JPH0529611U - 集塵器を備えた電動ドリル - Google Patents

集塵器を備えた電動ドリル

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JPH0529611U
JPH0529611U JP8636691U JP8636691U JPH0529611U JP H0529611 U JPH0529611 U JP H0529611U JP 8636691 U JP8636691 U JP 8636691U JP 8636691 U JP8636691 U JP 8636691U JP H0529611 U JPH0529611 U JP H0529611U
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JP
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dust collector
motor
shavings
fan
electric drill
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Application number
JP8636691U
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English (en)
Inventor
志 誠 荘
Original Assignee
荘 志誠
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】穿孔作業中に削り屑を集塵するための再利用可
能でかつ着脱可能な集塵バッグを有する集塵器を備えた
電動ドリルを提供することである。 【構成】集塵器20の先端に連結されビット12の先端
を包囲し被穿孔面に当接される伸縮可能な吸引管30
と、穿孔過程における削り屑を集塵するため集塵器20
から着脱自在でかつ再利用可能な集塵バッグ21と、モ
ータ10によって回転駆動され一開口側でモータ10の
熱を放散させる空気流を放出し他開口側で吸引管30に
吸引力を導入するファン50と、ファン50と集塵器2
0との間に連結されファン50の回転によって削り屑を
集塵器20へ案内吸引する案内管40とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、集塵器を備えた電動ドリルに関し、特に、ドリルの作動中に発生 する削り屑を集塵する集塵器を備えた電動ドリルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電動ドリルは、家具や壁等に形成される孔を穿孔する際に一般的に 利用されており、操作自体に加えて任意の位置までの移動が容易かつ便利である 。また、ドリルが電気的に作動されるため、穿孔工程に要する非常に強い駆動力 が得られる。このような電動ドリルは、モータの駆動力が減速ギヤ機構を介して 得られ、孔を穿孔可能となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の電動ドリルにあっては、木材、壁あるいは天 井の穿孔に利用されるのが一般的であるが、穿孔過程に削り屑が常時発生し、該 削り屑が完全に集塵されなければ周囲が汚染されるという問題が生じる。周囲を 汚染する削り屑は、穿孔作業者に重大な被害をもたらす。例えば、天井の穿孔作 業にあっては、作業者が天井から落下する削り屑によって被害を受けることが頻 繁であり、特に集塵されなかった削り屑によって作業者は目を傷付けやすい。そ こで、穿孔作業者は、削り屑から目を保護するために眼球保護用のゴーグルを着 用したり、穿孔作業中は目をつぶる必要があった。しかし、目をつぶったままで 作業を進行すると、穿孔操作の不注意に起因して不慮の事故が発生する虞れが大 きく、決して好ましいものではなかった。
【0004】 そこで、この考案の目的は、上記の欠点を解決するため、削り屑を集塵する集 塵器を備えた電動ドリルを提供することにある。
【0005】 また、この考案の他の目的は、穿孔作業中に削り屑を集塵するための再利用可 能でかつ着脱可能な集塵バッグを有する集塵器を備えた電動ドリルを提供するこ とにある。
【0006】 この考案のさらに他の目的は、穿孔作業に伴ってモータから生じる熱を削り屑 の吸引過程で生成される空気によって放熱することができる集塵器を備えた電動 ドリルを提供することにある。
【0007】 加えて、この考案の他の目的は、穿孔過程において生成される削り屑を完全に 吸引し、且つ収集することができる集塵パイプを有する集塵器を備えた電動ドリ ルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためにこの考案は、ビットを回転動作させるためのモー タおよび減速ギヤを有してなり、穿孔過程における削り屑を収集する集塵器を備 えた電動ドリルであって、前記集塵器の先端に連結され且つ前記ビットの先端ま で延設されて該ビットの先端を包囲するような拡開端部を有すると共に被穿孔面 に当接される先端面を有する伸縮可能な吸引管と、穿孔過程における削り屑を集 塵するため前記集塵器から着脱自在でかつ再利用可能な集塵バッグと、前記モー タの駆動軸に連結され該モータによって回転駆動されると共に、一開口側で前記 モータの熱を放散させる空気流を放出し、他開口側で前記吸引管に吸引力を導入 するファンと、該ファンと前記集塵器との間に連結されファンの回転によって削 り屑を集塵器へ案内吸引する案内管とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
ビットの穿孔により生じた削り屑は、被穿孔面に当接した吸引管を介して集塵 器に吸入され集塵バッグに集められる。バッグが一杯になったら、これを集塵器 から取り外して削り屑を廃棄し、再び使用する。また、ファンの吸引に伴い放出 される空気流は、モータの冷却に有効利用される。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この考案が実施例に 限定されるものでないことは勿論である。
【0011】 図面を参照すると、図1にはこの考案による集塵器を備えた電動ドリル100 が示されている。
