JPH05292890A - チューインガム用の徐放性構造物 - Google Patents

チューインガム用の徐放性構造物

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JPH05292890A
JPH05292890A JP4304521A JP30452192A JPH05292890A JP H05292890 A JPH05292890 A JP H05292890A JP 4304521 A JP4304521 A JP 4304521A JP 30452192 A JP30452192 A JP 30452192A JP H05292890 A JPH05292890 A JP H05292890A
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polyvinyl acetate
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JP4304521A
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Joo H Song
エイチ ソン ジョー
Charles M Copper
エム コッパー チャールズ
Daniel R Spisiak Jr
アール スピシアク ジュニア ダニエル
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WM Wrigley Jr Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューインガムにおいて溶媒と直接相互作用
することにより活性剤を徐々に放出する徐放性構造物を
提供することにある。更に、そのような構造物を製造す
る方法を提供することにある。 【構成】 徐放性構造物は、0より多くかつ約55重量
%未満の活性剤を含む、活性剤と壁材料との混合物を含
み、その混合物を押し出し、押出物を粉砕することによ
り形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本出願は、1991年10月18日に出願
された特許願第07/781,006号の部分継続出願
であり、この出願は、1990年10月30日に出願さ
れた特許願第07/606,044号の部分継続出願で
あり、この出願は、Joo H.Songの名前で1989年4月
19日に出願された特許願第07/340,384号の
部分継続出願であり、そしてこの出願は、米国特許第
4,978,537号として1990年12月18日に
発行した。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、活性剤を徐々に放出す
るための放出系及びそのような系の製造法に関し、特に
溶媒との直接の相互作用により徐々に放出される活性剤
を有するチューインガムにおいて使用するための放出系
及びそのような系を製造するための押出法に関する。
【0003】
【従来技術】本発明は、活性剤を徐々に放出するための
放出系の技術の改良に関する。本発明は、活性剤を包む
構造物中の流路内で活性剤と溶媒との直接の相互作用に
よって、もしくは活性剤を包む構造物が変形したときに
活性剤が溶媒に曝されることにより、活性剤を徐々に放
出することを可能にする。本発明以前においては、薬物
のような活性剤の徐放は包封材料中の活性剤の拡散によ
り行われた。そのような包封構造物に関する論文はR.Du
nn及び D.Lewisによる Fibrous Polymers for the Deli
very of Contraceptive Steroids to theFemale Reprod
uctive Tract,Controlled Release of Pesticides and
Pharmaceuticals 125-46(D.Lewis 出版 1981)に見いだ
され、繊維様構造物が記載されている。あるいは、活性
剤を取り囲む包封殻が破壊されて活性剤は種々の溶媒に
暴露される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の特徴は、溶媒
と直接相互作用することにより徐々に放出される活性剤
を有する徐放性構造物を提供することである。本発明の
更なる特徴はそのような構造物を溶融紡糸技術により製
造する新規方法を提供することである。本発明によれ
ば、徐放性構造物を含むチューインガムが提供される。
徐放性構造物は、活性剤と壁材料との混合物であって、
0より多くかつ約55重量%未満の活性剤を含む混合物
を繊維に溶融紡糸することにより形成される。所望であ
れば、繊維を更に延伸してもよい。また、繊維を切断し
てもよい。ガム基剤の調製工程、水溶性バルク部分の調
製工程、及び徐放性構造物の調製工程を含むチューイン
ガムの製造法も提供される。徐放性構造物は、0より多
くかつ約55重量%未満の活性剤を含む、活性剤と壁材
料との混合物を調製することにより製造される。この混
合物は繊維に溶融紡糸されて切断される。徐放性構造
物、ガム基剤、及び水溶性バルク部分を結合させる。本
発明を理解するために、添付図面及び本発明の好ましい
実施態様の詳細な記載を参照する。
【0005】本発明にしたがって製造された構造物の実
施態様は支持体マトリックスを有する繊維である。支持
体マトリックスは壁材料で出来ている。活性剤が支持体
マトリックス中に分散しており、支持体マトリックス内
で隣接相(contiguous phase) を形成して相互に接触し
てもよい。しかしながら、活性剤は必ずしも隣接相にあ
る必要はない。支持体マトリックスの端部は開口を有
し、活性剤を暴露している。更に、活性剤は繊維の側面
に沿って暴露されうる。この構造物は既に形成されてい
る繊維を延伸することにより製造されうる。延伸作用が
壁材料を長軸方向に配向させるとされている。この構造
物中の活性剤の量は約10乃至約55重量%である。し
かしながら、1%未満の低配合量であっても徐放性を示
すであろう。構造物の配合量は活性剤の特性及び支持体
マトリックスの溶解度又は抽出性の影響を受ける。溶融
紡糸により繊維が形成されたあと、繊維に延伸力を与え
てそれらを延伸する。延伸は、繊維がダイを出た後、巻
き取り機あるいはベンチュリにより実施される。当業者
に公知のその他の繊維を延伸する方法も使用しうる。
【0006】この構造物においては、繊維が活性剤に対
する溶媒又は分散媒と接触すると、活性剤の徐放がおこ
る。壁材料は活性剤より少ししか溶媒には溶解しない。
好ましくは壁材料は繊維が使用される条件下では実質的
に不溶性であるべきである。溶媒は、支持体マトリック
スの端部における開口内の活性剤を先ず溶解させるとさ
れている。活性剤が支持体マトリックス中で隣接相にあ
る場合には、それらの開口中の活性剤は溶解して、支持
体マトリックス内の空間、すなわち流路が形成される。
溶媒がこれらの流路を満たし、新たに暴露される活性剤
を溶解しはじめ、その活性剤は支持体マトリックスの端
部における開口内に位置する新たに溶解した活性剤と接
触する。したがって、支持体マトリックス内の流路の長
さは、溶媒と直接接触している活性剤が溶解するにした
がって徐々に増大する。
【0007】活性剤は隣接相にあるから、支持体マトリ
ックスは活性剤の溶解を妨げないとされている。むし
ろ、支持体マトリックスは溶媒と接触している活性剤の
領域を支持体マトリックス内の流路の端部に限定するこ
とにより溶解速度を制限するように作用する。したがっ
て、溶媒は活性剤の隣接相に沿って徐々に繊維内を進ん
でいくことができる。更に、支持体マトリックスは支持
体マトリックスを形成する壁材料の剛性に依存して変形
し、活性剤の新たな表面を露出させ、溶媒との直接接触
をもたらす。例えば、ガムがかみ砕かれるにしたがって
