JPH05295788A - 水リサイクル付き清掃装置 - Google Patents
水リサイクル付き清掃装置Info
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- JPH05295788A JPH05295788A JP12259692A JP12259692A JPH05295788A JP H05295788 A JPH05295788 A JP H05295788A JP 12259692 A JP12259692 A JP 12259692A JP 12259692 A JP12259692 A JP 12259692A JP H05295788 A JPH05295788 A JP H05295788A
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- tank
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水封式真空ポンプの補給水の温度上昇を抑え
て真空ポンプの性能低下を軽減し、且つ全体的に装置を
小型化できる水リサイクル付き清掃装置を提供するこ
と。 【構成】ノズル20から噴射されるジェット水で汚れや
堆積物を洗浄し、該汚れ物や堆積物を水と共に水封式真
空ポンプ2で内部を真空にする回収タンク1内に回収
し、汚れ物や堆積物をスラッジ・固形物として該水から
分離回収して、水をジェット水として再利用する水リサ
イクル付き清掃装置において、水封式真空ポンプ2の補
給水槽3との間に熱交換隔壁32を介して、フィルタエ
レメント14−1の下流側に旋回ノズル14−2、同軸
で旋回するブラシ14−3を取付けた自動逆洗フィルタ
14を配設した自動フィルタ室を設けた。
て真空ポンプの性能低下を軽減し、且つ全体的に装置を
小型化できる水リサイクル付き清掃装置を提供するこ
と。 【構成】ノズル20から噴射されるジェット水で汚れや
堆積物を洗浄し、該汚れ物や堆積物を水と共に水封式真
空ポンプ2で内部を真空にする回収タンク1内に回収
し、汚れ物や堆積物をスラッジ・固形物として該水から
分離回収して、水をジェット水として再利用する水リサ
イクル付き清掃装置において、水封式真空ポンプ2の補
給水槽3との間に熱交換隔壁32を介して、フィルタエ
レメント14−1の下流側に旋回ノズル14−2、同軸
で旋回するブラシ14−3を取付けた自動逆洗フィルタ
14を配設した自動フィルタ室を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下水管等の管やその他の
内表面を洗浄する水リサイクル付き清掃装置に関するも
のである。
内表面を洗浄する水リサイクル付き清掃装置に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】従来この種の水リサイクル付き清掃装置と
しては、図5に示す構成のものがある。図示するよう
に、該水リサイクル付き清掃装置は、回収タンク1、該
回収タンク1を真空にするための水封式真空ポンプ2、
該水封式真空ポンプ2に封水の補給と吐き出し空気から
水を分離するための補給水槽3、液体サイクロン4、液
体サイクロン5、スラッジタンク6及び受水タンク7等
からなる。
しては、図5に示す構成のものがある。図示するよう
に、該水リサイクル付き清掃装置は、回収タンク1、該
回収タンク1を真空にするための水封式真空ポンプ2、
該水封式真空ポンプ2に封水の補給と吐き出し空気から
水を分離するための補給水槽3、液体サイクロン4、液
体サイクロン5、スラッジタンク6及び受水タンク7等
からなる。
【0003】上記構成の水リサイクル付き清掃装置を下
水管清掃に用いた場合の動作を図5に基づいて説明す
る。下水管19をマンホール24から清掃する場合、先
ず水封式真空ポンプ2を運転し、4方口弁8の空気の流
れが実線矢印Aの方向で回収タンク1は真空となり、吸
引ホース22によりマンホール24内の堆積物Dを吸い
あげる。
水管清掃に用いた場合の動作を図5に基づいて説明す
る。下水管19をマンホール24から清掃する場合、先
ず水封式真空ポンプ2を運転し、4方口弁8の空気の流
