JPH05296293A - 歯付ベルト - Google Patents
歯付ベルトInfo
- Publication number
- JPH05296293A JPH05296293A JP12960792A JP12960792A JPH05296293A JP H05296293 A JPH05296293 A JP H05296293A JP 12960792 A JP12960792 A JP 12960792A JP 12960792 A JP12960792 A JP 12960792A JP H05296293 A JPH05296293 A JP H05296293A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- main body
- sheet
- belt main
- planted
- Prior art date
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- Granted
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- Belt Conveyors (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベルト本体の背面全長に設けられるブラシ材
に汚れや摩耗が生じた場合、この不良ブラシ材のみをベ
ルト本体から容易に取り外し可能とすることで、ベルト
自体の不要な廃棄交換をなくし、駆動系の分解組立作業
も最小限に軽減できる経済的な歯付ベルトを提供する。 【構成】 歯１２を設けたベルト本体１１の背面に、ブ
ラシ材３２を有するブラシ植毛シート３０を面ファスナ
２０を介して取外し可能に貼り合わせている。
に汚れや摩耗が生じた場合、この不良ブラシ材のみをベ
ルト本体から容易に取り外し可能とすることで、ベルト
自体の不要な廃棄交換をなくし、駆動系の分解組立作業
も最小限に軽減できる経済的な歯付ベルトを提供する。 【構成】 歯１２を設けたベルト本体１１の背面に、ブ
ラシ材３２を有するブラシ植毛シート３０を面ファスナ
２０を介して取外し可能に貼り合わせている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、動力伝達用及び搬送用
の歯付ベルトに関し、更に詳しくは、ベルト本体の背面
にブラシ材を植毛して回転駆動中に物品の汚れを清掃す
る機能を備えた歯付ベルトに関する。
の歯付ベルトに関し、更に詳しくは、ベルト本体の背面
にブラシ材を植毛して回転駆動中に物品の汚れを清掃す
る機能を備えた歯付ベルトに関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、歯付ベルトの従来例を示し、歯
２を設けたベルト本体１の背面全長に、歯２のピッチご
とにスリット３を入れて歯状の段部４を形成し、各段部
４上にブラシ材５を植毛したものである。背面にブラシ
材５を設けることによって、歯車との噛合で回転駆動し
ながら工作物品の表面の汚れを払拭したり、あるいは表
面を研磨する機能をもたせたものである。
２を設けたベルト本体１の背面全長に、歯２のピッチご
とにスリット３を入れて歯状の段部４を形成し、各段部
４上にブラシ材５を植毛したものである。背面にブラシ
材５を設けることによって、歯車との噛合で回転駆動し
ながら工作物品の表面の汚れを払拭したり、あるいは表
面を研磨する機能をもたせたものである。
【０００３】ところで、この種の歯付ベルトにあって
は、使用によってブラシ材４自身に汚れや摩耗が生じた
場合、ベルト本体１には損傷や老朽化が見られず、使用
可能な状態にあっても廃棄処分して交換せざるを得ない
などといった経済面での不都合がある。また、ベルト交
換にあたっては、その都度、周辺の駆動系装置を分解
し、再び組立てを行うなどの煩わしさがある。
は、使用によってブラシ材４自身に汚れや摩耗が生じた
場合、ベルト本体１には損傷や老朽化が見られず、使用
可能な状態にあっても廃棄処分して交換せざるを得ない
などといった経済面での不都合がある。また、ベルト交
換にあたっては、その都度、周辺の駆動系装置を分解
し、再び組立てを行うなどの煩わしさがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、図２
のようにベルト本体１の背面全長に設けられるブラシ材
４に汚れや摩耗が生じた場合、この不良ブラシ材４のみ
をベルト本体１から容易に取り外し可能とすることで、
ベルト自体の不要な廃棄交換をなくし、駆動系の分解組
立作業も最小限に軽減できる経済的な歯付ベルトを提供
することにある。
のようにベルト本体１の背面全長に設けられるブラシ材
４に汚れや摩耗が生じた場合、この不良ブラシ材４のみ
をベルト本体１から容易に取り外し可能とすることで、
ベルト自体の不要な廃棄交換をなくし、駆動系の分解組
立作業も最小限に軽減できる経済的な歯付ベルトを提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による歯付ベルト
は、歯を設けたベルト本体の背面に、ブラシ材を有する
ブラシ植毛シートを面ファスナを介して取外し可能に貼
り合わせた構成となっている。
は、歯を設けたベルト本体の背面に、ブラシ材を有する
ブラシ植毛シートを面ファスナを介して取外し可能に貼
り合わせた構成となっている。
【０００６】
【作用】ベルト本体の背面に面ファスナを介してブラシ
植毛シートが取り替え自在である。歯車の回転駆動によ
り物品の表面の汚れを払拭する際、ブラシ材が汚れたり
摩耗して取り替えの必要が生じた場合は、ブラシ植毛シ
ートをベルト本体から取り外し、ベルト本体はそのまま
再使用する。
植毛シートが取り替え自在である。歯車の回転駆動によ
り物品の表面の汚れを払拭する際、ブラシ材が汚れたり
摩耗して取り替えの必要が生じた場合は、ブラシ植毛シ
ートをベルト本体から取り外し、ベルト本体はそのまま
再使用する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明よる歯付ベルトの実施例を図面
に基づいて説明する。図１に示すように、実施例の歯付
ベルト１０のベルト本体１１には歯車（図示せず）に噛
合する歯１２が設けられている。ベルト本体１２の背面
にはこの全長にわたってブラシ植毛シート３０が面ファ