繊維がチューインガム中に取り込まれると、かみ砕く圧
力が繊維を平らにし、延伸し、かつ変形して活性剤の新
しい表面を溶媒に露出する。この変形による徐放は、活
性剤が隣接相でなくても起こるはずである。壁材料とし
て使用されるポリマーの分子量が高くなれば高くなるほ
ど、この変形による徐放は容易には示さなくなるであろ
う。例えば、分子量が約100,000以上のポリ酢酸
ビニルはガムをかんでいる間中変形による徐放は示さな
いであろう。更に、活性剤が隣接相にない場合には支持
体マトリックスの変形が前述の流路と同様なものを創造
し、それにより溶媒は活性剤との接触することができ
る。最終的に、選択された壁材料、選択された活性剤、
及び使用される溶媒に依存して極少量の活性剤が壁材料
による拡散により溶解しうる。
【0008】本発明にしたがって製造された徐放性構造
物の別の実施態様が図1に示されている。この実施態様
においては構造物は支持体マトリックス12を有する繊
維11の形状である。支持体マトリックスは壁材料で出
来ている。活性剤13は支持体マトリックス中に分散し
ており、支持体マトリックス内で隣接相を形成して相互
に接触している。支持体マトリックスの端部14及び1
5は活性剤を露出する開口を有する。更に、図3及び図
4に見られるように活性剤は繊維の側面に沿って露出し
うる。活性剤は構造物の少なくとも約25重量%を構成
する。この実施態様における活性剤の徐放は、繊維が活
性剤に対する溶媒又は分散媒と接触した場合に起こる。
壁材料は活性剤より少ししか溶媒には溶解しない。好ま
しくは壁材料は繊維が使用される条件下では実質的に不
溶性であるべきである。図2に示されるように、溶媒は
まず支持体マトリックスの端部14及び15における開
口内で活性剤を溶解させる。この物質が溶解するにした
がって支持体マトリックス内の空間、すなわち流路13
aが開放される。溶媒はこれらの流路を満たし、新たに
露出する活性剤を溶解しはじめ、この露出した活性剤は
支持体マトリックスの端部における開口に位置する溶解
したばかりの活性剤と接触する。したがって、支持体マ
トリックス内の流路の長さは溶媒と直接接触した活性剤
が溶解するにしたがって徐々に増大する。活性剤は隣接
相であるから支持体マトリックスは活性剤の溶解を妨げ
ないとされている。図1及び図2参照。むしろ、支持体
マトリックスは溶媒と直接接触している活性剤の領域を
支持体マトリックス内の流路の端部に制限することによ
り溶解速度を制限するように作用する。したがって、溶
媒は活性剤の隣接相に沿って繊維の中を徐々に進んでい
くことができる。更に、選択した壁材料、選択した活性
剤、及び使用する溶媒に依存して少量の活性剤が壁材料
内の拡散により溶解しうる。変形による徐放もこの構造
物により示されうる。図5及び図6は本発明にしたがっ
て製造した繊維の走査電子顕微鏡写真(SEPM)であ
る。これらの繊維は溶媒に露出している。活性剤が溶解
されている空間、すなわち流路13aがこれらのSEP
Mに示されている。
【0009】活性剤は、人工甘味料、粉末フレーバーオ
イル、又は薬物のような徐放が望ましい物質であればい
ずれでもよい。それらは、噴霧乾燥技術により包封され
た液体やシリカ、ゼオライト、カーボンブラック又は多
孔性マトリックスのような支持体マトリックス中に又は
その上に吸収又は吸着された液体を含めて、固体あるい
は粉末状でなければならない。同一構造物内で異なる活
性剤の組み合わせも使用しうる。例えば可能な活性剤
は:アスパルテーム(Aspartame)、アリテーム(Alitam
e)、アセサルファムK(Acesulfam-K)及びその塩、サッカ
リン及びその塩、トーマチン(Thaumatin)、サクラロー
ス(Sucralose) 、サイクラミック酸(Cyclamic acid) 及
びその塩、モネリン(Monellin)、及びジヒドロカルコン
類(Dihydrochalcones)のような高強度甘味料;リンゴ
酸、クエン酸、酒石酸、及びフマル酸のような酸味料;
塩化ナトリウム及び塩化カリウムのような塩;水酸化マ
グネシウム及び尿素のような塩基;噴霧乾燥させた天然
又は合成のシリカ上、及びマルトデキストリンに吸着さ
せたフレーバー;トーマチンのようなフレーバー調整
剤;塩化亜鉛、包封メントール、包封アニス、亜鉛グル
シネート、及び包封クロロフィルのような呼吸新鮮剤;
グリシルリチン酸(glycyrrhizin acid)又はそれらの塩
(食物グレード)を含むグリシルリチン、(マグナスウ
ィート(Magnasweet)135 と呼ばれるそのような市販の化
合物のひとつはニュー・ジャージー州、カムデン(Camde
n)のマックアンドリュー・アンド・フォーブス(MacAndr
ew and Forbes)により製造されており、これらの化合物
は糖と結合しうる。);及び薬物である。
【0010】種々の高強度甘味料のうちマグナスウィー
ト 135のようなグリシルリチンは、PVAcのような壁
材料と結合させた場合に良好な結果を示し、驚くべきこ
とであった。マグナスウィート 135を用いる場合には、
生成物を糖と結合させることにより“off note" (甘草
の後味)が起こることを回避しうる。更に、マグナスウ
ィート 135は、それをPVAcのような壁材料及び糖と
結合させ、混合物を140乃至160℃の温度範囲に加
熱することにより徐放性構造物を形成するのに使用しう
る。次いで得られた物質を粉砕すると徐放性を示す。形
成中に生じうる高温、剪断、又はその他の条件から活性
剤が分解するのを回避するように注意しなければならな
い。壁材料はポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリエス
テル、キトサン、及びコポリマー又はこれらのポリマー
のポリマーブレンドのような紡糸しうる合成又は天然の
ポリマーであればいずれでもよい。活性剤及び壁材料は
前述のような溶解性の要件に合わなければならない。更
に、それらは溶融紡糸中に混合された場合に相互に不混
和性で一様に分散可能でなければならない。
【0011】本発明の徐放性構造物はチューインガムに
使用しうる。チューインガムは、水溶性のバルク部分が
通常添加されうるガム基剤を含む。チューインガム基剤
は一般的にはエラストマー及び樹脂と可塑剤及び無機充
填剤の組み合わせを含む。ガムベースは天然ガム及び/
又は合成エラストマー及び樹脂を含みうる。天然ガムは
エラストマー及び樹脂の両方を含む。適する天然ガムに
はチクル(chicle) 、ゼルトン(jellutong) 、ソルバ(s
orva) 、ニスペロツヌ(nispero Tunu)、ニガーガタ(nig
er gutta) 、マサランドゥバベラタ(massaranduba bela
ta) 、及びチキブル(chiquibul) が含まれるが、それら
に限定されない。天然ガムを使用しない場合には、ガム
基剤は“合成”と呼ばれ、天然ガムは合成エラストマー
及び樹脂と置換される。合成エラストマーにはポリイソ
プレン、ポリイソブチレン、イソブチレン−イソプレン
コポリマー、スチレンブタジエンゴム、“ブチルゴム
(butyl rubber)" の商標名でエクソン社から市販され
ているコポリマー等が含まれうる。
【0012】ガム基剤に使用されるエラストマーの量
は、典型的には選択された特定のエラストマー及び最終
ガム基剤に望まれる物性に依存して約10乃至約20%
である。例えば、粘度、軟化点、及び弾性が変化しう
る。ガム基剤に使用される樹脂にはポリ酢酸ビニル、ポ
リエチレン、エステルガム、(グリセロールの樹脂エス
テル)、ポリ酢酸ビニルポリエチレンコポリマー、ポリ
酢酸ビニルポリビニルラウレートコポリマー、及びポリ
テルペンが含まれる。更に、“Gelva"の商標名でモンサ
ントから市販されているポリ酢酸ビニル及び“Piccolyt