れが実線矢印Aの方向で回収タンク1は真空となり、吸
引ホース22によりマンホール24内の堆積物Dを吸い
あげる。
【0004】水封式真空ポンプ2の封水は、真空ポンプ
本体の注入口から補給水槽3の水が補給され、空気と共
に4方口弁8を経て再び補給水槽3に戻り、水封式真空
ポンプ2と補給水槽3を循環する。そして空気のみが吸
排気筒12から大気に放出される。
本体の注入口から補給水槽3の水が補給され、空気と共
に4方口弁8を経て再び補給水槽3に戻り、水封式真空
ポンプ2と補給水槽3を循環する。そして空気のみが吸
排気筒12から大気に放出される。
【0005】一方、回収タンク1内には自動逆洗フィル
タ14(ストレーナ)が配置されており、該自動逆洗フ
ィルタ14を通過した汚水は、水ポンプ13で加圧し
て、液体サイクロン4を通過することによって固形物を
分離し、スラッジタンク6を経由して回収タンク1に戻
され、そして液体サイクロン4の上澄液のみ受水タンク
7に送られる。なお、9はエアーフィルタ、10はフロ
ート弁、11は駆動モータである。
タ14(ストレーナ)が配置されており、該自動逆洗フ
ィルタ14を通過した汚水は、水ポンプ13で加圧し
て、液体サイクロン4を通過することによって固形物を
分離し、スラッジタンク6を経由して回収タンク1に戻
され、そして液体サイクロン4の上澄液のみ受水タンク
7に送られる。なお、9はエアーフィルタ、10はフロ
ート弁、11は駆動モータである。
【0006】高圧水ポンプ17の運転で受水タンク7内
の水は、ポンプ入口フィルタ16及びホースリール18
に巻かれた高圧ゴムホース21を通りノズル20よりジ
ェット水として噴射され、下水管19内を洗浄する。そ
してその一部は吸引ホース22を通って回収タンク1に
吸引され、上記過程を経て固形物を分離した水は受水タ
ンク7に送られ、水はジェット水としてリサイクルされ
る。
の水は、ポンプ入口フィルタ16及びホースリール18
に巻かれた高圧ゴムホース21を通りノズル20よりジ
ェット水として噴射され、下水管19内を洗浄する。そ
してその一部は吸引ホース22を通って回収タンク1に
吸引され、上記過程を経て固形物を分離した水は受水タ
ンク7に送られ、水はジェット水としてリサイクルされ
る。
【0007】下水管19内のノズル20は、該ノズル2
0からの噴射の推進力で前進するが油圧駆動のホースリ
ール18でコントロールされ、巻き取り巻き延ばしを繰
り返して、堆積物Dをマンホールまで引き寄せる。この
引き寄せられた堆積物Dは、吸引ホース22を通り、回
収タンク1に回収される。なお、液体サイクロン5及び
水ポンプ25は受水タンク7内のスラッジを更に回収す
るためのフローである。即ち、受水タンク7の水は水ポ
ンプ25で加圧され、液体サイクロン5を通過すること
によって、固形物は分離されスラッジタンク6に入り、
上澄液のみ受水タンク7に送られる。
0からの噴射の推進力で前進するが油圧駆動のホースリ
ール18でコントロールされ、巻き取り巻き延ばしを繰
り返して、堆積物Dをマンホールまで引き寄せる。この
引き寄せられた堆積物Dは、吸引ホース22を通り、回
収タンク1に回収される。なお、液体サイクロン5及び
水ポンプ25は受水タンク7内のスラッジを更に回収す
るためのフローである。即ち、受水タンク7の水は水ポ
ンプ25で加圧され、液体サイクロン5を通過すること
によって、固形物は分離されスラッジタンク6に入り、
上澄液のみ受水タンク7に送られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の水リサイクル付き清掃装置には下記のような問題点
があった。 (1)水リサイクル付きなので長時間の連続運転(少な
くとも回収タンク1に堆積物が積載可能な量まで)が可
能であるが、限られた補給水槽3の容積によって、封水
の温度が上昇し水封式真空ポンプ2の性能が低下し、回
収タンク1の真空度が低下するため、該回収タンク1へ
の連続吸引ができなくなる。
来の水リサイクル付き清掃装置には下記のような問題点
があった。 (1)水リサイクル付きなので長時間の連続運転(少な
くとも回収タンク1に堆積物が積載可能な量まで)が可