【0012】 ドリル100は、モータ10と、該モータ10に連結された減速ギヤ11と、 該減速ギヤ11に連結されたビット12とを備え、穿孔作業においてモータ10 を駆動してビット12が回転することにより孔を穿設するよう構成されている。 この考案は、ドリル100に集塵器20が内蔵されたことを特徴としている。集 塵器20の先端にはビット12による孔の形成過程で生じる削り屑の吸引管30 が連結されており、該吸引管30はビット12の先端に向けて延設されている。 集塵器20の後端は、案内管40を介してモータ10の駆動軸に連結されたファ ン50の後開口側に連通されている。ファン50が回転すると、集塵器20の吸 引管30に吸引力が生成されて削り屑が集塵されることになる。これと同時に、 ファン50の回転による空気流が前開口側からモータ10に向かうことにより、 モータ10の熱を効率的に放熱することができる 集塵器20の内部には集塵バッグ21が装着されている。集塵バッグ21は、 集塵器20から離脱可能であって集塵した削り屑を廃棄することにより再利用す ることができる。図2、図3に詳細に示されたファン50は回転時に吸引力を生 成する羽根51を備え、羽根51は円筒状のベース52に固定されている。ベー ス52の正面側に配設された案内板53は、羽根51、案内板53を通り、モー タ10によって生成される熱を放熱するような空気流を生成する形状を有してい る。
【0013】 さらに、削り屑の吸引管30は、中空管状であって且つ伸縮可能となっている 。吸引管30の先端部は、末端に向けて拡開してビット12の先端を包囲してお り、且つその端壁には突起31が形成されている。符号32は拡開端部に貫通形 成された透孔であり、ビット12はこの透孔32内を延長して被穿孔面に達する ようになっている。この結果、穿孔作業が進むにつれて吸引管30は収縮し、突 起部31とビット12の端部とが常に被穿孔物(図示しない)に接触することに なる。吸引管30の突起部31が被穿孔物に接触することによって、被穿孔物と 吸引管30の端壁との間には空気を導入するための僅かの間隙が画成される。そ して、吸引管30の端部は、所定の吸引力を生成するような形状を有している。
【0014】 上記構成において、モータ10が回転すると、ファン50は穿孔作業における 削り屑の集塵作用を行うと同時に、ファン50が空気流を生成してモータの熱を 放散する。一般に、まずモータ10を動作させてビット12が回転してから穿孔 工程が開始されるため、削り屑の吸引が有効になされる。さらに、吸引管30が 回転するビット12に接触することを避けるため、吸引管を比較的剛性の高いプ ラスチック材料から形成して自立性を持たせるか、または支持枠60を吸引管に 取り付けることができる。図示した実施例は後者を採用しており、支持枠60は 、ドリル本体に一端が連結された圧縮スプリング61と、スプリング61の他端 に連結された支持ロッド62とからなり、スプリング61は支持ロッド62を前 方に向けて付勢している。支持ロッド62の遊端部は吸引管30の端部外周に固 定された連結板63に連結され、吸引作業中にビット12の穿孔深さに応じてス プリング61が伸縮することによって、支持ロッド62を介して吸引管30の端 部が安定して支持される。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案の電動ドリルにあっては、穿孔作業中に発生する 削り屑を完全に吸引し、且つ収集することができるため、眼球保護用のゴーグル を着用したり穿孔作業中に目をつぶる必要がなく、また周囲が汚染されることを 防止することもできる。また、削り屑を集塵するための集塵バッグを再利用可能 でかつ着脱可能とすることにより、維持費を低減することができる。さらに、穿 孔作業に伴ってモータから生じる熱を削り屑の吸引過程に生成される空気によっ て効率的に放熱することができ、モータの加熱を防止して寿命を延長することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による電動ドリルを示す断面図であ
る。
【図2】この考案による電動ドリルに備えられる集塵器
の構成要素であるファンの正面図である。
【図3】この考案による電動ドリルに備えられる集塵器
の構成要素であるファンの背面図である。
【符号の説明】
100 電動ドリル 10 モータ 11 減速ギヤ 12 ビット 20 集塵器 21 集塵バッグ 30 吸引管 40 案内管 50 ファン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットを回転動作させるためのモータお
    よび減速ギヤを有してなり、穿孔過程における削り屑を
    収集する集塵器を備えた電動ドリルであって、 前記集
    塵器の先端に連結され且つ前記ビットの先端まで延設さ
    れて該ビットの先端を包囲するような拡開端部を有する
    と共に被穿孔面に当接される先端面を有する伸縮可能な
    吸引管と、穿孔過程における削り屑を集塵するため前記
    集塵器から着脱自在でかつ再利用可能な集塵バッグと、
    前記モータの駆動軸に連結され該モータによって回転駆
    動されると共に、一開口側で前記モータの熱を放散させ
    る空気流を放出し、他開口側で前記吸引管に吸引力を導
    入するファンと、該ファンと前記集塵器との間に連結さ
    れファンの回転によって削り屑を集塵器へ案内吸引する
    案内管とを備えたことを特徴とする集塵器を備えた電動
    ドリル。
JP8636691U 1991-09-27 1991-09-27 集塵器を備えた電動ドリル Pending JPH0529611U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010201525A (ja) * 2009-02-28 2010-09-16 Hitachi Koki Co Ltd 集塵装置付き穿孔工具
CN108501122A (zh) * 2018-05-13 2018-09-07 林棋城 一种钻木用手钻
CN114632960A (zh) * 2022-03-07 2022-06-17 中核检修有限公司 一种电钻

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036919A (ja) * 1983-07-01 1985-02-26 ノルトドイツチエ・アフイネリー・アクチエンゲゼルシヤフト 容器に収容された物質の表面レベルを測定及び制御する方法
JPS6364416B2 (ja) * 1980-05-14 1988-12-12

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