e"の商標名でハーキュルスから市販されているポリテル
ペンも使用しうる。エラストマーと同様に、ガム基剤に
使用される樹脂の量は選択される特定の樹脂及び最終ガ
ム基剤に望まれる物性に依存して変化しうる。
【0013】好ましくは、ガム基剤は脂肪、油、蝋、及
びそれらの混合物から成る群から選択された可塑剤も含
む。脂肪及び油には牛脂、水素化及び部分水素化植物
油、及びココアバターが含まれうる。一般的に使用され
る蝋にはパラフィン蝋、微結晶質蝋及び密蝋及びカルナ
バ蝋のような天然の蝋が含まれる。更に、パラフィン
蝋、部分水素化植物油、及びグリセロールモノステアレ
ートの混合物のような可塑剤の混合物も使用しうる。好
ましくは、ガム基剤は充填剤成分も含む。充填剤成分は
好ましくは炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タル
ク、燐酸二カルシウム等から成る群から選択される。充
填剤はガム基剤の約5乃至約60重量%を構成しうる。
好ましくは、充填剤はガム基剤の約5乃至約50重量%
を構成する。更に、ガム基剤は酸化防止剤、着色剤、及
び乳化剤のような任意の成分も含みうる。
【0014】これらのガム基剤の成分は従来の方法で結
合させうる。特に、エラストマー、樹脂、可塑剤、及び
充填剤は典型的には加熱により軟化し、均質塊を保証す
るのに十分な時間混合する。塊をスラブ又はペレットに
形成し、チューインガムの製造に使用するまで冷却して
おく。あるいは、溶融塊をチューインガム製造プロセス
に直接使用してもよい。典型的には、ガム基剤はガムの
約5乃至約95重量%を構成する。更に好ましくは不溶
性ガム基剤はガムの10乃至50重量%、もっとも好ま
しくはガムの約20乃至約35重量%を構成する。
【0015】一般的に、チューインガム組成物は典型的
には水不溶性の咀嚼性ガム基剤部分に添加される水溶性
バルク部分を含む。フレーバー剤は、典型的に水溶性で
ある。水溶性部分は、咀嚼中に時間とともにフレーバー
剤の部分といっしょに消失する。一方、ガム基材部分
は、咀嚼中、口の中に保持される。チューインガムの水
溶性部分は更に軟化剤、甘味料、フレーバー剤及びそれ
らの組み合わせを含みうる。ガムの咀嚼性及び口の感触
を最適化するためにチューインガムに軟化剤を添加す
る。当業者には可塑剤として知られている軟化剤は、一
般的にはチューインガムの約0.5乃至約15.0重量
%を構成する。本発明において考えられている軟化剤に
は、グリセリン、レシチン、及びそれらの組み合わせが
含まれる。更に、ソルビトール、水素化澱粉加水分解
物、コーンシロップ及びそれらの組み合わせを含むよう
な甘味料水溶液もチューインガムの軟化剤及び結合剤と
して使用しうる。糖甘味料には一般的には、チューイン
ガム業界において一般的に知られている成分である蔗
糖、ブドウ糖、麦芽糖、デキストリン、乾燥転化糖、フ
ルクトース、レブロース、ガラクトース、コーンシロッ
プ固体等を単独又は組み合わせで含む糖類が含まれる
が、それらに限定されるわけではない。非糖甘味料に
は、ソルビトール、マンニトール及びキシリトールが含
まれ得る。着色剤、乳化剤及び薬剤のような任意の成分
をチューインガムに添加しうる。
【0016】一般的には、チューインガムは当業者に公
知の市販のミキサーに種々のチューインガム成分を順次
添加することにより製造される。成分を十分混合した
後、ガムの塊をミキサーから取り出し、例えばシートに
圧延して棒状に切断したり、チャンクに押出したりある
いはペレットに注形したりして所望の形状に造形する。
一般的には、ガム基剤をまず溶融し、それを作動中のミ
キサーに添加することにより成分を混合する。基剤はま
たミキサー中でも溶融されうる。この時点で着色剤又は
乳化剤も添加しうる。グリセリンのような軟化剤もこの
時点でシロップ及び増量剤の一部と共に添加しうる。次
いで追加の増量剤の部分をミキサーに添加しうる。フレ
ーバー剤は典型的には増量剤の最終添加時に添加しう
る。完全な混合は典型的には約15分で得られるが、そ
れより長い混合時間が必要な場合もある。当業者は前述
の方法には多くの変種が考えられることを認めるであろ
う。
【0017】本発明の実施態様である徐放性構造物は、
活性剤及び壁材料の均一混合物を溶融紡糸して繊維とす
ることにより製造される。ポリマーを溶融紡糸する一般
的な原理は当業者には公知であり、本明細書においても
参考にしているF.Billmeyer,Jr. によるText Book of P
olymer Science(Wiley International Edition,2nd)第
518乃至522頁に記載されている。この方法におい
ては、壁材料用のポリマー及び活性剤の混合物を粉末又
はペレット状に調製する。ポリマー及び活性剤の粒子を
混合して均質相とする。この混合物中の活性剤の濃度
は、活性剤の粒子が相互に接触しうるような濃度であ
る。混合物を溶融紡糸して繊維を製造する。次いでこれ
らの繊維を穏やかに切断してより小さな寸法にする。支
持体マトリックスを過度に損傷することなく繊維の長さ
を低下させる粉砕機又はナイフであればいずれも適す
る。繊維が脆性であれば繊維の切断プロセスが容易とな
り、それは固体活性剤粒子を濃縮することにより成就し
うる。ガムをかんだときに繊維を感じるのを回避するた
めに、60メッシュスクリーンを通過しうるような寸法
の繊維を用いる。
【0018】ポリマー又はポリマーブレンドが初期に容
認できないほどの高い押出圧力を示すという事実があっ
ても、このプロセスに押出成形を用いることを自動的に
排除するものではない。加工性は、加工温度の上昇、可
塑剤の導入、ノズルの寸法の変更、分散剤の添加、ある
いは他のポリマーとのブレンドによる変性によりしばし
ば改良されうる。例えばノズル寸法を増大させることに
よりノズル寸法を変えると、押出量が増大したり、滞留
時間が低下したり、圧力及び剪断が低下したりする。更
に、ノズルの寸法を増大させると取扱及び冷却が容易な
押出物が得られる。例えば2.54cm(1インチ)×
0.32cm(1/8インチ)の開口を有するスロットダ
イを用いると長い繊維が得られる。粉砕された粒子の取
扱及び貯蔵は、Cab-O-Sil のようなヒュームドシリカを
コーティング又はブレンドすることにより容易になる。
この種の繊維は以下の組成物(%は重量で与えられてい
る)を用いて製造された。 (1)壁材料として75%の分子量約50,000乃至
80,000のPVAc及び活性剤として25%のアセ
サルファムK 。 (2)壁材料として47.26%の分子量約30,00
0のPVAc及び37.81%の分子量約15,000
のPVAc及び活性剤として37.81%の蔗糖、9.
45%のマグナスウィート 135、及び0.50%のステ
アリン酸マグネシウム。 (3)壁材料として75%の分子量約50,000乃至
80,000のPVAc及び活性剤として25%の微粉
砕された塩。 (4)壁材料として75%の分子量約30,000のP
VAc及び活性剤として25%のアセサルファムK 。 (5)壁材料として74.6%の分子量約50,000
乃至80,000のPVAc及び活性剤として13.8
%のマグナスウィート 135、11.1%の微粉砕された
塩、及び0.5%のステアリン酸マグネシウム。 (6)壁材料として75%の分子量約50,000乃至
80,000のPVAc及び活性剤として15%のマグ
ナスウィート 135及び10%の砂糖。 (7)99.5%の混合物(壁材料としての74.6%
の分子量約50,000乃至80,000のPVAc及
び活性剤としての13.8%のマグナスウィート 135、
11.1%の微粉砕された塩、及び0.5%のステアリ
ン酸マグネシウムの混合物)及び0.5%のヒュームド
シリカ。 (8)99.5%の混合物(壁材料としての75%の分
子量約50,000乃至80,000のPVAc及び活