スナ２０を介して取外し可能に感圧により貼り合わせさ
れている。面ファスナ２０は一方側の面ファスナ片側部
２１及び他方側の面ファスナ片側部２２からなってい
て、一方側の面ファスナ片側部２１はベルト本体１２の
背面に、また他方側の面ファスナ片側部２２はブラシ植
毛シート３０の背面にそれぞれ設けてあり、双方の面フ
ァスナ片側部２１、２２同士を互いに感圧的に抱き合わ
せてベルト本体１２にブラシ植毛シート３０を取り付け
るようになっている。
に基づいて説明する。図１に示すように、実施例の歯付
ベルト１０のベルト本体１１には歯車（図示せず）に噛
合する歯１２が設けられている。ベルト本体１２の背面
にはこの全長にわたってブラシ植毛シート３０が面ファ
スナ２０を介して取外し可能に感圧により貼り合わせさ
れている。面ファスナ２０は一方側の面ファスナ片側部
２１及び他方側の面ファスナ片側部２２からなってい
て、一方側の面ファスナ片側部２１はベルト本体１２の
背面に、また他方側の面ファスナ片側部２２はブラシ植
毛シート３０の背面にそれぞれ設けてあり、双方の面フ
ァスナ片側部２１、２２同士を互いに感圧的に抱き合わ
せてベルト本体１２にブラシ植毛シート３０を取り付け
るようになっている。
【０００８】ブラシ植毛シート３０は、面ファスナ２０
の全長全幅と同等な台シート３１を有し、この台シート
３１の表面にブラシ材３２が植毛されている。ブラシ材
３２としては、例えばナイロン、ポリエチレン、金属等
の繊維等を素材にしたものが用いられる。また、台シー
ト３１には、例えば繊維地、人工皮革、天然皮革又はゴ
ム等を帯状に成形したものが用いられる。また、台シー
ト３１の全長もしくは全幅方向の特定方向に延びるスリ
ットを設けることにより、全体に可撓性や柔軟性をもた
せることができる。
の全長全幅と同等な台シート３１を有し、この台シート
３１の表面にブラシ材３２が植毛されている。ブラシ材
３２としては、例えばナイロン、ポリエチレン、金属等
の繊維等を素材にしたものが用いられる。また、台シー
ト３１には、例えば繊維地、人工皮革、天然皮革又はゴ
ム等を帯状に成形したものが用いられる。また、台シー
ト３１の全長もしくは全幅方向の特定方向に延びるスリ
ットを設けることにより、全体に可撓性や柔軟性をもた
せることができる。
【０００９】面ファスナ１３は、一方側の面ファスナ片
側部２１を例えばポリ塩化ビニルやその他の合成繊維で
細幅の母体テープを成形し、この母体シート表面にプラ
スチックの細い繊維をループ状にしたものを密生させた
ものである。また、他方側の面ファスナ片側部２２とし
ては、同じくポリ塩化ビニルやその他の合成繊維で細幅
の母体テープ表面に、プラスチックの細い繊維をフック
状にしたものを密生させたものである。
側部２１を例えばポリ塩化ビニルやその他の合成繊維で
細幅の母体テープを成形し、この母体シート表面にプラ
スチックの細い繊維をループ状にしたものを密生させた
ものである。また、他方側の面ファスナ片側部２２とし
ては、同じくポリ塩化ビニルやその他の合成繊維で細幅
の母体テープ表面に、プラスチックの細い繊維をフック
状にしたものを密生させたものである。
【００１０】従って、ベルト本体１１の背面に一方側の
ループ状の面ファスナ片側部２１を接着剤等によって接
合した場合、台シート３１の裏面には他方側のフック状
の面ファスナ片側部２２が設けられる。但し、ループ状
とフック状の各面ファスナ片側部２１、２２はベルト本
体１１及び台シート３１のいずれであってもよい。
ループ状の面ファスナ片側部２１を接着剤等によって接
合した場合、台シート３１の裏面には他方側のフック状
の面ファスナ片側部２２が設けられる。但し、ループ状
とフック状の各面ファスナ片側部２１、２２はベルト本
体１１及び台シート３１のいずれであってもよい。
【００１１】なお、実施例では、ベルト本体１１及び台
シート３１の全長全幅にわたって面ファスナ２０が介装
された形態が説明されたが、面ファスナ２０としてはベ
ルト本体１１及び台シート３１の全長全幅方向で断続的
に設けてあってもよい。
シート３１の全長全幅にわたって面ファスナ２０が介装
された形態が説明されたが、面ファスナ２０としてはベ
ルト本体１１及び台シート３１の全長全幅方向で断続的
に設けてあってもよい。
【００１２】このように、ベルト本体１１の背面にブラ
シ植毛シート３０が面ファスナ２０を介して着脱自在に
取り付けられるが、面ファスナ２０にはブラシ植毛シー
ト３０が剥離しないだけの感圧接着強度を有するものが
望まれることは勿論である。また、ブラシ植毛シート３
０のブラシ材３２の汚れや摩耗に対して、ベルト本体１
１の耐久性が格段に強く高い場合は、ベルト本体１１の
交換を殆ど不要とする観点から、このベルト本体１１の
背面に面ファスナ２０を強固に接着接合しておくことが
望ましい。
シ植毛シート３０が面ファスナ２０を介して着脱自在に
取り付けられるが、面ファスナ２０にはブラシ植毛シー
ト３０が剥離しないだけの感圧接着強度を有するものが
望まれることは勿論である。また、ブラシ植毛シート３
０のブラシ材３２の汚れや摩耗に対して、ベルト本体１
１の耐久性が格段に強く高い場合は、ベルト本体１１の
交換を殆ど不要とする観点から、このベルト本体１１の
背面に面ファスナ２０を強固に接着接合しておくことが
望ましい。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による歯付
ベルトは、ベルト本体の背面に面ファスナを介してブラ
シ植毛シートを取り替え自在に取り付け、歯車の回転駆
動により物品の表面の汚れを払拭する機能のものであ
り、ブラシ材が汚れたり摩耗して取り替えの必要が生じ
た場合は、簡単にブラシ植毛シートをベルト本体から取
り外し、ベルト本体はそのまま再使用ができるので、従
来のような不本意な交換から免れ経済的に有利である。
ベルトは、ベルト本体の背面に面ファスナを介してブラ
シ植毛シートを取り替え自在に取り付け、歯車の回転駆
動により物品の表面の汚れを払拭する機能のものであ
り、ブラシ材が汚れたり摩耗して取り替えの必要が生じ
た場合は、簡単にブラシ植毛シートをベルト本体から取
り外し、ベルト本体はそのまま再使用ができるので、従
来のような不本意な交換から免れ経済的に有利である。
【図１】本発明による実施例の歯付ベルトの斜視図であ
る。
る。
【図２】従来例の植毛ブラシ付きの歯付ベルトの斜視図
