JPH0529474B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0529474B2 JPH0529474B2 JP518185A JP518185A JPH0529474B2 JP H0529474 B2 JPH0529474 B2 JP H0529474B2 JP 518185 A JP518185 A JP 518185A JP 518185 A JP518185 A JP 518185A JP H0529474 B2 JPH0529474 B2 JP H0529474B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- water conduit
- closed valve
- water
- iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 43
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 41
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 21
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 claims description 21
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 claims description 19
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Irons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は主に一般家庭で使用されるスチームア
イロンに関するものである。
イロンに関するものである。
従来の技術
従来のこの種のスチームアイロンにおける水タ
ンクの弁部および気化室部は第6図のように構成
されている。以下、これを説明すると1はベース
で気化室2が一体に形成されている。前記気化室
2は気化室蓋3で覆われている。前記ベース1上
には導水路取付板4が設置され、この導水路取付
板4上には合成樹脂製の導水路本体5と導水路パ
ツキング6を重合して導水路7が形成されてい
る。アイロン本体に着脱自在のタンク8はその底
部に水出口8aを有し、これを常閉する常閉弁9
が設けられている。導水路本体5の入口5bには
常閉弁押上げ部5aを設けてあり、タンク8がア
イロン本体に取付けられたときに常閉弁9を開放
するようになつている。前記入口5bの周囲には
接続パツキング10が設けてあり、タンクの水出
口8a周囲の平面8bとその上部で接し、タンク
8と導水路7を連結させている。導水路7と前記
気化室2とはノズル11で連結されており、タン
ク8内の水をベース1の気化能力以内に調節し気
化室2へ供給している。気化室2で発生したスチ
ームはベース1の底部に設けられたスチーム孔1
aより噴出される構成であつた。
ンクの弁部および気化室部は第6図のように構成
されている。以下、これを説明すると1はベース
で気化室2が一体に形成されている。前記気化室
2は気化室蓋3で覆われている。前記ベース1上
には導水路取付板4が設置され、この導水路取付
板4上には合成樹脂製の導水路本体5と導水路パ
ツキング6を重合して導水路7が形成されてい
る。アイロン本体に着脱自在のタンク8はその底
部に水出口8aを有し、これを常閉する常閉弁9
が設けられている。導水路本体5の入口5bには
常閉弁押上げ部5aを設けてあり、タンク8がア
イロン本体に取付けられたときに常閉弁9を開放
するようになつている。前記入口5bの周囲には
接続パツキング10が設けてあり、タンクの水出
口8a周囲の平面8bとその上部で接し、タンク
8と導水路7を連結させている。導水路7と前記
気化室2とはノズル11で連結されており、タン
ク8内の水をベース1の気化能力以内に調節し気
化室2へ供給している。気化室2で発生したスチ
ームはベース1の底部に設けられたスチーム孔1
aより噴出される構成であつた。
発明が解決しようとする問題点
このような従来の構成では一般に導水路7を形
成する導水路本体5は合成樹脂製であり、その自
在な成形性を利用して複雑な導水路7を構成して
いる。しかし、常閉弁9を押し開く常閉弁押上げ
部5aも合成樹脂製で導水路本体5に一体に形成
しているので、タンク8の着脱により摩耗したり
場合によつては折れて常閉弁9を開放できなくな
る。この対策として上記常閉弁押上げ部5aを金
属棒で別部品とし導水路本体5にインサート成形
することも行われているが部品の増加と加工を複
雑にするという問題があつた。
成する導水路本体5は合成樹脂製であり、その自
在な成形性を利用して複雑な導水路7を構成して
いる。しかし、常閉弁9を押し開く常閉弁押上げ
部5aも合成樹脂製で導水路本体5に一体に形成
しているので、タンク8の着脱により摩耗したり
場合によつては折れて常閉弁9を開放できなくな
る。この対策として上記常閉弁押上げ部5aを金
属棒で別部品とし導水路本体5にインサート成形
することも行われているが部品の増加と加工を複
雑にするという問題があつた。
そこで、本発明はタンクの着脱によつて損傷す
ることのない強固な常閉弁押上げ部を得ることを
目的としている。
ることのない強固な常閉弁押上げ部を得ることを
目的としている。
問題点を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するに、気化室を形成
したベースを有するアイロン本体と、このアイロ
ン本体に着脱自在に設けたタンクと、このタンク
の底部に設けたタンク出口を開閉する常閉弁と、