性剤としての15%のマグナスウィート 135及び10%
の砂糖)及び0.5%のヒュームドシリカ。
【0019】感熱性でもよく、そのため押出プロセス中
に分解を受けやすい活性剤は、そのような分解を最少化
又は除去するために押出後すぐに冷却しうる。押出物の
寸法が増大するにしたがって、冷却に対する要求も増大
する。この迅速な冷却は冷却されたロール又はプレート
を用いることにより成されうる。例えば、迅速な冷却に
は3個の、クロムをコートした水冷圧縮ロールを用い
た。ロールが押出物を圧縮して薄い広幅シートとし、ロ
ールの冷却効果に曝らされる表面積を増大させた。冷却
する表面積を更に創造するためには、押出物の粘度が比
較的高いので押出物を機械的に圧縮した。圧縮ロールは
ニュージャージー州(07009) セダ グローブ コマー
ス ロード 200 にあるキリオン・エクストルーダース
(Killion Extrudors) から得られた。ロールは押出機の
出口端部から5乃至8cm(2乃至3インチ)の位置に
0.04cm(0.016インチ)間隔(ニップ)で垂直
に並んで設けられていた。各ロールは長さ20cm(8イ
ンチ)、直径12.7cm(5インチ)であった。約1
2.8℃(55°F)の都市水を各ロールにポンプ輸送
し、ロール内の流路を通過させた。クロム被覆は熱をよ
く伝導して押出物がロールに粘着しないままなので清掃
が容易であった。押出物を最初の2個のロールのニップ
間に供給した。最初の2個のロールが反対方向に回転す
るので押出物が第二のロールのまわりに巻きつき、次い
で第二のロールが押出物を第二及び第三のロール間のニ
ップに供給した。押出物が第三のロールを通過すると、
冷却されてはいないがゴム及びプラスチックで覆われて
いて押出物を回収ビンに運ぶ2個の他のロールに係合し
た。これらの最後の2個のロールは長さ20cm(8イン
チ)、直径12.7cm(5インチ)であった。それらは
シート化された押出物に張力を保持することにより最初
の3個のロールのいずれにも押出物を粘着させないよう
にした。それらはまた垂直に並んでいて反対方向に回転
していた。全てのロールは30回/分の速度で回転し
た。
【0020】
【実施例】実施例として以下の種類の装置を用いて本発
明の実施態様を実施した。モデル1125インストロン細管レオメーター 繊維の押出には細管の口径が152μm のモデル1125イ
ンストロン細管レオメーターを用いた。バレルの直径は
0.95cm(3/8インチ)であった。ダイの長さの直
径に対する比は0.083で孔は1個であった。このプ
ロセスにおいては活性剤としてL−アスパルチル─L─
フェニルアニリンメチルエステル(アスパルテーム)を
用いた。壁材料として分子量約50,000乃至80,
000のポリ酢酸ビニル(PVAc)を選択した。この
実験室規模の細管レオメーターは押出中に十分な混合作
用は得られなかった。従って、押出前に試料を2つの方
法で予めブレンドした。第一の方法では、PVAcを室
温においてメチレンクロライド(CH2Cl2)に溶解さ
せ、次いでアルパルテームをこの溶液と混合した。溶媒
を真空下60℃に一昼夜おくことにより蒸発させると固
体物質が形成された。レオメーターへの添加を容易にす
るためにこの物質を粉砕して粉末とした。この方法は表
1に“溶液ブレンド”として示されている。第二の方法
では、アルパルテームと壁材料のポリマー融液を140
℃に加熱されたビーカー中で直接ブレンドすることによ
り押出用の試料を調製した。ブレンドを真空下60℃に
おいて約5時間乾燥させて水を除去した。この方法は表
1に“溶融ブレンド”として示す。壁材料及び活性剤の
混合にこれらの2つの方法を用い、アルパルテームの量
の異なる繊維を製造した。これらの実施例に用いたパラ
メータを以下の表1に示す。ジェット速度は細管中で溶
融紡糸される物質の速度である。
【0021】
【表1】 表 1 押出(kgf) 温度 ジェット速度(m/ 分) 負荷 実施例1) アルハ゜ルテーム のPVAc中17重量% 140 ℃ 5 13 (溶液ブレンド) 10 18 20 32 50 57 100 76 実施例2) アルハ゜ルテーム のPVAc中17重量% 150 ℃ 5 18 (溶液ブレンド) 10 23 20 34 50 51 100 68 実施例3) アルハ゜ルテーム のPVAc中17重量% 140 ℃ 5 41-59 (溶融ブレンド) 10 23-68 20 45-113 50 68 実施例4) アルハ゜ルテーム のPVAc中29重量% 140 ℃ 5 13 (溶液ブレンド) 10 16 20 20 100 52 実施例5) アルハ゜ルテーム のPVAc中29重量% 150 ℃ 5 9 (溶液ブレンド) 10 13 20 17 50 25 100 36 200 50 500 59 実施例6) アルハ゜ルテーム のPVAc中29重量% 140 ℃ 5 32 (溶融ブレンド) 10 45 20 90-180 50 180未満 実施例7) アルハ゜ルテーム のPVAc中35重量% 140 ℃ 5 14 (溶液ブレンド) 10 17 20 25 50 36 実施例8) アルハ゜ルテーム のPVAc中35重量% 140 ℃ 5 10 (溶液ブレンド) 10 12 20 18 50 27 100 41 200 55 実施例9) アルハ゜ルテーム のPVAc中35重量% 140 ℃ 5 36-41 (溶融ブレンド) 10 54-64 20 113-136 50 272-363
【0022】表1は、PVAcブレンドの紡糸性が良好
で、アルパルテームの配合量にはあまり依存しないこと
を示す。表1に示されるPVAc/アルパルテームの押
出物は17%のアルパルテームを配合した場合に脆かっ
た。脆性は、アルパルテームの配合量が増大するにした
がって増大した。ダイスエルのため押出された繊維の直
径は152μm である細管よりわずかに大きかった。押
出された繊維を乳鉢と乳棒を用いて穏やかに粉砕した。
これらの粉砕された繊維の直径対長さの比は、長軸方向
に沿った繊維の切断があまりなく狭い分布であった。
【0023】図3乃至6は、前述の溶液ブレンド技術に
より調製して150℃で押出したPVAc中に29重量
%のアルパルテームを含む繊維のSEPMである。図7
乃至10は、前述の溶融ブレンド技術により調製して1
40℃で押出したPVAc中に17重量%のアルパルテ
ームを含む繊維のSEPMである。両方の試料は溶媒と
して水を用い4時間押出した。SEPM中に示される空
間は、アルパルテームが溶解した場所である。図9及び
10は、17%の配合ではアルパルテームの粒子がポリ
マー中で孤立していることを示す。従って、アルパルテ
ームはポリマー構造物を更に物理的に破壊しなければ完
全には水に溶解できないであろう。しかしながら、図5
及び6の29%の配合ではアルパルテームの固体粒子は
図1 に示されるような連続相を形成する。従って、包封
構造物中の流路が開放され、殆ど残らなくなるまでアル
パルテームが徐々に放出された。
【0024】この結果は表2に示されるデータを熟考す
ることにより論証される。以下の配合のチューインガム
を17%及び29%のアルパルテームを配合した繊維を
用いて調製した。 成分 重量% ソルビトール 49.5 棒状ガム基剤 25.5 シロップ 9.1 マンニトール 8.0 グリセリン 6.3 レシチン 0.2 フレーバー(ペパーミント) 1.4 ガム中のシロップは67重量%のリカシン(Lycasin)固
体、5.36重量%の水、及び27.14重量%のグリ
セリンを含んだ。対照ガムは、繊維の代わりに混合され
ていないアルパルテームを添加して前記どおり用いて調
製した。次いでガムを5人の志願者に咀嚼してもらっ
た。咀嚼ガムを種々の咀嚼時間で回収し、高性能液体ク
ロマトグラフィーによりアルパルテーム濃度を分析し
た。
【0025】