能であるが、限られた補給水槽3の容積によって、封水
の温度が上昇し水封式真空ポンプ2の性能が低下し、回
収タンク1の真空度が低下するため、該回収タンク1へ
の連続吸引ができなくなる。
【0009】(2)円筒型の回収タンク1の中に円盤形
状の自動逆洗フィルタ14を組み入れる構造であるた
め、回収タンク1の回収容積を有効にとれない。
状の自動逆洗フィルタ14を組み入れる構造であるた
め、回収タンク1の回収容積を有効にとれない。
【0010】(3)また、円筒型の回収タンク1の中に
自動逆洗フィルタ14を組み入れる構造であるため、フ
ィルタエレメントの交換、点検、調整及び清掃が困難で
ある。
自動逆洗フィルタ14を組み入れる構造であるため、フ
ィルタエレメントの交換、点検、調整及び清掃が困難で
ある。
【0011】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、水封式真空ポンプの補給水の温度上昇を抑えて真空
ポンプの性能低下を軽減し、且つ全体的に装置を小型化
できる水リサイクル付き清掃装置を提供することを目的
とする。
で、水封式真空ポンプの補給水の温度上昇を抑えて真空
ポンプの性能低下を軽減し、且つ全体的に装置を小型化
できる水リサイクル付き清掃装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、ノズルから噴射されるジェット水で汚れや堆
積物を洗浄し、該汚れ物や堆積物を水と共に水封式真空
ポンプで内部を真空にする回収タンク内に回収し、該汚
れ物や堆積物をスラッジ・固形物として該水から分離回
収して、該水をジェット水として再利用する水リサイク
ル付き清掃装置において、水封式真空ポンプの補給水槽
との間に熱交換隔壁を介して自動フィルタ室を設け、該
自動フィルタ室内にフィルタエレメントの下流側に旋回
ノズル、上流側に該旋回ノズルの軸と同軸で旋回するブ
ラシを取付けた自動逆洗フィルタを配設したことを特徴
とする。
本発明は、ノズルから噴射されるジェット水で汚れや堆
積物を洗浄し、該汚れ物や堆積物を水と共に水封式真空
ポンプで内部を真空にする回収タンク内に回収し、該汚
れ物や堆積物をスラッジ・固形物として該水から分離回
収して、該水をジェット水として再利用する水リサイク
ル付き清掃装置において、水封式真空ポンプの補給水槽
との間に熱交換隔壁を介して自動フィルタ室を設け、該
自動フィルタ室内にフィルタエレメントの下流側に旋回
ノズル、上流側に該旋回ノズルの軸と同軸で旋回するブ
ラシを取付けた自動逆洗フィルタを配設したことを特徴
とする。
【0013】また、自動フィルタ室の側部には自動逆洗
フィルタを構成する部材の出し入れ、取り付け調整が容
易にできる寸法形状のハンドホールを設けたことを特徴
とする。
フィルタを構成する部材の出し入れ、取り付け調整が容
易にできる寸法形状のハンドホールを設けたことを特徴
とする。
【0014】
【作用】本発明は上記の如く、水封式真空ポンプの補給
水槽と自動逆洗フィルタを一体構造として回収タンク外
に設け、回収タンクの水を該回収タンクの外に設けた該
自動逆洗フィルタを通すことによって、水封式真空ポン
プの封水の温度上昇を抑えることができるので、水封式
真空ポンプの性能低下を軽減し、回収タンクへの連続吸
引が可能となる。
水槽と自動逆洗フィルタを一体構造として回収タンク外
に設け、回収タンクの水を該回収タンクの外に設けた該
自動逆洗フィルタを通すことによって、水封式真空ポン
プの封水の温度上昇を抑えることができるので、水封式
真空ポンプの性能低下を軽減し、回収タンクへの連続吸
引が可能となる。
【0015】また、円盤形状の自動逆洗フィルタを円筒
型の回収タンクの中に組み入れるのではなく、回収タン
クの外に設けるため、回収タンクの回収容積を有効に利
用できる。
型の回収タンクの中に組み入れるのではなく、回収タン
クの外に設けるため、回収タンクの回収容積を有効に利
用できる。
【0016】また、自動逆洗フィルタを円筒型の回収タ
ンクの外に設けと共に、自動フィルタ室の側部にハンド
ホールを設けたので、フィルタエレメントの交換、点
検、調整及び清掃が容易となる。
ンクの外に設けと共に、自動フィルタ室の側部にハンド
