を示す斜視図。
【図6】図5に示す受信センサの問題点を説明するため
の説明図。
【符号の説明】 10 操作面(ガラス板) 20 受信センサ 21 振動伝達媒体 22 センサアッセンブリ 22a 振動センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 D 7046−5C (72)発明者 岩佐 一範 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】打点入力可能な領域を有する操作面の打点
    位置からの振動を、該操作面の複数位置に配置された受
    信センサで受信し、該受信センサの受信信号により該打
    点位置を算出し、該打点位置に対応した入力を行うよう
    にした信号入力装置において、 該受信センサが、 該操作面に点接触する振動伝達媒体と、 該振動伝達媒体に取り付けられた振動センサとを有する
    信号入力装置。
  2. 【請求項2】前記振動伝達媒体が円錐状をなし、その底
    面に前記振動センサが取り付けられた請求項1記載の信
    号入力装置。
  3. 【請求項3】前記振動センサを前記振動伝達媒体内にモ
    ールドした請求項1記載の信号入力装置。
JP10319292A 1992-04-22 1992-04-22 信号入力装置 Withdrawn JPH05298012A (ja)

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JP10319292A JPH05298012A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 信号入力装置

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JPH05298012A true JPH05298012A (ja) 1993-11-12

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