【表2】 表 2 ガムに使用した繊維の種類 ガム中の%アルパルテーム 0 分後 5 分後 10分後 20分後 対照 0.18 0.11 0.06 0.02 アスハ゜ルテーム /PVAc 17 重量% 0.11 0.10 0.11 0.10 アスハ゜ルテーム /PVAc 29 重量% 0.18 0.15 0.14 0.12
【0026】対照ガムは混合されていないアルパルテー
ムを含む。PVAc/アルパルテームガム(17重量%
アルパルテーム)は図7乃至10に示される種類の繊維
を含んでいた。PVAc/アルパルテームのガム(29
重量%アルパルテーム)は図3乃至6に示される種類の
繊維を含んだ。表2に示されるように、17%配合した
繊維からのアルパルテームの放出速度は29%配合した
繊維からの放出速度よりずっとゆっくりだった。29%
配合した繊維からのアルパルテームの放出速度は対照よ
りゆっくりであったが、17%の試料より速かった。液
体クロマトグラフィー分析は、実施例1乃至9の140
℃及び150℃で溶融紡糸した繊維について実施し、前
述の溶融紡糸プロセス中におこるアルパルテームの熱分
解量を決定した。140℃におけるアルパルテームの熱
分解は10%未満であった。150℃におけるアルパル
テームの熱分解は20%に達した。前述の試料を調製す
るために使用した細管レオメーター中におけるアルパル
テームの滞留時間は約20分であった。製造規模の紡糸
においては、滞留時間は約20秒乃至2分に低下させう
るであろう。このためアルパルテームの分解度は非常に
低下するであろう。90乃至100℃において2分の滞
留時間で二軸スクリュー押出機を用いると、分解は観察
されなかった。
【0027】二軸スクリュー押出機 実施例10乃至23においては、繊維を製造するのにア
メリカン・レイストリッツ・エクストルーダー社(Amer
ican Leistritz Extruder Corporation)製のLSM 30:34
二軸スクリュー押出機を用いた。一般的には、粉末状の
壁材料及び活性剤の均質混合物を押出機のホッパーに流
し込んだ。ホッパー供給はスクリューにより混合物を押
出機の加熱されたセクションに押し進め、ポリマーを計
量し、ダイを通過させる。ダイは、複数個の特定の直径
及び長さの孔を含む。ダイを離れるとき、繊維は巻き取
り機で延伸するか又はベンチュリで空気を吹込むことに
より延伸された。二軸スクリュー押出機は2組の8個の
スクリューを含有した。これらのスクリューは相互に同
一方向又は反対方向に回転してかみ合うように操作しう
る。これらのスクリューは混練要素又は搬送要素として
機能しうる。以下の実施例には4個の混練要素及び4個
の搬送要素を用いた。その他の配置も可能であり、プロ
セス条件及び溶融紡糸される材料の種類及び必要とされ
る混合度に依存するであろう。
【0028】以下の実施例に用いた二軸スクリュー押出
機を8個の領域に分割した。各領域の温度を制御した。
例えば、分子量約30,000のPVAc50重量%、
分子量約15,000のPVAc25重量%、及びアル
パルテーム25重量%の混合物を溶融紡糸して繊維を製
造した。5個の孔を有する1mmのダイを具備する押出機
を30回/分の速度で操作すると、1時間当たり2.3
kg(5ポンド)製造された。各領域には以下の温度
(℃)を用いた。
【0029】5個の孔を有する1mmのダイを具備する押
出機を333回/分の速度で操作すると、1時間当たり
22.7kg(50ポンド)製造された。各領域には以下
の温度(℃)を用いた。
【0030】以下の実施例においては、直径1mm及び
0.3mmのダイを用いた。1mmのダイは5個の孔を有
し、直径対長さの比は約4であった。0.3mmのダイは
34個の孔を有し、直径対長さの比は2.3であった。
これらの実施例において示された温度は押出機の全ての
加熱領域の平均値からとった。
【0031】実施例10)1mmのダイを用い、活性剤と
しての10重量%のアセサルファムK(西独のヘキストか
ら購入した高強度甘味料)及び壁材料としての分子量約
50,000乃至80,000のPVAcを含む繊維を
110乃至115℃で押し出した。繊維を巻き取り機で
延伸すると厚さは0.2乃至0.3mmであった。アセサ
ルファムK 粒子は繊維中に非常に良く分散し、繊維は単
独でかんだときに活性剤の徐放性を示した。
【0032】実施例11)1mmのダイを用い、活性剤と
しての25重量%のアセサルファムK 及び壁材料として
の分子量約50,000乃至80,000のPVAcを
含む繊維を110℃で押し出した。繊維の厚さは0.3
乃至0.4mmであった。アセサルファムK 粒子は繊維中
に非常に良く分散し、繊維は単独でかんだときに活性剤
の徐放性を示した。
【0033】実施例12)1mmのダイを用い、活性剤と
しての10重量%のアルパルテーム及び壁材料としての
分子量約50,000乃至80,000のPVAcを含
む繊維を100℃で押し出した。繊維を巻き取り機で延
伸すると厚さは0.2乃至0.3mmであった。アルパル
テームは繊維中に非常に良く分散し、繊維は単独でかん
だときに活性剤の徐放性を示した。
【0034】実施例13)1mmのダイを用い、活性剤と
しての10重量%のアルパルテーム及び壁材料としての
分子量約50,000乃至80,000のPVAcを含
む繊維を100℃で押し出した。繊維を巻き取り機で延
伸すると厚さは約0.2mmであった。アルパルテームは
繊維中に非常に良く分散し、繊維は単独でかんだときに
活性剤の徐放性を示した。
【0035】実施例14)1mmのダイを用い、活性剤と
しての35重量%のサッカリンナトリウム及び壁材料と
しての分子量約50,000乃至80,000のPVA
cを含む繊維を100℃で押し出した。繊維を巻き取り
機で延伸すると厚さは0.4乃至0.5mmであった。繊
維は実施例10乃至13のそれより軟質であったが、サ
ッカリンナトリウムは繊維中に非常に良く分散した。繊
維は単独でかんだときに活性剤の徐放性を示した。
【0036】実施例15)1mmのダイを用い、活性剤と
しての35重量%のサッカリン酸及び壁材料としての分
子量約50,000乃至80,000のPVAcを含む
繊維を100℃で押し出した。繊維を巻き取り機で延伸
すると厚さは0.4乃至0.5mmであった。繊維は実施
例10乃至13のそれより軟質であったが、サッカリン
酸は繊維中に非常に良く分散した。繊維は単独でかんだ
ときに活性剤の徐放性を示した。
【0037】実施例16)1mmのダイを用い、活性剤と
しての6.13重量%のNaCl、3.87重量%のKCl 及
び壁材料としての分子量約30,000のPVAcを含
む繊維を113℃で押し出した。繊維を巻き取り機で延
伸すると厚さは0.12mmであった。NaCl及びKCl 粒子
は繊維中に非常に良く分散した。繊維は単独でかんだと
きに活性剤の徐放性を示した。
【0038】実施例17)1mmのダイを用い、活性剤と
しての6.13重量%のNaCl、3.87重量%のKCl 及
び壁材料としての分子量約15,000のPVAcを含
む繊維を90℃で押し出した。繊維を空気の吹き込みに
より延伸すると厚さは0.12mmであり、実施例16の
繊維より僅かに弱かった。繊維は単独でかんだときに活
性剤の徐放性を示した。
【0039】実施例18)1mmのダイを用い、活性剤と
しての24.52重量%のNaCl、15.48重量%のKC
l 及び壁材料としてのアライド・ケミカル(Allied Che
mical)製 PE 735 を含む繊維を85乃至90℃で押し出
した。繊維の厚さは0.96mmであり、空気の吹き込み
により延伸した。繊維は塩の徐放性を示した。
【0040】実施例19)1mmのダイを用い、活性剤と
しての25重量%のジアンモニウムホスフェート及び壁
材料としての分子量約50,000乃至80,000の
PVAcを含む繊維を100℃で押し出した。繊維を空
気の吹き込みにより延伸すると厚さは0.20乃至0.