ホールを設けたので、フィルタエレメントの交換、点
検、調整及び清掃が容易となる。
【0017】
【実施例】図1及び図2は本発明の水封式真空ポンプを
用いた水リサイクル付き清掃装置の構成を示す図であ
る。図1及び図2において、図5と同一符号を付した部
分は同一又は相当部分を示す。また、※1と※1及び※
2と※2は接続されている。本発明の水リサイクル付き
清掃装置の従来のものとの相違点は、回収タンク1内に
あった自動逆洗フィルタ14を水封式真空ポンプ2の補
給水槽3の下部に取付けて、補給水槽3と自動逆洗フィ
ルタ14を一体にしたところにある。
用いた水リサイクル付き清掃装置の構成を示す図であ
る。図1及び図2において、図5と同一符号を付した部
分は同一又は相当部分を示す。また、※1と※1及び※
2と※2は接続されている。本発明の水リサイクル付き
清掃装置の従来のものとの相違点は、回収タンク1内に
あった自動逆洗フィルタ14を水封式真空ポンプ2の補
給水槽3の下部に取付けて、補給水槽3と自動逆洗フィ
ルタ14を一体にしたところにある。
【0018】水封式真空ポンプ2を運転すると回収タン
ク1内の空気はフロート弁10、エアーフィルタ9、4
方口弁8、水封式真空ポンプ2の吸引口及び吐き出し口
を通り、補給水槽3に流入し、該補給水槽3で水を分離
して吸排気筒12より大気に放出される。水封式真空ポ
ンプ2の封水は補給水槽3で分離回収された水で、常に
循環使用される。
ク1内の空気はフロート弁10、エアーフィルタ9、4
方口弁8、水封式真空ポンプ2の吸引口及び吐き出し口
を通り、補給水槽3に流入し、該補給水槽3で水を分離
して吸排気筒12より大気に放出される。水封式真空ポ
ンプ2の封水は補給水槽3で分離回収された水で、常に
循環使用される。
【0019】一方、マンホール24内の堆積物D及び汚
水は吸引ホース22を通して回収タンク1に吸上げられ
る。回収タンク1内に配置された、一次フィルタ15を
通過した細かい粒子を含む汚水は、回収タンク1の一次
フィルタ15で隔離された部分t1に滞留する。タンク
水位と連動する水ポンプ13の運転と同時に開となる弁
29を通り、汚水は補給水槽3の底部に設けた自動フィ
ルタ室33の下方t2に流れ込み、フィルタエレメント
14−1の下流側に旋回する洗浄ノズル14−2、上流
側にそれと同軸で旋回するブラシ14−3を設けた構造
の自動逆洗フィルタ14を通して水ポンプ13に吸い込
まれる。
水は吸引ホース22を通して回収タンク1に吸上げられ
る。回収タンク1内に配置された、一次フィルタ15を
通過した細かい粒子を含む汚水は、回収タンク1の一次
フィルタ15で隔離された部分t1に滞留する。タンク
水位と連動する水ポンプ13の運転と同時に開となる弁
29を通り、汚水は補給水槽3の底部に設けた自動フィ
ルタ室33の下方t2に流れ込み、フィルタエレメント
14−1の下流側に旋回する洗浄ノズル14−2、上流
側にそれと同軸で旋回するブラシ14−3を設けた構造
の自動逆洗フィルタ14を通して水ポンプ13に吸い込
まれる。
【0020】水ポンプ13で加圧された水量の一部は配
管26を通って自動逆洗フィルタ14の洗浄ノズル14
−2に逆洗水として供給されるが、残りは配管28を通
って一次液体サイクロン4に送水される。該一次液体サ
イクロン4で分離されたスラッジはスラッジタンク6に
一旦溜め、配管27を通り回収タンク1に吸引される。
一次液体サイクロン4の上澄液は、受水タンク7に吸引
される。この上澄液は受水タンク7に貯えポンプ入口フ
ィルタ16を通して、高圧水ポンプ17で加圧して高圧
ゴムホース21を通り、該高圧ゴムホース21の先端に
取り付けたノズル20からジェット水として噴射され
る。そして噴射水の一部は堆積物D等と共に、吸引ホー
ス22を介して回収タンク1内に回収され、洗浄水とし
てリサイクルされる。
管26を通って自動逆洗フィルタ14の洗浄ノズル14
−2に逆洗水として供給されるが、残りは配管28を通
って一次液体サイクロン4に送水される。該一次液体サ
イクロン4で分離されたスラッジはスラッジタンク6に
一旦溜め、配管27を通り回収タンク1に吸引される。
一次液体サイクロン4の上澄液は、受水タンク7に吸引