である。
である。
１１ ベルト本体 １２ 歯 ２０ 面ファスナ ２１、２２ 面ファスナ片側部 ３０ ブラシ植毛シート ３１ 台シート ３２ ブラシ材
Claims (1)
- 【請求項１】 歯を設けたベルト本体の背面に、ブラシ
材を有するブラシ植毛シートを面ファスナを介して取外
し可能に貼り合わせたことを特徴とする歯付ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12960792A JPH0676818B2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 歯付ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12960792A JPH0676818B2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 歯付ベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05296293A true JPH05296293A (ja) | 1993-11-09 |
| JPH0676818B2 JPH0676818B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=15013646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12960792A Expired - Lifetime JPH0676818B2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 歯付ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676818B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007055227A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-03-08 | Mitsuboshi Belting Ltd | Ｖリブドベルトの製造方法及びｖリブドベルト |
| JP2012211000A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Shinoda Shoji Kk | コンベアベルトとその接合方法 |
| WO2018042855A1 (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | コニカミノルタ株式会社 | 搬送装置及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP12960792A patent/JPH0676818B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007055227A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-03-08 | Mitsuboshi Belting Ltd | Ｖリブドベルトの製造方法及びｖリブドベルト |
| JP2012211000A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Shinoda Shoji Kk | コンベアベルトとその接合方法 |
| WO2018042855A1 (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | コニカミノルタ株式会社 | 搬送装置及び画像形成装置 |
| CN109641708A (zh) * | 2016-08-30 | 2019-04-16 | 柯尼卡美能达株式会社 | 输送装置以及图像形成装置 |
| JPWO2018042855A1 (ja) * | 2016-08-30 | 2019-06-24 | コニカミノルタ株式会社 | 搬送装置及び画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0676818B2 (ja) | 1994-09-28 |
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Legal Events
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100928 Year of fee payment: 16 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 16 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100928 |
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| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 16 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100928 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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Year of fee payment: 17 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110928 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110928 Year of fee payment: 17 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 18 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120928 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120928 Year of fee payment: 18 |