38mmであった。
【0041】実施例20)1mmのダイを用い、活性剤と
しての25重量%のNaF 及び壁材料としての分子量5
0,000乃至80,000のPVAcを含む繊維を9
0乃至100℃で押し出した。繊維を空気の吹き込みに
より延伸すると厚さは0.18乃至0.25mmであっ
た。
【0042】実施例21)1mmのダイを用い、活性剤と
しての25重量%のMg(OH)2 及び壁材料としての分子量
約50,000乃至80,000のPVAcを含む繊維
を90乃至100℃で押し出した。繊維を空気の吹き込
みにより延伸すると厚さは0.25mmであった。
【0043】実施例22)1mmのダイを用い、活性剤と
しての25重量%のアセサルファムK 及び壁材料として
の分子量約30,000のPVAcを含む繊維を90乃
至100℃で押し出した。繊維を空気の吹き込みにより
延伸すると厚さは0.13mmであった。繊維は実施例中
最良の放出特性を示した。
【0044】実施例23)0.3mmのダイを用い、活性
剤としての25重量%のアルパルテーム及び壁材料とし
ての分子量約50,000乃至80,000のPVAc
を含む繊維を90乃至100℃で押し出した。この実施
例の繊維の製造においては、PVAc及びアルパルテー
ムを押し出す前に前述の溶液ブレンド法に従ってメチレ
ンクロライド中で予め混合した。繊維を巻き取り機で延
伸すると厚さは0.127mmであった。
【0045】以下の実施例24乃至29においては、直
径が2mmの6個の孔を有するダイを用いた。ダイの直径
対長さの比は約1乃至5であった。これらの実施例にお
いて示された温度は押出機の全ての加熱領域の範囲から
とった。
【0046】実施例24)2mmのダイを用い、活性剤と
しての10重量%のマグナスウィート 135及び40重量
%の砂糖及び壁材料としての50%の分子量約30,0
00のPVAcを含む繊維を約80乃至100℃で押し
出した。
【0047】実施例25)2mmのダイを用い、活性剤と
しての9重量%のマグナスウィート135及び36重量%
の砂糖及び壁材料としての45%の分子量約30,00
0のPVAc及び10%の分子量約50,000乃至8
0,000のPVAcを含む繊維を約90乃至100℃
で押し出した。
【0048】実施例26)2mmのダイを用い、活性剤と
しての10重量%のマグナスウィート 135及び30重量
%の砂糖及び壁材料としての40%の分子量約50,0
00乃至80,000のPVAcを含む繊維を約90乃
至100℃で押し出した。
【0049】実施例27)2mmのダイを用い、活性剤と
しての10重量%のマグナスウィート 135及び30重量
%の砂糖及び壁材料としての60%の分子量約30,0
00のPVAcを含む繊維を約90乃至100℃で押し
出した。
【0050】実施例28)2mmのダイを用い、活性剤と
しての10重量%のマグナスウィート 135及び20重量
%の砂糖及び壁材料としての70%の分子量約50,0
00乃至80,000のPVAcを含む繊維を約90乃
至100℃で押し出した。
【0051】実施例29)2mmのダイの代わりに幅2.
54cm(1インチ)、長さ3.18cm(1−1/4イン
チ)のスロットダイを用い、活性剤としての9.5重量
%のマグナスウィート 135及び38重量%の砂糖及び壁
材料としての47.5%の分子量約30,000のPV
Ac及び5%の分子量約50,000乃至80,000
のPVAcを含む繊維を約80乃至100℃で押し出し
た。
【0052】以下の実施例30においては、ワイサート
・ローサー・アンド・ソーン・ケー・ジー(Weisert Lo
ser & Sohn KG)製の二軸スクリュー押出機(通常、WLS
押出機と呼ぶ)を用いた。壁材料及び活性剤は、活性剤
が壁材料中に十分分散するまでアーロン・プロセス・イ
クイップメント(Aaron Process Equipment)製のリボン
ブレンダー中で予め混合した。スクリューは、反対方向
に回転して交錯せず、単一ピッチであった。90乃至1
10℃の温度範囲の単一温度領域を用いた。長さ対直径
の比が約5乃至1の管を押出機の出口に結合させた。4
2個の直径1.4cm(1/8インチ)の孔を有するプレ
ートが押出機の端部に位置し、長さ20cm(8インチ)
直径5cm(2インチ)の延伸管がプレートの後ろに位置
していた。従って、押出機から出た押出物はプレート内
の孔を通過し、次いで延伸管を通過するにしたがって再
び単一の押出物に再結合した。延伸管を出ると押出物は
直径約5cm(2インチ)の繊維となり、直ちに前述の種
類及び配置の3個のクロムをコーティングした水冷圧縮
ロールに供給された。冷却ロールを出ると、押出物は冷
却トンネル内を送られた。次いで押出物を極低温条件下
でハンマーミルを用いることにより粉砕した。その後チ
ューインガムに配合するために40メッシュの分子篩に
より遠心シフトして0.42cm(0.165インチ)以
下の所望の粒度を得た。
【0053】実施例30)活性剤としての9.45重量
%の(マグナスウィート 135(マックアンドリュー・ア
ンド・フォーブス(MacAndrews and Forbes)) 、37.
81重量%の砂糖及び0.50重量%のステアリン酸マ
グネシウム及び壁材料としての4.98重量%の分子量
約15,000のPVAc及び47.26重量%の分子
量約32,000のPVAcを含む繊維を約90乃至1
00℃で押し出した。粉砕した繊維をチューインガムに
配合すると、かんだときに活性剤の徐放性を示した。実
施例18の配合(活性剤としての24.52%のNaCl及
び15.48%のKCl 及び壁材料としてのPE 735)と同
一の配合を有する徐放性繊維を以下の配合を有するガム
に配合した。 成分 重量% 砂糖 54.9 棒状基剤 19.3 コーンシロップ 16.8 ブドウ糖一水和物 7.3 グリセリン 0.65 果実フレーバー 0.8 繊維 0.25 このガムを知覚専門家団が咀嚼した結果、ガムは徐放性
繊維を含まない同様な配合の対照ガムより長い間風味が
継続する上にかんでいる途中でも甘いことが見いだされ
た。
【0054】同様に、本発明にしたがって製造された徐
放性繊維を以下の成分を有するガムに配合した。 成分 重量% 棒状基剤 25.5 ソルビトール 44.7 マンニトール 8.0 シロップ 9.1 グリセリン 6.3 レシチン 0.2 褐色着色剤 0.05 ミントフレーバー 1.4 水 4.05 繊維 0.7 シロップは、67重量%のリカシン固体、5.36重量
%の水、及び27.14重量%のグリセリンを含んだ。
徐放性繊維中の活性剤は33重量%配合されたアルパル
テームであった。このガムを知覚専門家団がかんだ結
果、ガムは徐放性繊維を含まない同様な配合の対照ガム
より優れた甘さが継続することが見いだされた。
【0055】以下の配合を有するチューインガムを調製
した。 成分 重量% 砂糖 50.76 基剤 20.68 コーンシロップ 16.86 ブドウ糖 10.15 グリセリン 0.94 スペアミントフレーバー 0.56 褐色着色剤 0.05 前記配合の3個のガムに0.3重量%のアルパルテーム
を添加した。第一のガムにおいては、アルパルテーム
は、25重量%のアルパルテーム及び分子量約15,0
00のPVAcから成る壁材料を含む徐放性繊維中に含
まれた。第二のガムにおいては、アルパルテームは、2
5重量%のアルパルテーム及び分子量約30,000の
PVAc50%(繊維全体の重量に対して)及び分子量
約100,000のPVAc25%(繊維全体の重量に
対して)から成る壁材料を含む徐放性繊維中に含まれ
た。第三のガムにおいては、アルパルテームは、198
7年12月18日に出願された米国特許願第134,9
48号に開示されている包封法により包封された。アル
パルテームを添加しない第四の前記配合のガムを調製し
た。10人の専門家に前記4種のガム試料をかんで20
分間の各ガムの甘さを等級付けするように依頼した。甘
さの等級付けは、ガムを最初に30秒かんだ後、最初か
ら1分かんだ後、及びその後1分毎に行った。このデー
タを図11のグラフに示す。このデータを分析すると、
徐放性構造物を含むチューインガムはその他の2種のガ
ムと比較して最終時にかんだときに甘さが改良されてい
ることが示された。特に、徐放性構造物を含むガムにお
ける甘さのレベルは、その他のガムの甘さが下降する9
分かんだ後に増大しはじめた。従って、同一のガムにお
いて二つの放出系の利点を得るためには、包封された甘
味料及び徐放性甘味料の両方を含むガムが製造されるで
あろう。包封甘味料は最初及び中間部分で甘さを供給
し、徐放性構造物は最終部分で甘さを供給する。従っ
て、図11のデータは異なる壁材料を有する繊維間の放
出速度の違いを説明する。
【0056】壁材料としての47.26%の分子量約3
0,000のPVAc及び4.98%の分子量約15,
000のPVAc及び活性剤としての37.81%の砂
糖、9.45%のマグナスウィート 135、及び0.50
%のステアリン酸マグネシウムを含む配合を有する徐放
性繊維を製造した。マグナスウィート 135をまずステア
リン酸マグネシウムと混合した。次いで残りの成分をこ
の混合物に添加した。長さ2.54cm(1インチ)、幅
0.16cm(1/16インチ)のスロットダイを用いて
繊維を押し出した。繊維をベンチュリにより延伸した。
押し出し中の温度領域は90乃至100℃であった。ダ
イの温度は95℃であった。これらの繊維を以下の配合
を有するガムに配合した。 成分 重量% 砂糖 53.3 棒状基剤 24.0 コーンシロップ 5.1 ブドウ糖一水和物 13.4 グリセリン 2.0 フレーバー(ミント) 1.4 10%塩溶液 0.1 繊維 0.7 このガムについて約100人が目隠し食味試験を行っ
た。対照ガムは繊維もマグナスウィートも含まない同一