される。この上澄液は受水タンク7に貯えポンプ入口フ
ィルタ16を通して、高圧水ポンプ17で加圧して高圧
ゴムホース21を通り、該高圧ゴムホース21の先端に
取り付けたノズル20からジェット水として噴射され
る。そして噴射水の一部は堆積物D等と共に、吸引ホー
ス22を介して回収タンク1内に回収され、洗浄水とし
てリサイクルされる。
【0021】液体サイクロン5及び水ポンプ25は受水
タンク7内のスラッジを更に回収するためのフローであ
る。即ち、受水タンク7の水は水ポンプ25で加圧さ
れ、液体サイクロン5を通過することによって、固形物
は分離されスラッジタンク6に入り、上澄液のみ受水タ
ンク7に送られ、該受水タンク7内の水は浄化される。
タンク7内のスラッジを更に回収するためのフローであ
る。即ち、受水タンク7の水は水ポンプ25で加圧さ
れ、液体サイクロン5を通過することによって、固形物
は分離されスラッジタンク6に入り、上澄液のみ受水タ
ンク7に送られ、該受水タンク7内の水は浄化される。
【0022】図3及び図4は自動逆洗フィルタ装置の詳
細構造を示す図で、図3(a)は補給水槽と自動逆洗フ
ィルタ装置の構造を示す縦断面図、図3(b)はA−A
断面矢視図、図4(a)は上面図、図4(b)はハンド
ホール部の正面図である。自動逆洗フィルタ装置は補給
水槽3底部に設けた自動フィルタ室33の内部に自動逆
洗フィルタ14を配設した構造である。
細構造を示す図で、図3(a)は補給水槽と自動逆洗フ
ィルタ装置の構造を示す縦断面図、図3(b)はA−A
断面矢視図、図4(a)は上面図、図4(b)はハンド
ホール部の正面図である。自動逆洗フィルタ装置は補給
水槽3底部に設けた自動フィルタ室33の内部に自動逆
洗フィルタ14を配設した構造である。
【0023】配管26を通って供給される逆洗水は(図
1参照)、スイベルエルボ31から流入して、洗浄水パ
イプ軸30を通り、下方に配置された複数のノズル孔を
有する逆洗用のノズル14−2に流入する。そしてノズ
ル孔から噴射される水によりフィルタエレメント14−
1に上方からの詰まりを洗浄する。さらにフィルタエレ
メント14−1の下面にはノズル14−2と同軸で回転
するブラシ14−3が設けられてフィルタエレメント1
4−1の目に絡みついた閉塞物を逆洗する。該ブラシ1
4−3はブラシアーム14−4を介してスプリング14
−5の弾発力で圧力をかけフィルタエレメント14−1
の閉塞物を擦り取る構造となっている。
1参照)、スイベルエルボ31から流入して、洗浄水パ
イプ軸30を通り、下方に配置された複数のノズル孔を
有する逆洗用のノズル14−2に流入する。そしてノズ
ル孔から噴射される水によりフィルタエレメント14−
1に上方からの詰まりを洗浄する。さらにフィルタエレ
メント14−1の下面にはノズル14−2と同軸で回転
するブラシ14−3が設けられてフィルタエレメント1
4−1の目に絡みついた閉塞物を逆洗する。該ブラシ1
4−3はブラシアーム14−4を介してスプリング14
−5の弾発力で圧力をかけフィルタエレメント14−1
の閉塞物を擦り取る構造となっている。
【0024】自動フィルタ室33の側部には、ハンドホ
ール34が設けられている。該ハンドホール34を設け
ることにより、従来のように回収タンク内に自動逆洗フ
ィルタを配設するのと異なり、該自動逆洗フィルタを構
成するフィルタエレメント14−1、逆洗用のノズル1
4−2、ブラシ14ー3、ブラシアーム14−4及びス
プリング14−5等の部品の出し入れが容易にでき、さ
らにこれらの取付調整も簡単にできる。
ール34が設けられている。該ハンドホール34を設け
ることにより、従来のように回収タンク内に自動逆洗フ
ィルタを配設するのと異なり、該自動逆洗フィルタを構
成するフィルタエレメント14−1、逆洗用のノズル1
4−2、ブラシ14ー3、ブラシアーム14−4及びス
プリング14−5等の部品の出し入れが容易にでき、さ
らにこれらの取付調整も簡単にできる。
【0025】また、補給水槽3と自動フィルタ室33
(自動逆洗フィルタ装置)の間には、熱伝導性、耐食性
の高い金属材からなる仕切板(熱交換隔壁)32が設け
られている。該仕切板32のパイプ軸30の貫通部には