前記アイロン本体に設けられ、かつ、前記タンク
内の水を気化室に導く導水路と、前記タンク出口
と導水路を接続し、かつ、前記タンクの常閉弁を
前記タンクのアイロン本体への装着に応じて開成
状態に保持する常閉弁押し上げ部を有する接続パ
ツキングを具備したものである。
したベースを有するアイロン本体と、このアイロ
ン本体に着脱自在に設けたタンクと、このタンク
の底部に設けたタンク出口を開閉する常閉弁と、
前記アイロン本体に設けられ、かつ、前記タンク
内の水を気化室に導く導水路と、前記タンク出口
と導水路を接続し、かつ、前記タンクの常閉弁を
前記タンクのアイロン本体への装着に応じて開成
状態に保持する常閉弁押し上げ部を有する接続パ
ツキングを具備したものである。
作 用
この構成により、常閉弁押上げ部は弾性を有す
る接続パツキングと一体でありタンク着脱時に折
れることはなくなる。タンク着脱時に大きな力が
加つたときはその弾性によつてこれに応じるから
である。
る接続パツキングと一体でありタンク着脱時に折
れることはなくなる。タンク着脱時に大きな力が
加つたときはその弾性によつてこれに応じるから
である。
実施例
以下その実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
て説明する。
図において、12はベースで、上面部に気化室
13が一体に形成されている。前記気化室13は
気化室蓋14で覆われている。ベース12上には
導水路取付板15がねじ16により固定されてい
る。この導水路取付板15上には導水路本体17
と耐熱性ゴムの導水路パツキング18を重合させ
て導水路19が構成されている。導水路パツキン
グ18の導水路本体17とのシール面には導水路
19の形状と相対するシールリブ18aが形成さ
れている。そしてベース12側に導水路シールパ
ツキング18が位置するように設定してある。導
水路本体17には弁装置20が組み込まれ、ベー
ス12に組込まれた熱応動部材21に弁バネ22
を介して連係し、上下動により導水路12を開閉
する。導水路本体17の上面開口部は蓋パツキン
グ16で覆われており、取付金具24により導水
路本体17に取付けられ、導水路19の一部を構
成している。25は導水路12の入口19aの周
囲に取付けられた弾性のある接続パツキングで、
その上面をタンク19の底部に構成されたタンク
出口26aの周囲平面26bと密着してタンク2
6と導水路19を連通させている。タンク底部の
タンク出口26aは常閉弁27で、常開されるよ
うになつており、タンク26をセツトした場合に
接続パツキング25の一部に構成された常閉弁押
上げ部28で押し開かれ、タンク26内の水を導
水路19へと流入させる。導水路19の出口19
bには滴下ノズル29が設けられており、気化室
蓋14の開口部14aを通つて導水路19と気化
室13を連通させている。ボール弁で導水路本体
17の導水路19の一部を形成する中空部31に
はボール弁30が設置され、ボタン32の繰作に
よりバネ33を上下させ任意に導水路19の水の
流れを止めることができるようになつている。
13が一体に形成されている。前記気化室13は
気化室蓋14で覆われている。ベース12上には
導水路取付板15がねじ16により固定されてい
る。この導水路取付板15上には導水路本体17
と耐熱性ゴムの導水路パツキング18を重合させ
て導水路19が構成されている。導水路パツキン
グ18の導水路本体17とのシール面には導水路
19の形状と相対するシールリブ18aが形成さ
れている。そしてベース12側に導水路シールパ
ツキング18が位置するように設定してある。導
水路本体17には弁装置20が組み込まれ、ベー
ス12に組込まれた熱応動部材21に弁バネ22
を介して連係し、上下動により導水路12を開閉
する。導水路本体17の上面開口部は蓋パツキン
グ16で覆われており、取付金具24により導水
路本体17に取付けられ、導水路19の一部を構
成している。25は導水路12の入口19aの周
囲に取付けられた弾性のある接続パツキングで、
その上面をタンク19の底部に構成されたタンク
出口26aの周囲平面26bと密着してタンク2
6と導水路19を連通させている。タンク底部の
タンク出口26aは常閉弁27で、常開されるよ
うになつており、タンク26をセツトした場合に
接続パツキング25の一部に構成された常閉弁押
上げ部28で押し開かれ、タンク26内の水を導
水路19へと流入させる。導水路19の出口19
bには滴下ノズル29が設けられており、気化室
蓋14の開口部14aを通つて導水路19と気化
室13を連通させている。ボール弁で導水路本体
17の導水路19の一部を形成する中空部31に
はボール弁30が設置され、ボタン32の繰作に
よりバネ33を上下させ任意に導水路19の水の
流れを止めることができるようになつている。
つぎに水の流れを順に追つて説明すると、第3
図に示すようにタンク26からの水は矢印イのよ
うに接続パツキング25を通り、導水路19の入
口19aに入り、矢印口ハのように導水路19に
沿つて流れる。さらにボール弁30,弁装置20
を経て矢印ホ,へに示すように滴下ノズル29か
ら気化室13へと流れ込む。
図に示すようにタンク26からの水は矢印イのよ
うに接続パツキング25を通り、導水路19の入
口19aに入り、矢印口ハのように導水路19に
沿つて流れる。さらにボール弁30,弁装置20
を経て矢印ホ,へに示すように滴下ノズル29か
ら気化室13へと流れ込む。
また第4図に示すように接続パツキング34の
常閉弁押上げ部34aを導水路本体35に設けた
保持部35aにより保持してやれば、弾性体の剛
性を補つて常閉弁36をより確実に開放すること
ができる。
常閉弁押上げ部34aを導水路本体35に設けた
保持部35aにより保持してやれば、弾性体の剛