配合物であった。試験の結果、対照ガムと比較して、繊
維を含むガムは全体として好ましいこと、風味が良いこ
と、甘さも含めて長い間味があること、及び甘いことが
示された。
【0057】本発明の精神及び範囲から逸脱することな
く前述の開示内容から当業者には本発明の多くの変種が
心に浮かぶであろう。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】繊維状の徐放性構造物の図である。
【図2】図1の徐放性構造物の溶媒に暴露させた後の図
である。
【図3】繊維の端部及び側面を示す徐放性構造物の走査
電子顕微鏡写真(SEPM)である。
【図4】繊維の側面を示す徐放性構造物のSEPMであ
る。
【図5】繊維の端部及び包封構造物内の流路を示す徐放
性構造物のSEPMである。
【図6】繊維の端部及び包封構造物内の流路を示す徐放
性構造物のSEPMである。
【図7】繊維の側面及び端部を示す徐放性構造物のSE
PMである。
【図8】繊維の側面を示す徐放性構造物のSEPMであ
る。
【図9】繊維の端部を示す徐放性構造物のSEPMであ
る。
【図10】繊維の端部を示す徐放性構造物のSEPMで
ある。
【図11】チューインガムに用いた場合の包封構造物及
び本発明の徐放性構造物間の時間に伴う甘味度の差を示
す図である。
【図12】スロットダイから押し出された徐放性構造物
のSEPMである。
【図13】スロットダイから押し出された徐放性構造物
のSEPMである。
【符号の説明】
11 繊維 12 支持体マトリックス 13 活性剤 13a 流路 14及び15 支持体マトリックスの端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ エム コッパー アメリカ合衆国 イリノイ州 60559 ウ ェストモント サウス カス アベニュー 210 (72)発明者 ダニエル アール スピシアク ジュニア アメリカ合衆国 イリノイ州 60126 エ ルムハースト メイ ストリート 190

Claims (100)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガム基剤、水溶性バルク部分、及び活性
    剤と高分子壁材料との混合物であって、0より多くかつ
    約55重量%未満の活性剤を含む混合物を押し出すこと
    により形成された徐放性構造物、を含むチューインガ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記壁材料がポリ酢酸ビニルを含む請求
    項1記載のチューインガム。
  3. 【請求項3】 前記活性剤がアスパルテームを含む請求
    項1記載のチューインガム。
  4. 【請求項4】 前記壁材料が分子量約15,000のポ
    リ酢酸ビニルを含む請求項1記載のチューインガム。
  5. 【請求項5】 前記壁材料が分子量約30,000のポ
    リ酢酸ビニルを含む請求項1記載のチューインガム。
  6. 【請求項6】 前記壁材料が分子量約50,000乃至
    約80,000のポリ酢酸ビニルを含む請求項1記載の
    チューインガム。
  7. 【請求項7】 前記壁材料が分子量約15,000乃至
    約80,000のポリ酢酸ビニルのブレンドを含む請求
    項1記載のチューインガム。
  8. 【請求項8】 前記徐放性構造物が60メッシュのスク
    リーンを通過しうる請求項1記載のチューインガム。
  9. 【請求項9】 前記徐放性構造物が40メッシュのスク
    リーンを通過しうる請求項1記載のチューインガム。
  10. 【請求項10】 前記活性剤が高強度甘味料を含む請求
    項1記載のチューインガム。
  11. 【請求項11】 前記活性剤がアリテームを含む請求項
    1記載のチューインガム。
  12. 【請求項12】 前記活性剤がアセサルファムK を含む
    請求項1記載のチューインガム。
  13. 【請求項13】 前記活性剤がグリシルリチンを含む請
    求項1記載のチューインガム。
  14. 【請求項14】 前記活性剤が砂糖及びグリシルリチン
    を含む請求項1記載のチューインガム。
  15. 【請求項15】 ガム基剤、水溶性バルク部分、及び活
    性剤と高分子壁材料との混合物であって、0より多くか
    つ55重量%未満の活性剤を含む混合物を、断面積が少
    なくとも約3.2cm2(0.5in2)の押出物に押し出し、
    前記押出物を粉砕することにより形成された徐放性構造
    物、を含むチューインガム。
  16. 【請求項16】 前記壁材料がポリ酢酸ビニルを含む請
    求項15記載のチューインガム。
  17. 【請求項17】 前記活性剤がアスパルテームを含む請
    求項15記載のチューインガム。
  18. 【請求項18】 前記壁材料が分子量約15,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項15記載のチューインガ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記壁材料が分子量約30,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項15記載のチューインガ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記壁材料が分子量約50,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルを含む請求項15記
    載のチューインガム。
  21. 【請求項21】 前記壁材料が分子量約15,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルのブレンドを含む請
    求項15記載のチューインガム。
  22. 【請求項22】 前記徐放性構造物が60メッシュのス
    クリーンを通過しうる請求項15記載のチューインガ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記徐放性構造物が40メッシュのス
    クリーンを通過しうる請求項15記載のチューインガ
    ム。
  24. 【請求項24】 前記活性剤が高強度甘味料を含む請求
    項15記載のチューインガム。
  25. 【請求項25】 前記活性剤がアリテームを含む請求項
    15記載のチューインガム。
  26. 【請求項26】 前記活性剤がアセサルファムK を含む
    請求項15記載のチューインガム。
  27. 【請求項27】 前記活性剤がグリシルリチンを含む請
    求項15記載のチューインガム。
  28. 【請求項28】 前記活性剤が砂糖及びグリシルリチン
    を含む請求項15記載のチューインガム。
  29. 【請求項29】 ガム基剤、水溶性バルク部分、及び活
    性剤と高分子壁材料との混合物であって、約10重量%
    より多くかつ約55重量%未満の活性剤を含む混合物を
    押し出すことにより形成された徐放性構造物、を含むチ
    ューインガム。
  30. 【請求項30】 前記壁材料がポリ酢酸ビニルを含む請
    求項29記載のチューインガム。
  31. 【請求項31】 前記活性剤がアスパルテームを含む請
    求項29記載のチューインガム。
  32. 【請求項32】 前記壁材料が分子量約15,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項29記載のチューインガ
    ム。
  33. 【請求項33】 前記壁材料が分子量約30,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項29記載のチューインガ
    ム。
  34. 【請求項34】 前記壁材料が分子量約50,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルを含む請求項29記
    載のチューインガム。
  35. 【請求項35】 前記壁材料が分子量約15,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルのブレンドを含む請
    求項29記載のチューインガム。
  36. 【請求項36】 前記徐放性構造物が60メッシュのス
    クリーンを通過しうる請求項29記載のチューインガ
    ム。
  37. 【請求項37】 前記徐放性構造物が40メッシュのス
    クリーンを通過しうる請求項29記載のチューインガ
    ム。
  38. 【請求項38】 前記活性剤が高強度甘味料を含む請求
    項29記載のチューインガム。
  39. 【請求項39】 前記活性剤がアリテームを含む請求項
    29記載のチューインガム。
  40. 【請求項40】 前記活性剤がアセサルファムK を含む
    請求項29記載のチューインガム。
  41. 【請求項41】 前記活性剤がグリシルリチンを含む請
    求項29記載のチューインガム。
  42. 【請求項42】 前記活性剤が砂糖及びグリシルリチン
    を含む請求項29記載のチューインガム。
  43. 【請求項43】 ガム基剤、水溶性バルク部分、及び活
    性剤と高分子壁材料との混合物であって、約15重量%
    より多くかつ約55重量%未満の活性剤を含む混合物を
    押し出すことにより形成された徐放性構造物、を含むチ
    ューインガム。
  44. 【請求項44】 前記壁材料がポリ酢酸ビニルを含む請
    求項43記載のチューインガム。
  45. 【請求項45】 前記活性剤がアスパルテーム含む請求
    項43記載のチューインガム。
