JPH0529669U - 砥粒用遠心投射装置 - Google Patents

砥粒用遠心投射装置

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JPH0529669U
JPH0529669U JP8685291U JP8685291U JPH0529669U JP H0529669 U JPH0529669 U JP H0529669U JP 8685291 U JP8685291 U JP 8685291U JP 8685291 U JP8685291 U JP 8685291U JP H0529669 U JPH0529669 U JP H0529669U
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abrasive grains
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等 六反田
浩昭 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 砥粒を遠心投射する装置において、カバーの
内面に取り付けたライナやインペラの交換を容易にす
る。さらに、砥粒が導入筒内を流動する時や、投射され
る時に発生する騒音が外部に出ないようにするととも
に、導入筒を交換するときに砥粒が外部に散出しないよ
うにする。 【構成】 インペラ7と導入筒15を箱状のカバー17
およびケース22で包囲する。しかも、インペラ7を包
囲するライナ8と、ライナ8を包囲するカバー17の各
側壁部8a、17aを着脱可能に取り付けて各側壁に、
ライナ8や、インペラ7が通過可能な開口19、12を
構成することができるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ショット、グリット等の砥粒をインペラをもって遠心投射する装置 の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の砥粒用遠心投射装置おいては、一般に、砥粒を遠心投射するインペラは 電動機の出力軸に取付けられているとともに逆置箱状のカバーによって包囲され 、このインペラ内に配置されたディストリビュータには、カバーの側壁を貫通す るL字状の導入筒の下端が臨んでいて、導入筒によりディストリビューに供給さ れた砥粒は、電動機によって回転するインペラにより遠心投射されるようになっ ている。そして、前記カバーは、天井部分や上半分が取り外し可能と成っていて 、インペラのブレードや導入筒の交換が容易になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のような構造のカバーでは、カバーの内面に取り付けてあるライ ナやインペラ等のような大きな部品を交換する場合には、カバー全体を取り外さ なければならず、非常に厄介であり、しかも、その後のカバーの再度の組付けに 際し、狭い場所での芯出し作業、組付け作業等の各種の困難な作業を作業者に強 いることとなり、メンテナンスの点で種々問題があった。 また、砥粒が導入筒内を流動する時や遠心投射される時に発生する騒音が85 〜90dBにもなって作業環境を悪くし、しかも、インペラのブレード等の交換の ため導入筒を取り外したときに、導入筒内に残っている砥粒が作業場の床面上に 落ちて作業者の足を滑らせたりするなどの問題もあった。 本考案は上記の問題を解消するために成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の砥粒用遠心投射装置は、インペラを包囲す るライナや、ライナを包囲するカバーの側壁部を着脱可能にしてライナやカバー にそれぞれインペラやライナが通過可能な開口を構成する。また、インペラを包 囲するカバーおよびケースの内部に、ディストリビュータに砥粒を誘導する導入 筒をも位置させるようにしている。
【0005】
【作用】
ライナやインペラを交換する場合には、各側壁部を取り外して、カバーやライ ナの側壁に大きな開口を構成するようにする。また、導入筒がカバーおよびケー ス内に位置するため、砥粒が流動する時や遠心投射される時に発生する騒音は、 カバーおよびケースによって遮断されて外に出ることはない。また、導入筒を取 り外すとき、その中の砥粒はカバー内から研掃室内に落下するため、外に出るこ とはない。
【0006】
【実施例】
実施例について図面に基づき説明すると、ー部断面正面図である図1に示すよ うに、研掃室を構成するキャビネットの天井1上に電動機が設置されている。こ の電動機の出力軸2には、ディストリビュータ3が装着されかつハブ4が嵌着さ れ、ハブ4には、2枚の回転ホイール5、5と複数枚のブレード6、6で成るイ ンペラ7が前記電動機の出力軸2と同心して装着されており、インペラ7は逆置 箱状のライナ8によって包囲されている。このライナ8は、複数個に分割可能に 構成され、後述するカバー17の内面にボルト21、21をもって着脱可能に取 り付けられ、左右側壁部に、前記インペラ7の回転ホイール5の外形より大きい 開口9、10を備え、さらに、左の側壁部8aがボルト11、11によってライ ナ本体8bに着脱可能に取り付けられて前記インペラ7が通過可能な開口12を 構成できるようになっている(図4参照)。 また、ライナ8の左の側壁部8aの左外面には、前記開口9を閉鎖するドーナ ツ状の蓋ライナ13がボルト14、14をもって着脱可能に取り付けられ、蓋ラ イナ13には、前記ディストリビュータ3内に砥粒を誘導する導入筒15がボル ト16、16をもって着脱可能に取り付けられている。