性を補つて常閉弁36をより確実に開放すること
ができる。
さらに第5図に示すように接続パツキングと導
水路本体35を一体化した構成においても同様の
効果が得られる。
水路本体35を一体化した構成においても同様の
効果が得られる。
発明の効果
以上のように本発明のスチームアイロンは、気
化室を形成したベースを有するアイロン本体と、
このアイロン本体に着脱自在に設けたタンクと、
このタンクの底部に設けたタンク出口を開閉する
常閉弁と、前記アイロン本体に設けられ、かつ、
前記タンク内の水を気化室に導く導水路と、前記
タンク出口と導水路を接続し、かつ、前記タンク
の常閉弁を前記タンクのアイロン本体への装着に
応じて開成状態に保持する常閉弁押し上げ部を有
する接続パツキングを具備したことにより、頻繁
なタンクの着脱操作に対しても損傷することがな
くタンクの常閉弁を的確に開成して水を導水路に
導くことができる。
化室を形成したベースを有するアイロン本体と、
このアイロン本体に着脱自在に設けたタンクと、
このタンクの底部に設けたタンク出口を開閉する
常閉弁と、前記アイロン本体に設けられ、かつ、
前記タンク内の水を気化室に導く導水路と、前記
タンク出口と導水路を接続し、かつ、前記タンク
の常閉弁を前記タンクのアイロン本体への装着に
応じて開成状態に保持する常閉弁押し上げ部を有
する接続パツキングを具備したことにより、頻繁
なタンクの着脱操作に対しても損傷することがな
くタンクの常閉弁を的確に開成して水を導水路に
導くことができる。
第1図および第2図は本発明の一実施例による
スチームアイロンの要部断面を示す断面図であ
る。第3図は要部の分解斜視図であり導水路にお
ける水の流れを示している。第4図および第5図
は他の実施例の要部断面図、第6図は従来例の要
部断面図である。 12……ベース、13……気化室、19……導
水路、25……接続パツキング、26……タン
ク、27……常閉弁、28……常閉弁押上げ部。
スチームアイロンの要部断面を示す断面図であ
る。第3図は要部の分解斜視図であり導水路にお
ける水の流れを示している。第4図および第5図
は他の実施例の要部断面図、第6図は従来例の要
部断面図である。 12……ベース、13……気化室、19……導
水路、25……接続パツキング、26……タン
ク、27……常閉弁、28……常閉弁押上げ部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 気化室を形成したベースを有するアイロン本
体と、このアイロン本体に着脱自在に設けたタン
クと、このタンクの底部に設けたタンク出口を開
閉する常閉弁と、前記アイロン本体に設けられ、
かつ、前記タンク内の水を気化室に導く導水路
と、前記タンク出口と導水路を接続し、かつ、前
記タンクの常閉弁を前記タンクのアイロン本体へ
の装着に応じて開成状態に保持する常閉弁押し上
げ部を有する接続パツキングを具備したスチーム
アイロン。 2 導水路本体に常閉弁押し上げ部の保持部を設
けた特許請求の範囲第1項記載のスチームアイロ
ン。 3 導水路本体を接続パツキングと一体に構成し
た特許請求の範囲第1項記載のスチームアイロ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP518185A JPS61162991A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | スチ−ムアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP518185A JPS61162991A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | スチ−ムアイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61162991A JPS61162991A (ja) | 1986-07-23 |
JPH0529474B2 true JPH0529474B2 (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=11604060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP518185A Granted JPS61162991A (ja) | 1985-01-16 | 1985-01-16 | スチ−ムアイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61162991A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0663027B2 (ja) * | 1986-07-11 | 1994-08-17 | 株式会社神戸製鋼所 | 加速冷却法による低降伏比高張力鋼板の製造法 |
JP2605415B2 (ja) * | 1989-08-18 | 1997-04-30 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
CN201598500U (zh) * | 2010-01-20 | 2010-10-06 | 漳州灿坤实业有限公司 | 挂烫机锅炉的供水机构 |
-
1985
- 1985-01-16 JP JP518185A patent/JPS61162991A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61162991A (ja) | 1986-07-23 |
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