  46. 【請求項46】 前記壁材料が分子量約15,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項43記載のチューインガ
    ム。
  47. 【請求項47】 前記壁材料が分子量約30,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項43記載のチューインガ
    ム。
  48. 【請求項48】 前記壁材料が分子量約50,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルを含む請求項43記
    載のチューインガム。
  49. 【請求項49】 前記壁材料が分子量約15,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルのブレンドを含む請
    求項43記載のチューインガム。
  50. 【請求項50】 前記徐放性構造物が60メッシュのス
    クリーンを通過しうる請求項43記載のチューインガ
    ム。
  51. 【請求項51】 前記徐放性構造物が40メッシュのス
    クリーンを通過しうる請求項43記載のチューインガ
    ム。
  52. 【請求項52】 前記活性剤が高強度甘味料を含む請求
    項43記載のチューインガム。
  53. 【請求項53】 前記活性剤がアリテームを含む請求項
    43記載のチューインガム。
  54. 【請求項54】 前記活性剤がアセサルファムK を含む
    請求項43記載のチューインガム。
  55. 【請求項55】 前記活性剤がグリシルリチンを含む請
    求項43記載のチューインガム。
  56. 【請求項56】 前記活性剤が砂糖及びグリシルリチン
    を含む請求項44記載のチューインガム。
  57. 【請求項57】 ガム基剤、水溶性バルク部分、及び活
    性剤と高分子壁材料との混合物であって、約25重量%
    より多くかつ約55重量%未満の活性剤を含む混合物を
    押し出すことにより形成された徐放性構造物、を含むチ
    ューインガム。
  58. 【請求項58】 前記壁材料がポリ酢酸ビニルを含む請
    求項57記載のチューインガム。
  59. 【請求項59】 前記活性剤がアスパルテームを含む請
    求項57記載のチューインガム。
  60. 【請求項60】 前記壁材料が分子量約15,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項57記載のチューインガ
    ム。
  61. 【請求項61】 前記壁材料が分子量約30,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項57記載のチューインガ
    ム。
  62. 【請求項62】 前記壁材料が分子量約50,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルを含む請求項57記
    載のチューインガム。
  63. 【請求項63】 前記壁材料が分子量約15,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルのブレンドを含む請
    求項57記載のチューインガム。
  64. 【請求項64】 前記徐放性構造物が60メッシュのス
    クリーンを通過しうる請求項57記載のチューインガ
    ム。
  65. 【請求項65】 前記徐放性構造物が40メッシュのス
    クリーンを通過しうる請求項57記載のチューインガ
    ム。
  66. 【請求項66】 前記活性剤が高強度甘味料を含む請求
    項57記載のチューインガム。
  67. 【請求項67】 前記活性剤がアリテームを含む請求項
    57記載のチューインガム。
  68. 【請求項68】 前記活性剤がアセサルファムK を含む
    請求項57記載のチューインガム。
  69. 【請求項69】 前記活性剤がグリシルリチンを含む請
    求項57記載のチューインガム。
  70. 【請求項70】 前記活性剤が砂糖及びグリシルリチン
    を含む請求項57記載のチューインガム。
  71. 【請求項71】 a)ガム基剤を調製する工程、 b)水溶性バルク部分を調製する工程、 c)i)活性剤と壁材料との混合物であって、0より多
    くかつ約55重量%未満の活性剤を含む混合物を調製す
    る工程、 ii)前記混合物を押し出す工程、及び iii)押し出された混合物を粉砕する工程、を含む徐
    放性構造物を調製する工程、及び d)前記徐放性構造物、前記ガム基剤及び前記水溶性バ
    ルク部分を結合させる工程、を含むチューインガムの製
    造法。
  72. 【請求項72】 前記活性剤がアスパルテームを含む請
    求項71記載の方法。
  73. 【請求項73】 前記壁材料が分子量約15,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項71記載の方法。
  74. 【請求項74】 前記壁材料が分子量約30,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項71記載の方法。
  75. 【請求項75】 前記壁材料が分子量約50,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルを含む請求項71記
    載の方法。
  76. 【請求項76】 前記徐放性構造物が60メッシュのス
    クリーンを通過しうる請求項71記載の方法。
  77. 【請求項77】 前記徐放性構造物が40メッシュのス
    クリーンを通過しうる請求項71記載の方法。
  78. 【請求項78】 前記壁材料が分子量約15,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルのブレンドを含む請
    求項71記載の方法。
  79. 【請求項79】 前記活性剤が高強度甘味料を含む請求
    項71記載の方法。
  80. 【請求項80】 前記活性剤がアリテームを含む請求項
    71記載の方法。
  81. 【請求項81】 前記活性剤がアセサルファムK を含む
    請求項71記載の方法。
  82. 【請求項82】 前記活性剤がグリシルリチンを含む請
    求項71記載の方法。
  83. 【請求項83】 前記活性剤が砂糖及びグリシルリチン
    を含む請求項71記載の方法。
  84. 【請求項84】 活性剤及び壁材料の前記混合物が約1
    0重量%より多い活性剤を含む請求項71記載の方法。
  85. 【請求項85】 活性剤及び壁材料の前記混合物が約1
    5重量%より多い活性剤を含む請求項71記載の方法。
  86. 【請求項86】 活性剤及び壁材料の前記混合物が約2
    5重量%より多い活性剤を含む請求項71記載の方法。
  87. 【請求項87】 ガム基剤を調製する工程、水溶性バル
    ク部分を調製する工程、活性剤及び壁材料の混合物を調
    製する工程、前記混合物を押し出して押出物を形成する
    工程、冷却ロールを通過させることにより前記押出物を
    冷却させる工程、前記押出物を粉砕する工程、及び前記
    ガム基剤、前記水溶性バルク部分及び前記徐放性構造物
    を結合させる工程、を含む徐放性構造物を有するチュー
    インガムの製造法。
  88. 【請求項88】 前記壁材料が分子量約15,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項87記載の方法。
  89. 【請求項89】 前記壁材料が分子量約30,000の
    ポリ酢酸ビニルを含む請求項87記載の方法。
  90. 【請求項90】 前記壁材料が分子量約50,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルを含む請求項87記
    載の方法。
  91. 【請求項91】 前記壁材料が分子量約15,000乃
    至約80,000のポリ酢酸ビニルのブレンドを含む請
    求項87記載の方法。
  92. 【請求項92】 前記徐放性構造物が60メッシュのス
    クリーンを通過しうる請求項87記載の方法。
  93. 【請求項93】 グリシルリチン及び壁材料の混合物に
    砂糖が混合されている請求項87記載の方法。
  94. 【請求項94】 前記活性剤がアセサルファムK を含む
    請求項87記載の方法。
  95. 【請求項95】 前記活性剤がアリテームを含む請求項
    87記載の方法。
  96. 【請求項96】 前記活性剤が高強度甘味料を含む請求
    項87記載の方法。
  97. 【請求項97】 前記活性剤がグリシルリチンを含む請
    求項87記載の方法。
  98. 【請求項98】 前記活性剤が砂糖及びグリシルリチン
    の混合物を含む請求項87記載の方法。
  99. 【請求項99】 前記活性剤がアスパルテームの混合物
    を含む請求項87記載の方法。
  100. 【請求項100】 前記徐放性構造物が40メッシュの
    スクリーンを通過しうる請求項87記載の方法。
JP4304521A 1991-10-18 1992-10-19 チューインガム用の徐放性構造物 Pending JPH05292890A (ja)

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US07/781006 1991-12-16
US07/809468 1991-12-16

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