【0007】 また、前記ライナ8および前記導入筒15の外側には、ライナ8および導入筒 15の約下半分を包囲するカバー17が前記キャビネットの天井1上に固定され て配置されており、カバー17は、左の側壁部17aがボルト18、18をもっ てカバー本体17bに着脱可能に取り付けられて、図3に示すように、左側に前 記インペラ7が通過可能な開口19が構成され、かつカバー本体17bの右側壁 に、インペラ7の回転ホイール5が通過可能な開口20を有している。また、カ バー本体17bの内面に前記ライナ本体8bがボルト21、21によって取り付 けられている。 また、図3に示すように、左の側壁部17aの左外面には、前記導入筒15の 残りの部分を包囲するケース22が着脱可能に取り付けられており、ケース22 の上面には、砥粒供給管23が連通接続されていて、ケース22と砥粒供給管2 3とを取り外すと、前記左の側壁部17aには、導入筒15、ディストリビュー タ3を取り出す孔24を形成できるようになっている。 尚、25は開口20を閉鎖する蓋、26、27は点検蓋である。
【0008】 以上のように構成されたものは、電動機を駆動してインペラ7およびディスト リビュータ3を高速回転させたのち、導入筒15を介して砥粒をディストリビュ ータ3に供給すると、供給された砥粒は、ディストリビュータ3によってコント ロールされたのち、インペラ7に供給されて遠心投射される。そして、この時に 発生する騒音、すなわち、砥粒が導入筒15内を流動する時、および遠心投射さ れる時に発生する騒音は、カバー17およびケース22によって遮断されて外部 に出ることはない。また、ライナ8やインペラ7を交換する場合には、ボルト1 8、11を除去して左の側壁部17a、8aをそれぞれ取り外すし、カバー17 およびライナ8の左側の側壁に、開口19、12をそれぞれ構成するようにする 。また、ボルト14、14を除去して蓋ライナ9を取外し、開口9を開くととも に、インペラ7からブレード6、6を取り除くことにより、回転ホイール5をラ イナ8内から取りだすこともできる。 さらに、ケース22および砥粒供給管23を取り外して、導入筒15をカバー 17内から取り出す場合、導入筒15をカバー17内で傾動させてその中の砥粒 を除去することにより、砥粒が外に散出するのを防止することができる。
【0009】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように本考案は、カバーおよびライナの各ー側壁部 を着脱可能にして、これらの各側壁に、ライナやインペラが通過可能な開口を構 成できるようにしたから、各側壁部を取り外すだけでライナやインペラの交換が 可能になり、この種の装置のメンテナンスが非常に容易になる。しかも、導入筒 がカバーおよびケース内に位置するように構成したから、砥粒が導入筒内を流動 する時や遠心投射される時に発生する騒音が外部に出るのを防止することができ るとともに、導入筒の取外し時にその中の砥粒が外に散出しないようにすること もできるなどの優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のー実施例を示すー部断面正面図であ
る。
【図2】図1のAーA矢視図である。
【図3】本考案の主要部の分解斜視図である。
【図4】図2のBーB断面図である。
【符号の説明】
2 電動機の出力軸 3 ディストリビュータ 4 ハブ 5 回転ホイール 6 ブレード 7 インペラ 8 ライナ 8a 17a 側壁部 9 10 12 19 開口 13 蓋ライナ 15 導入筒 17 カバー 22 ケース 23 砥粒供給管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の出力軸2に、ハブ4を嵌着する
    とともにディストリビュータ3を取り付け、前記ハブ4
    には、回転ホイール5とブレード6とで成るインペラ7
    を前記電動機の出力軸2に同心させて装着し、前記イン
    ペラ7の外側には、箱状を成してこのインペラ7を包囲
    するライナ8を固定配設し、このライナ8における前記
    電動機の出力軸2の延長線上位置の側壁部には、前記回
    転ホイール5の外形より大きい開口9、10を設け、か
    つ前記ライナ8における前記電動機の反対側位置の側壁
    部8aを着脱可能として前記インペラ7が通過可能な開
    口12を構成し、この着脱可能な側壁部8aには、前記
    開口9を貫通して前記ディストリビュータ3に砥粒を誘
    導するL字状の導入筒15を、前記開口9を閉鎖する蓋
    ライナ13を介して着脱可能に取り付け、前記ライナ8
    および前記導入筒15の外側には、これらのライナ8お
    よび導入筒15の約下半分を包囲するとともに前記ライ
    ナ8を内面に取り付けた箱状のカバー17を固定配設
    し、このカバー17には、前記導入筒15の残りの部分
    を包囲しかつ砥粒供給管23を連通接続したケース22
    を取り付け、前記カバー17における前記導入筒15側
    の側壁部17aを着脱可能にして前記ライナ8が通過可
    能な開口19を構成したことを特徴とする砥粒用遠心投
    射装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733555U (ja) * 1993-12-03 1995-06-20 新東工業株式会社 砥粒の遠心投射装置におけるカバー
WO2010067822A1 (ja) * 2008-12-12 2010-06-17 新東工業株式会社 砥粒の遠心投射装置
WO2017208621A1 (ja) * 2016-06-02 2017-12-07 新東工業株式会社 ショット処理装置

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