回転シール34が設けられている。洗浄水パイプ軸30
を駆動する駆動モータ11は油圧式でも電動式のいずれ
でもよく、減速機構を介して適当な回転速度で該洗浄水
パイプ軸30を回転する。
(自動逆洗フィルタ装置)の間には、熱伝導性、耐食性
の高い金属材からなる仕切板(熱交換隔壁)32が設け
られている。該仕切板32のパイプ軸30の貫通部には
回転シール34が設けられている。洗浄水パイプ軸30
を駆動する駆動モータ11は油圧式でも電動式のいずれ
でもよく、減速機構を介して適当な回転速度で該洗浄水
パイプ軸30を回転する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば下記
のような優れた効果が期待できる。 (1)本発明の水リサイクル付き清掃装置は、水封式真
空ポンプの補給水槽と自動逆洗フィルタを一体構造とし
て回収タンク外に設け、自動逆洗フィルタのフィルタエ
レメントの下流側の旋回ノズルの旋回により、冷却液が
有効に撹乱され、水封式真空ポンプの封水の補給や入れ
換えをすることなく、封水の適正温度を持続できるの
で、例えば下水管清掃車に適用した場合には、吸引汚水
の温度が極端に高い場合を除いて、清掃作業を中断する
ことなく作業性の向上が図れる。
のような優れた効果が期待できる。 (1)本発明の水リサイクル付き清掃装置は、水封式真
空ポンプの補給水槽と自動逆洗フィルタを一体構造とし
て回収タンク外に設け、自動逆洗フィルタのフィルタエ
レメントの下流側の旋回ノズルの旋回により、冷却液が
有効に撹乱され、水封式真空ポンプの封水の補給や入れ
換えをすることなく、封水の適正温度を持続できるの
で、例えば下水管清掃車に適用した場合には、吸引汚水
の温度が極端に高い場合を除いて、清掃作業を中断する
ことなく作業性の向上が図れる。
【0027】(2)特に、ヘドロ成分の高い堆積物のあ
る下水管や道路の横断管清掃に用いた場合、自動逆洗フ
ィルタで閉塞が起りがちとなるが、フィルタエレメント
の上流側に旋回するブラシを設けたことにより、逆洗効
果がより高くなる。
る下水管や道路の横断管清掃に用いた場合、自動逆洗フ
ィルタで閉塞が起りがちとなるが、フィルタエレメント
の上流側に旋回するブラシを設けたことにより、逆洗効
果がより高くなる。
【0028】(3)また、補給水槽との間に熱交換隔壁
を介して設けた自動フィルタ室の側部にハンドホールを
設けたことにより、回収タンク内に自動逆洗フィルタを
配設した従来例に比較し、自動逆洗フィルタを構成する
部品の出し入れ、取り付け調整が簡単にできる。
を介して設けた自動フィルタ室の側部にハンドホールを
設けたことにより、回収タンク内に自動逆洗フィルタを
配設した従来例に比較し、自動逆洗フィルタを構成する
部品の出し入れ、取り付け調整が簡単にできる。
【図1】本発明の水封式真空ポンプを用いた水リサイク
ル付き清掃装置の構成の一部を示す(図2と合わせて全
体構成を示す)図である。
ル付き清掃装置の構成の一部を示す(図2と合わせて全
体構成を示す)図である。
【図2】本発明の水封式真空ポンプを用いた水リサイク
ル付き清掃装置の構成の一部を示す(図1と合わせて全
体構成を示す)図である。
ル付き清掃装置の構成の一部を示す(図1と合わせて全
体構成を示す)図である。
【図3】自動逆洗フィルタ装置の詳細構造を示す図で、
図3(a)は補給水槽と自動逆洗フィルタ装置の構造を
示す縦断面図、図3(b)はA−A断面矢視図である。
図3(a)は補給水槽と自動逆洗フィルタ装置の構造を
示す縦断面図、図3(b)はA−A断面矢視図である。
【図4】自動逆洗フィルタ装置の詳細構造を示す図で、
図4(a)は上面図、図4(b)はハンドホール部の正
面図である。
図4(a)は上面図、図4(b)はハンドホール部の正
面図である。
【図5】従来のこの種の水リサイクル付き清掃装置の構
成を示す図である。
成を示す図である。
1 回収タンク 2 水封式真空ポンプ 3 補給水槽 4 一次液体サイクロン 5 二次液体サイクロン 6 スラッジタンク 7 受水タンク 8 4方口弁 9 エアーフィルタ 10 フロート弁 11 駆動モータ 12 吸排気筒 13 水ポンプ 14 自動逆洗フィルタ 15 一次フィルタ 16 ポンプ入口フィルタ 17 高圧水ポンプ 18 ホースリール 19 下水管 20 ノズル 21 高圧ゴムホース 22 吸引ホース 23 排水ホース 24 マンホール 25 水ポンプ 26 配管 27 配管 28 配管 29 弁 30 洗浄水パイプ軸 31 スイベルエルボ 32 仕切板 33 自動フィルタ本体 34 ハンドホール
Claims (2)
- 【請求項1】 ノズルから噴射されるジェット水で汚れ
や堆積物を洗浄し、該汚れ物や堆積物を水と共に水封式
真空ポンプで内部を真空にする回収タンク内に回収し、
該汚れ物や堆積物をスラッジ・固形物として該水から分
離回収して、該水をジェット水として再利用する水リサ
イクル付き清掃装置において、 前記水封式真空ポンプの補給水槽との間に熱交換隔壁を
介して、自動フィルタ室を設け、該自動フィルタ室内に
フィルタエレメントの下流側に旋回ノズル、上流側に該
旋回ノズルの軸と同軸で旋回するブラシを取付けた自動
逆洗フィルタを配設したことを特徴とする水リサイクル
付き清掃装置。 - 【請求項2】 前記自動フィルタ室の側部には前記自動
逆洗フィルタを構成する部材の出し入れ、取り付け調整
が容易にできる寸法形状のハンドホールが設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載の水リサイクル付き清
掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12259692A JPH05295788A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 水リサイクル付き清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12259692A JPH05295788A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 水リサイクル付き清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05295788A true JPH05295788A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14839848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12259692A Pending JPH05295788A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 水リサイクル付き清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05295788A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009264026A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Daiki Kensetsu Kk | 埋設管内部充填工法及びそれに用いるトラップ |
JP2015224422A (ja) * | 2014-05-26 | 2015-12-14 | 株式会社モリタホールディングス | 吸引作業車 |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP12259692A patent/JPH05295788A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009264026A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Daiki Kensetsu Kk | 埋設管内部充填工法及びそれに用いるトラップ |
JP2015224422A (ja) * | 2014-05-26 | 2015-12-14 | 株式会社モリタホールディングス | 吸引作業車 |
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